国道290号
290号
 
起点 新潟県村上市
終点 新潟県魚沼市
総延長 165.5 km
 
スタート 2022年10月09日 7:45 頃
ゴール 2022年10月09日 15:45 頃
所要時間 約 8.0 時間(逆走)
平均速度 約 20.7 km/h

 

次は290号です。
290号は新潟県村上市の 国道7号 上の石原交差点から始まり、新潟県内を南下し、新潟県魚沼市の四日町交差点で国道17号に至るまでの 165.5 km です。
逆走します。

     
 

それではスタートなのですが、、、逆走なので国道17号を北西に進んでスタート地点の四日町交差点に進みます。右の地図の A 地点の交差点です。

四日町交差点は川(羽根川)を渡ったすぐ先にあり、右折してスタートのはずなのですが、走行日当日、四日町交差点付近は工事中で、下の写真の通り片側交互通行になっていました。

スタートしてすぐに352号の合流があるのですが、352号の合流地点以南も通行止になっています。

また、右の地図ではスタート地点以後、国道291号の表示になっていて、さらに下の写真の案内標識では右折方向は252号となっています。どこにも290号の表記はありませんが、右折方向は290号で間違いありません。(^_^;)

 
290号スタート
290号スタート
     
  四日町交差点を右折して、スタート直後の様子です。352号の合流があります。
 
352号が合流
352号が合流
     
  352号方面は通行止です。
ちなみに352号合流後は、何と、352、291、290、252号の4国道が重複することになります。
 
通行止
通行止
     
  352号が合流したすぐ先で関越道と交差します。
 
関越道と交差
関越道と交差
     
  関越道を越えて進みます。スタートして約 4 km 進んだ地点で291号が分岐します。
 
291号が分岐
291号が分岐
     
  291号が分岐した約 450 m 先で352号が分岐します。
 
352号が分岐
352号が分岐
     
  290号はスタート以来、JR只見線とおよそ併走しています。352号の分岐直後の川(和田川)を渡るところで、只見線の線路が見える場所がありました。ちょうど和田川を渡る鉄橋が見えています。
 
只見線
只見線
     
  352号の分岐から約 10.7 km 先で252号から290号が分岐します。直進方向が252号で、290号は左折です。スタート直後は4国道の重複でしたが、これですべての国道が分岐しました。
 
252号から分岐
252号から分岐
     
  290号単独区間になって北上します。しばらく進むと、351号の分岐があります。351号はこの交差点(宮沢橋西詰交差点)が起点です。290号は右折。
 
351号がスタート
351号がスタート
     
  さらにどんどん北上します。289号に到達します。ここは萩堀交差点ですが、左折して加茂・三条方面へ向かいます。
 
289号に合流
289号に合流
     
  289号との重複は 1.3 km ほどですぐに分岐します。
 
289号から分岐
289号から分岐
     
  289号から分岐してどんどん進みます。ちょっと珍しい標識を発見。
 
珍しい標識
珍しい標識
     
  何だこれ、と思ったら、「なだれ注意」です。この標識ははじめて見ました。しかし雪崩なんて、何とも恐ろしい標識です。
なだれ注意
なだれ注意
     
 

この標識があったのは 冬鳥越スキーガーデン のすぐ前です。「スキーガーデン」なのでスキー場です。スキー場ですが、列車が置いてありました。

なんでも平成11年に廃線になった 蒲原鉄道 の車両なんだそうです。ここに置いてあるヤツは大正期に製造された木造のモハ1号、昭和33年に製造された半鋼鉄製のモハ61号、、、

冬鳥越スキーガーデン
冬鳥越スキーガーデン
     
 
モハ1号
モハ1号
モハ61号
モハ61号
     
  そしてその奥に、昭和5年に製造された電気機関車のED1号です。これらはいずれも廃線時まで使用されていたんだとか。珍しい列車が見られて良かったですが、でもなんでスキー場にあるんでしょうね。
ED1号
ED1号
     
  スキー場を後にしてさらに北上します。すると町中に出てきました。ここは五泉市です。五泉市はJR磐越西線の五泉駅付近に市街地がありますが、それとは別に少し南にも市街地があるようです。南の市街地は旧村松町の中心部のようです。(旧村松町 は 2006 年に五泉市と合併して消滅しています。)
 
五泉市
五泉市
     
  五泉市の市街地を抜けて北上します。次は阿賀野川を渡ります。馬下橋です。
 
馬下橋
馬下橋
     
  橋を渡った後、右側へグルッと回り込んで49号に合流します。合流時は右折して新潟・阿賀野方面へ向かいます。
 
49号に合流
49号に合流
     
  合流するとすぐに今やってきた290号の下をくぐります。
 
49号
49号
     
  少し進んで磐越自動車道と交差します。
 
磐越道
磐越道
     
  磐越道と交差するあたりの北側にまた 列車を発見。これは車体に モハ51号 とあります。またそのすぐ側にちょっと古い建物が建っています。モハ51号は先の61号などと同様、蒲原鉄道の列車のようです。でもなんだか管理されていないようで、放置されているみたいです。ちょっと残念ですね。この古い建物は何か分かりませんが、昔は資料館とかだったんでしょうか。
 
モハ51号
モハ51号
古い建物
古い建物
     
  磐越道を越えてしばらく進むと49号から分岐します。49号との重複は約 4.2 km でした。290号はこんな感じで、他の国道に合流して少しだけ重複してはまた離れていくと言う行程を何度か繰り返します。これは、はじめから路線が計画されてその通りに建設されたのではなく、既存の県道などを繋ぎ合わせて新しく仕立てられた路線と言う感じです。こういう国道も結構あります。
 
49号から分岐
49号から分岐
     
 

49号から分岐してどんどん北上します。
新発田市の中心部へ進みます。

右の地図で290号は下側の A 地点から出てきて、→ B → C と進みます。しかし、例によって Google Maps だけ違うのですが、その他の地図では、C → D → E 区間も290号となっています。そこでその C → D → E 区間も走ります。

昔のことは分かりませんが、 A → E → D と進むのが自然なルートと思われ、かつてはそうだったのかもしれません。実際、C → D → E 区間は結構細い道を進みます。

     
  A 地点を通過し、JR羽越本線を跨線橋で越え、その先が B 地点(荒町交差点)です。290号は右折します。
 
B 地点
B 地点
     
  C 地点(大栄町交差点)へ進みます。ここで右折します。案内標識では右折方向は県道14号となっていますね。
 
C 地点
C 地点
     
  続いて D 地点(清水園前交差点)を右折します。この付近、ちょっとわかりづらいのですが、D 地点の交差点の手前にもう一つ交差点があるので、間違えないように曲がります。写真では右や正面に見えている青信号は手前の交差点のもので、正面の信号のさらに奥の信号が D 地点の信号です。また、このあたりの道路は路面が赤茶色です。これは消雪パイプから出る水(地下水)の中の鉄分が錆びたためのものだそうです。北国(雪国)ならではですね。
 
D 地点
D 地点
     
  ちなみに右折せずに真っ直ぐ進むと諏訪神社です。
諏訪神社
諏訪神社
     
  E 地点へ向かいます。途中踏切を越えます。交差するのはJR白新線/羽越線です。
 
踏切
踏切
     
  そして E 地点に到達します。正面の信号の交差点が E 地点です。ここには290号のおにぎり標識が立っているので、この路線が290号であることは間違いありません。(Google Maps しっかりしてくれよ、、、)
 
E 地点
E 地点
     
  再び元のルートに復帰し、先へ進みます。市内中心部のルートを進みます。
 
新発田市中心部
新発田市中心部
     
  新発田市の市街地を抜けて北上します。次は 国道7号 に合流します。右折して鶴岡・村上方面です。
 
国道7号に合流
国道7号に合流

   
 

国道7号とは約 1.6 km 重複して分岐します。分岐するのは、右の地図の三日市交差点(A)なのですが、この交差点、ちょっと面倒です。

7号/290号は地図の左下から出てきます。7号はそのまま右上へ進みますが、290号は A 地点で分岐します。

しかし三日市交差点は左下→右上の方向では直進のみ可(右折不可)なのです。そして A 地点通過後、左へ外れて、グルッと左側を回り込み、7号の下をくぐった先少し(B 地点)で逆方向の290号に合流してさらに右下へ進みます。

何でこんな複雑な交差になっているのか分かりませんが、、、何か特別な理由があったのでしょうね。ちなみに、290号を逆方向から来た場合、Google Maps のストリートビューで調べても標識が見当たらないのですが、どうも A 地点では右折できないよう感じで、右へ進むには B 地点で右へ進む必要があるような雰囲気です。(詳細はわかりませんが、、、)

  下の写真は、その左へ外れるところの様子です。ここから大きく左側へ回り込みます。
 
7号から分岐
7号から分岐
     
  そして国道7号の下をくぐります。
 
7号の下をくぐる
7号の下をくぐる
     
  その後、しばらく北上します。次は 113号 に突き当たって合流です。左折して新潟・村上方面です。
 
113号に合流
113号に合流
     
  113号とは 450 m ほど重複して分岐します。またちょっとだけの重複ですね。
正面の高架の奥に小さく信号が見えていますが、そこが高田橋入口交差点で、113号との分岐点です。分岐後、案内標識にある通り、左に回り込んで113号の上を越えて右へ進んでいきます。つまり、正面を横切っている高架は290号です。290号は113号の上を越えた後、連続して川(荒川)を超えてさらに北へ進みます。
 
113号から分岐
113号から分岐
     
  荒川の支流の藤沢川に沿って北上します。すると小さな標識を発見。290号ではスタンダードなおにぎり標識の他の標識はあまり見られなかったので、貴重かもしれません。
 
小さな標識
小さな標識
     
  さらに進んで、今度は支柱型を発見。早速撮影です。
 
支柱型
支柱型
     
  そして再び国道7号に到達します。瀬波温泉IC入口交差点です。
別にここが290号の起点であってもいいように思うのですが、ここからもうちょっとだけ先があります。右折して酒田・鶴岡方面へ向かいます。なお、瀬波温泉ICとあるとおり、この交差点を直進した先に日本海東北自動車道の村上瀬波温泉ICがあります。また、正面奥を横切る高架は日本海東北自動車道です。
 
国道7号に到達
国道7号に到達
     
  瀬波温泉IC入口交差点を右折するとすぐに日本海東北自動車道と交差します。
 
日本海東北自動車道
日本海東北自動車道
     
  そして約 2.4 km 進んだ石原交差点がゴール地点です。
 
290号ゴール
290号ゴール

これで290号は終了です。
290号は道路自体は普通で順調に走れましたが、スタート地点の四日町交差点や途中の三日市交差点のような変な(変則的な)交差点が目立ちましたね。四日町交差点はそんなに変ではなかった? 片側相互通行の通行規制がそう思わせるのかも。
それから廃線となった蒲原鉄道の痕跡が少し見られました。でも野ざらしのモハ51号とかもったいないですね。どこかに保存できないものでしょうか。
  次は、17号です。  

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