国道180号線
180号線
 
起点 岡山県岡山市北区
終点 島根県松江市
総延長 198.9 km
 
スタート 2010年05月01日 10:30 頃
ゴール 2010年05月01日 17:45 頃
所要時間 約 7.25 時間(順走)
平均速度 約 27.4 km/h

 

次は180号線です。
180号線は岡山県岡山市の中心部、大雲寺交差点から始まり、岡山県内を北上した後、鳥取県米子市を経由して島根県松江市の相生町交差点に至るまでの 198.9 km です。
いくつかある山陽←→山陰を繋ぐ国道のうちの1つです。

順走します。

     
 

さっそく岡山側からスタートなのですが、実は始点の近くに工事中のバイパスがあります。岡山西バイパスです。まずこいつを走っておきます。

2010年5月末の時点の右の地図(Google Maps)では、岡山西バイパスは 2号線 からスタートしてJR山陽本線のところで終わっているように表示されています。しかし走行時には、もっと先まで伸びていました。右の地図で西署と出ているところを左右に走る黄色の道(県道242号線)がありますが、そこまで到達していて、さらに北に延伸しようと工事中でした。おそらくそのまま北進して、180号線本線にぶつかるところまで行くのでしょうね。
ということは、現在は180号線は岡山市内中心部から始まるのですが、将来的にはこのバイパスが本線となり、市内の外れから始まるようになるんでしょう。

   
  それでは180号線のスタートです。2号線を西からやってきて、まず岡山西バイパスに進入です。
 
180号線(岡山西バイパス)スタート
180号線(岡山西バイパス)スタート
     
  バイパスをどんどん北進します。「新しいバイパス」です!って感じの走りやすい道です。
 
岡山西バイパス途中
岡山西バイパス途中
     
  岡山西バイパスは 3 km ちょっとなので、すぐに終わってしまいます。下の写真はJR山陽本線の高架をくぐる前の様子ですが、バイパスはその先 300 m 先まで伸びていて県道242に突き当たっています。さらに奥に、この先を走っているJR吉備線を乗り越えるための跨線橋が作られている様子がうかがえます。
 
岡山西バイパス終了
岡山西バイパス終了
     
  そして本線のスタート地点に向かいます。岡山市中心部の大雲寺交差点です。下の写真は西からこの交差点に進入する際の様子です。180号線はスタート直後は53号線と重複しているので、案内標識的には53号線が強調されています。
 
本線スタート
本線スタート
     
  岡山市内には路面電車が走っています。岡山電軌 です。スタート直後はこの路面電車の線路と併走します。といっても路面電車は岡山駅前に向かうので、併走区間はほんとにちょっとだけです。
岡山電軌
岡山電軌
     
  岡山市内中心部を抜けて、180号線は53号線とともに左折して西へ向かいます。
 
そして西へ
そして西へ
     
  そして53号線とはすぐに分かれます。
 
53号線と分岐
53号線と分岐
     
  180号線の単独区間になりました。
 
180号線単独区間
180号線単独区間
     
  岡山市内を外れると急速に田舎化します(笑)。そして 吉備津彦神社 の前を通ります。180号線沿いにはそのほか、吉備津神社最上稲荷 などが並んでいます。「吉備津彦神社」と「吉備津神社」ってよく似ていますよね。両神社間は 2 km と離れていません。「吉備津神社(岡山市吉備津)」は備中、「吉備津彦神社(岡山市一宮)」備前の国のものなのだそうです。この説明に関しては、ここ が詳しいです。
などと考えながらも、よく見ると吉備津彦神社前交差点には「道路元標」があるではありませんか! そうそう、信号機の取り付けてある電柱の横です。
 
吉備津彦神社前
吉備津彦神社前
     
  何でこんな所に道路元標が???と思いながらも早速撮影。「国道」の元標ではありませんけどね。
 
道路元標1
道路元標1
道路元標2
道路元標2
     
  ちなみに上の交差点を左折するとこういう道となり、吉備津彦神社へ向かいます。
 
吉備津彦神社へ
吉備津彦神社へ
     
  先に進むと、すぐに吉備津神社への入口交差点があります。
 
吉備津神社へ
吉備津神社へ
     
  11 km のキロポストです。あまり見ない形ですね。
 
11 km キロポスト
11 km キロポスト
     
  そしてまたすぐに最上稲荷への入口です。
 
最上稲荷へ
最上稲荷へ
     
  ここには大きな鳥居があります。巨大です。
 
鳥居
鳥居
     
 

右は二つ上の写真で見えている歩道橋の上から180号線を見たものです。向こうからこっちへ向かっていて、最上稲荷は左後ろにあります。

180号線と併走している線路はJR吉備線です。単線ですね。

高松原古才
高松原古才
     
 

少し先に進みます。すると2つ目のバイパスが出てきます。総社・一宮バイパスです。右の地図では国道の表記が見えないのでわかりにくいですが、右から左へまっすぐ進むのが180号線本線です。茶屋公会堂のすぐ左から上へ外れるのがバイパスです。ここは実際には道なりに進むとバイパスの方へ行くようになっています。
バイパスは途中で終了しています。バイパスの突き当たりから下へ降りているのは国道 429号線 です。

今回は、バイパスを先端まで進んで折り返し、本線に戻ることにします。

下の写真はバイパス入口です。案内標識には「総社バイパス」とあります。「一宮」が無いですね。

 
総社・一宮バイパス
総社・一宮バイパス
     
  バイパスが終了します。突き当たりまで行って折り返します。
 
バイパス終了
バイパス終了
     
  そして本線に戻ってきます。次の信号を右折して先へ進みます。
 
180号線本線へ
180号線本線へ
     
  少し進むと、川沿いに出ます。高梁川です。下の写真のすぐ左が川です。
 
川沿い
川沿い
     
  上の場所のちょっと手前ですが、こういうもの(場所)があります。何て言うんでしょう?
 
高梁川
高梁川
     
  そのまま高梁川に沿って北上します。高梁市に入ると、313号線が合流してきます。
 
313号線と重複
313号線と重複
     
  高梁市内を313号線と重複したまま進みます。高梁市には 備中松山城 があります。この城は、現存する天守がある12か所の城のうちの一つ、らしいのですが、今回は寄っている時間がないので、素通りです。笑
180号線は高梁市中心部を南北に、高梁川とともに貫きますが、下の写真でもわかるように、川沿いには城の塀を思わせるような塀が設けてあります。
 
313号線と重複2
313号線と重複2
     
  一部拡大してみましたが、重厚な感じです。さすが城下町、という雰囲気でなかなか良い感じです。
 
塀
     
  高梁市街地を抜ける手前に、かつて ガイアックス を販売していたと思われるガソリンスタンドの跡がありました。ガイアックスは一世を風靡しましたね〜。でも、いつの間にか見なくなってしまいました。Wikipedia によると 2003年8月から販売が禁止されているとか。
 
GAIAX
GAIAX
     
  そして313号線と分岐し、再び180号線単独区間となります。
 
313号線と分岐
313号線と分岐
     
 

岡山県内をどんどん北上します。新見市を通過し、岡山県と鳥取県の県境、明地トンネルを通過します。

トンネルを抜けると、眼前に鳥取県の象徴、大山が望めます。
なかなか見事です。

   
 
大山
大山
     
 
大山(引き)
大山(引き)
     
  この写真を撮った場所は、明地トンネルを出てすぐの場所にある「ピットイン明智」の駐車場です。「明地」トンネルなのに、「明智」なんですね??? どうでも良いか。笑
 
ピットイン明智
ピットイン明智
     
  ピットイン明智を後にして少し山を下ります。すると、181号線と合流します。
よく見ると「金持神社」とあります。え、「金持」?
 
181号線に合流
181号線に合流
     
 

「金持」は「かもち」と読むようで、「かねもち」ではないようです。上の写真の案内標識にも「Kamochi」の文字が見えます。

しかしどう読むにしても良い名前ですねぇ〜。
でも今回は立ち寄らずに先を急ぎます。

金持神社
金持神社
   
  合流直前で川を渡ります。坂井原川と言うそうです。こんな感じ。
 
坂井原川
坂井原川
     
  そして少し進んで、181号線と分岐します。米子、松江方面にはこのまま181号線を進むのが近道ですが、180号線は左にそれ少し南へ戻ります。
 
181号線と分岐
181号線と分岐
     
 

181号線と別れた後、180号線はいったん少し南西方向へ進みますが、この区間はJR伯備線と併走しています。

線路が撮れる場所があったので、撮ってみました。場所は、右の地図で180号線は右上から左下へ進んでいるのですが、真ん中少し左の、国道が伯備線から少し離れるように下へ曲がっている所です。

   
 
JR伯備線
JR伯備線
     
  少し離れた位置からも撮ってみました。奥に見えるのは水力発電所(黒坂発電所)です。
 
伯備線と発電所
伯備線と発電所
     
  少し進むと、183号線との合流を予告する標識が。
 
日野町中管
日野町中管
     
  こういう分岐の情報が一緒になっている標識も珍しいかもしれません。
183号線まで 7 km
183号線まで 7 km
   
  そして183号線と合流です。右向きに183号線の表示はありませんが、183号線は180号線とともに米子へ向かいます。
 
183号線と合流
183号線と合流
     
  次の写真は183号線と分岐する直前の場所の周囲を撮ったものです。左奥に道路が見えていますが、これが今走ってきた180号線です。典型的な田舎の田園風景という感じで、良い感じです。
 
田園風景
田園風景
     
  少し進むと、湖が現れます。
管沢ダムによって作られる日南湖です。
   
 
日南湖
日南湖
     
 

湖畔に右のような「管沢ダム之碑」があります。次のように書いてあります。

管沢ダム之碑

昭和三十五年於此處ダム建設起儀乎時県知事石破二郎氏来以精誠請協力地元亦快応之熟機而関係者以専心当衝見事完成雖此地深没流水久遠潤県内茲為供墳墓地人々名刻石伝後世偉可云也

昭和四十三年
日南町長木下太郎記

管沢ダム之碑
管沢ダム之碑
 

むずかしぃ。こういうことが書いてあるようです。

昭和35年、時の県知事石破二郎氏が来てこのダムの建設が起工した。地元へ誠意を持って工事への協力を求め、快い協力が得られた。関係者は熱心に工事し、見事ダムが完成した。この地が水没することは永久に県の利益となる。墓地を提供し人々の名前を石に刻んで後世までたたえる。

  湖沿いに走っていると、こんな標識が。「巨根橋」ですよ。笑
これは、ブログでも書いた「世界で最も阿呆な旅」でも紹介されている珍地名です。
 
巨根橋
巨根橋
     
  「世界で最も阿呆な旅」でも触れられていましたが、橋の看板が一部ありません。左のようにちゃんとしてる場所もあるんですが、右のように何カ所かは無くなっています。やはりみんな欲しがるのか。
しかし「巨根」に「Boko(膀胱)」ですよ。どういうセンスで命名するんでしょうか。笑
 
橋の名前1
橋の名前1
橋の名前2
橋の名前2
     
 

日南湖を後にしてまた少し進みます。もう一つ湖が現れます。緑水湖です。

ここでは、湖を渡るように鯉のぼりが泳いでいました。5月ですからね〜。

   
 
鯉のぼり
鯉のぼり
     
 

鯉のぼりの繋がっているロープの、こちら側始点に展望台があり、そこには右のような立派な看板(?)が立っています。

看板の向こう左下に鯉のぼりが少し見えていますね。柵の所まで行けばよく見えました。

緑水湖
緑水湖
   
  緑水湖を後にしてさらに北上します。どんどん町中に降りていきます。
 
西伯郡南部町
西伯郡南部町
     
  そして米子市内です。ここで180号線は9号線と合流します。合流後、終点までは9号線と重複です。
合流直前に、JR山陰本線の線路の下をくぐります。下の写真は、山陰本線の下をくぐった後の様子で、180号線は向こうからこちらへ向かっています。
 
JR山陰本線
JR山陰本線
     
  振り返ると、9号線と合流する交差点、陰田町交差点があります。
陰田町交差点は、米子市の最西端にあり、この交差点のすぐ左からは島根県になります。
 
陰田町交差点
陰田町交差点
     
  そして松江市です。相生町交差点で180号線は終了です。
 
180号線終了
180号線終了
     
 

夕方だったので、宍道湖の向こうに沈む夕日が見られました。下の写真は、9号線沿いにある県立美術館の隣の岸公園から見たものです。

左に見える、2本シルエットが屹立しているモニュメントは、「風の門」というものらしく、地元出身の彫刻家 澄川喜一 作だそうです。澄川喜一氏は 東京スカイツリー のデザイン監修を行った人なんだそうです。

   
 
宍道湖と夕日
宍道湖と夕日
     
  宍道湖の向こうの山陰に太陽が沈みます。
なかなかすばらしい。
日没
日没
  これで180号線は終了です!
180号線は 200 km 近くと、そこそこの長さがあり、山の中が中心ですが、それなりに走り甲斐がありました。
それより何より、謎の道路元標も採取できたし、大きな収穫ですね!
 

次の国道は485号線です。



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