●国道289号
パート2

  289号の2日目です。
一応、前日のゴール地点とした Q 地点に東側から進入してスタートです。
 
2日目スタート
2日目スタート
     
  スタート直後はどんどん高度を上げます。駒止(こまど)トンネル(長さ 2,010 m)あたりで標高 950 m となり、その後高度を下げていきます。下りはじめると、スノーシェッドが連続します。写真の右奥に見えているのは山口スノーシェッド。今年は積雪が多かったせいか、ゴールデンウィークとはいえ、まだまだ雪がたくさん残っています。左側に雪が残っていますね。
 
山口スノーシェッド
山口スノーシェッド
     
  さらに進みます。山口トンネル(長さ 230 m)を抜けたすぐ先で、左右を走る401号に合流します。右折です。
 
401号に合流
401号に合流
     
  401号は約 5.3 km 重複して分岐していきます。289号はそのまま直進。
 
401号が分岐
401号が分岐
     
  南会津郡只見町に入ります。只見町の中心部で252号に合流です。左右に走る252号に合流して右折します。
 
252号に合流
252号に合流
     
  右折したすぐ先で二連標識を発見。
 
二連標識
二連標識
     
  そして少し進むと、JR只見線と交差します。
 
JR只見線
JR只見線
     
  JR只見線を越えたすぐ先で252号から分岐します。左折です。
 
252号から分岐
252号から分岐
     
  252号から分岐して約 3.3 km 進んだところで通行止です。積雪のため、これ以上先へは進めません。
上の写真の案内標識にもある通り、元々このルートは新潟まで繋がっていませんが、雪がなければあと 1.5 km ほど先まで進めるはずです。ここで通行止はちょっと残念ですね。。。
 
通行止
通行止
     
  ちなみにクルマの後ろはこんな感じです。氷河みたいです。この日はここで終了で、この後、新潟市まで移動します。
 
雪
     
  そして日付変わって3日目です。新潟市中央区の本町交差点からスタートです。
 
3日目スタート
3日目スタート
     
  本町交差点から南側の本町通りには、こういうのぼりが立っていました。
この本町交差点は、7号8号113号、289号、350号 の始点で、17号116号402号 の終点です。何と、8本の国道の始終点なのです。しかし今回の289号でこの8本すべてコンプリートです。\(^_^)/
 
日本一国道が集まる交差点
日本一国道が集まる交差点
     
  スタートしてしばらくは116号との重複です。
本町交差点を西向きにスタートして新潟市の市街地を離れ、信濃川を渡った後、黒埼ICで 国道8号 と接続します。その後、116号/289号は新潟西バイパスになり、新潟西ICで北陸自動車道と接続した後、北陸自動車道から西に離れていきます。しばらく進み、460号と交差します。さらに進んで燕市に入り、吉田春日町で289号は116号から分岐します。
 
116号から分岐
116号から分岐
     
  新潟と言えば米です。116号から分岐した後、周囲には一面田んぼが広がります。(でも、まだ田植え前でした。)
 
田植え前
田植え前
     
 

続いて燕市の中心部へ進みます。
ルートとしては、右の地図の左から出てきて、S → T → W と進んで国道8号と交差し、さらに右下へ抜けていくのが主たるルートです。

一方ここには、T 地点から北へ延びるルートもあります。
289号走行時には、事前に Google Maps のストリートビューでこの場所を確認したのですが、その時には道は U 地点までしかありませんでした。しかし実際行ってみると、V 地点までルートが延びていました。

ストリートビューの情報は 2022 年のものだったので、それ以降に V 地点まで延伸したようですね。

     
  まずは S 地点。この交差点を左折したのち、
 
S 地点
S 地点
     
  跨線橋でJR弥彦線を越えます。その先が T 地点です。左折します。
 
T 地点
T 地点
     
  川(中ノ口川)を渡った先が U 地点です。ストリートビューでの事前調査と異なり、正面の クスリのアオキ の手前の交差点から先に進めるようになっています。
 
U 地点
U 地点
     
  そしてさらに進んで、V 地点です。
現時点ではここまでですが、この先さらに延伸しそうな雰囲気がありますね。どこまで行くんでしょうか。
 
V 地点
V 地点
     
  V 地点から折り返して戻って来ます。T 地点を通り過ぎた先で北陸自動車道と交差します。そして北陸自動車道の高架の向こうに架線が見えていますが、
 
北陸自動車道
北陸自動車道
     
  上越新幹線です。北陸自動車道のすぐ向こうで上越新幹線と交差です。なお、このすぐ右側にJR燕三条駅があります。
 
上越新幹線
上越新幹線
     
  続いて三条市に入ります。三条市に入るとすぐに8号と交差するのですが、その手前で二連標識を発見。なお、補助標識が示すとおり、この路線が8号と289号との重複ということではありません。しかし、ちょっとくたびれたおにぎり標識ですね。笑
 
二連標識
二連標識
     
  二連標識のすぐ先で国道8号と交差します。なお、案内標識などで説明はありませんが、この交差点では右から 403号 がやってきて右折し、この後289号と重複します。
 
8号と交差
8号と交差
     
  信濃川を渡って約 3 km 進んだ先で、その403号は左へ分岐して離れていきます。
 
403号が分岐
403号が分岐
     
  403号が分岐する交差点の角には二連標識が立っていました。
 
ここにも二連標識
ここにも二連標識
     
  続いてJR信越本線を跨線橋で超えたすぐ先の下坂井交差点で、突然クランク状に折れ曲がります。ちょっと不自然。これはかつて国道は直進していたのだが、左側に新しいルートができて、そっちに付け変わったということ? なのでしょうか???
 
クランク状
クランク状
     
  しばらく進むと左から 290号 が合流してきます。
 
290号が合流
290号が合流
     
  290号は約 1.3 km 重複して分岐します。
 
290号が分岐
290号が分岐
     
  290号が分岐した後はだんだん人里離れた感じになっていきます。そして 大谷ダム に到達すると、ここで通行止です。
本当はもう少し(約 3.7 km)先まで進めると思っていたのですが、ここで通行止です。うむむ。。。ゴールデンウィークには冬期通行止は解除されるかと思っていたのですが、ちょっと甘かったようです。今年は雪が多かったせいでしょうか?
 
冬期通行止
冬期通行止
     
  通行止の場所はちょうど大谷ダムのすぐ横です。ダム湖のひめさゆり湖が良く見えます。
 
ひめさゆり湖
ひめさゆり湖
     
  また、大谷ダムは天端をクルマで通過して、向こう側まで行けます。向こう側から見ると、ダムが良く見えます。大谷ダムはロックフィルダムですが、その様子がよくわかりますね。
 
大谷ダム
大谷ダム
     
 

これで289号は終了です。
289号も、全線繋がれば、一つ前に走った 49号、その前の 459号 と同様、本州を横断して日本海側と太平洋側を繋ぐ国道となるはずですが、現時点では完全に途切れています。しかも今回は通行止区間が想定以上に長くて、クルマで行ける限界まで行くということにはなりませんでした。その点はちょっと残念。あと、前半特に、旧道の残骸がたくさんあって、ちょっと手間でしたね。
今回は「登山国道」の痕跡を少しだけ見てきましたが、かつてはこの国道は、とてもオソロシイ国道だったようですね。良かった整備されて。(^_^;)

新潟市中央区の本町交差点は日本で一番国道が集まる交差点(8本)でしたが、今回の289号でめでたくコンプリートです。これで新潟市を始終点とする国道も終了しました。新潟が終わったわけでは無いですが、一区切り、という感じがします。何たって、新潟は国道多いのです。(26本ある)
(注:高知県高知市の高知県庁前交差点も8本の国道が集まる交差点です。つまり日本一はタイ記録。)

  次は、252号です。  

前 前の国道(289号パート1)へ
上 「国道201号から300号まで」へ戻る

上 トップへ