国道429号
429号
 
起点 岡山県倉敷市
終点 京都府福知山市
総延長 254.4 km
 
スタート 2007年08月14日 08:30頃
ゴール 2007年08月14日 17:15頃
所要時間 約 8.75 時間(順走)
平均速度 約 29.1 km/h

 

さて次は429号です。
429号は岡山県倉敷市の玉島から始まり、 京都府福知山市の新庄交差点で9号にぶつかるまでの 254.4 km です。岡山県倉敷市玉島は私の実家のある場所で、429号は、起点が実家から最も近い国道です。

最近、Google Maps を簡単に Web ページに貼れるようになったので、起点、終点付近の地図を貼ります。

     
 
 

国道2号が西から来て、玉島バイパスへ抜けます。そこから分岐するのが429号です。玉島バイパスができる前は現在の429号を2号と呼んでいました。そして終点側は、西からやってきた429号が9号に合流して終了です。

下の写真は2号を東進し、429号と分岐する直前のものです。奥の方で、右に走っている道が2号の玉島バイパスです。

 
429号起点直前
429号起点直前
     
  そして429号に分岐します。
 
429号起点
429号起点
     
  玉島市街地を走ります。
 
玉島市街地
玉島市街地
     
  その後、高梁川を渡り、玉島バイパスの下をくぐります。
 
     
  右の写真は玉島バイパスをくぐるところです。
玉島バイパス
玉島バイパス
     
  そしてしばらく走ると、倉敷駅前を通過します。
ちなみに、倉敷駅には新幹線が止まりません。2つ前の写真に矢印で示されている新倉敷駅には新幹線が止まります。個人的にはその方が便利ですが、観光を考えると倉敷駅に新幹線を止めた方が良かったような気もしますが、、、
 
倉敷駅前
倉敷駅前
     
  倉敷駅前を通過すると道はクランク状に曲がります。
 
  下の写真は、クランクを1回曲がり、北西に向かって走っているところです。次の交差点がクランクの2回目の曲がりです。
左折すると 倉敷チボリ公園 に行くようですね。
 
倉敷市街1
倉敷市街1
     
 

そしてクランクの3つ目の曲がり角を曲がります。

まっすぐ行くと マスカットスタジアム ですね。
(なんてネーミングなんだ、、、)

倉敷市街2
倉敷市街2
     
 

倉敷市街地を抜けて北上します。

倉敷市街を抜けると429号は2方向に分かれます。片方はそのまま北上して180号にぶつかります。もう片方は右に外れ、細い道を通って岡山自動車道の総社IC付近に出ます。

 
 

特に気にせず道なりに走るとそのまま北上して180号にぶつかってしまいます。それはそれで良いのですが、やはり細い429号も走る必要があります。そこでとりあえず180号まで行き、引き返してきて、細い方の429号に入ります。

下の写真は、引き返してきて、細い方の429号に入るところです。
いったん下の大池北交差点を南側へ通り過ぎ、Uターンしてこの交差点を右折します。

 
細い方の429号へ
細い方の429号へ
     
  残念ながら写真は撮っていませんが、細い方の429号は大変細い道で、民家の間を通り抜けます。
くねくねと細い道を走り、180号にぶつかります。ここを右折します。
 
180号に合流
180号に合流
     
  そしてすぐに左折して、180号から離れて北上します。
また北上
また北上
     
  429号は下の写真のような山の中を通ります。
この辺の道は写真のように良い道で、スムーズに走れます。
 
山の中の道1
山の中の道1
     
 
山の中の道2
山の中の道2
     
 

しばらく走るとまた道が二手に分かれます。
左はトンネルになり、抜けたところまでが429号のようです。

とりあえず左の道をトンネルの向こうまで抜けUターンします。続いて右の道へ入ります。
下の写真は右の道の入り口ですが、こっちの道はけっこう狭い道ですね。

 
429号右
429号右
     
  右と左の道の分岐点に標識が立っていたので、撮っておきました。

分岐にあるおにぎり
     
  しばらく走ると国道53号にぶつかります。左折します。ここからしばらく53号との重複区間ですね。
 
53号に合流
53号に合流
     
  そして津山市内を通り過ぎます。
津山市内の東部では、179号、181号、53号との重複です。ということはここは4本の重複?
 
53,179,181号と重複
53,179,181号と重複
     
  そして179号と分岐します。
 
179号との分岐
179号との分岐
     
  さらに53号と分岐します。美作方面(右折)です。
 
53号との分岐
53号との分岐
     
  どんどん東進します。
 
     
  宮本武蔵 生誕地が近くにあるようです。

宮本武蔵生誕地
     
  そして道は373号と重複し、すぐに右に分岐します。
373号と分岐
373号と分岐
     
  そして再び東進します。
岡山県と兵庫県の県境を通過します。ここは志引峠と言うようです。
 
志引峠
志引峠
     
  峠越えの後は、少しだけ29号と重複し、またすぐに分かれます。
 
29号と重複
29号と重複
     
  また東進します。高野峠を通過します。
「幅員狭小」ですね。こういう看板が出てくるとワクワクしますね。病気かな。(笑)
 
高野峠
高野峠
     
  やはり道が狭くなりました。こんな道が続きます。
ここは右の道へ進みます。(さすがに左の未舗装路へは進みません。)
 
細い道
細い道
     
  高野峠を通過し、どんどん東進します。
朝来市に入ります。ここには日本最古の鋳鉄橋 神子畑鋳鉄橋 があります。
場所は下の地図の「神子畑川」と書いてある少し左あたりです。
 
     
  この橋は重要文化財のようですね。
神子畑鋳鉄橋1
神子畑鋳鉄橋1
     
  橋は詳しくありませんが、なかなか趣のある橋です。
 
神子畑鋳鉄橋2
神子畑鋳鉄橋2
     
  河原に降りてみましたが、ここから見る橋は美しいですね。
 
神子畑鋳鉄橋3
神子畑鋳鉄橋3
     
  その後312号と合流し、道は南下します。そしてすぐに429号は東へ分岐します。
また細い道です。
 
312号との分岐
312号との分岐
     
  しばらく走ると銀山湖があります。
真ん中に島があって、何か建物があります。何なんでしょうか?
 
銀山湖
銀山湖
     
  また細い道を走ります。
 
また細い道
また細い道
     
  このような林の中を走ります。
この辺の道は離合できませんね。所々に離合用の場所があります。下の写真でも奥に見えています。
 
林の中の道
林の中の道
     
 

しばらく行くと427号と重複します。
そしてまたすぐに分岐します。

この先も「幅員狭小」となっていますね。
ここも大型車通行困難です。(笑)

427号と分岐
427号と分岐
     
  こんなに大きく幅員狭小、離合困難と書いてあります。いやぁ楽しい。
 
幅員狭小
幅員狭小
     
  また林の中を走ります。もう夕方になってきたので、林の中はかなり暗く、ヘッドライトを付けないと走れません。
下の写真で道路の上が少し明るくなっているのはヘッドライトが照らしているためです。
写真で見ると明るく見えますが、実際はかなり暗かったです。
 
また林の中
また林の中
     
  そしてついに終点に至ります。9号に合流します。
 
429号終点付近
429号終点付近
     
  ここが終点の新庄交差点です。
 
新庄交差点
新庄交差点
 

これで429号は終了です!

これまで走ってきた国道はかなり整った道ばかりでしたが、この429号は細い道、山道、峠道ばかりでした。楽しい道でした。
429号は Wikipedia の 429号の説明 によると、県道、府道であった道をいくつか接続し国道に昇格させた道路だそうです。だからでしょうか、峠越え、他国道と重複、峠越えを繰り返します。一般的にはひどい道だと言われるかも知れませんね。

 

次は、173号です。


 
  ●追補1  
 

429号は 2007 年 8 月 14 日に走っているのですが、現在はその当時といろいろ変わっている部分があります。今回はそこを走行しました。

一つ目の変わっている点は起点位置です。
2007 年は右の地図の B 地点付近が起点でしたが、2018 年現在、起点は 1 km ほど西へ移動しているようです。

     
  地図の A 地点は県道398号との交点、唐船交差点です。下の写真が県道398号から唐船交差点に南から進入する場所の様子です。左右に走る高架は2号(玉島・笠岡道路)です。ここを右折します。
 
A 地点
A 地点
     
  唐船交差点を西から見たのが下の写真です。案内標識にあるように、直進が429号、左に外れるのが2号です。唐船交差点からこの分岐点までは約 200 m です。
 
唐船交差点
唐船交差点
     
  もう少し進んで分岐点の様子を撮ってみました。2号は高架の下をくぐって向こう側から2号(高架)に合流します。
 
分岐点
分岐点
  実際に2号と429号が分かれるのはこの場所ですが、どうせなら唐船交差点(A 地点)を起点にした方がわかりやすいと思うのですが、どうなんでしょうね。
     
 

2つ目は倉敷市内の「浜の茶屋交差点」です。
ここは指摘いただいたのですが、実は一方通行区間があるのです。しかも終点→起点方向の一方通行なのです。(つまり、起点→終点までのルートでは走れないという、、、(^_^;))

右の地図で下から出てきて浜の茶屋交差点(A)までやってきて、そのまま浜の茶屋北交差点に進み、右折して先へ進むのが429号と思いきや、429号は A 地点から B 地点の無名交差点経由で右へ進むのです。しかもここは B → A 方向の一方通行なのです。

2007 年当時はこのことに気付かず、単純に浜の茶屋北交差点を右折してしまっていました。う〜ん、難易度高い。(^_^;)

     
  次の写真は、その問題の浜の茶屋交差点の様子です。当然ながら B 方向へは曲がれないので直進するのみです。奥に見えている信号が浜の茶屋北交差点です。
 
浜の茶屋交差点
浜の茶屋交差点
     
  浜の茶屋交差点から B 地点方向を見た様子です。A 〜 B 間は 80 m 程しかないので、すぐ向こうが良く見えています。
 
B 方向を見る
B 方向を見る
     
  これは B 地点の少し手前の逆方向からの様子です。奥に小さく信号が見えていますが、その場所が B 地点です。案内標識を見ると左折方向が429号となっていて、しかも B → A 区間もちゃんと書いてありますが、しかし普通は浜の茶屋北交差点まで行ってしまうでしょうね。
 
逆方向から
逆方向から
     
  B 地点から A 地点方向を見たのが次の写真です。ちなみに、交差点の名前は「浜の茶屋」「浜の茶屋北」ですが、このあたりの地名は「浜ノ茶屋」と、「ノ」はカタカナで表記するようです。複雑、、、
なお走行は、A → 浜の茶屋北交差点 → B と一回りしました。
 
A 方向を見る
A 方向を見る
     
 

3つ目は総社・一宮バイパスの周辺です。

2007 年当時は、まだ走行のログを取っていなかったのでちょっと不明なところもあるのですが、このページ上の記載によると、その当時は429号は右の地図の真ん中を左右に走る180号までで終わっていたようです。そのため走行は、左下から北上し、A 地点で引き返し、もう一つの細いルートを通って岡山自動車道の岡山総社IC(D)まで走っていたようです。

現在もう一つの細いルートは既に国道からは降格し、また、A → B 区間が429号になっており、A → B → C → D と進むのが現在の429号のようです。ちなみに B → C → D 区間は「総社・一宮バイパス」で、180号との重複です。

     
  次の写真が A 地点に南から進入する様子です。
 
A 地点
A 地点
     
  そして B 地点まで進みます。A → B 間は約 600 m です。そしてここを右折し、180号との重複となります。
 
B 地点
B 地点
     
  B → C 区間は180号の「総社・一宮バイパス」で、このあたりはバイパスでは無い方の180号も併走しています。C 地点で総社・一宮バイパスが終了し、もう一方の180号に合流します。
 
C 地点
C 地点
     
  そして D 地点です。正面を横切るのは、岡山自動車道の岡山総社ICのランプウェイです。すぐ左に料金所があります。奥にもう一つ高架が見えていますが、あちらが岡山自動車道本線です。正面に見えている案内標識で、右折方向が倉敷となっていますが、この場所が旧429号(細い方)が180号と合流する交差点です。
 
D 地点
D 地点
  今回の429号は、もともと浜の茶屋交差点の一方通行区間の走行が目的だったのですが、調べてみると他にも変わっているところがあるようだったので、そこもついでに走ってしまいました。
   
走行日:2018年1月1日

 前の国道(133号)へ
「国道401号から507号まで」へ戻る

トップへ