国道15号
15号
 
起点 東京都中央区日本橋
終点 神奈川県横浜市神奈川区
総延長 28.8 km
 
スタート 2022年08月06日 11:00 頃
ゴール 2022年08月06日 12:30 頃
所要時間 約 1.5 時間(順走)
平均速度 約 19.2 km/h

 

次は15号です。
15号は東京都中央区の日本橋から始まり、南下して神奈川県横浜市神奈川区の青木通り交差点で国道 1号 に至るまでの 28.8 km です。東京と横浜を結ぶ短い国道ですね。
順走します。

   
  それでは15号のスタートです。スタート地点の日本橋に北から進入してスタートします。この日は2車線あるうちの左側車線では工事が行われていました。地下鉄の縦坑の工事だそうです。
 
15号スタート
15号スタート
     
  日本橋の様子は 1号 のページに詳しく書いたのでここでは省略しますが、この橋、相変わらずなかなか良い感じです。麒麟像が素晴らしい。すべての国道の原点にふさわしいです。
日本橋
日本橋
     
  この日本橋は 多くの国道の起点 となっていますが、南へ進むのは1号、15号、20号 の3国道です。この3本はスタートして約 200 m 進んだ地点の日本橋交差点まで重複していますが、この交差点で1号と20号は右折、15号は直進します。
 
1号が分岐
1号が分岐
     
 

15号単独区間になって約 1 km 進むと、東京一の高級店の並ぶ銀座中央通りに突入します。この通りは実は土日祝日は 歩行者天国 になって、クルマは進入できません。通行できなくなるのは右の地図の A → B の区間(銀座通り口交差点から銀座八丁目交差点まで)です。

進入禁止になるのは正午からで、4〜9月は18時、10〜3月は17時まで進入禁止です。従って、クルマで通りたいときには午前中に通過するのが良いでしょう。

     
  次の写真は銀座通り口交差点進入前の様子です。左右を横切る高架は 東京高速道路 の路線です。東京高速道路は首都高に直結する短い区間(約 2 km)の道路で、高速道路(首都高)では無いのですが、事実上首都高の一部のような感じの不思議な道路です。写真では見づらいですが、高架には「銀座京橋」とあります。
 
東京高速道路
東京高速道路
     
  そして高架をくぐった先の交差点が、歩行者天国の始まる銀座通り口交差点です。
 
銀座通り口交差点
銀座通り口交差点
     
  歩行者天国区間の真ん中くらいの銀座三丁目はこんな感じです。
 
銀座三丁目
銀座三丁目
     
  そして歩行者天国区間の終了地点の銀座八丁目交差点です。正面の青い高架はやはり東京高速道路の路線です。歩行者天国は東京高速道路から始まり、東京高速道路で終わる、と言う感じですね。
 
銀座八丁目交差点
銀座八丁目交差点
     
  東京高速道路の高架をくぐるとすぐ先に正面を横切る大きな建物があります。これは ゆりかもめ の新橋駅で、この右にJR新橋駅があります。ゆりかもめの駅、大きく見えますね。そして正面の奥にJRの高架が見えています。遠くで少し見づらいですが、この瞬間、新幹線が走っています。
 
新橋駅
新橋駅
     
  上の写真で新幹線が見えていたJR線の高架までやってきました。この高架では東海道新幹線の他、上野東京ライン、山手線などの路線が併走しています。
 
JR線と交差
JR線と交差
     
  さらに南下して金杉橋北交差点です。この先で首都高の都心環状線と交差します。
 
首都高都心環状線
首都高都心環状線
     
  さらに少し南下すると 130号 が分岐します。この交差点は130号の終点です。ちなみに130号は総延長 500 m しかない、日本の国道で2番目に短い国道です。
 
130号が分岐
130号が分岐
     
  続いてJR品川駅前を通り過ぎます。歩道橋の奥左に品川駅があります。
歩道橋の右側には「国道15号 第一京浜」とあります。15号は「第一京浜」です。「第二京浜」は1号で、「第三京浜」は 466号(の一部)です。1号と15号では数字の少ない1号の方を「第一」にするのが良いように思えますよね。でもこれは、15号は かつての「1號國道」だった名残から来ているそうです。なるほど。
 
JR品川駅前
JR品川駅前
     
  品川駅前を通過し、どんどん南下します。続いて京急線と交差します。下の写真では案内標識がかかっているのは歩道橋で、その奥に見えている薄いブルーの高架が京急線です。
 
京急線と交差
京急線と交差
     
  少し進むと今度は 131号 の分岐があります。この場所は高架になっていて、右車線を進むと15号、左車線を進むと131号に分岐していきます。
 
131号が分岐
131号が分岐
     
  さらに南下して京急蒲田駅の横を通り過ぎます。京急蒲田駅からは京急本線の他、羽田空港に向かう空港線が分岐します。15号はこの京急蒲田駅から出てきた空港線と交差します。
 
京急空港線
京急空港線
     
  京急空港線と交差した直後、今度は環状八号線(環八)と交差します。ここは15号が環八の下をトンネルでくぐります。
 
環八と交差
環八と交差
     
  そして次は多摩川を渡ります。渡る橋は六郷橋です。多摩川を渡ると神奈川県です。
神奈川県に入るとすぐに 409号 と交差ですが、ここは立体交差です。409号へは側道から進みます。
 
六郷橋
六郷橋
     
  高架を降りるとその先で 132号 が分岐します。132号はこの交差点が終点です。ちなみに右折方向はJR川崎駅ですね。
 
132号が分岐
132号が分岐
     
  続いて今度はJR南武線と交差します。JR南武線って、川崎駅までの路線では?と思ってたのですが、ここで交差するのは南武線の支線で、浜川崎支線 と言うようです。浜川崎支線は川崎駅の1つ向こうの尻手駅から始まり、川崎駅は通過せず、その先の浜川崎駅までの区間を結んでいます。
 
JR南武線
JR南武線
     
  さらに進んで、また鉄道線と交差します。今度はJR鶴見線です。そして道路のすぐ横に駅があります。名前は「国道駅」と言います。何と「国道」駅ですか、珍しい名前ですね。これは、鶴見線と国道との交点にあるから国道駅なんだそうです。安直。笑 でも開業当時を思わせる ちょっとレトロな雰囲気の駅 のようです。また今度行ってみようかな。
 
国道駅
国道駅
     
  次は首都高と交差です。首都高速神奈川7号横浜北線の高架です。
この場所は左から首都高速神奈川1号横羽線が近づいてきて、すぐ左に生麦JCTがあります。7号横浜北線は生麦JCTで1号横羽線から分岐して始まり、国道15号の上を越えて北西方向へ進みます。「生麦」と言う地名は、「生麦事件」があったところで、高架下付近には「生麦事件碑」もあるようです。
ちなみに、首都高の高架の下に鉄道の高架がチラッと見えています。ちょっと見づらいかも知れませんが、右から左へと進んでいます。これはどうやら貨物線のようで、あまり詳しい情報が無いのですが、もう廃止された路線かもしれません。
 
首都高速神奈川7号横浜北線
首都高速神奈川7号横浜北線
     
  さらに進むと、首都高速神奈川1号横羽線が左からやってきます。歩道橋の向こうです。国道15号はその下へ進みます。
 
首都高速神奈川1号横羽線
首都高速神奈川1号横羽線
     
  しばらく首都高速の下を進みます。
中央市場入口交差点まで来ました。ゴール地点まであと少しです。 この場所は4車線ありますが、右の2車線が国道で、この先右折します。正面の歩道橋の案内標識には国道の方向が赤い矢印で表示されていますね。
 
首都高速の下
首都高速の下
     
  そしてその先の栄町交差点で15号は右折です。路面にも「国道」と書いてあって、わかりやすい。
 
栄町交差点
栄町交差点
     
  この栄町交差点の角には支柱型標識が立っています。この標識は歩道の角に立っているのですが、、、
 
支柱型標識
支柱型標識
     
  反対側から見ると標識が立っている場所がよく分かると思いますが、こんな場所に立っているので、15号本線側からはまったく見えません。見えなくても良いのか??? (^_^;)
 
支柱型標識反対側
支柱型標識反対側
     
  そして栄町交差点を右折したすぐ先が、終点の青木通り交差点です。交差点の手前に終点の標識が立っています。しかも1号との2連標識です。こういうの撮れると満足。笑
 
15号ゴール
15号ゴール

これで15号は終了です。
15号は 30 km 弱と短めの国道でしたが、でもけっこうイベントが多く、短い割には思ったより写真が多くなりましたね。写真は動画からの切り出しが多いのですが、都市部ではクルマを止める場所に苦労するため、動画からの切り出しはとても便利です。画質もそこそこで、なんだか今後こればっかり使いそう。(^_^;)

  次は、349号です。  

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