●国道252号
252号
 
起点 新潟県柏崎市
終点 福島県会津若松市
総延長 204.6 km
 
スタート 2025年05月04日 7:30 頃
魚沼市大白川着 2025年05月04日 11:15 頃

只見町発 2025年05月02日 9:45 頃
会津坂下町発 2025年05月02日 14:00 頃

会津坂下町発 2025年05月04日 15:00 頃
ゴール 2025年05月04日 16:15 頃

所要時間 約 9.25 時間(順走)
平均速度 約 22.1 km/h

 

次は252号です。
252号は新潟県柏崎市の 国道8号 上の日吉町交差点から始まり、新潟県内をざっくり東進し、福島県に入ったのち、さらに東進して、福島県会津若松市の中心部で、国道121号に到達するまでの 204.6 km です。順走します。

252号は新潟県から福島県に進む国道ですが、今年 2025 年の4月、県境を少し過ぎて福島県に入ったすぐのところにある 出逢橋(であいはし)が雪崩によって流出 していることが発見されています。

出逢橋の少し新潟側にあった あいよし橋 も 2022 年に同様に流出していますが、この時は 旧道を整備し直して すぐに通行可能になっています。しかし出逢橋の所には旧道もなく、すぐに通行可能にはなりそうにありません。

また、出逢橋流出の影響で、そもそも通過できないのですが、さらに今年は雪が多かったせいか、ゴールデンウィークの時点でまだ冬季通行止が解除されていないのです。(例年なら4月末には解除されるようなのです。)もう全部走行スケジュール決めてたのに、何と困ったなぁ、、、

 

しょうがないので、分割して走行します。まず、前の国道の 289号 走行時に、289号の只見町側の通行止地点まで行ったあと、新潟市に向かう前に252号の福島側の通行止地点(上の地図の D 地点)まで行きます。ここから252号の福島側行程を走行し、会津坂下町(ばんげまち)の 49号 に到達する地点(C 地点、E 地点と重なっています)まで進みます。252号はひとまずここまでで、この日は新潟に向かいます。

289号の走行終了後、柏崎市まで移動し、あらためて252号のスタート(A 地点)です。ここから魚沼市大白川の通行止地点(B 地点)まで進み、ぐるっと迂回して再び C 地点(上の地図では E 地点)まで進みます。この後、49号と重複して会津若松市の中心へ向かい、ゴール少し前で49号から分かれてゴール地点の F 地点に至ります。ちょっと変則的ですが、これで行きます。

  それでは252号のスタートです。順走なので、柏崎市からスタートです。
柏崎市内の国道8号を東進し、日吉町交差点を右折してスタートです。
 
252号スタート
252号スタート
     
  スタート直後、もう一回8号が出てきます。このあたりでは8号は南北2本走っています。こっちの8号の方が新道でしょうか。
 
8号が分岐
8号が分岐
     
  続いてそのすぐ先で北陸自動車道と交差します。
 
北陸自動車道
北陸自動車道
     
  少し進んで、次は291号が分岐します。291号は本日のスタート地点からここまで重複していました。
 
291号と分岐
291号と分岐
     
  その後徐々に高度を上げていきます。次は左から 403号 が合流してきます。
 
403号が合流
403号が合流
     
  しかし403号との重複区間は約 600 m で、すぐに分岐していきます。
 
403号が分岐
403号が分岐
     
  403号が分岐したその先に、中仙田第1スノーシェッドがあります。こういうのが出てくると雪国を感じさせますね。この後、スノーシェッドとトンネルがいくつか連続します。
 
中仙田第1スノーシェッド
中仙田第1スノーシェッド
     
  その後、一旦高度を下げて十日町町の市街地へ降りていきます。ここで 117号 に合流します。正面の丁字路を右折です。
 
117号に合流
117号に合流
     
  117号との重複は約 1.9 km で分岐します。252号は正面の交差点(北原交差点)を左折です。
 
117号から分岐
117号から分岐
     
  117号から分岐するとまた少し高度を上げていきます。上げると言っても、標高 300 m 弱なので、そんなに高いところを走っているというわけではありませんが、なんと霧が出てきました。写真ではこの程度ですが、実際走っていると全面真っ白で、ほとんど前方が見えません。また、道路端にはこんな感じでまだたくさん雪が残っています。
 
霧
     
  また少し高度を下げて、今度は上越新幹線と交差します。霧は晴れました。良かった。
 
上越新幹線
上越新幹線
     
  続いて魚沼市の市街地へ降りていきます。ここで 17号 に合流します。正面の堀之内庁舎前交差点を右折します。
 
17号に合流
17号に合流
     
  17号とは約 3.7 km 重複して分岐します。正面の四日町交差点を左折です。また、案内標識に記載はありませんが、この交差点は、290号 の起点となっており、さらに291号が正面からやってきて左折しています。
 
17号から分岐
17号から分岐
     
  17号から分岐した直後、右から352号が合流してきます。
これで、252号、290号、291号、352号の4本の重複になります。
 
352号が合流
352号が合流
     
  そしてその直後、関越自動車道と交差します。
 
関越自動車道
関越自動車道
     
  この路線は、290号走行時にやっているのですが、もう一度。まず、少し進んで291号が分岐します。
 
291号が分岐
291号が分岐
     
  続いて352号が分岐します。
 
352号が分岐
352号が分岐
     
  そしてさらに290号が分岐します。次々と分岐しましたね。これでこの先、252号の単独区間になります。
 
290号が分岐
290号が分岐
     
  252号単独区間になった直後、JR只見線と交差します。ここ、252号はなだらかに右折なのですが、気をつけないと直進してしまいそうです。(だから矢印標識がありますね。)
 
只見線
只見線
     
  少し進むと池(鏡ヶ池)があり、その畔には黄金の女神像が建っています。この池に鏡を落した女神なんだそうです。また、ここには 道の駅 いりひろせ があります。左の写真の奥に写っている建物が道の駅です。
 
鏡ヶ池の女神1
鏡ヶ池の女神1
鏡ヶ池の女神2
鏡ヶ池の女神2
     
  道の駅を出る頃には雨が激しくなってきました。ここまで小雨だったので良かったのですが、、、
しばらく進むと、赤いスノーシェッド(柿ノ木スノーシェッド)がありました。次の写真はスノーシェッドを出たところで振り返って撮っています。
 
柿ノ木スノーシェッド
柿ノ木スノーシェッド
     
  そしてスノーシェッドを出たすぐ先でJR只見線とまた交差します。この写真は只見線と交差した先から振り返って撮っています。只見線の下から柿の木スノーシェッドの赤い支柱が少し見えていますね。また、左の川は破間川です。結構雨は強くて、また遠くは霞んでいるので、なかなか不気味な雰囲気です。
 
JR只見線
JR只見線
     
  そして通行止地点までやってきました。新潟県区間はここまでです。
 
全面通行止(新潟県側)
全面通行止(新潟県側)
     
  この場所はちょうどJR只見線のトンネルの上を通過するところです。道路端から只見線の先の様子が見えます。この先はなんと雪まみれ。ゴールデンウィークなのに、こんな状態です。そりゃ通行止でしょう。。。
 
通行止区間の先
通行止区間の先
     
  さて、ここから2日前に戻ります。この日は曇りでした。雨じゃないとホッとしますね。
289号の福島県区間を走行後、225号の福島県区間の端までやってきました。一番はじめに地図で D 地点として示した場所です。このトンネル(田子倉隧道)の手前で通行止です。
 
通行止(福島県側)
通行止(福島県側)
     
  この場所はちょうど 田子倉ダム です。ここには少し駐車場があり、展望台もあります。展望台から田子倉ダムを見るとこんな感じ。
 
田子倉ダム
田子倉ダム
     
  駐車場からはダム看板と共にダム湖の田子倉湖が見られます。雪山が奇麗ですね。
 
田子倉湖
田子倉湖
     
  ダムを後にします。少し進むと田子倉ダムが見られる場所があります。とても立派なダムですね。
 
田子倉ダム遠景
田子倉ダム遠景
     
  途中、こんな車を発見。屋根が潰れてしまっていますが、これって、ひょっとして雪で潰された? のでしょうか???
クルマ
クルマ
     
  さらに進んで、289号との合流点まで戻ってきました。このまま直進です。
 
289号が合流
289号が合流
     
  289号走行時に撮った写真ですが、ここで二連標識を発見。
 
二連標識
二連標識
     
  そしてまたまたJR只見線と交差し、
 
またまたJR只見線
またまたJR只見線
     
  その先で289号が分岐します。
 
289号が分岐
289号が分岐
     
  その直後、またもやJR只見線と交差します。これで只見線の東側に出ます。
 
また只見線
また只見線
     
  この後、JR只見線と只見川に挟まれるように進みます。また、スノーシェッドが連続します。正面のスノーシェッドですが、ずっと右の奥の方へ繋がっている長い長いスノーシェッドであることがわかります。
 
只見線と只見川
只見線と只見川
     
  もう何度目かわかりませんが、また只見線と交差します。
 
またもや只見線
またもや只見線
     
  続いて旧道区間のある場所にやってきます。右の地図の G → H 区間です。ただし、この区間が国道の表記なのは、Yahoo 地図と bing 地図の2つだけで、Google Maps をはじめとする他の地図サービスでは国道の表記ではありません。はたして正しいのはどちらだ???
     
  これが G 地点の様子です。この場所に案内標識などはなく、もう G → H 区間は国道ではないのかもしれません。
 
G 地点
G 地点
     
  そして H 地点。ここには橋が架かっていた痕跡が見られます。橋の名前は「日本木橋」とあります。この写真ではちょっと見づらいかもしれませんが、川の向こう側にも同様の赤白のバーが見られます。あそこまで橋が架かっていたようです。現道の橋(上の G 地点の写真の橋)の名前も日本木橋なので、そちらに架け替わったということのようですね。
 
H 地点
H 地点
     
 

少し進むと、また旧道区間があります。右の地図の I → J 区間です。現道は I 地点から川(只見川)を渡って西側に出てそのまま進みます。

一方旧道は、そのまま川の東岸を進み、J 地点の少し手前で川を渡ります。

しかしここも、旧道区間も国道表記となっているのは Yahoo 地図と bing 地図の2つで、あとの地図サービスはもう国道の表記ではありません。どちらが正解なのか、、、

     
  まずは I 地点です。例によって、案内標識の類は何もありません。ちなみに写真の右奥にトンネルが見えていますが、JR只見線のトンネルです。
 
I 地点
I 地点
     
  旧道区間に進んでみますが、現道をくぐる少し手前で通行止です。何と、もう進めないではありませんか。
 
通行止
通行止
     
  ということで、もうここは国道ではないのか、と思って引き返したところ、何とおにぎり標識を発見。ということはこの通行止の場所までの区間はまだ国道という言うことでしょうか。
 
おにぎり標識あり
おにぎり標識あり
     
  現道に戻って J 地点まで進みます。J 地点はトンネル(本名トンネル)を出てすぐの場所です。次の写真は本名トンネルを出てすぐの場所で、本名トンネルを振り返って撮っています。右のトンネルが本名トンネルです。そして左方向へ進みます。
 
J 地点(反対方向)
J 地点(反対方向)
     
  少し進むと 本名ダム があります。旧道はこのダムの天端を通るはずなのですが、
 
本名ダム
本名ダム
     
  何とここも通行止でした。もうここは国道ではないのか。謎は深まります。
 
通行止
通行止
     
  J 地点まで戻って来ます。進行方向にはまたもやJR只見線の高架があります。交差して先へ進みます。
 
J 地点
J 地点
     
  少し進むと右から400号が合流してきます。この先しばらく重複します。
 
400号が合流
400号が合流
     
  400号は約 16 km 重複して分岐します。
分岐点は写真の右奥に見えていますが、信号などはありません。252号は道なりになだらかに右へ進みます。
 
400号が分岐
400号が分岐
     
  しばらく進むと道の駅があります。道の駅 尾瀬街道みしま宿 です。この道の駅は、隣にある山の途中にある展望台に上ると、JR只見線の 第一只見川橋梁 が見られます。なかなか良い橋ですね。ここを列車が通るのに合わせてみんな写真撮りに来るようです。
 
第一只見川橋梁
第一只見川橋梁
     
 

道の駅を出てしばらく進むと、49号に到達します。会津坂下IC交差点です。この日の252号は、ここでひとまず終了。このあと、ここを左折して新潟市へ向かいます。

そして再び5月4日に戻ります。新潟県側の通行止地点からぐるっと北側を迂回して再び会津坂下IC交差点まで戻って来ます。この交差点を会津若松方面へ進みます。この地点までは、磐越自動車道経由で戻って来たので、写真では正面奥からやってきているのですが、念のため少しこちら側まで進入してUターンし、あらためてこの方向から49号に合流します。右折です。

 
49号に合流
49号に合流
     
  49号は走行済みなので簡単に。会津若松市の市街地へ進む途中で磐越自動車道と交差します。
 
磐越道
磐越道
     
  会津若松市の市街地へ進み、中沢交差点です。ここで49号は左折、252号は直進です。
 
49号から分岐
49号から分岐
     
  中沢交差点を過ぎると少し道が細くなります。裏通りという様相です。少し進んでJR只見線と交差します。只見線とはホント何度も交差しましたが、これで最後です。
 
JR只見線(これで最後)
JR只見線(これで最後)
     
  そして会津若松市の中心部へ進みます。ゴール手前でクランク状に折れ曲がります。ここは 大町四ツ角(札の辻) という交差点のようです。なんでも昔、見通しを悪くして敵に攻められにくくするために、わざとこういうクランク状の道路にしたのだとか。赤字に白でクランクを書いてある旗が見えていますが、この付近(商店街)の旗のようです。
 
クランク状
クランク状
     
  クランクを折れ曲がりながら直進し、121号に到達してゴールです。正面に見えている信号の交差点がゴール地点なのですが、特に印などは無く、ここで終わりかい、と言うような場所です。
 
252号ゴール
252号ゴール
     
 

これで252号は終了です。
雪崩で流出した出逢橋(あいよし橋も)の所は、もっと大きくて丈夫な橋を架けるそうです。出逢橋は迂回路も作れないので、新しい橋が完成するまで、252号は不通が続くということですね。はたして完成はいつになるのでしょうか。

また、今年は雪が多かったせいか、予定外に通行止区間が長かったですね。その辺もちょっと残念。あと、まったく予期していなかったのですが、第一只見川橋梁が想定外に良かったですね。近くに来た際には是非立ち寄ってみてください。

  次は、未定号です。  

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