国道108号
108号
 
起点 宮城県石巻市
終点 秋田県由利本荘市
総延長 186.9 km
 
スタート 2017年10月08日 7:15 頃
ゴール 2017年10月08日 16:30 頃
所要時間 約 9.25 時間(順走)
平均速度 約 20.2 km/h

 

次は108号です。
108号は宮城県石巻市の石巻市丸井戸交差点で 45号 から始まり、宮城県、秋田県を北西へ進み、秋田県由利本荘市の水林交差点で 7号 に至るまでの 186.9 km です。
順走します。

     
 

108号の起点(スタート地点)に向うのですが、、、
108号の起点は、右の地図の A 地点です。ところが A → B と進むと、B 地点手前で強制的に左折させられ、左右に走る太い道に垂直にぶつかります。ここでは右折が国道108号、左折が県道16号となります。

B → C の道路は片側2車線の大きな道ですが、A → B は民家の間を走るような片側1車線の道です。なんだか不自然な感じです。

つまりこれは、A → B 手前から真っ直ぐ北西へ進む道が元の108号だったのですが、後から B → C の県道16号が整備された、と言うことですね。そのうち108号も C 地点が起点に付け変わるのではないでしょうか。

  それでは108号のスタートです。
45号を南からやってきて、A 地点に南から進入。ここを左折でスタートです。
 
108号スタート
108号スタート
     
  起点の石巻市丸井戸交差点の角には起点を示すキロポストが立っています。またポール標識も見えますね。
 
起点
起点
     
  スタートして 1 km 地点。こういう道が続きます。
 
1 km
1 km
     
  三陸自動車道と交差します。
 
三陸自動車道と交差
三陸自動車道と交差
     
  そしてすぐに B 地点です。ここは道なりに左折した先の交差点を右折です。右奥に進む道は旧108号だった道と思われます。
 
B 地点
B 地点
     
  しばらく進むと、スリット標識を発見! これは、このあたり で見つけました。
 
スリット標識発見!
スリット標識発見!
     
 

続いて346号に合流します。
合流する場所は右の地図のようになっています。

108号は右下からやってきて、手前をぐるっと回り込んで左の方で346号に合流します。反対からやってきた場合は、346号の北側で側道に外れ、突き当たりの信号を右折して右下へ進みます。ちょっと大げさな感じですね。

     
  これが合流手前の様子です。正面を左右に走るのが346号です。
 
346号に合流手前
346号に合流手前
     
  346号は 1 km 弱重複して分かれていきます。
 
346号が分岐
346号が分岐
     
  少し進むと、跨線橋でJR石巻線を超え、その先でまたスリット標識を発見! これは このあたり です。
 
スリット標識2
スリット標識2
     
  続いてJR東北本線と交差します。こんな感じで下をくぐります。
 
東北本線
東北本線
     
 

さらに少し先に、ちょっとだけバイパスがあります。古川東バイパスです。

古川東バイパスは、右の地図の A → B の区間で、約 1.3 km あります。

     
  次の写真が、A 地点の様子です。左折した先は、案内標識の向こうに見えている坂道を上がっていきます。ちなみに、案内標識には左折方向が108号であるとの表示はありませんね。
 
A 地点
A 地点
     
  続いて B 地点。坂を下りた正面はT字路になっていますが、道なりに進むと右方へ行きます。
正面の先は工事中で、さらに奥に延伸するようですね。ここでUターンします。
 
B 地点
B 地点
     
  108号本線に戻って少し進むと、大崎市の中心部です。ここで南北に走る東北新幹線と交差します。
ちなみに、このすぐ左にJR古川駅があります。
 
東北新幹線
東北新幹線
     
  新幹線と交差したすぐ後、クランク状に進みます。まず右折。
 
右折
右折
     
  続いて左折。
 
左折
左折
     
  少し進むと、4号 と交差し、その先で 47号 に合流します。ここからしばらく重複です。
 
47号に合流
47号に合流
     
 

47号としばらく重複しながら進んだ後、分岐していくのですが、分岐するところにはバイパス(花渕山バイパスs)があります。47号は以前 2014 年の 11 月に走行していますが、その頃にはこのバイパスはまだありませんでしたね。バイパス開通は 2015 年 11 月なんだとか。

右の地図では、47号は右下から進んできます。そして、まず A 地点で108号(旧道)が北に分岐します。続いて、B 地点で花渕山バイパスがスタートして C 地点に向かいます。C 地点でバイパスと旧道が合流です。

今回は A 地点を通り過ぎて B 地点まで進み、C 地点経由で A 地点まで戻ることにします。ちなみに D 地点は鳴子ダムで、ちょっと立ち寄っています。

     
  まずは A 地点です。108号(旧道)は写真の奥に見えている交差点を右折です。案内標識では、県道170号の反対方向へ進む道です。しかし案内標識ではこの道に108号との表示はありませんね。一方、少し先では花渕山バイパスの表示も見えます。先にバイパスの方へ向かいます。
 
A 地点
A 地点
     
  ちなみに、次の写真は県道170号側から A 地点の交差点を見た様子です。
左右に走るのが47号です。奥に進む道はちゃんと108号となっていますね。
 
県道側から
県道側から
     
  続いて B 地点です。右折してバイパスへ進みます。
 
B 地点
B 地点
     
  花渕山バイパスは大部分がトンネルです。トンネルをどんどん進んで C 地点です。ここを右折して旧道へ進むのですが、案内標識には、右折方向に108号の表示がありません。A 地点の案内標識もそうでしたが、旧道はもう国道ではないかのような扱いですね。でもまだ108号です。
 
C 地点
C 地点
     
  旧道はやはり旧道だけあって、そんなに大きな道ではありませんが、それでも順調に荒雄湖の東岸を南下します。
そして D 地点の 鳴子ダム に到着です。ダムは道路のすぐ横に見えます。でも、ダムがすぐ横に見えるこの場所からダムには行けないのです。ちなみにこの写真は、道路の上の方にダムの管理所があり、その建物の横から撮っています。この鳴子ダムは、「日本の技術者だけで建設した日本初の 100 m 級アーチ式コンクリートダム」なんだそうです。
 
鳴子ダム
鳴子ダム
     
  ダムの管理所のところから 400 m ほど進んだところにダムに向う道があります。入口のところに駐車場があって、ダムへは車両進入禁止です。歩いて行きます。
 
ダムへの道
ダムへの道
     
  しばらく歩いて、ダムに着きます。なかなか立派です。
 
下流側
下流側
     
  堤体の上(天端)には「なるこダム」と書いてあります。空から見えるようにでしょうかね。ちなみに 2017年10月現在の Google Maps の航空写真 にはまだこの文字は見えません。白い線が残っているし、最近書かれたものでしょうか。
 
天端
天端
     
  天端を反対側まで来ました。次の写真の真ん中少し右を縦に走るトンネルみたいなものは中に昇降装置が入っているそうで、下まで降りられるようです。また、中央あたりで横に通路が通っていて、ダムの堤体まで行けるようです。(一般人は行けません。)
縦トンネルのさらに上のところで上部を左右に走る赤いヤツが108号です。
 
反対側
反対側
     
  駐車場まで戻ります。途中、国道の下を通ります。次の写真で壁面上部を走っているのが国道です。道路を走っていたらわからないのですが、こうやって下から見るとスゴいところを通っていることがわかりますね。(@_@)
 
国道
国道
     
  鳴子ダムを後にして先に進みます。そしてほどなく A 地点まで戻って来ます。この橋を渡った先を左右に走るのが47号で、その交差点が A 地点。ここで右折してもう一度 B 地点 → C 地点と進みます。
 
再び A 地点
再び A 地点
     
  さらに北上すると、秋田県(湯沢市)に入ります。県境はトンネルで越えます。仙秋鬼首(おにこうべ)トンネルです。
下の写真はトンネルを出た後(秋田側)の様子です。
 
仙秋鬼首トンネル
仙秋鬼首トンネル
     
  トンネルを出た先には湯沢市の標識があります。
ちなみに現在は鬼首道路の仙秋鬼首トンネルが108号ですが、このトンネルができたのは 1996 年だそうで、それ以前は少し東側を走る「仙秋サンライン」で鬼首峠を越えるルートが108号だったようです。このルートは酷道?のような感じですね。
 
秋田県
秋田県
     
 

少し進むと、右の地図のような場所があります。108号は右下から出てきて左上へ進みますが、その途中にちょっとだけ外れる道があります。

ここは、昔は B → A → C → D と進む道だったと思われますが、(B) → A → C → E と新しい道に付け変わっています。付け変わったんだったら、A → B と C → D → E の区間は国道から降格しても良さそうなのですが、2017 年 10 月現在まだ国道であるようです。

     
  まずは A 地点。左折が B 地点方向、ちょっと先の右折するところが C 地点です。右折/左折も国道とはとても思えないですね。
 
A 地点
A 地点
     
  左折して B 地点です。こちらはここで行き止まり。正面を左右に横切るのが108号です。手前を右折した先は 鷹の湯温泉 だそうです。ここ、なかなか良さそうな温泉ですが、今回は寄らずに先へ進みます。
 
B 地点
B 地点
     
  引き返してきて、A、C 地点経由で D 地点です。ここもかつては直進するルートがあったようですが、封鎖されて、左折しながら E 地点で新しい道路に合流するルートに変わっています。
 
D 地点
D 地点
     
 

D 地点を左折したすぐ先が E 地点です。ここでは E → C → D → E と一回りして先に進みます。
ちなみに、C → E 間は約 300 m です。

 
E 地点
E 地点
     
  さらに北上して、13号 までやってきます。ここは左折で、少しだけ13号と重複します。
 
13号に合流
13号に合流
     
  13号とは 4 km ほど重複して分岐します。13号から左へ外れ、ぐるっと左側から一回りして13号の上を越えて、さらに北上します。写真では、左端に見えている青い高架で13号を超えていきます。
 
13号と分岐
13号と分岐
     
 

13号と分かれ、秋田県内を北西へ進みます。するとルートが2つに分かれている場所があります。でもここ、ちょっと変な感じなのです。

道なりに進むのは、A 地点からそのまま北上し、道なりに西に折れて B 地点を通って先へ進むルートです。しかし B 地点から C 地点まで進む108号があるのです。

A 地点と C 地点の距離は約 80 m あり、この2点が一致しているわけではありません。

ちょっと昔の様子を調べてみると、どうやら A → D と進む道があり、その後、川(子安川)の西を B まで進む、というのが元のルートだったようです。その後子安川の東を走るバイパスができたため、A → D への道は廃止されてしまい、その代わり、C 地点までが旧108号として付け変わったような感じです。

さらにここ、E → F の区間が工事中(通行止め)で通れませんでした。色々ありますね〜(^_^;)

     
  まずは A 地点です。道なりに右へ曲がっています。ここから D 地点へ向う道があったようには、もう見えません。
 
A 地点
A 地点
     
  左回りにぐるっと回り込んで、鉄道と交差します。これは 由利高原鉄道 の鳥海山ろく線です。
 
由利高原鉄道
由利高原鉄道
     
  由利高原鉄道をくぐったすぐ先が、B 地点です。ここを左折するのですが、案内標識などもなく、左折方向が国道であることを知らせるものはありません。
 
B 地点
B 地点
     
  B 地点を左折したすぐ先で、また由利高原鉄道と交差です。
 
由利高原鉄道再び
由利高原鉄道再び
     
  由利高原鉄道と交差したあと 400 m ほど進むと、なんと全面通行止めです。あれれ、、、しょうがないので引き返します。
 
E 地点
E 地点
     
  引き返してきて、A 地点経由で C 地点です。ここを右折して、通行止めの反対側に、行けるところまで行ってみます。
 
C 地点
C 地点
     
  そしてここが F 地点。C 地点からは約 850 m の場所です。ちなみに工事はスノーシェッドの解体だそうです。
B → C のルートは、近いうちに、例えばこの工事が終わった後とかに国道ではなくなってしまうような気もしますね。
 
F 地点
F 地点
     
  さらに北上します。するとまたスリット標識を発見! これは このあたり にあります。
 
スリット標識発見
スリット標識発見
     
  さらに進むと、由利高原鉄道の踏切があります。踏切が鳴り出したので待っていると、こういう車両が走ってきました。
由利高原鉄道は 2015 年に「乾電池のパワーで世界最長距離鉄道走行チャレンジ」というイベントをやっていて、見事成功したんだそうで、それを記念した(?)、このような ラッピング車両 が走っているようです。窓から人が覗いているように見えていますが、あれも絵です。はじめはほんとに人かと思った。(^_^;)
 
ラッピング車両
ラッピング車両
     
  続いて日本海東北自動車道と交差します。
 
日本海東北自動車道
日本海東北自動車道
     
  由利本荘市の中心部に入ってきました。正面の交差点を左折して105号と合流です。
 
105号に合流
105号に合流
     
  そしてほどなくゴール地点の水林交差点に到着です。
 
108号ゴール
108号ゴール
     
  これで108号は終了ですが、108号ではポール標識がいろいろ見られるのです。こんな感じ。
 
  これで108号は終了です。
108号は、宮城(石巻、仙台も)と秋田(由利本荘)を結ぶ主要道であるだけあって、全般的に良く整備されていて、気持ちよく走れましたね。鳴子ダムも良かったです。それにしても、ポール標識がいろいろありましたね!
  次は、457号です。  

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