●説明付き標識●  
  単に国道の番号を表示するだけではなく、いろいろな説明が付随している標識も見られます。
このページではそのような説明つき標識を掲載します。
 
  ●28号  
 

はじめは 28号 です。
28号は兵庫県神戸市中央区のJR神戸駅北側ガード下から始まり、徳島県徳島市かちどき橋交点まで行くのですが、途中淡路島を通ります。右の標識はその淡路島で採取したものです。

この標識は、淡路島北東部の国営明石海峡公園内のトンネル進入直前にありました。「ようこそ淡路市へ」とあります。すぐ近くに高速のIC(淡路IC)や、明石からのフェリーが到着する港があります。この標識は、淡路島に上陸した人向けに「淡路市ですよ」ということを主張するものですね。

 

明石海峡公園
明石海峡公園

R28_1
R28_1
   
 
R28_2
R28_2
     
 

同様の標識は、もう少し進んだ場所にもあります。少し淡路市中心部に近づいた右の地図の中央付近に2つ目です。写真の正面奥に塔のようなものが見えてますが、あのあたりが淡路市中心部と思われます。

この場所は Google Maps のストリートビューが見られるので、地図を拡大して、ストリートビューにすると、しっかり上の標識が見えます。

     
 
  ●45号  
 

次は 45号 です。
何と「津波浸水想定区域」だそうで。

この場所は、右の地図の中央付近で、岩手県大船渡市大船渡町です。大船渡市の中心部ですね。すぐ横に ドラゴンレール大船渡線 (JR大船渡線)が通っていて、大船渡駅があります。
しかし「ドラゴンレール」とはすごい名前。笑

   
 
R45_1
R45_1
     
  岩手県は、そこここがリアス式海岸なので、津波はかなり驚異なんでしょうね。ここ大船渡市もその例に漏れず内陸に深く喰い込んだ大船渡湾があります。
R45_2
R45_2
     
 
  ●101号  
 

次は、101号 です。
101号は、青森市から始まって、日本海沿いを南下しながら秋田市まで行くのですが、その途中で男鹿半島を通ります。男鹿半島の101号は細い道がくねくねと続き、ほとんどどこが国道なのかよくわからない場所を通ります。101号は別名「迷走国道」と言いますが、確かにこれじゃ迷走するよなぁ、と思わせる道が続きます。

下の写真はその超細い道に入ることを象徴するかのような案内標識です。左折が国道の筈ですが、超細いですよね。笑
場所は詳細不明ですが、たぶん右の地図の場所と思います。地図で見ると国道の黄色線がさも当然のように真っ直ぐ走っているように見えますが、実は真っ直ぐなのは白で表示されている道の方で、こっちの方がかなり太いです。

   
 
R101_1
R101_1
     
  そしてこれが「道路狭小」の案内。
「狭小」ってどんな狭いのかと思うと、、、
R101_2
R101_2
   
  こんな感じで、まぁ恐れ入りました。
クルマ1台がやっとで、と言うか、私のクルマでも道路(舗装してある部分)からはみ出そうです。すごい。
 
R101_3
R101_3
     
 
  ●156号  
 

次は、156号 です。
156号は、岐阜県岐阜市と富山県高岡市を結ぶ国道で、この時は、高岡→岐阜の方向に走行しています。

右の地図では上下に156号が走り、東海北陸自動車道が併走しています。東海北陸自動車道のIC(白川郷IC)から156号に降りていく道が、右の地図では緑で表示されていて、高速道路のように見えますが、実はこのルートも156号のようなのです。

このルートも走っておくべく、東海北陸自動車道の料金所の手前まで行ってきました。このへんは156号のページにもう少し写真載せていますので、そっちも見てください。

その料金所の手前で振り返ると、下の標識が見えます。「これより一般国道」となっていて、この道は高速道路ではなく、国道156号であることを明確に主張していますね。

   
 
R156
R156
     
 
  ●174号  
 

次は、174号 です。
174号は、言わずと知れた(?)日本で一番短い国道で、右の写真の説明にもある通り、187 m 程度しかありません。下の Google Maps の地図もかなり拡大していますが、これで全線が見えています。

神戸市中央区
神戸市中央区

心なしか「日本で一番短い国道です」との説明が誇らしげに見えるのは、私の気のせいでしょうか? 考えすぎ?笑

R174
R174
     
 
  ●188号  
 

次は、188号 です。
188号は、山口県岩国市から始まり、瀬戸内海沿いに山口県下松町の末武中交差点までの国道です。下の写真は、その終点、末武中交差点の写真です。

右の地図では右下から左上に向かうのが188号で、末武中交差点を過ぎた場所にも188号の表示がありますね。
私が走ったときには末武中交差点が間違いなく188号の終点だったのですが、、、

   
 
R188_1
R188_1
     
  標識を拡大するとこうなっていて、188号がここまでであることを示しています。少なくとも、私が走ったときには188号はここまででした。右上の高架も実は188号なんですが、高架が終わるまでは188号、と言うことなんでしょうか。
 
R188_2
R188_2
     
 
  ●362号  
 

次は、362号 です。
362号は、愛知県豊川市から静岡県静岡市までの国道ですが、その途中、浜名湖の湖畔を通過します。そして浜名湖から離れ始める頃に撮ったのが下の写真です。右の地図の上下に走る川を渡っているのがこの小森橋です。

362号には、他にもこういった橋の説明標識がいくつか見つかります。相生橋と、鏡和橋の写真も載せておきます。

   
 
R362_1
R362_1
     
 
R362_2
R362_2
     
 
R362_3
R362_3
     
 
  ●378号  
 

次は、378号 です。
378号は愛媛県伊予市から八幡浜市を経由し、宇和島市までの国道です。その区間のほとんどが伊予灘、宇和海沿いの海沿いルートです。

標識には右のような道路情報を表示するものがあります。代表して378号のものを載せておきます。ちなみに右のものは八幡浜市通過後、宇和海に出たところにあるものです。

378号はほとんど海沿いですが、海沿いとはいえ山の中になることもあり(つまり海側は崖になっていて走れないのでしょうがなく山の中を走るということ)、その一部で撮ったのが下の写真です。場所的には下の地図の、大崎鼻の近くです。
「異常気象時通行規制区間」「落石注意」と勇ましいです。笑

大崎鼻
大崎鼻

R378_1
R378_1
   
 
R378_2
R378_2
     
 
  ●381号  
 

次は、381号 です。
381号は高知県須崎市から始まり愛媛県宇和島市までの国道です。

これも道路情報シリーズ。
ここでは「夜間早朝凍結注意」とあります。381号を走ったのは12月末だったので、こういう警告が出ています。四国とはいえやはり冬は道路が凍結するんですね。

右の地図で左下から出てきて真ん中で右折して右下へ向かうのが381号です。左上から441号が出てきて合流していますが下の写真は、その合流直後の場所で撮っています。

   
 
R381
R381
     
 
  ●429号  
 

次は、429号 です。
429号は、岡山県倉敷市から京都府福知山市までの国道です。ルートのかなりの部分が山間部で、途中、峠越えなどもあります。

下の写真は、兵庫県宍粟市で、高野峠に入る前の標識です。
「この先復員狭小大型車通行不能」とあります。右にも同様の説明がありますね。よっぽど大型車には入ってきて欲しくないんですね。笑
「狭小」という普段あまり使わない言葉が使われていますが、こういう用語がまた狭さ感を誘います。

   
 
R429_1
R429_1
     
 

429号の2つ目は、終了前最大の山場、榎峠進入前にある警告です。「幅員狭小のため離合困難」とあります。

写真の正面に見えている高架は右の地図で緑で表示されている道で、北近畿豊岡自動車道です。429号はここで左折し、また細い道をくねくね走って榎峠を越えていきます。

一般的には「離合困難」とか書かれると、げっそりするのかも知れませんが、何故か私はテンションが高まってしまう。もう病気ですか。笑

   
 
R429_2
R429_2
     
 
 

このページのトップへ