国道350号
350号
 
起点 新潟県新潟市
終点 新潟県上越市
総延長 51.9 km
 
上越スタート 2013年07月13日 15:30 頃
上越ゴール 2013年07月13日 15:45 頃

佐渡スタート 2013年07月14日 12:30 頃
佐渡ゴール 2013年07月14日 14:45 頃

新潟スタート 2013年07月15日 8:00 頃
新潟ゴール 2013年07月15日 8:15 頃

総時間 約 2.75 時間(逆走)
平均速度 約 18.9 km/h

 

次は350号です。
350号は新潟県新潟市中央区の本町(ほんちょう)交差点から始まり、佐渡島 に渡り、佐渡の両津から小木(おぎ)まで行き、今度は上越市に戻ってきて、上越市内で 8号 にぶつかるところまでの 51.9 km です。逆走します。

行程は、1日目にまず上越市まで行って上越市区間を片付け、2日目の朝のフェリーで佐渡に渡ります。佐渡には昼頃着くので、そのまま佐渡島区間を走り、夕方のフェリーで、新潟に戻ってきます。そして3日目は新潟市区間を走り、その日のうちに東京まで帰宅、です。3連休を利用した弾丸ツアーです。笑

     
 

というわけでまず1日目、上越市です。

上越市区間は、ちょうど8号との交差点からスタートです。実際にはここが終点なのですが、今回は逆走なので、ここからスタートです。

ちなみに、350号の先をそのまま南下すると18号となります。18号は上越市この場所が終点です。

350号へは18号側から進入します。次の写真のように、交差点の手前が少し盛り上がっていて交差点に向って下りながら進入です。交差点の名前は下源入(しもげんにゅう)です。

   
 
350号スタート
350号スタート
     
  交差点を渡るとすぐに標識が見つかります。早速撮影。
 
標識1つ目
標識1つ目
     
  350号の上越区間は 2 km ほどなので、すぐに終わってしまいます。
直江津港に突き当たって終了なのか、と思うと、あれれ、左折方向がまだ350号ですよ。
 
上越区間終了?
上越区間終了?
     
  ということで、左折し、右手にフェリーターミナルを見ながらもう少し進みます。
 
フェリーターミナル
フェリーターミナル
     
  曲がって 200 m ほど進んだ交差点が上越区間の終了点、港町一丁目交差点です。
この日はここまでで終了です。一泊して翌朝のフェリーに乗ります。
 
ここで終了
ここで終了
     
  さて、夜が明けて2日目です。早速フェリーで佐渡に渡ります。フェリーは、佐渡汽船 です。
この こがね丸 に乗ります。
 
こがね丸
こがね丸
     
  早速出港です。9:30 発。佐渡の小木港には 12:10 着です。
この直江津〜小木区間は、時期によっては奇数日と偶数日でダイヤが異なっています。7月はちょうどこの時期で、スケジュールを考えるときは要注意です。この日は偶数日ダイヤ。奇数日ダイヤだと 7:00 直江津発で、9:40 小木着です。こっちの方が佐渡での時間が多く、都合良かったのですが、仕方ありません。。。
 
直江津港出港
直江津港出港
     
  出港してしばらく、フェリーにカモメがついてきました。みんなかっぱえびせんを食べさせています。
カモメがフェリーを追いかけるシーンは色々なところで見られますが、ここでは出港した後もかなり長くついてきています。
 
カモメ
カモメ

   
  この日は船内のイベントプラザでイベントをやってました。 風船をねじってイヌとか作る、いわゆるバルーンアートというヤツですね。みんなに風船配って、みんなでねじってました。笑
 
イベント
イベント

   
 

船内の食堂で昼飯食べました。
「岩のりそば」と言うのがあったので食べてみました。
なかなか美味。

 

昼飯
昼飯
岩のりそば
岩のりそば
     
  フェリー船内にはこういう佐渡島の地図が架かっています。
 
佐渡島ロードマップ
佐渡島ロードマップ
     
  よく見ると、海上区間にもちゃんと350号の標識が書いてあります。う〜ん、素晴らしい。(^_^)/
 
海上区間1
海上区間1
海上区間2
海上区間2
     
 

車両甲板の様子です。

このフェリーは結構大きいのです。写真ではクルマが3列で止まっていて、その右に壁が見えますが、この壁の向こうにさらに同じようにクルマが3列並んでいるのです。都合、間に壁を挟んで6列あるわけです。
車両甲板
車両甲板
     
 

さて、小木港に到着です。
新潟に戻るフェリーの時間を気にしながらのスタートです。

350号はフェリーの着いた場所から少し西に進んだ場所からスタートです。スタート直後、コの字型に曲がっています。

スタート地点には下のような たらい舟 乗り場があります。
佐渡と言えば、たらい舟ですか。
しかしこの日は時間があまりないので、舟には乗りません。

   
 
たらい舟乗り場
たらい舟乗り場
     
  ちなみに たらい舟 はこんな感じで乗れるようです。
笠をかぶったおばさん(?)が操縦してくれています。
たらい舟
たらい舟
     
  佐渡区間は、上のたらい舟乗り場のすぐ前からスタートです。スタートしたと思うとすぐに右折です。
 
佐渡区間スタート
佐渡区間スタート
     
  右折した先はこんな感じ。
 
右折した先
右折した先
     
  2台止まっている宅急便のトラックの向こうで、すぐにまた右折します。
 
さらに右折
さらに右折
     
  右折したと思ったらすぐに左折です。何の案内もありませんが、正面のホンダアクティの手前を左折です。
 
そして左折
そして左折
     
  そして左折した先の道です。やはり何の案内もなく、ホントにここで良いのか?と思うような道です。
 
左折した先
左折した先
     
  小木港を後にして、北上します。道はすぐに山道になります。そしてこんな縦長標識を発見。
 
縦の標識
縦の標識
     
  今年 2013 年は、関東地方は梅雨明けが早く、7月6日には既に梅雨が明けてしまいましたが、この日新潟はまだ梅雨のまっさなかです。そのため、あまり天気が良くありません。空はこんな感じ。雨こそ降っていませんが、山には雲がかかっています。
 
天気悪し
天気悪し
     
 

あじさいが咲いています。
結構いろんな場所で見ました。
梅雨らしいです。

佐渡島は大きくは北部の大佐渡山地、南部の小佐渡山地、その間の平野部(国仲平野)の3つに分けられます。今回のルートでは、小佐渡山地を越えた後、平野部を北上して両津港まで行き、新潟に帰ってしまうので、大佐渡山地方面には行きません。

あじさい
あじさい
     
  小佐渡山地を乗り越えて海岸部に出てきます。
 
海沿いへ
海沿いへ
     
  真野湾沿いを走っているときに、何と「人面岩」を発見。
確かに顔っぽく見えます。
人面岩
人面岩
     
  そして平野部に入ります。とたんに町っぽくなります。
この場所では急に雨が降り出しました。道路はあまり濡れているように見えませんが、突然すごい雨です。
 
平野部
平野部
     
  いや、これは大変、と思って進みますが、すぐに雨は止んでしまいました。
このあと350号は右方向に鋭角に折れ曲がって先に進みます。次の写真はその折れ曲がる場所の様子。路面は濡れていますが、ここではもう雨は降っていません。あの突然の雨は何だったんでしょう??
 
     
 

折れ曲がってすぐ、バイパス区間があります。

このバイパスは、2013 年 8 月時点の Google maps では県道194号のところまでしか書かれていませんが、実際には県道381号の所までできていました。このあとさらに延伸するものと思われます。

次の写真は、現在の350号からバイパス方面へ向かう交差点の様子です。

   
 
バイパスへ
バイパスへ
     
  そして次がそのバイパスのスタート地点です。右側は工事中で、こっちも西へ延びて、そのうちこちらが本線になるんでしょう。
 
バイパスのスタート地点
バイパスのスタート地点
     
  このバイパスは新しいだけあって走りやすいきれいな道です。しかしすぐに県道381号に突き当たって終わってしまいます。
 
バイパス終点
バイパス終点
     
  このバイパスの周りには水田がたくさんあります。やはりここも新潟か。
しかし、見渡す限りの水田は美しいです。正に、これぞ日本!という感じ。笑
 
水田
水田
     
  バイパスを末端まで走ったので、さっさと引き返して350号本線に戻ります。しばらく行くと 佐渡空港 の近くを通ります。
 
空港の近く
空港の近く
     
  ここにある標識のポールには、シール標識が貼ってありました。
早速これも撮影。
シールおにぎり
シールおにぎり
     
  東側を見ると、吹き流しやフェンスなど、空港の一部が見えています。残念ながら飛行機が飛ぶところは見られませんでした。
 
空港
空港
     
  佐渡にある標識には下の写真のように、ポールから横に張り出して止められている標識が見られます。
 
横に張り出した標識
横に張り出した標識
     
  右が拡大したものです。
結構何箇所かで見たのですが、何でこういう形なんでしょう??
標識拡大
標識拡大
     
  両津(両津夷(りょうつえびす))に到着します。夷二丁目交差点を右折して、フェリー乗り場へ向います。
 
両津到着
両津到着
     
  このような商店街の中を進みます。
 
商店街
商店街
     
  両津には湖(加茂湖)があります。この湖は昔は淡水湖だったらしいのですが、現在は外海と繋がり、かん水湖(塩湖)になっているんだそうです。次の写真はその加茂湖と外海を繋ぐ水路を渡る橋(両津橋)の上の様子です。
 
両津橋
両津橋
     
  この橋には人魚の像が2体あります。
「いさりび」と名付けてあり、航海の安全(左)と、大漁祈願(右)のために作られたもののようです。
 
人魚1
人魚1
人魚2
人魚2
     
  向こう側(東側)にはもう1本橋が架かっています。「両津大橋」です。
両津大橋にも何体か謎の(笑)像が設置してあります。あちらは何の像なんでしょうか。
 
両津大橋
両津大橋
     
  両津橋を渡るとすぐ正面に両津支所前交差点が見えます。正面の信号がそうです。
ここで終わりか、と思うのですが、地図によっては左折した先までが350号となっている場合もあります。
 
両津支所前
両津支所前
     
  両津支所前交差点を左折したすぐの様子が下の写真です。またこの交差点を右折すると、すぐにフェリー乗り場があります。
どこまでが国道か明確な印がないのですが、ここまで行っとけば充分でしょう。笑
 
フェリー乗り場へ
フェリー乗り場へ
     
  これがこれから乗るフェリー、おけさ丸 です。
 
おけさ丸
おけさ丸
     
  車輌入口正面から撮ってみました。右の写真からもわかるように、正面には壁があって(禁煙と書いてあるヤツ)、クルマはこの壁の両側に3列ずつ並んで入っていきます。直江津から来た時に乗ったフェリーと同じ構造です。
 
入口
入口
その奥
その奥
     
  佐渡汽船はフェリーの他に ジェットフォイル も運航しています。ちょうど入港してきた様子がフェリーの上から見られました。
機種は「ぎんが」で、入港前の翼走している様子も見られました。ううん、格好いい。
ちなみにこのジェットフォイルは ボーイング社製 で、エンジンはガスタービン。時速 80 km/h で海上を走り、翼走時に方向転換する際には、飛行機のように船体を傾けながら旋回するそうで、何とも格好いい。今度はぜひこれにも乗りたいなぁ。
 
ジェットフォイル(翼走)
ジェットフォイル (翼走)
ぎんが
ぎんが

   
  両津港をジェットフォイル・ぎんが を見ながら出港します。16:05 発。新潟港には 18:35 着予定です。小木港に着いたのが 12:10 でしたので、佐渡島にいたのは4時間ほどです。
 
両津港出港
両津港出港
     
 

フェリーの壁にこんな地図が貼ってありました。海上区間も350号であることを主張する素晴らしい地図ですね。

350号
350号
     
 

そしてこれが車両甲板の様子。といっても来たときとあまり変わるところはありません。

この後時間通り新潟港に到着して、この日の行程は終了です。

ついに最後の3日目になります。

車両甲板2
車両甲板2

   
 

350号は昔はフェリーの着いた万代島フェリーターミナルから、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターホテル日航新潟 のあたりを通り、113号に出るまでの区間が国道区間となっていたようなのです。しかし現在ではその区間は国道ではなくなってしまっています。どうも朱鷺メッセなどを建設する際に整理されてなくなってしまったっぽい。

そのため、新潟市区間では、350号の印はまったく見当たりません。しかも都合の悪いことに、現在の始点の位置がよくわからないのです。

旧350号から113号に出てくる場所(7号 バイパスのすぐ南)の交差点からのようにも思えますし、さらに一つ東の、7号バイパスと113号との交差点からのようにも思えるのです。

こういうときは、安全側にとって、北東方面から113号を進んできてスタートすることにします。

次の写真はちょうど7号バイパス入口の交差点です。一応ここがスタートかな。

   
 
新潟市区間のスタート
新潟市区間のスタート
     
  そしてすぐに7号本線にぶつかるのですが、、、、
 
7号
7号
     
 

あれれ、なんとこの交差点は右折禁止ではありませんか。

しょうがないので、ここは直進し、3回左折で一回りしてくることにします。

右折禁止
右折禁止
     
  一回りして先の交差点(東港線十字路交差点)に南から進入します。350号もあと少しです。
 
一回り
一回り
     
  新潟市内を流れる信濃川に架かる 萬代橋(ばんだいばし)を渡ると、すぐ先が350号のゴール地点、本町交差点です。
新潟市区間は、およそ 1.5 km でした。
 
350号終了
350号終了
     
  この本町交差点には立派な道路元標が設置してあります。それはつまり、この交差点はそれだけ重要な交差点とういことで、なんと8本の国道の起点・終点になっています。(、17、113、116,289、350、402号) 以前、7号、8号を走ったときにはほとんど意識しておらず、真剣に写真も撮ってなかったんですが、今回はしっかり撮っておきます。
 

これに匹敵するのは高知県の 高知県庁前交差点 です。やはり8本の国道の起点・終点となっています。この8本というのは日本最多ではないかと思われます。

ちなみに萬代橋あたりの道路は、7、8、17、113、350号と、5本の国道の重複区間です。こんなに重複している所も他には無いんじゃないでしょうか。

新潟市道路元標1
新潟市道路元標1

新潟市道路元標2
新潟市道路元標2
     
  元標は比較的新しく、また、歩道に設置してあるため奇麗です。下の写真の赤矢印の先にあります。説明には平成17年に整備した旨が記載されていいるのでその時に設置されたものでしょうか。一方標柱の方は結構年季入っています。詳しくは 元標・標柱のページ新潟県新潟市中央区本町交差点 のページにて。
 
新潟市道路元標3
新潟市道路元標3
  これで、350号は終了です。
350号は距離は 50 km 程ですが、上越市区間、佐渡島区間、新潟市区間の3区間に分かれるため、3日がかりでした。前の国道382号もやはり3日がかりでしたが、この国道はさらに距離が短いため、非常に効率が悪いです。まぁ、島に渡る国道はしょうがありません。笑
  次は、313号です。
 

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