●国道228号
228号
 
起点 北海道函館市
終点 北海道檜山郡江差町
総延長 151.5 km
 
スタート 2024年04月30日 7:45 頃
ゴール 2024年04月30日 13:30 頃

所要時間 約 5.75 時間(順走)
平均速度 約 26.3 km/h

 

次は228号です。
228号は北海道函館市の万代こ線橋交差点で国道5号から分岐して始まり、松前半島の南側をぐるっと進み、檜山郡江差町に至るまでの 151.5 km です。
順走します。

 

228号には本線(A → B 区間)の他に別路線があります。右の地図の C → D 区間で、函館・江差自動車道です。D 地点から先(右)は函館新外環状道路で、278号 になります。

今回の北海道ツアーでは、青森からフェリーで北海道に上陸しました。上陸日は228号走行日の2日前(4月28日)です。228号本線の走行に先立ち、上陸直後に C → D 区間と278号の函館新外環状道路区間を走行しています。

  と言うことで、まずは C → D 区間です。函館に上陸してすぐに、C 地点へ向かいます。そして C 地点からあらためて D 地点に向かいます。次の写真は C 地点の様子です。左の道が228号本線、右折方向が函館・江差自動車道です。C 地点を出て、函館側から撮っています。
 
C 地点
C 地点
     
  函館・江差自動車道は自動車専用道だけあって順調に進みます。227号 と立体交差します。
写真の道路はきれいな路面ですが、北海道の道は部分的に結構荒れているところがあり、この函館・江差自動車道も一部路面が荒れています。荒れているところは結構ヒドい。(+_+)
 
227号と交差
227号と交差
     
  そしてすぐに函館ICです。これで別区間は終了です。ここは国道5号と立体交差しているほか、そのまま直進すると278号函館新外環状道路になります。なお、C → D 区間は約 34 km でした。
 
函館IC
函館IC
     
  さて、日付が変わって 5 月 30 日になりました。228号本線のスタートです。スタート地点は走行済みの227号の起点と同じ、万代こ線橋交差点です。下の写真では奥に見えている交差点です。この交差点を左折してスタートします。なお、この日は雨の中でのスタートでした。
ちなみに、この交差点から福島町までは、280号 の北海道区間とも重複しています(280号は青森市から函館市までの国道)。つまり3国道の重複ですが、案内標識には227号しか表示されていません。。。
 
228号スタート
228号スタート
     
  227号は約 4 km 重複して、次の交差点で右方へ分岐していきます。
 
227号が分岐
227号が分岐
     
  その少し先でキロポストを発見。5 km です。早速撮影。
 
キロポスト(5 km)
キロポスト(5 km)
     
  さらに少し進むとおにぎり標識がありました。これも撮影。こういうのが一通り撮れれば一安心です。
 
おにぎり標識
おにぎり標識
     
  さらに進んでいくと、正面を横切る建造物がありました。こんなものがあるとはすっかり忘れていたので、冷静に写真を撮っているヒマはなく、下の写真は GoPro の動画からの切り出しです。
 
海上ベルトコンベア
海上ベルトコンベア
     
 

これは、太平洋セメントの上磯工場 の海上ベルトコンベアです。Google Maps でもこんな感じに見られます。かなり海の中までありますね。海上部分は 2 km あるんだとか。何でこんなに海の中まで??

これはセメントタンカーに直接セメントを積み込み可能にするためらしいです。ということはこの海上部分(海上桟橋)にはタンカーが直接横付けされるのでしょう。

この海上桟橋は、280号 のページにもう少し良い写真を載せています。280号を走った時は天気良かったので、今回の写真より良い写真と思います。

     
  先へ進みます。228号でもクッションポストを発見。場所は このあたり
 
クッションポスト
クッションポスト
     
  横に国道番号が書いてあるタイプです。
クッションポスト拡大
クッションポスト拡大
     
  また少し進んだ場所です。ここからは太平洋セメントの海上桟橋が見えました。クレーンのようなものが見えています。
 
海上桟橋
海上桟橋
     
  海の向こうを見ると、向こう岸が見えます。これは箱館山でしょう。手前には船が行き来しています。
 
函館?
函館?
     
  さらに少し進むと、函館・江差自動車道の入口までやってきます。ここは2日前にも来た場所です。今日は直進。
 
函館・江差自動車道入口
函館・江差自動車道入口
     
  どんどん進みます。上磯郡知内(しりうち)町に入り、海沿いから少し外れます。
少し進むと道の駅があります。道の駅しりうち です。この道の駅には「新幹線展望塔」がありました。展望「塔」と言ってもそんなに高い建物ではなく、写真の左端に写っている3階建てくらいの高さの建物です。
 
道の駅しりうち
道の駅しりうち
     
  しかしこの展望塔からは北海道新幹線の線路がとても良く見えます。1つ目はこれまでやってきた方向(東側)を見たもの。写真の左端に写っているのが新幹線です。右端の道路は228号。
 
展望塔1
展望塔1
     
  そして2つ目は反対側です。こちら側では新幹線と228号の交差している様子が見られます。
 
展望塔2
展望塔2
     
  道の駅を出て先へ進みます。少し進むと再びクッションポストを発見。これはおにぎり標識が貼り付けてあるタイプです。場所は このあたり。228号でも2種類撮れて満足。
 
クッションポスト(再)
クッションポスト(再)
     
  そして福島町福島交差点にやってきます。起点から重複していた280号がここで終了です。と言っても、これまでの区間で280号を感じさせるものは何も無く、もちろんこの場所に、280号が終わることを示すものも何もありません。
 
福島町福島交差点
福島町福島交差点
     
  福島交差点の少し先に 横綱千代の山・千代の富士記念館 があります。280号のページにも書きましたが、この福島町は千代の山と千代の富士という2人の横綱の出身地なんだそうで。横綱2人輩出とは凄いですね。
 
横綱千代の山・千代の富士記念館
横綱千代の山・千代の富士記念館
     
  福島町の中心部を過ぎると、また海沿いの道になります。さらに南下して松前町に入ると、北海道最南端の 白神岬 があります。白神岬の 19.2 km 向こうは青森県の竜飛岬です。そしてこの岬の近くの海底下には青函トンネルが通っています。この日は残念ながら天気が悪く、海の向こうは真っ白で何も見えません。。。
なお、白神岬には駐車場があり、白神岬の碑があります。写真ではちょっと見づらいですが、この石碑には「海底下の列車のひびき聞こえ来て白神岬はさざ波の列」、「あなたは今北海道最南端(北緯 41 度東経 140 度)に立っております。」とあります。この歌は地元の教師村上清一作と言うことのようです。(石碑の裏に説明があります。)
 
北海道最南端
北海道最南端

   
  次の写真は今やってきた方向を撮ったものです。
ずっと海沿いを走っている228号の様子が良く見えます。途中、洞門がいくつも続きます。
 
白神岬
白神岬
     
  白神岬を後にして先へ進みます。このあたりから風車が次々と出てきます。
 
風車
風車
     
  風車は次々と、相当たくさん出てきます。ここでは海沿いの高台にずっと奥まで風車が続いています。壮観ですね。
 
さらに風車
さらに風車
     
  松前町から上ノ国町に入ります。市街地の手前に道の駅があります。道の駅 上ノ国もんじゅ です。「もんじゅ」というと高速増殖炉を思い浮かべますが、それとは関係無いのかな。
 
道の駅 上ノ国もんじゅ
道の駅 上ノ国もんじゅ
     
  建物の入口にはゆるキャラがいました。カミゴン と言うらしい。
 
カミゴン
カミゴン
     
  道の駅の北側は広場になっていて、その先で海まで降りられます。降りた先に「神(かん)の道」という穴の明いた岩があります。ゴツゴツしていて迫力あります。岩の途中に鳥居が見えていますね。あのあたりまでは登れます。
 
神の道
神の道
     
  広場の一角には謎のオブジェがあります。海の向こうの左端付近がゴール地点です。
 
謎のオブジェ
謎のオブジェ
     
 

上ノ国町の市街地に進みます。ここにはラウンドアバウトがありました。珍しい。右の地図の場所ですが、とてもきれいな円形ですね。

ここでは左下(南西)から出てきて左上(北西)へ進みます。90度分しか進んでいないので、あまりラウンドアバウトを通った感じがしません。一回りすれば良かったかな。笑

下の写真は、左下(南西方向)からラウンドアバウトへ進入する手前の様子です。

 
ラウンドアバウト
ラウンドアバウト
     
  そして江差町の市街地へ進み、ゴール地点に到達です。中村屋交差点の手前に終点のキロポストが立っています。
 
228号ゴール
228号ゴール
     
 

ゴール地点の少し手前で、左の方に船が見えてきました。何だろうと思って、ゴール後に行ってみました。

これは、開陽丸 です。
歴史は詳しくないのでよく知らないのですが、開陽丸はオランダで建造された軍艦で、明治元年に江差沖で座礁して沈没したんだそうです。

この場所には 開陽丸記念館 として、実物大の開陽丸が復元されています。中には海中から引き上げた遺物が展示してあります。

船の手前に右のようなキレイな建物があります、えさし海の駅 です。中には売店や食堂があり、ここで開陽丸の入館料を払います。大人 500 円。

えさし 海の駅
えさし 海の駅
     
  そしてこれが復元された開陽丸です。立派な船ですが、でも近づくと結構が年季入った感じがします。甲板には登れませんでしたが、中に入れます。
 
開陽丸
開陽丸
     
  中にはいろいろ展示してあって面白いです。大砲を撃つ様子や、会議の様子の人形があります。海中から引き上げた砲弾がすごくたくさん置いてあってビックリ。
 
大砲
大砲
会議室
会議室
     
 

これで228号は終了です。
228号は大部分海沿いで、快調に走れました。海沿いはやはり良いですね。太平洋セメントの海上桟橋とか、北海道最南端の白神岬とか、風車とか、開陽丸とか、イベントもそれなりにあって楽しく走れました。出発時は雨でしたが、途中で雨は止み、終わり頃は曇りでした。もうちょっと天気良ければ、より良かったのにね。
この後は277号経由で函館まで戻り、次の国道に備えます。

  次は、5号です。  

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