国道47号
47号
 
起点 宮城県仙台市
終点 山形県酒田市
総延長 173.6 km
 
スタート 2014年11月23日 7:45 頃
ゴール 2014年11月23日 15:45 頃
総時間 約 8.0 時間(逆走)
平均速度 約 21.7 km/h

 

次は47号です。
47号は宮城県仙台市の 4号 苦竹ICから始まり、少し北上した後西進し、山形県酒田市で 7号 に至るまでの 173.6 km です。

スタートから大崎市までは4号と重複しています。したがって、事実上は大崎市と酒田市を結ぶ国道と言えるでしょうか。
逆走します。

 

     
 

それでは47号のスタートです。逆走なので、終点の酒田市からスタートです。

酒田市内はその日本海沿いを南北に7号が走っています。また、東西に最上川が流れています。47号の終点は、ちょうどその7号と最上川が交わるあたりにあります。今回は7号を南下し、最上川を渡って47号に進入します。

下の写真では、右下から正面奥へ走るのが7号で、ちょうど最上川を渡った直後の様子です。右の地図の A 地点です。47号は、7号から左へ外れるように始まっています。

   
 
47号スタート
47号スタート
     
  ちょうどこの場所に 177.9 km のキロポストがありました。あれれ、Wikipedia の47号のページには、路線延長 173.6 km と書いてあるのですが、、、、まぁたいした問題ではありません。(^_^;)
 
177.9 km
177.9 km
     
  7号から分かれた直後のランプウェイ的な道路の端にポール標識がありました。
 
ポール標識
ポール標識
     
  そしてその直後にまた違ったポール標識がありました。
 
ポール標識2
ポール標識2
     
  上の写真だとちょっとわかりにくいので拡大。
ポール標識拡大
ポール標識拡大
     
  スタート直後、このような高架の下をくぐります。日本海東北自動車道です。
 
日本海東北自動車道
日本海東北自動車道
     
  しばらく進むとまた違ったポール標識を発見。
 
ポール標識3
ポール標識3
     
  酒田市の隣の庄内町を進みます。今度は歩道橋に貼り付けてあるシール標識を発見。
 
庄内町南口
庄内町南口
     
  そして今度は通常のおにぎり標識です。
 
おにぎり標識
おにぎり標識
     
  そして北国らしい道路端のフェンスの側に小さなキロポストを発見。
 
フェンスとキロポスト
フェンスとキロポスト
     
 

拡大したのが右の写真です。

ここまでスタートして 10 km 弱ですが、次々と色々な標識が出てきて、素晴らしいです。

キロポスト拡大
キロポスト拡大
     
  他の写真を見てもわかるとおり、この日はあんまり天気が良くありませんでした。道路が濡れていますよね。
しかしこんな感じで山に雲がかかっていて、まるで湯気が上がっているように見え、これはこれで美しいです。
 
雲
     
  少し進むと、345号が合流してきます。
 
345号が合流
345号が合流
     
  と思ったら、345号はすぐに分岐していきます。重複区間は 800 m 弱です。
案内標識に「風車村」とありますね。
 
345号が分岐
345号が分岐
     
  正面に見えている信号を渡った先に、こんな感じで、風車が並んでいます。田んぼの中に沢山の風車が屹立しています。
これが「風車村」ですか。なかなか壮観です。
 
風車
風車
     
  このあたり、47号は最上川と奥の細道最上川ラインに沿って走ります。「奥の細道最上川ライン」とは、JR陸羽西線 のこと(愛称)だそうです。下の写真では、陸羽西線は見えていませんが、最上川とそれに沿って走る国道が確認できます。
 
最上川
最上川
     
  白糸の滝ドライブイン というドライブインでちょっと休憩です。ドライブインの前の道にはこんな感じで電光掲示の標識があります。ちょっと珍しいですね。そして今ひとつ見えていませんが、標識の右を線路が走っています。
 
白糸の滝ドライブイン1
白糸の滝ドライブイン1
     
  ドライブインはこんな感じで、川の向こうに滝が見えています。あれが「白糸の滝」でしょう。
 
白糸の滝ドライブイン2
白糸の滝ドライブイン2
     
  滝を拡大するとこんな様子です。あとここで、最上川舟下りができるようですね。
 
滝
舟下り
舟下り
     
  さすがに山形県です。そこここに雪囲いが見られます。まだ雪の季節ではありませんでしたが、準備万端です。
 
雪囲い1
雪囲い1
雪囲い2
雪囲い2
     
  続いて458号が合流してきます。案内標識を見るとまるで458号と分岐しているかのように見えますが、合流です。
 
458号が合流
458号が合流
     
  そしてすぐに458号とは分岐します。今度は確実に分岐です。重複区間は 1.8 km ほどです。
 
458号と分岐
458号と分岐
     
 

新庄市の中心部に近づきます。
このあたりでは、47号は2つのルートに分かれています。右の地図の A → B が素直な通常ルート。そして、A → C → B がもう一つのルートです。

ここでは A → B → C → A と、この2つのルートをぐるっと一周することにします。

   
  次の写真が A 地点の様子です。まず直進します。
新しく道路が建設されているようですね。そのうちあれが47号になるのでしょう。
 
A 地点
A 地点
     
  13号と交差します。立体交差ですね。
 
13号と交差
13号と交差
     
  そして B 地点です。ここでもまた13号と交差しています。つまりここでは13号もルートが2つあるわけですね。
続いて、C 地点へ向かうために左折しますが、案内標識上では左折方向は47号とは書いてありません。
 
B 地点
B 地点
     
  しかし左折するとすぐに13号と分岐します。ということはちょっとだけ(200 m ほど)重複区間があります。
 
13号と分岐
13号と分岐
     
  そして C 地点です。ここでも13号と交差するのですが、やはり立体交差です。
 
C 地点
C 地点
     
  ほどなく A 地点に反対側から戻ってきます。左折して先に進みます。
 
再び A 地点
再び A 地点
     
  ここ47号でもスリット標識を発見。早速撮影します。
 
スリット標識
スリット標識
     
  さらに拡大。
 
スリット標識拡大
スリット標識拡大
     
  しばらく最上川とは離れていましたが、また川沿いの道になります。この川は、最上川の支流の小国川です。
47号は写真では右端にちょっとだけ写っています。
 
小国川
小国川
     
  道の駅ならぬ、川の駅 ヤナ茶屋もがみ がありました。隣にはローソンも。
 
川の駅 ヤナ茶屋もがみ
川の駅 ヤナ茶屋もがみ
     
 

このローソンでもウィンドウォッシャー液が売っていました。
281号 でも途中のサークルKで売っていましたが、やはり北国ならではなのでしょうか。
ちなみにヤナ茶屋もがみでは、鮎の塩焼きが食べられます。田楽焼きもあるようですね。400円。

 
ウィンドウォッシャー液
ウィンドウォッシャー液
あゆ
あゆ
     
  川の駅の道路を挟んで反対側には JR奥羽東線(奥の細道湯けむりライン)が走っています。ちょうどトンネルがあります。
 
JR奥羽東線
JR奥羽東線
     
  少し先で、JR奥羽東線の鉄橋と併走しているところがありました。ずいぶん年季の入った鉄橋に見えます。
 
鉄橋
鉄橋
     
  そしてすぐ奥にこんな橋も。これは人やクルマが通る橋ですが、ひょっとして旧道?でしょうか?
 
古い橋
古い橋
     
  続いて、宮城県との県境に至ります。坂を下る途中に県境があります。
 
宮城県
宮城県
     
  宮城県に入って、さらにしばらく下ると、鳴子温泉にやってきます。ここでは108号が合流してきます。
108号は左を走っている江合川(えあいがわ)を渡って47号と合流してきて、このあとしばらく重複します。
 
108号が合流
108号が合流
     
  しばらく進むと、でっかいこけしを発見! デカいです。
 
鳴子温泉郷
鳴子温泉郷
     
  このあたりは雪国だけあって、道路端にこういった赤白のポールが立っています。しかしよく見ると、その中にたまに、こんな感じでおにぎり標識が書いてあるものがあります。どういう基準で設定されているのかは不明ですが、何本かに1本見つけられます。しかもおにぎり標識は歩道側を向いていて、車道側からはちょっと見づらい感じ。
 
赤白ポール
赤白ポール
     
  拡大するとこうなっています。
おにぎり標識
おにぎり標識
     
  続いて457号が合流してきます。
 
457号が合流
457号が合流
     
  しかし457号もすぐに分岐してしまいます。重複区間は 8 km ほどです。
 
457号が分岐
457号が分岐
     
  今度は、東北自動車道と交差します。ちょうど古川ICがある場所です。
 
東北自動車道と交差
東北自動車道と交差
     
  そして大崎市上古川です。47号はここを右折して、あとはゴール地点まで4号と重複です。先に合流した108号は、47号とはここまで重複で、この先まっすぐです。
 
4号に合流
4号に合流
     
 

そしてゴール地点の苦竹ICにやってきます。
しかしここは4号の途中のICの1つで、47号の何かを示すものはありません。また、普通は4号を南北に走り抜けてしまうため、どこをゴール地点とするのかは難しいです。

しょうがないので、ここは4号からランプウェイを下って、4号と直角に交わる 45号 に降りてきた場所をゴール地点としてみました。右の地図では、4号の東(右)の信号の場所です。下の写真では左折の2車線しか写っていませんが、さらに右にも車線が有り、信号のある交差点になっています。

   
 
47号ゴール
47号ゴール
  これで47号は終了です。
47号は宮城県仙台市と山形県酒田市を結ぶ重要な路線と思われますが、途中東北山地を横断するため、かなり山の中を進むものかとちょっと覚悟していたのですが、そんなことはなく、全線良く整備された走りやすい道路でした。酒田→大崎の区間はほとんどの区間川沿いを走りますが、これもなかなか気持ちよかったですね。
  次は、251号です。  

  ●追補1  
  2019 年の 7 月に 112号 を走行したときに、酒田市内の47号の取付位置が以前と違っていることに気がつきました。よく調べると、2014 年に47号を走行したときは、最上川のすぐ南の A 地点がスタート地点で、その後、→ B → C → D と進んでいます。C → D は羽越本線の余目駅近くを通っていました。しかし 2019 年 7 月現在は少し北の E 地点からスタートし、→ B → C → F → D と進むルート(余目(あまるめ)酒田道路)に変わっています。112号の酒田からの帰路でこの新しい47号を走っておくことにしました。
 
     
  さてそれではスタートです。酒田市内の7号を南下して、東大町交差点です。この交差点を左折してスタートです。
 
E 地点
E 地点
     
  スターとするとすぐに日本海東北自動車道と交差します。
 
日本海東北自動車道
日本海東北自動車道
     
  そして → B → C → F 地点経由で D 地点へ到着です。(正確に言うと B 地点と C 地点は下の道で、今回の走行ルートとは微妙に違います。)ちなみに E 地点から D 地点までは約 12 km でした。
 
D 地点
D 地点
  余目酒田道路は、2018 年 3 月 18 日に開通 しているようです。E 地点から始まり、D 地点を通り過ぎたもう少し先までが余目酒田道路のようです。旧ルートの A → B → C → D と新ルートの E → F → D を比べると、どう見ても新ルートの方がスムーズなので、やはりこっちが最終的な姿のようですね。
   
走行日:2019年7月15日

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