国道183号
183号
 
起点 広島県広島市
終点 鳥取県米子市
総延長 196.4 km
 
スタート 2016年05月06日 7:45頃
ゴール 2016年05月06日 17:00頃
所要時間 約 9.25 時間(順走)
平均速度 約 21.2 km/h

 

次は183号です。
183号は、広島県広島市の市役所前交差点で 2号 から始まり、広島県内を北東へ進み、鳥取県米子市の公会堂前交差点で 9号 に到達して終了するまでの 196.4 km です。

183号は前半 54号 線、終点近くは 180号181号 等と重複しています。
順走します。

     
  それでは183号のスタートです。スタート地点は広島市内 の市役所前交差点。この交差点を右折でスタートです。
ここは183号だけでなく、54号や、今回の中国地方ツアーで走った 261号 の起点でもあります。
スタート直後は54号と重複ですが、この地点では183号を感じさせるものは何もありません。
 
183号スタート
183号スタート
     
  54号と 1.2 km ほど重複して北上した後分岐します。
 
54号から分岐
54号から分岐
     
  54号と分岐して183号の単独区間になったと思ったのですが、左折してすぐ、何故か54号のキロポストを発見。
何でも54号はここで2つのルートに分かれているという話もあり、するとここは54号との重複区間となるのでしょうか。
 
54号?
54号?
     
  54号から分かれてすぐの場所に 原爆ドーム があります。ここには何度も来ていますが、何度来ても感慨無量です。
 
原爆ドーム
原爆ドーム
     
  太田川の上にかかる相生橋の上から見た様子です。太田川は実は画面右に流れていき、写真に写っている川は太田川から分かれる元安川です。183号は相生橋の上を通っているので、クルマで走るときには窓からチラッと原爆ドームが見えます。
 
相生橋の上から
相生橋の上から
     
  広島市内は路面電車が縦横に走っています。この183号もその例に漏れず路面電車と併走です。
183号はこの十日市交差点で右折です。
 
十日市交差点
十日市交差点
     
  少し北上するとJR横川駅に突き当たります。183号はここを右折。
 
JR横川駅
JR横川駅
     
 

横川駅は路面電車の駅でもあります。
交差点の斜め前の暗がりの奥が駅になっていて、路面電車は交差点を横切ってそこへ突っ込んでいきます。

 
路面電車の駅
路面電車の駅
     
  横川駅の手前で右折したと思うと、すぐに左折です。
 
すぐに左折
すぐに左折
     
  左折した先には新幹線や在来線の高架があります。一番上が新幹線。下が山陽本線/可部線の高架です。
 
新幹線と交差
新幹線と交差
     
  横川駅を後にして広島市内を北上します。少し離れた位置を54号も併走しています。
そして アストラムライン の高架と交差します。この写真は高架を通り過ぎて振り返って撮っています。ちょうどアストラムラインが通過していますね。黄色と黒の車体がちょっと格好いいです。
 
アストラムライン
アストラムライン
     
  そして山陽道の広島IC付近で54号に合流します。下の写真が合流前の様子です。右端にクルマの屋根がちょっと写っていますが、あれが併走している54号で、併走しながらいつの間にか54号になっているという感じです。
 
54号に合流
54号に合流
     
  そして山陽道の下をくぐります。
道路は3車線ありますが、一番左が183号から来た道路、残り2車線が54号から来た道路です。
 
山陽道
山陽道
     
  54号と合流した後はかなり長期間(約 57 km )重複します。そして三次市で54号から分岐します。
54号は既に走った国道なので重複区間はざっくり割愛します。183号は、下の写真の粟谷交差点で右折して54号から分岐します。曲がった先は江の川を渡る「ことぶき橋」です。
 
54号から分岐
54号から分岐
     
  54号から分かれてすぐ、鉄道の高架をくぐります。これは JR三江線 です。その先を道なりに右へ進みます。
 
三江線
三江線
     
  するとすぐにJR三次駅前です。ここでは375号が左から合流してくるのですが、特にそれを示す印はありません。
というかこの時は三次駅前は工事中で、他の国道が合流とか何とか言ってる場合ではありません。(^_^;)
 
三次駅前
三次駅前
     
  そして375号はすぐに分岐してしまいます。重複区間は約 700 m です。
 
375号が分岐
375号が分岐
     
  続いて184号と分岐です。直進方向が184号、183号は左折です。
184号は、実は183号が54号から分岐した粟谷交差点からここまで重複しています。
 
184号と分岐
184号と分岐
     
 

続いて三次東JCTが現れます。三次東JCTは、中国自動車道と松江自動車道とのジャンクションです。

183号はまず中国自動車道と交差し、すぐに松江自動車道と交差します。

三次東JCTには三次東ICも併設で、ICは両自動車道が交差する場所の北側にあります。

  次の写真は中国自動車道と交差する場所の様子です。中国自動車道には出口や松江自動車道への分岐の案内標識が見えています。
ちなみに写真の左端に左へ向かう道が見えていますが、ここに進んでもICには行けないようです。ICへは少し先へ進んだ四拾貫(しじつかん)交差点から県道434号経由で向うようです。
 
中国自動車道
中国自動車道
     
  続いて松江自動車道の下をくぐります。
 
松江自動車道
松江自動車道
     
  しばらく中国自動車道の南側を中国自動車道と併走した後、下をくぐって北側へ出ます。
 
再び中国自動車道
再び中国自動車道
     
 

しばらく中国自動車道と併走です。またJR芸備線とも併走しています。ただ、併走と言ってもちょっと離れているのですぐ隣を走っているというわけではありません。

芸備線の備後三日市駅近くで芸備線と交差します。

 
芸備線
芸備線
     
  そしてそのすぐ先で432号が合流です。ここから少しだけ重複。
 
432号が合流
432号が合流
     
  432号はすぐに分岐します。重複区間は、約 1.5 km でした。
 
432号が分岐
432号が分岐
     
 

さらに進むと、ルートが2つに分かれます。右の地図の A → B 区間ですね。北側ルートが新しい道路でしょう。「高道路(たかどうろ)」と名前が付いています。「高」は地名から来ているようです。

今回は、まず南ルートで B 地点まで行き、高道路で A 地点まで戻り、Uターンすることにします。

  次の写真は、A 地点の様子です。左奥へ進むのが北ルートの高道路です。あれ、南ルートは?
 
A 地点
A 地点
     
  少し角度を変えてみるとよくわかります。ここから南ルートへ進む道は、左の下へ進む道です。まるで側道。
そして南ルートを向こうから来ると、写真の右から出てくる道から出てきます。左折してこちら側へは来られますが、見ての通り向こうには行けません。
 
側道
側道
     
  南ルートへ進むと川沿いへ出ます。この川は西城川と言うようです。
 
西城川
西城川
     
  B 地点まで進みます。ここを左折して A 地点に戻ります。
 
B 地点
B 地点
     
  A 地点まで戻りUターンして再び高道路です。トンネル(川西トンネル)の手前の案内標識を撮影。
 
高道路
高道路
     
  この日は見ての通り雨でした。そんなに激しい降りではありませんが、でもずっと降っています。
遠くの山に雲がかかり、これはこれでいい雰囲気です。
 
今日は雨
今日は雨
     
  また少し町っぽくなってきました。芸備線の下を再びくぐります。右奥には備後西城駅があります。
183号は 250 m 先で右折。
 
備後西城
備後西城
     
  250 m 先です。西城川を渡って、その先の交差点を右折。交差点の角にポプラ備後西城店が見えています。
 
右折
右折
     
  少し進むとまた人里離れた感じになり、ずっと西城川に沿って走ります。下の写真では右奥に見えるのが183号です。
 
川のそば
川のそば
     
  続いて314号が合流です。
 
314号が合流
314号が合流
     
  と思ったらそのすぐ先でまた鉄道と交差します。これはJR木次線です。「木次」は「きすき」と読みます。
 
木次線
木次線
     
  314号ともすぐに分かれてしまいます。重複区間は約 1.4 km。
 
314号が分岐
314号が分岐
     
  183号はよく鉄道と交差します。今度は芸備線の「第2小鳥原川橋りょう」です。
ちなみに見づらいですが、道路と併走して右の方を小鳥原川が流れています。
 
第2小鳥原川橋りょう
第2小鳥原川橋りょう
     
  少し先で今度は「第1小鳥原川橋りょう」と交差です。やはりここでも道路の右に小鳥原川です。
 
第1小鳥原川橋りょう
第1小鳥原川橋りょう
     
 

そしてついに鳥取県に入ります。
鳥取県は岡山県の北側、島根県は広島県の北側です。それでは鳥取県と広島県の間に県境は?
実はこの2県もちゃんと接していて、183号はその接している県境を横切ります。県境は鍵掛峠(かっかけとうげ)。標高は 750 m あるようです。

面白いことに島根鳥取広島の3県の県境が交わる場所と、鳥取岡山広島の3県の県境が交わる場所にはいずれも「三国山」という名前の山があります。2つの三国山を直線的に結ぶと約 12 km です。

 
鳥取県
鳥取県
     
  峠を下りて開けた場所に出てきます。
例によっておにぎり標識が立っているのですが、この標識、なんだかちょっと背が低い。(^_^;)
 
背の低い標識
背の低い標識
     
  183号はもうじき180号と合流するのですが、その少し前に自動車専用道になります。下の写真が自動車専用道へ進む場所です。道なりに直進だと県道8号になり、183号は横に外れる形です。ちょっと不自然な分岐です。
 
自動車専用道へ
自動車専用道へ
     
  そして自動車専用道が終わります。ここは前を横切る道路とT字路になっています。183号は右折ですが、ここを左へ進むと県道8号に行き着きます。ということは自動車専用道ができる前は今の県道8号が183号だったんでしょうかね。
 
自動車専用道終了
自動車専用道終了
     
  自動車専用道終了直後、またまた鉄道と交差。今度はJR伯備線です。
 
伯備線
伯備線
     
  伯備線をくぐった直後、180号に合流します。次の交差点を右折で鳥取方面に向かいます。
 
180号に合流
180号に合流
     
  しばらく進んで180号から181号に乗り換えます。この交差点を左折して米子方面です。
 
181号に乗り換え
181号に乗り換え
     
  そして9号に到達して、183号のゴールです。
 
183号終了
183号終了
 

これで183号は終了です。なんだかたくさん鉄道の線路と交差した気がします。(^_^;)
183号は前半は54号と重複、後半は180号、181号と重複なので、実質的には広島県三次市から鳥取県日野郡日野町までの国道ですね。その区間、約 79 km です。
スタート直後は原爆ドームの横を通り、ちょっと神妙な気持ちになります。(^_^)

これで鳥取県の国道が終了です。鳥取県は9県目の終了した県になりました。

  次は、283号です。  

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