●国道370号
370号
 
起点 和歌山県海南市
終点 奈良県奈良市
総延長 133.2 km
 
スタート 2024年12月29日 7:45 頃
ゴール 2024年12月29日 15:45 頃

所要時間 約 8.0 時間(逆走)
平均速度 約 16.7 km/h

 

次は370号です。
370号は和歌山県海南市の船尾東交差点から始まり、和歌山県の北部を東進し、奈良県に入った後、奈良県奈良市の針インター北交差点に到達するまでの 133.2 km です。逆走します。

     
 

それでは370号のスタートです。逆走なので、奈良県奈良市からスタートです。
奈良市内から名阪国道(国道25号)を東進し、一本松ICで25号の旧道へ降ります。そのまま旧道をさらに東進して、針インター北交差点です。この交差点を右折してスタートです。正面を左右に走る道路は 369号 で、スタート直後はしばらく369号と重複します。しかし案内標識には370号の表記はありません。周囲を見ても、ここが370号の起点であることを示すものは特に見つかりませんでした。

 
370号スタート
370号スタート
     
  スタートするとすぐに名阪国道の上を越えて行きます。フェンスの下は名阪国道です。
 
名阪国道を越える
名阪国道を越える
     
 

369号と重複してしばらく南下します。宇陀市の中心部へ近づきます。ここで369号から分岐します。

と言っても、この場所は少し複雑です。
369号は A 地点でそのまま E 地点へ進むルート(新道、榛原(はいばら)バイパス)と B 地点へ進むルート(旧道)に分かれます。370号は369号の旧道ルートへ進みます。

続いて B 地点からはさらに 165号 との重複になり、C 地点まで進みます。

C 地点で165号は地図の左上へ分岐します。369/370号は左折して鉄道(近鉄大阪線)の下をくぐり、くぐったすぐ先の D 地点でさらに分岐します。地図上で右下へ進むのが369号、左下へ進むのが370号です。369号は E 地点で新道ルートと合流します。

     
  次の写真は A 地点(五月ヶ丘交差点)の手前の様子です。正面の信号を直進が B 地点へ進む369号旧道ルート、写真ではあまり写っていませんが、左斜め前に進むのが369号新道ルート(E 地点方面)です。B 地点へ進みます。
 
A 地点
A 地点
     
  続いて B 地点の福地交差点を右折します。
 
B 地点
B 地点
     
  少し進んで C 地点。369/370号は左折です。写真左に写っているのは近鉄大阪線です。
 
C 地点
C 地点
     
  左折してすぐ、近鉄大阪線の下をくぐります。
 
近鉄大阪線
近鉄大阪線
     
  そしてそのすぐ先の交差点が D 地点(萩原交差点)です。この交差点を右折して369号から分岐します。
 
D 地点
D 地点
     
  右折した先はこんな感じの道路です。センターラインも無く、裏道的な道ですね。
 
D 地点の先
D 地点の先
     
  しばらく細い道を進みます。近鉄萩原駅の南を通過し、宇多川沿いに出ます。川沿いは再び広い道に戻ります。ここで小型の標識を発見。435 と書いてありますが、これは何? キロ数ではないような感じですが、、、なお、写真は進行方向逆向きに撮っています。写真の右端に見えているのが宇陀川です。
 
宇陀川沿い
宇陀川沿い
     
  こっちが進行方向です。川は宇陀川で、川沿いのガードレールが370号です。
 
宇陀川
宇陀川
     
  しばらく川沿いを進みます。すると正面から 166号 がやってきます。写真の内原交差点で正面から来た166号とぶつかり、左折します。166号も左折方向なので、しばらく重複します。
 
166号が合流
166号が合流
     
  166号とは約 2.7 km 重複して分岐します。166号は正面の拾生(ひろう)交差点を左折。370号は直進です。なお、この交差点の右側には 道の駅宇陀路大宇陀 があります。ちょっと立ち寄って一休み。
 
166号が分岐
166号が分岐
     
  続いて山道をどんどん南下します。吉野町に入り、今度は吉野川沿いを進みます。
しばらく川沿いを進んで、次は169号に合流します。正面の宮滝大橋北詰交差点を右折です。案内標識に370号の表記はありませんが、おにぎり標識の補助標識に370号は右折である旨が表示されています。
 
169号に合流
169号に合流
     
  169号と重複しながら吉野川沿いを進みます。近鉄吉野線の高架の下をくぐります。
 
近鉄吉野線
近鉄吉野線
     
  その後しばらく近鉄吉野線と併走し、少し先で再び交差します。
 
再び近鉄吉野線
再び近鉄吉野線
     
  さらに進むと、169号が分岐します。正面の土田交差点を169号は右折、370号は直進です。
 
169号が分岐
169号が分岐
     
  169号が分岐した直後、また近鉄吉野線と交差します。ここは踏切。
 
再度近鉄吉野線
再度近鉄吉野線
     
  続いて左から309号が合流します。
 
309号が合流
309号が合流
     
  ここから少しだけ309号と重複します。309/370号は正面の信号を左へ。
写真左に SOLATO が見えています。SOLATO、関東じゃあまり見ないのですが、このあたりには多かったですね。
 
309号と重複
309号と重複
     
  そして309号が分岐します。この辺いろいろ忙しい。笑 重複は約 700 m でした。
 
309号が分岐
309号が分岐
     
  しばらく進んで、今度は 24号 に合流します。ここは左折します。
案内標識に記載はありませんが、ここでは24号に168号も重複しています。
 
24号へ合流
24号へ合流
     
  少し進んで、168号が左へ分岐していきます。右折方向は 310号 です。310号はこの交差点が終点。
 
168号と310号
168号と310号
     
  さらに少し進むと和歌山県に入ります。
そして次は24号から分岐します。分岐するのは和歌山県橋本市橋本1丁目の交差点ですが、特に案内標識などは有りません。交差点名もよくわかりません。ここを左折します。
 
24号から分岐
24号から分岐
     
  左折した先は橋本橋で紀ノ川を渡ります。
 
橋本橋
橋本橋
     
  橋を渡った先を右折すると、すぐ左から371号が合流してきます。ここから重複です。
 
371号が合流
371号が合流
     
  371号は約 1.3 km 重複して分岐します。
 
371号が分岐
371号が分岐
     
  しばらく紀ノ川の南側を西進しますが、徐々にルートを南にとって山の中へ入っていきます。紀ノ川を渡ったあたりから南海高野線が併走していますが、ここで一度交差します。
 
南海高野線
南海高野線
     
  そして少し先でもう一度交差します。南海高野線はなんだか赤い鉄道ですね。(^_^;)
 
再度南海高野線と交差
再度南海高野線と交差
     
  さらに山道をどんどん南下します。すると岩肌にカエルを発見!
 
カエル
カエル
     
  ここは かじかドライブイン です。食堂のようですね。ということはこのカエルはカジカガエルか。
 
かじかドライブイン
かじかドライブイン
     
  道路を挟んでドライブインの反対側には かじか観音尊 があります。カエルはこの観音様と何か関係があるのでしょうか。
 
かじか観音尊
かじか観音尊
     
  ドライブインを後にしてさらに南下します。途中ところどころセンターラインが無くなります。とはいえ、酷道と言うほど酷い道でもありません。そして進むにつれてどんどん高度も上がります。
このあたりは前日、雪が降っていたようです。この日はこの程度の残雪がみられます。路面に雪はないのでそこは安心。
 
雪
     
  ちょうど登り切って降り始めたあたりで、正面からら480号がやってきます。写真ではまだ見えていませんが、もう少し先に信号のある交差点(矢立交差点)があり、道なりに進むと480号へ進みます。370号は480号とともに右折方向です。
 
480号が合流
480号が合流
     
  しかし480号との重複は約 1.6 km ですぐに分岐します。
350号は正面の花坂西交差点を左折します。480号は直進して、奥に見えているトンネルへ向かいます。
 
480号から分岐
480号から分岐
     
  途中こんな標識を発見。あれ、42号?
ちょっと紛らわしいのですが、これはこの路線が42号ということを示しているのではなく、このまま進むと海南市で42号に至る、と言うことを示しているようです。
 
42号?
42号?
     
 

さらに進むとルートはだんだん西向きになります。そしてルートが2つに分かれているところにやってきます。右の地図の F → G 区間です。この区間は国吉毛原トンネルで新しい道路です。旧道 F → H → G 区間を置き換えるものですね。

例によって Google Maps のみ F → H → G 区間は国道表記ではありません。その他の地図サービスではすべて370号となっています。この区間、いずれは国道ではなくなると思いますが、本日時点ではまだ国道ではないかと思われます。本当に、Google Maps はアテにならない。(-_-;)

と言うわけで、ここは F → G → H → F → G とぐるっと一回りします。

     
  まずは F 地点。
 
F 地点
F 地点
     
  そして G 地点です。左が出てきたばかりの国吉毛原トンネル、右へ進むと H 地点です。
 
G 地点
G 地点
     
  さらに進むと「メロディーロード」がありました。これは、紀美野町メロディーロード で、場所は このあたり です。
メロディーロードとは、路面の凸凹により走行音で音楽を奏でる、というもので、前の国道 292号 でもありましたね。何と、2国道連続で遭遇するとは。ここでは「見上げてごごらん夜の星を」が流れるそうです。40 km/h が良いそうなので、そのくらいで走ったのですが、でも、現地では何の歌かちょっとよくわかりませんでした(^_^;)。帰宅後調べて、GoPro の記録動画を注意深く聞くと、あぁなるほど、、、という感じです。ちなみに、メロディーロードは海南市行きの方向にのみ施工されているようです。
 
メロディーロード
メロディーロード
     
 

続いてまた旧道が残っているところにやってきました。このあとも旧道たくさん出てきます。

1つ目、2つ目が右の地図の場所です。I → J、K → L 区間それぞれ旧道が残っています。

     
  まずは I 地点。特に案内標識などは見つかりません。右へ進むのが旧道です。
 
I 地点
I 地点
     
  そして J 地点。左へ進むのが旧道です。ここは現道→旧道→現道と一回り。
 
J 地点
J 地点
     
  K → L 区間はこんな感じで、ちょっとだけです。ここも一回りします。
 
 K → L 区間
K → L 区間
     
  そしてまた旧道です。下の地図で、M → Q → N が現道です。Google Maps では M → P → O → N 区間も旧道370号となっています。P は Q の裏に隠れています。つまり、 M → N の全区間、現道旧道が併走しているのです。一方、その他の地図サービスでは旧道区間は M → P → Q 区間と O → N 区間となっていて、P → O 区間は既に国道ではありません。やはり Google Maps だけ違う。。。
そこでここは、まず M → Q → N と現道を進み、→ O → P → M と旧道で M まで戻ります。続いて現道から戻るのですが。途中でいったん旧道へ進んで P → Q 区間を走って現道に戻り、先へ進むことにします。P → O も通っておけば間違いないでしょう。
 
     
  M 地点は先の L 地点のすぐ先です。案内標識がありますが、旧道方向には国道の表記はありませんね。ここはまず直進。
 
M 地点
M 地点
     
  そして N 地点までやってきます。ここにも案内標識の類はありません。ここで鋭角に右折します。写真は N 地点を通り過ぎて振り返って撮っています。左奥が旧道です。旧道はぐっと細くなり、センターラインも無くなり、裏道・抜け道的な道です。
 
N 地点
N 地点
     
  そして O 地点の動木(とどろき)交差点です。これで「とどろき」とは読めない、、、
 
O 地点
O 地点
     
  交差点を渡った先におにぎり標識が立っていました。ということは O → P 区間もまだ370号? すると、 Google Maps だけが正解ということになりますが、、、
 
交差点の向こう
交差点の向こう
     
  細い旧道を進んで P 地点を通り過ぎた先に、県道4号との分岐を示す案内標識がありました。道なり直進には370号の表記がありますね。つまり、P 地点から先は370号です。
 
県道4号との分岐
県道4号との分岐
     
  そして再び M 地点まで戻って来ました。右折して先へ進みます。
 
再び M 地点
再び M 地点
     
  途中から旧道に戻り、反対側から再び P 地点に戻ってきました。ここには案内標識がありますが、直進方向の国道の記載が消されていますね。ということはこの先はもう国道ではない、つまり、O → P 区間は国道ではない、と言うのが正解かもしれません。O 地点のこちら側におにぎり標識が立っていましたが、あれは「ここまで370号」ということだったのかも。そうだとすると、Google Maps だけが不正解ということになりますね。やはり、、、
 
P 地点
P 地点
     
  P → Q 間は約 120 m なので、すぐ向こうに見えます。橋は小川橋で、貴志川を渡ります。
 
Q 地点
Q 地点
     
 

再び N 地点まで戻り、さらに先に進みます。
次は右の地図の場所です。N 地点は右の地図の R 地点のすぐ右にあります。

R 地点で370号は → S → T と進むルートと → U → T と進むルートの2つに分かれます。ここでは、R → S → T → U → R と一回りし、→ S → T と進むことにします。

なお、S 地点は424号との交点なのですが、右の Google Maps では(だけ)424号は違うルートになっています。またもや Google Maps だけ違う。

     
  さて、R 地点(野上新橋西詰交差点)です。案内標識では直進方向に国道の記載はありませんが、直進します。
 
R 地点
R 地点
     
  続いて S 地点の沖野々交差点です。左折が242号のはずですが、ずいぶん道幅が細く、ホントにここか?と思うような交差点です。もちろん案内標識の類はありません。
 
S 地点
S 地点
     
  そして T 地点(竜部池(たつべいけ)交差点)にやってきます。R 地点からここまでは先の旧道区間( M → P → O → N)と同様の裏道的な道でした。
 
T 地点
T 地点
     
  この交差点のすぐ左には、交差点の名前にもなっている竜部池があります。しかしこの時はすっかり干上がっていました。なお、池の上に架かっている橋はこれから通る370号の橋(竜部橋)です。
 
竜部池
竜部池
     
  U 地点に到達する直前に424号と交差します。ここは立体交差。
 
424号と交差
424号と交差
     
  そして U 地点(木津北交差点)です。左折します。正面突き当たりは工事中で、どうやら真っ直ぐ延伸するようですね。
 
U 地点
U 地点
     
  少し北上し、R 地点まで戻って来ました。左折して先へ進みます。
 
再び R 地点
再び R 地点
     
  T 地点の竜部池交差点を右折して西進します。ここまで来るとゴールは間近です。次は阪和自動車道と交差。
 
阪和自動車道
阪和自動車道
     
  続いてJR紀勢本線と交差します。すぐ右にはJR海南駅があります。
 
紀勢本線
紀勢本線
     
  紀勢本線と交差したすぐ先を右折して北上します。JR海南駅の前を通り過ぎ、
 
JR海南駅前
JR海南駅前
     
  少し進んで道なりに左折し、その先で 42号 に到達してゴールです。ゴール地点の手前には特に案内標識なども無く、何となく正面の42号に進んでゴールです。
 
370号ゴール
370号ゴール
   
 

これで370号は終了です。
370号は前半に369号、165号などとの細かな重複があり、また後半は、旧道区間との併走区間がいろいろあって、ちょっと面倒でしたね。(^_^;) そのせいもあってか、総延長は約 130 km ほどですが、写真枚数は結構増えてしまいました。中盤の山越え区間は、雪が積もってなくて良かったです。

これで後、奈良県は169号の1本になりました。

  次は、480号です。  

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