国道187号
187号
 
起点 山口県岩国市
終点 島根県益田市
総延長 108.4 km
 
スタート 2016年05月04日 8:15頃
ゴール 2016年05月04日 16:00頃
所要時間 約 7.75 時間(順走)
平均速度 約 14.0 km/h

 

次は187号です。
187号は、山口県岩国市の立石交差点から始まり、中国山地を横断して島根県益田市の中吉田町交差点に至るまでの 108.4 km です。

スタート直後は 2号 と重複。途中 434号 と少し重複。そして終点付近は 9号 と重複です。
順走します。

     
  それでは187号のスタートです。スタート地点は立石交差点。ここは 188号 の起点でもあります。
スタート直後は2号と重複です。そのためかここには187号を感じさせるものは何もありません。
 
187号スタート
187号スタート
     
  岩国と言えば言わずと知れた 錦帯橋 。2号からすぐそばなので行ってみることにしました。
 
錦帯橋へ
錦帯橋へ
     
  橋の南側の川原に駐車場があります。クルマを止めて 錦帯橋 へ。
橋の南側から見るこのポイントが、右上に岩国城、左上にロープウェイの山頂駅が見えて、錦帯橋の写真を撮るベストポイントでしょうか。確かに素晴らしい。この付近には記念撮影台も用意されています。
 
錦帯橋
錦帯橋
     
 

錦帯橋へはかなり昔に来たことがあります。いつだったかなぁと思って調べてみると何と 1992 年。えぇっ、24 年前。(^_^;)

前来たときは橋を渡っただけだったのですが、実はその奥にも色々あります。今回は奥まで行ってみます。

まず橋を渡ると店が何軒かあります。土産物屋でしょうか。
ソフトクリームなども食べられるようです。

土産物屋
土産物屋
     
  そしてその奥に公園があります。これは 吉香公園(きっこうこうえん)という公園です。
実はこの公園、とてもきれい。素晴らしい公園です。
 
吉香公園1
吉香公園1
吉香公園2
吉香公園2
     
  そして奥には 岩国美術館 があります。「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」なんてありますよ。(^_^)
 
岩国美術館
岩国美術館
     
 

美術館のすぐ隣にロープウェイの山麓駅です。
ロープウェイは始発が 9:00 発。今回はこれで登ります。

ちなみに錦帯橋の往復、ロープウェイ往復、岩国城見学は錦帯橋の入口でセット券を買えて、総額 940 円です。

山麓駅
山麓駅
     
  こんなロープウェイで登ります。
すぐに山頂駅に到着。
ロープウェイ
ロープウェイ
     
  これが山頂駅です。
到着して岩国城方面は写真の左奥方向です。この写真は帰りに撮ったものです。こっちに下り方向の入口があります。
山頂駅
山頂駅
     
  岩国城 に行くには南側の山道と北側の広い道の2つのルートがあります。山道の方がそれっぽい。(^_^)
 
岩国城
岩国城
     
  城の中には色々なものが展示してありますが、特に刀剣類が多いです。ものすごい数あります。
そして入口付近に置いてあるのが「御太刀」です。これデカいです。迫力満点。
 
太刀
太刀
     
  城を登ると上から景色が見えます。素晴らしい景色です。特に上から見る錦帯橋が素晴らしい。美しいです。\(^_^)/
 
上から
上から
     
  ここまで国道とはまったく関係無い橋や城の話ばかりでしたね。(^_^;) 国道に戻ります。
2号に戻って錦川に沿って西進します。しばらく進んで、2号との分岐点です。ここから先は187号単独区間となります。
 
2号から分岐
2号から分岐
     
  187号と分岐した後、2号は南下です。一方187号はさらに錦川に沿って北西方向へ進みます。
このあたりのガードレールは山口県らしく黄色ですね。
 
黄色いガードレール
黄色いガードレール
     
  錦川を挟んだ向こうに発電所がありました。錦川第二発電所と言うようです。しかし、発電所に行く道は錦川を渡るこんな橋なのです。轍がついていると言うことはクルマがこの橋の上を渡ることがある?ということですか? オソロシイ(^_^;)
ちなみに発電所の手前を横切っている鉄道は 錦川清流線 という第三セクター線です。
 
錦川第二発電所
錦川第二発電所
     
  しばらく北上すると左から 434号 が合流してきます。
 
434号が合流
434号が合流
     
  合流地点直後で2連標識を発見。と言うか、似たような写真は434号を走った時にも撮っていますね。
 
2連標識
2連標識
     
  このへんは434号の時に詳しく書いていますが、旧434号と思しき鉄橋です。何とも言えない雰囲気ですね。
 
鉄橋
鉄橋
     
  錦川は434号とともに西へ向かいます。187号に沿って走る川は錦川の支流(?)の中ノ瀬川です。
 
中ノ瀬川
中ノ瀬川
     
  そして434号が分岐します。重複区間は約 2 km。
 
434号が分岐
434号が分岐
     
  434号と分岐するとどんどん山の中へ入っていきます。そして島根県との県境です。
ここは傍示ヶ峠(ぼうじがとう)で、187号の最高地点とのことです。前の国道 186号 でも「傍示峠」ありましたね。島根と広島の県境でした。「傍示」とは境界を示す棒杭のことで、昔ここに棒杭を立てて山口と島根の境界を示していたことがあるのでしょうかね。ちなみにこのあたりでは「峠」は「とう」または「たお」などと読むようです。
 
傍示ヶ峠
傍示ヶ峠
     
  上の写真は島根県側から山口県側を見て取ったものです。島根県側を振り返るとこんな様子です。ここから下りです。
 
島根県
島根県
     
  峠を下って、少し開けてきました。すると前方を中国自動車道が横切ります。そしてその 300 m 先で187号は左折。
 
中国自動車道
中国自動車道
     
  300 m 進んだ場所です。ここで左折です。
 
左折
左折
     
  さらに進みます。高津川に沿って北上です。峠(分水嶺)を超えたので、今度は下流に向かって進みます。
 
高津川
高津川
     
 

「石見ひとはなライン」とあります。「ひとはな」とは「187」のことでしょう。ちなみに「石見」は「いわみ」と読みます。

 
石見ひとはなライン
石見ひとはなライン
     
  9号との合流地点まであと少しです。日原天文台 があるので寄ってみました。
 
日原天文台へ
日原天文台へ
     
 

この日原天文台へは、やはり 1992 年に来ています。錦帯橋へ行った前日に来ているようです。ということはこれが2回目。

駐車場から正面に燦然と輝くドームが見えます。(下の写真)

このドームの中には口径 75 cm の反射望遠鏡が入っています。架台は赤道儀ではなく経緯台で、ナスミス焦点があるそうです。珍しい。

看板
看板
     
  ちなみに主ドームの周りに小さなドームが並んでいて、可愛いです。(^_^)
小さなドームはドアに EM-1、EM-100、JP-160、永田光機 30 cm 等と書いてあります。中の機材の名前と思われます。
 
ドーム
ドーム
天文台から
天文台から
     
  日原天文台を後にするとすぐに9号に到達します。ここを右折して、終点の益田市まで重複です。
 
9号に到達
9号に到達
     
 

中国地方と言えば ポプラ です。
ここは 鹿足(かのあし)日原店 です。
ここでちょっと休憩。

今回もポプラには何度もお世話になりました。

ポプラ
ポプラ
     
  そしてついに187号のゴールです。ここは中吉田町交差点で、191号 との交差点です。
直進するとそのまま9号です。
 
187号ゴール
187号ゴール
 

これで187号は終了です。
今回は、国道の様子よりも錦帯橋の印象が強く、錦帯橋と日原天文台ばかりみたいになってしまいましたね。187号はとりたてて特殊なところもなく、普通に順調に走行できたため、特に言及するものもない、と言えるかもしれません。(^_^;)
ところでこれで山口県の国道が終了です。山口県は8県目の終了した県になりました。

  次は、183号です。  

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