●国道480号
480号
 
起点 大阪府和泉市
終点 和歌山県有田市
総延長 143.6 km
 
スタート 2024年12月30日 8:00 頃
ゴール 2024年12月30日 15:15 頃

所要時間 約 7.25 時間(逆走)
平均速度 約 19.8 km/h

 

次は480号です。
480号は大阪府和泉市の穴田交差点で 26号 から始まり、大阪府を南下して和歌山県に入り、しばらく南下した後西進して、和歌山県有田市の有田大橋ガード下交差点で 42号 に到達するまでの 143.6 km です。
逆走します。

     
 

それでは480号のスタートです。逆走なので、和歌山県有田市からスタートです。
前日宿泊の海南市から 42号 を南下して有田市へ向かいます。有田市内で有田川を渡る手前で42号の側道へ進みます。ここは道路に「42」と「480」とペイントしてあるので、わかりやすいです。

 
有田大橋北
有田大橋北
     
  有田大橋の側道の突き当たりで左折します。ここがスタート地点です。
 
480号スタート
480号スタート
     
  スタート地点付近からは、有田川を渡る有田大橋(42号)が良く見えます。
 
有田大橋
有田大橋
     
  そして480号はここから有田川に沿って東進します。
幅 1.9 m 以下という制限がありますが、しばらく左側に駐車場が連続しています。ちょっと便利ですね。
 
有田川
有田川
     
  有田川の北岸を川に沿って東進します。南岸には42号が併走しています。途中、有田川を渡って42号へ進む橋があります。有田サンブリッジ です。この橋は新しい橋で、2023年1月竣工とのことです。写真は有田サンブリッジの北側の有田サンブリッジ北詰交差点の手前の様子です。右折で有田サンブリッジ。なお、この有田サンブリッジも42号のようです。
 
42号へ
42号へ
     
  480号スタート地点からここまで、JR紀勢本線が北側を併走していましたが、続いてここで交差します。
 
JR紀勢本線
JR紀勢本線
     
  さらに続いて阪和自動車道と交差します。
 
阪和自動車道
阪和自動車道
     
  阪和自動車道と交差した後、少し進んだ先から道が細くなります。しばらく進むと、有田川町糸野交差点で右折します。しかし案内標識の右折方向には480号の表記はありません。しかも矢印が細くなっていますよね。
 
有田川町糸野
有田川町糸野
     
  右折した先はやはりこんな細い道になりました。突き当たりを左折します。
 
右折した先
右折した先
     
  さらに細い道を少し進んで中井原交差点です。この交差点を右折して424号に合流します。ド逆光なのでゴースト出てます。
 
424号に合流
424号に合流
     
  しかし424号との重複は約 270 m ですぐに分岐します。
 
424号から分岐
424号から分岐
     
  少し進み、また424号と交差します。正面奥の丹後の森交差点で交差です。
 
424号と交差
424号と交差
     
  424号と交差した後はセンターラインのある普通の道に戻ります。そして徐々に高度を上げていきます。
しばらく進むとダムがありました。二川(ふたがわ)ダム です。
 
二川ダム
二川ダム
     
  天端は歩いて向こう側まで渡れます。写真はダムの中央付近から上流側をみた様子です。ここは「ダム湖」ではなく、単に川幅の太くなった有田川と言うことのようです。写真左端の構造物は発電所の取水塔です。
 
有田川
有田川
     
  有田川沿いを進み、さらに高度を上げていきます。次の写真は来た方向を振り返って撮っています。
 
有田川沿い
有田川沿い
     
  しばらく進むと川の向こうに線路を発見。しかしこれは鉄道の線路ではありません。何でしょうね。モノレールのように見えます。和歌山県なので、山の上の畑からミカンを降ろすヤツかもしれません。ちなみに川底が良く見えていて、すごく奇麗です。
 
モノレール
モノレール
     
  さらに進んで、どんどん高度を上げていきます。道路もだんだん貧弱に(笑)なってきます。写真右端のガードレールのところが480号です。
 
さらに高度を上げる
さらに高度を上げる
     
  ここも川をみると透明度がすごいです。美しい。
 
有田川
有田川
     
  さらに高度を上げていきます。前の国道 370号 でも一部雪が残っていましたが、この480号でもこんな感じです。
 
雪
     
  路肩には一部雪が残りますが、路面にはほぼ無いので走行自体は問題ありません。
 
路肩の雪
路肩の雪
     
  続いて小型のキロポストを発見。早速撮影です。
 
小型キロポスト
小型キロポスト
     
  続いて右へ371号が分岐します。
 
371号が分岐
371号が分岐
     
  371号の分岐のすぐ先に、高野山 があります。入口にあるのは高野山大門。立派な門ですね。しかし残念ながら高野山を見学するほどの時間は無いので、今回はこの門を撮影するだけで先へ進みます。
 
高野山大門
高野山大門
     
  この高野山大門付近が480号の最高地点で、標高約 860 m あります。ちなみにこの時、気温は 2.1 ℃でした。結構低めですが、そんなに寒い感じでもなかったです。年末で、標高 900 m 弱だともっと寒くてもいい?
 
2.1 ℃
2.1 ℃
     
  高野山の入口を通り過ぎて少し行ったところにルートが2つある場所があります。右の地図の場所で、現道と旧道と思われる区間なのですが、、、
     
  次は A 地点の様子です。旧道区間(左)は通行止でした。
 
A 地点
A 地点
     
  そして次が B 地点の様子。来た方向を振り返って撮っています。旧道区間はやはり通行止。この区間はもう廃止かもしれません。
 
B 地点
B 地点
     
  また少し進んだ場所にちょっとした駐車場っぽいところがあります。駐車場といっても特に舗装されているというわけでも無く、地面むき出しですが、この場所に日本の道100選の碑が建っています。
 
日本の道100選
日本の道100選
     
  拡大してみました。
 
日本の道100選の碑
日本の道100選の碑
     
  この場所は何の場所かというと、「天狗嶽遥拝所」です。 「遥拝所」と言うことなので、この方向の先に「天狗獄」があるのでしょうか。でも調べてみても、天狗獄が何かよく分かりません。何なんでしょうね。
 
天狗嶽遥拝所
天狗嶽遥拝所
     
 

さらに山を下っていきます。少し進むとまた旧道区間が出てきます。右の地図の C → D → E 区間です。

しかし、2025 年 1 月時点の Google Maps の通常表示では旧道区間はまったく無くて現道区間のみ、逆にサテライトマップ(右)にすると旧道区間だけあって現道区間は無し、という変な状態です。

2024 年末の走行時には、実際のルートはすでに C → D → E を結ぶものになっていて、旧道区間は一応あるだけ、という状態になっています。

     
  これが C 地点の様子。一応一回りしました。
 
C 地点
C 地点
     
  そして次は D 地点。ここから右へは進めるのですが、、、
 
D 地点
D 地点
     
  何と E 地点は通行止でした。D からは進めるのに。。。なお、少し戻れば現道に戻れます。
 
E 地点
E 地点
     
  さらに下っていきます。続いて正面からやってきた 370号 に合流します。写真では見えていませんが、この先の交差点(矢立交差点)を左折して370号との重複になります。
 
370号に合流
370号に合流
     
  370号との重複は約 1.6 km で、すぐに分岐します。
370号は正面の花坂西交差点を左折、480号は直進です。右奥に見えているトンネル(志賀高野山トンネル)に進みます。
 
370号から分岐
370号から分岐
     
  トンネルを抜けて少し進むと、路面に「R480-40」のペイントを発見。こういう表記はちょっと珍しいですね。「40」は起点からの距離を示しているのでしょうか。起点からここまで、だいたいそんな感じです。
 
R480-40
R480-40
     
  何とこの路面ペイントは、Google Maps のサテライトマップでも見えていますね。Google Maps の表示は、道路幅に対してちょっと文字が大きいように見えますが、、、
     
  どんどん山を下りてきて、紀ノ川を渡ります。紀ノ川まで来ると降りきった感じです。
紀ノ川を渡ると、続いて 24号 に合流します。正面の信号を左折し、しばらく重複します。
 
24号に合流
24号に合流
     
  24号とは約 3 km 重複して分岐します。
しかし、分岐する穴伏交差点は、この方向からは直進のみで、480号方面(右)には進めないのです。
 
穴伏交差点
穴伏交差点
     
  しょうがないので、ここは一旦通りすぎ、少し先でUターンして戻ります。穴伏交差点であらためて左へ進みます。
 
穴伏交差点(反対側)
穴伏交差点(反対側)
     
  480号単独区間になってすぐに、JR和歌山線の高架をくぐります。「この先幅員減少」の看板が見えますね。その通り、この先道幅が狭くなります。
 
JR和歌山線
JR和歌山線
     
  しばらく北上して京奈和自動車道と交差します。ずいぶん高いところを走っていますね。
なお、京奈和自動車道は国道24号でもあります。
 
京奈和自動車道
京奈和自動車道
     
  民家の間の細い道路をクネクネとしばらく進みます。写真の萩原交差点を右折します。
 
萩原
萩原
     
  ここで珍しい標識を発見。
通常「ROUTE」と書いてある部分が右向き矢印になっています。こんなのたぶんここだけですね。
矢印付き標識
矢印付き標識
     
  右折した先で穴伏川を渡ります。橋は北川橋。渡った先で480号は左折します。
左折した先は、これまでとは打って変わってよく整備された広い道です。
 
右折した先
右折した先
     
 

その広い道をどんどん北上します。
続いて和歌山県と大阪府の境の鍋谷峠を鍋谷トンネルで越えます。ここで、トンネルを出た少し先に旧道があります。右の地図の F → G 区間です。

この区間は大阪府内の区間のみが国道指定で、和歌山県区間は既に国道ではなくなっているようです。

しかも残念ながら F → G 区間は現在通行止めで走ることができません。。。

     
  次の写真は F 地点の様子です。左が現道で、右が旧道。南向きに撮っています。旧道は少し進めますが、
 
F 地点
F 地点
     
  すぐ先で通行止めです。残念。なお、当然ながら G 地点にも通行止めゲートがあり、この区間は現時点で走行不能です。はたして今後、再び走行できるようになる日が来るんでしょうか???(国道から降格する方が早いような気がしますね。)
 
通行止め
通行止め
     
  大阪府内(和泉市内)を北上します。しばらく進むと 170号 と交差します。170号はこの場所で2ルートが併走していて、まず1つ目と交差です。しかし、案内標識では手前の170号は国道の表記はありませんね。。。写真正面の信号の交差点(大野町交差点)で交差するのが1つ目の170号です。
 
170号その1
170号その1
     
  そしてさらに進んだ先の大野町北交差点でもう一つの170号に合流です。右折して170号と重複します。
 
170号その2
170号その2
     
  170号とは約 2 km 重複して分岐します。写真奥の槇尾中学校南交差点を左折します。と言っても、ここで交差しているのは170号のもう一つのルートなので、左折した先はまだ170号です。
 
170号から分岐その1
170号から分岐その1
     
  左折した先、約 200 m 進んだ槇尾中学校前交差点で170号から分岐です。480号は左折。
 
170号から分岐その2
170号から分岐その2
     
  さらに北上します。ここまで来るとゴールまであと少しです。
次は阪和自動車道と泉北高速鉄道線と交差します。正面に見えている2つの高架のうち、上のものが阪和自動車道、下のものが泉北高速鉄道線です。
 
阪和自動車道と泉北高速鉄道線
阪和自動車道と泉北高速鉄道線
     
  続いてJR阪和線と交差します。ここはトンネルで阪和線の下をくぐります。なお、このすぐ右に阪和線の和泉府中駅があります。
 
JR阪和線
JR阪和線
     
  トンネルを抜けると、すぐ先で26号に到達してゴールです。写真で正面を横切る高架が26号です。(つまりここは、26号と立体交差しています。)
 
480号ゴール
480号ゴール
     
 

ゴール地点の穴田交差点の手前には木製のキロポストが立っています。こんな感じ(右)です。

しかしこの方向からは国道26号の文字が大きすぎて、26号のキロポストみたいに見えますね。上部のおにぎり標識が480号を主張しています。

右下の写真は歩道側から見たものですが、ここにはちゃんと国道480号と書いてあります。

また、左下が反対から見た様子で、「父鬼から15 km」とあります。「父鬼」って? と思って調べてみると、これは、和泉市父鬼町 のことで、和歌山県に接する県境の町ですね。確かにここから約 15 km です。

起点のキロポスト1
起点のキロポスト1
 
起点のキロポスト2
起点のキロポスト2
起点のキロポスト3
起点のキロポスト3
     
  そして同様のキロポストは反対車線側にもありました。こっちには26号の表記はありません。これこそ480号の起点の印という感じですが、でも、480号の表記は植え込みに半分埋もれて見えなくなっていますね。(^_^;)
起点のキロポスト4
起点のキロポスト4
     
 

これで480号は終了です。
480号は大半が山道で、市街地がちょっとだけという感じでした。2日前に雪が降っているのでどうなることかと思いましたが、結局たいしたことはなく、順調でした。良かった良かった。途中高野山の横を通り過ぎました。時間があれば、ゆっくり見学したいところですね。
また、スムーズに曲がることができない穴伏交差点はちょっと面食らいました。こういうこともあります。笑

  次は、302号です。  

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