国道365号
365号
 
起点 石川県加賀市
終点 三重県四日市市
総延長 229.4 km
 
スタート 2018年05月02日 7:30 頃
ゴール 2018年05月02日 17:00 頃
所要時間 約 9.5 時間(逆走)
平均速度 約 24.1 km/h

 

次は365号です。
365号は石川県加賀市の黒瀬交差点で 8号 から始まり、日本海沿いを南下した後内陸に進み、越前市経由で福井県内を南下した後、滋賀県、岐阜県を通過して、三重県四日市市の四日市橋南詰交差点で 1号 に至るまでの 229.4 km です。起点から約 63 km は 305号 と重複しています。
逆走します。

  それではスタートです。逆走なので終点の四日市市です。1号の四日市橋南詰交差点に南から進入します。
「四日市橋」は信号の先に見えている橋のことでで、この橋で三滝川を渡ります。ちなみにこの交差点は前日に走行した 477号 のゴール地点の近くで、スタート直後は477号と少し重複します。
 
365号スタート
365号スタート
     
  スタート直後すぐにガードレールにシール標識を発見。
 
シール標識
シール標識
     
  正面からも撮ってみました。
シール拡大
シール拡大
     
  そしてその奥に二連標識も見えています。
 
二連標識
二連標識
     
  続いて近鉄名古屋線と交差します。
 
近鉄名古屋線
近鉄名古屋線
     
  そして堀木橋南詰交差点です。477号との重複はここまでで、365号はこの交差点で右折して堀木橋を渡ります。
 
堀木橋南詰
堀木橋南詰
     
  しばらく進んで東名阪自動車道と交差します。
 
東名阪自動車道
東名阪自動車道
     
  そして次に正面に大きな橋が見えてきます。これは現在建設中の新名神自動車道ですね。2018 年 5 月現在、新名神自動車道はこの場所のすぐ東の新四日市JCTまで開通しています。
 
新名神
新名神
     
  新名神の東員ICを通り過ぎ、員弁川(いなべがわ)沿いに出ます。ここで左から建設中の道路がやってきます。365号はこの下をくぐって左側に出ます。どうやらこれは建設中の365号バイパスのようですね。
 
員弁川沿い
員弁川沿い
     
  その後しばらく建設中のバイパスの側道を走ります。
 
バイパス
バイパス
     
  次は421号と交差します。
 
421号と交差
421号と交差
     
  そして次は306号が合流です。306号とはしばらく重複します。
 
306号が合流
306号が合流
     
  合流直後に二連標識を発見。306号の方はともかく、365号の標識は向きがおかしくちょっと見づらいですね。
 
二連標識
二連標識
     
  この場所で反対車線側に二連のキロポスト(小)を発見。
 
キロポスト(小)
キロポスト(小)
     
  さらに進むと306号が分岐します。写真では正面を高架が横切っていますが、これをくぐった先にある交差点が分岐点です。
306号とは 8.5 km の重複でした。
 
306号が分岐
306号が分岐
     
  三重県から岐阜県に入ります。名神高速と交差します。
 
名神高速
名神高速
     
  そして次は東海道新幹線と交差です。
 
東海道新幹線
東海道新幹線
     
  続いて 21号 と交差。忙しいです。
 
21号と交差
21号と交差
     
  さらに進むと高架の下をくぐります。これは21号の関ヶ原バイパス。関ヶ原バイパスはこのあと、、、
 
関ヶ原バイパスと交差
関ヶ原バイパスと交差
     
  ぐるっと右回りに進んで、この伊吹山口交差点で365号と交差します。関ヶ原バイパスはここまで。
案内標識では右が伊吹山となっていますが、右折した先は伊吹山ドライブウェイです。
 
21号関ヶ原バイパス
21号関ヶ原バイパス
     
 

岐阜県から滋賀県に入ります。琵琶湖の東側を北上します。

長浜市木之本町にやってきます。ここ、303号 を通ったときにも書きましたが、少し複雑です。

365号は、右の地図では右下から出てきて、まず A 地点へ進みます。その後、B → C → F と進むのが通常ルートのようなのですが、C 地点の後、→ D → E → F → A の区間も365号のようなのです。

ここでは、A → B → C → D → E → F → A → B → C → F と進むことにします。

ちなみに、C → D → E → F → A 区間は303号とも重複しているようです。

     
  まずは A 地点です。直進方向は365号(303号)のはずですが、国道の表記はありません。そして左折方向が365号・8号 とあります。この表記では、365号は左折なのか、左折した先に365号があるのか今ひとつ判然としません。
 
A 地点
A 地点
     
  ところが交差点の角には365号は左折であることを示す標識があります。ということでまずは左折です。
 
方向指示標識
方向指示標識
     
  続いて C 地点までやってきました。右折は303号としかありませんが、気にせず右折します。
 
C 地点
C 地点
     
 

303号を走った時、ここは303/365号の重複路線だったはず、と思いながら D 地点まで進みます。303号を走ったのは 2016 年 8 月のことだったので、その後路線の変更があり、この道は既に365号ではなくなっている可能性もある、と思いながら進みますが、突き当たりの方向指示標識には303・365号とあり、やはりまだここは365号とわかります。

 
D 地点
D 地点
     
  E 地点です。突き当たりを左折です。
 
E 地点
E 地点
     
  次は F 地点。方向指示標識がいろいろ立っていますが、ここは右折。
 
F 地点
F 地点
     
  そして A 地点にまた戻って来ます。右折です。
 
A 地点
A 地点
     
  → B → C と進み、F 地点へ向かいます。F 地点の手前で北陸自動車道と交差します。
 
北陸自動車道
北陸自動車道
     
  そして F 地点です。
365号は右折、8/303号は直進。左折すると北陸道の木之本ICです。縦に長い3連標識がありますね。珍しい。
 
F 地点
F 地点
     
  滋賀県内を北上します。このあたりでは北陸自動車道としばらく併走します。
写真では右のホンダ・シャトルが走っているところが北陸自動車道です。
 
北陸自動車道と併走
北陸自動車道と併走
     
 

北陸自動車道は福井県敦賀市へ向かうために方向を西に変えますが、365号はそのまま北上します。このあたりは「北国街道(ほっこくかいどう)」と呼ばれるようです。

北上の途中、ルートが2つに分かれているところ(右の地図では A → B 間)があるようなのです。片方が旧道でもう片方が新道(バイパス)と思われます。両方走っておくつもりでいたのですが、、、

     
  A 地点まで来ると、なんと旧道は通行止めになっているではありませんか。しっかりゲートが閉まっていてどうあがいてもこの先へは進めそうにありません。
 
A 地点
A 地点
     
  B 地点もしかりです。もうこの道は使うな、と言うことなんでしょう。
 
B 地点
B 地点
     
  さらに北上して福井県に入ります。県境の栃ノ木峠を超えます。
 
福井県
福井県
     
  福井県に入るとすぐに476号に合流します。
 
476号に合流
476号に合流
     
  476号と合流すると今度は坂を下ります。かなり下ります。途中に待避所を設ける必要があるくらい下ります。
 
待避所
待避所
     
  少し先で二連標識がありました。
しかしこれはちょっと珍しい横二連ですね。この横二連タイプの標識は、この後もいくつか見かけました。
 
横二連標識
横二連標識
     
  続いて476号が分岐します。重複区間は 11.4 km でした。
 
476号が分岐
476号が分岐
     
  そして北陸自動車道の今庄ICの入口を通り過ぎます。
今庄ICは 305号 の終点で、305号はここから少しだけ重複します。続いて北陸自動車道と交差です。
 
北陸自動車道
北陸自動車道
     
  305号とは約 2.9 km 重複して次の写真の交差点で分岐です。365号は直進、305号は左へ外れて、ぐっと左側へ回り込んでいきます。
 
305号が分岐
305号が分岐
     
  305号はこの写真の高架で365号の左側へ回り込みながら180度方向を変えたあと、西へ方向を変え、併走している北陸本線を超えてさらに西へ進みます。その高架の下をよく見るとおにぎり標識が!
 
305号
305号
     
  これは、ちょっとくたびれた感じの417号のおにぎり標識ではありませんか。
どうしてこんな所においてあるんでしょうか???
417号
417号
     
  さらに北上して越前市に入ります。8号と交差します。
 
8号と交差
8号と交差
     
 

越前市 ってあまり聞いたことが無いような気がしていましたが、2005 年に武生市と今立(いまだて)郡今立町が合併してできた市なんだそうですね。個人的には武生市の方が馴染みがある感じ。

その越前市の中心部、武生駅近くに進みます。ここにはなんと、一方通行があります。

365号は右の地図の下から出てきて A まで進むのですが、A → B の区間のみ B → A 方向の一方通行なのです。そこでここは、A → C → B → A と一回りし、さらに → C → B と周って先に進むことにします。

     
  ということで A 地点です。道なりに素直に進むのは C 地点へ向かう右の道ですが、365号は左の一方通行です。
 
A 地点
A 地点
     
  B 地点まで進み、A 地点方向を見た様子です。A 地点までは約 400 m。
 
B → A
B → A
     
  そして B 地点から北を見るとこんな感じです。こちらは普通の対面通行。
 
B 地点の先
B 地点の先
     
  越前市中心部から離れて、クネクネと北西方向へ進みます。越前市の隣の越前町(紛らわしぃ(^_^;))に入ります。越前町で471号と合流します。正面の織田北交差点を左折です。
 
417号に合流
417号に合流
     
 

ルートを西にとって日本海を目指します。
途中にループした場所(右の地図)があります。

365号は右下からやってきて、左回りに一周し、やってきた道路の下をくぐって方向を変え、左方向へ抜けていきます。

     
  次の写真はループの下から撮ったものです。写真の左上から出てきて、左回りに一周し、高架の下をくぐった後方向を180度変えて左奥へ進みます。右上の地図では高架の下をくぐって180度転回している付近から右下へ細い道が延びていますが、写真はちょうどそのあたりから撮っています。このループができる前は、右下の細い道からやってきて左へ進んでいたようですね。
 
ループ
ループ
     
  そして日本海に至ります。梅浦交差点で再び305号に合流、右折します。305号とはゴールまで重複です。
 
305号に合流
305号に合流
     
  ゴールまでは走行済みの305号と重複なのでバッサリ省略しますが、一つだけ。それは 呼鳥門(こちょうもん) です。
305号走行時はものすごい逆光でなんだかよくわからない写真しか撮れなかったので、ここでもう一度撮ってみました。と言ってもこの日はかなり激しい雨で、これもあまり良い写真とは言い難いですが、岩の肌とかはこっちの方がよく分かるでしょうか。305号でも書きましたが、これは人が掘ったものではなく自然のトンネルなんだそうで、しかもかつて305号がこの下を通っていたそうです。なんとまぁすごいことですね。(@_@)
 
呼鳥門
呼鳥門
     
  その後305/365号は日本海沿いを北上し、石川県に入った後、加賀市の黒瀬交差点で8号に至ります。
ここがゴール地点です。
 
365号ゴール
365号ゴール
 

これで365号は終了です。
365号は三重、岐阜、滋賀、福井、石川と、なんと5県にまたがる、しかも伊勢湾(太平洋)から日本海に至る国道で、長さも 200 km 以上あり、こんな所にこんな国道があったか!と思わされる国道でした。一部木之本の謎なルートと武生の一方通行がありましたが、それ以外はよく整備されたわかりやすい道が多かったですね。

  次は、364号です。  

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