●国道5号
5号
 
起点 北海道函館市
終点 北海道札幌市中央区
総延長 301.2 km
 
スタート 2024年05月01日 8:00 頃
長万部着 2024年05月01日 14:30 頃

長万部発 2024年05月02日 8:00 頃
ゴール 2024年05月02日 15:30 頃

所要時間 約 14.0 時間(順走)
平均速度 約 21.5 km/h

 

次は5号です。
5号は北海道函館市の函館駅前交差点から始まり、渡島半島を北上し、内浦湾に沿って山越郡長万部町まで進み、長万部町からは内陸部へ進み、小樽で日本海沿いに出た後、東進して札幌市中央区、北一条橋の北1東1大通東1交差点で 国道12号 に至るまでの 301.2 km です。

5号は総延長約 300 km とかなり長いので2日に分けて走っています。初日は函館から長万部まで。2日目は長万部から札幌までです。順走します。

     
  それでは5号のスタートです。スタート地点の函館駅前交差点に東(278号 側)から侵入します。5号は右折で 279号 は左折です。5号も278号も279号も、どの国道もこの交差点が始点です。正面に見えている濃いグレーの建物は JRイン で、その下の白い横に長い建物はJR函館駅です。
 
5号スタート
5号スタート
     
  この交差点の南西角には国道5号の起点のキロポストがあります。写真の直進方向へ進みます。
 
起点のキロポスト
起点のキロポスト
     
  そして交差点の北西角には国道元標があります。詳しくは こちら のページで。この交差点は5号、278号、278号の他、338号 の始点でもあります。今回5号を走行したので、これでこの交差点から始まる4国道すべて終了です。
 
函館市国道元標
函館市国道元標
     
  少し北上すると、227号 が分岐します。分岐点は写真の奥に見えている万代こ線橋交差点です。案内標識にはありませんが、228号 も同じ交差点から分岐します。どちらもここが起点です。5号はそのまま直進。
 
227号が分岐
227号が分岐
     
 

続いてルートが2つに分かれているところへやってきます。右の地図の A → B 区間です。距離は約 13 km あります。この区間を真っ直ぐ結ぶのが大沼国道です。国道5号では旧道的なルートですね。

そしてその右側を走るのが新ルートの函館新道です。右の Google Maps では、E5 と表示されています。いずれは函館新道ルートに一本化されるのかもしれませんが、現時点では2つのルートともに5号です。

     
  まずは A 地点へ進入します。左2車線が大沼国道、右車線は函館新道です。5号の表記は函館新道側にしかありませんね。。。ここでは大沼国道(左車線)へ進みます。
 
A 地点
A 地点
     
  北海道では面白い消火栓が色々あるのですが、ここでも右の黄色い消火栓を発見。消火「せん」と「栓」の字が平仮名になっていますね。
消火せん
消火せん
     
  少し進むと函館・江差自動車道と交差します。これは228号の別ルートでもあります。
 
函館・江差自動車道
函館・江差自動車道
     
  どんどん北上します。続いてJR函館本線と交差します。
 
函館本線
函館本線
     
  そして B 地点です。先へ進むには左折。函館新道は右折です。
 
B 地点
B 地点
     
  B → A の函館新道ルートは、2日前に走った277号のゴール後、函館市内に帰ってくる際に走行しています。次の写真はその際のもので、5号を南下して、B 地点を通過する様子です。右折で大沼国道ですが、ここでは直進しています。現在一番左の車線を走っていますが、この先車線が無くなるので、信号の向こうで車線変更します。
 
B 地点(逆方向)
B 地点(逆方向)
     
  そのまま函館新道へ進みます。函館新道は自動車専用道です。
 
函館新道
函館新道
     
  ぐっと下って函館ICです。左へ進むと函館新外環状道路・函館江差道へと分岐します。そして自動車専用道はここまで。
 
函館IC
函館IC
     
  その先は一般道になり、函館新外環状道路・函館江差道の高架の下をくぐります。
 
函館新外環状道路と函館江差道
函館新外環状道路と函館江差道
     
  そして A 地点までやってきます。と言ってもここは少し分かりづらいですね。次の写真は A 地点の少し手前の様子です。写真の右に見えている高架は反対車線です。こっちの車線も高架だったのですが、こちら側は先に下へ降りています。両者が合流した先あたりが A 地点です。
 
再び A 地点へ
再び A 地点へ
     
  さて、函館新道(4 月 29 日)から、5 月 1 日に戻ります。B 地点からさらに北上します。少し進むと、おにぎり標識を発見。そしてこの後山間部に入り少し高度を上げます。
 
おにぎり標識
おにぎり標識

   
  さらに北上すると、クッションポストを発見。
 
クッションポスト
クッションポスト
     
  これは横に国道番号が書いてあるスタンダードなタイプですね。場所は このあたり です。
ROUTE 5
ROUTE 5
     
  しばらく右側に山を見ながら走ります。駒ヶ岳 です。
 
駒ヶ岳
駒ヶ岳
     
  そして高度を下げ、海沿いに降りてきます。海に至る少し前に278号の分岐があります。278号は5号と同じ始点で、亀田半島の東岸をぐるっと回って、ここが終点ということです。
 
278号が分岐
278号が分岐
     
 

少し進むと道の駅があります。道の駅 YOU・遊・もり です。「YOU・遊・もり」とはちょっと珍しい名前ですね。どういう由来なんでしょう。

道の駅 YOU・遊・もり
道の駅 YOU・遊・もり
     
  この道の駅の裏には公園があり、桜が植えられています。この時は満開、ちょっと過ぎくらいでしたが、なかなか良かったです。道の駅の展望台からは、桜と駒ヶ岳を望むことができます。良い展望台です。
 
桜と駒ヶ岳
桜と駒ヶ岳
     
  この公園は「オニウシ公園」と言います。「オニウシ」とはアイヌ語で「木のたくさんある所」という意味のようです。公園内にはこんな感じにたくさん桜が植えられていて、見応えあります。
 
オニウシ公園
オニウシ公園
     
  道の駅を出ると、内浦湾沿いへ進みます。はるか遠くにはきれいな山が見えます。これは羊蹄山ですね。
 
羊蹄山
羊蹄山
     
  そして南東には駒ヶ岳。見る方向が変わったので、二つの頂がよく見えます。
 
駒ヶ岳
駒ヶ岳
     
  さらに内浦湾に沿って進みます。このルートはJR函館本線と道央自動車道が併走しています。道央道の 八雲PAに隣接 して公園等の施設があります。ちょっと寄り道してみました。噴火湾パノラマパーク です。
 
噴火湾パノラマパーク
噴火湾パノラマパーク
丘の駅
丘の駅
     
  ここは道央道の上下線双方から入れるPAで、さらに一般道(パノラマロード)からも入れます。なかなかきれいなPAでしたが、それより良かったのはパノラマロード。こんな感じで、海に向かって進んでいきます。真っ直ぐな道で、とても北海道っぽい。
 
パノラマロード
パノラマロード
     
  続いて八雲町の中心部へ進みます。ここで 277号 が分岐します。277号はここが終点です。
 
277号が分岐
277号が分岐
     
  八雲町から長万部町に入ります。次は左から230号が合流してきます。
 
230号が合流
230号が合流
     
  230号とはしばらく重複します。
 
230号と重複
230号と重複
     
  長万部の中心部を通り過ぎると緩やかな左カーブがあり、その先で37号、230号の分岐があります。写真では奥に見えている交差点がその分岐点です。交差点の名前は分かりません。37号はこの交差点が起点です。また、5号はこの後内陸部へ向かいます。
 
37号、230号が分岐
37号、230号が分岐
     
  上の写真を撮った付近の街灯の支柱に標識らしきものが。
 
標識?
標識?
     
 

拡大したのが右の写真です。「R5 306 開発局八雲道路」とあります。306 とは何なんでしょうね。

上の写真では路面が一部荒れていますが、北海道の道路はこんな感じで、かなり路面が荒れています。修復が追いついていないのかも知れません。

306
306
     
 

さて、この日の行程は一応長万部までなのですが、5号には別ルートが少しあるので、この日のうちに処理しておきます。

右の地図の C 地点が上の写真の37号、230号との分岐の交差点です。そして D → E 区間が別ルートの黒松内新道です。

C 地点のすぐ側には道央自動車道が通っていて、長万部ICがあります。長万部ICから道央道に乗って黒松内JCT(D)に進み、黒松内JCTから黒松内IC(E)まで進みます。IC降りた先は国道5号の本線です。(D → E のみが5号)

     
  と言うことで、道央道を進みます。黒松内JCT(D)で黒松内新道方面へ進みます。C 地点からは約 18.4 km。
 
黒松内JCT
黒松内JCT
     
  黒松内新道に進むとすぐに料金所があります。道央道の料金を払います。この先の黒松内新道は無料です。
 
黒松内JCT料金所
黒松内JCT料金所
     
  そして黒松内IC(E)です。黒松内JCTからは約 5.3 km。
 
黒松内IC
黒松内IC
     
 

この後再び長万部中心部まで戻り、この日は終了です。長万部で宿泊。
長万部では「かにめし」が有名らしいので、晩飯は「かにめし」にしようかと思っていたのですが、なんと、どこのお店も夕方 16:00 で終了なのです。16:00 ですよ。晩飯営業は無し??? (長万部に帰ってきたのは 17:00 少し前でした。。。)
店では食べられなかったのですが弁当は買えたので、この日の晩飯は「かにめし弁当」でした。まぁ元々「かにめし」は弁当だったようなので、本来の姿のものが食べられた、と言うことですね。ものは考えようです。笑

普通、宿泊はビジネスホテル的なところに泊まるのですが、長万部にはそういうものは無く、ちょっとレトロな温泉宿に泊まりました。部屋はこんな感じで、昭和感漂う和室です。たまにこういう所泊まりますが、これはこれで悪くありません。

 
和室
和室
     
  次は、5号パート2です。  

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