国道303号
303号
 
起点 岐阜県岐阜市
終点 福井県遠敷郡上中町
総延長 122.8 km
 
スタート 2016年08月15日 10:15頃
ゴール 2016年08月15日 18:15頃
所要時間 約 8.00 時間(逆走)
平均速度 約 15.4 km/h

 

次は303号です。
303号は、岐阜県岐阜市の神田町5交差点から始まり、岐阜県を西進した後、滋賀県を経由して福井県遠敷郡上中町の三宅交差点で 27号 に至るまでの 122.8 km です。

終点は前の国道 367号 の終点でもあり、367号の走行に引き続き303号です。逆走します。

     
  それでは303号のスタートです。
前の国道367号の終了後、三宅交差点を小浜方面(西)へ曲がり、すぐにUターンして303号です。
下の写真はUターンしたところです。この場所はすぐ隣を線路(JR小浜線)が併走しています。
 
303号スタート
303号スタート
     
  スタートして 6 km 弱進んだ場所で、滋賀県に入ります。福井県区間は短かったですね。
 
滋賀県へ
滋賀県へ
     
  滋賀県に入って約 5 km 進むと、367号が分岐していきます。
 
367号が分岐
367号が分岐
     
 

367号と分かれてすぐの場所に、右の地図のようにルートが2つに分かれているかのような場所があります。2016 年9月現在、Google Maps でも、MapFan でも、Mapion でもここはルートが2つに分かれているかのように表示されています。しかも右のルートはどの地図サービス見ても A → C までが国道、C → B は国道ではない、とされています。

実際の道路は、、、

     
  ここが A 地点の様子です。正面がトンネル、左に外れるのが C 地点へ向かう道。上の地図ではトンネル入口の少し手前から C 地点に向かう道が出ているかのように表示されているのですが、実際はトンネルの入口直前から直角に曲がるようになっています。最近このような形に変わったと思われます。
 
A 地点
A 地点
     
  そしてこれが、C 地点へ向かう道なのですが、、、狭っ!!(^_^;) クルマが1台やっと通れるくらいの道幅です。
 
C 地点へ
C 地点へ
     
  しかしこの道はすぐに行き止まりになってしまうのです。上の細いところから入って、200 m くらい? でしょうか。
残念ながらこちらから C 地点へは行けそうにないので、ここで引き返します。
 
行き止まり
行き止まり
     
  A 地点まで戻り、トンネルを抜けて B 地点から C 地点へ向かってみました。しかしこちらもこんな感じで行き止まりです。
ということは A → C → B のルートはもう国道ではないばかりか、ひょっとしたら近いうちに廃道になるのかもしれません。
 
C 地点
C 地点
     
  しばらく進んでいると「303釣具店」を発見! たまにこういう国道の番号を冠した店があります。
 
303釣具店
303釣具店
     
  続いて161号に合流します。正面を左右に走る高架が161号で、この交差点を左折して高架に登ります。
 
161号に合流
161号に合流
     
  この写真はちょうど高架上の道路に合流する場所です。2連標識が見えますね。ところで正面の雲がものすごく真っ黒で、ちょっと不気味な感じなのです。案の定、この直後ものすごい土砂降りになってしまいました。(+_+)
 
161号へ
161号へ
     
  ものすごい雨で高架区間は走るのがかなり怖かった。(T_T) 高架区間が終わって、少し雨の勢いが弱まってきました。その様子がこの写真です。これでもかなり降っているのがわかると思いますが、「これでも」雨の勢いは弱まっているのです。
 
土砂降り
土砂降り
     
  その後少し進んで161号との分岐です。この頃になると雨はかなり小降りになりました。何だったんだあの土砂降りは。(^_^;)
 
161号と分岐
161号と分岐
     
  続いてJR湖西線の下をくぐります。
 
湖西線
湖西線
     
  そして 8号 に合流します。右折して米原方面です。
 
8号に合流
8号に合流
     
  8号合流直後に2連標識を発見!
 
2連標識
2連標識
     
  8号と重複して少し進むと、北陸自動車道の木之本ICの横を通り過ぎます。
 
木之本IC
木之本IC
     
  この交差点ではルートの正面に北陸自動車道の高架が見えます。この交差点は左(北)から365号がやってきていて、ここから8号/303号に合流です。と言うことはこの先は3国道が重複です。そしてこの交差点にはそれを示す3連標識が!
 
3連標識
3連標識
     
  3連標識はちょっと珍しいので、早速撮影。
3連標識拡大
3連標識拡大
     
 

この後長浜市木之本町へ進むのですが、ここはちょっと複雑なのです。

右の地図の A 地点が、先の木之本IC。そして303号は B 地点までは8号と重複ですが、その後8号と離れ、C → D → E → F と進むのです。

しかし何故か F → G → H 区間も、E → G 区間も303号なのです。複雑、、、

今回は A → B → C → D → E → F → G → H → B → C → D → E → G → F と進むことにします。

  と言うわけで、B 地点。303号は直進です。ちなみに365号は案内標識では8号と共に右折のように表示されていますね、、、実際にはこの先303号と重複しており、B → C → D → E → G と進むように思われるのですが、どうなんでしょう?
 
 B 地点
B 地点
     
  続いて C 地点です。正面は 木之本地蔵院。そして303号/365号の矢印標識が見えますね。やはり重複している。
 
C 地点
C 地点
     
  そして D 地点。303号/365号は左折です。
 
D 地点
D 地点
     
  続いて E 地点。303号はまず道なりに左奥へ。ちなみに右折は303号/365号の重複です。
 
E 地点
E 地点
     
  E 地点から先に進むと、ぐっと道が狭くなります。酷道っぽい。でもここは、こういう道はすぐに終わってしまいました。
 
酷道っぽい
酷道っぽい
     
  途中にトンネルがあります。档鳥坂(あっとりさか)隧道です。なかなかいい雰囲気のトンネルですね。
ちなみに「档」の字は略字で、本当は木偏に「當」の字らしいのですが、この字は JIS 第3水準らしく、Shift_JIS で書いている本サイトでは表示できません。(^_^;) この写真はトンネルの西側入口ですが、上(扁額)には「道通天地」とあります。トンネルの名前ではありません。これは「全ての道は有象無象の区別なく天地の間に通じている」という意味らしく、トンネルの扁額によく使われるのだそうです。(でも初めて見た気がする、、、)
 
档鳥坂隧道
档鳥坂隧道
     
  そして F 地点です。正面を横切るのが303号。こっちは立派ですね。しかしこの道の差は何なんでしょうか。(^_^;)
 
F 地点
F 地点
     
  F 地点を右折して折り返します。トンネルを2つ抜けて G 地点です。ここはそのまま直進。
2つあるトンネルは、東のトンネルが「新档鳥坂トンネル」、西のトンネルが「城山トンネル」です。
 
G 地点
G 地点
     
  さらに進んで H 地点です。H 地点で303号は一度8号の上を跨ぎ、ぐるっと左に半回転して西側から8号に合流します。
 
H 地点
H 地点
     
  H 地点から8号を北上して再度 B 地点です。右折して C 地点へ向かいます。
 
再び B 地点
再び B 地点
     
  C 地点、D 地点を通過し、再度 E 地点です。今度はここを右折します。右折方向も303号。
 
再び E 地点
再び E 地点
     
  そして G 地点です。303号はここを左折。365号は直進します。
これでこの複雑な区間が終了です。ちょっと面倒でしたね。何とかこの辺、スッキリしてほしいものです。(^_^;)
 
G 地点
G 地点
     
  木之本の中心部を離れます。どんどん山の中に進みます。情報表示板があったので、おにぎり標識と共に撮影。
 
道路情報
道路情報
     
  滋賀県を杉野川に沿って北上します。杉野川はこんな感じです。夏っぽい。(^_^)/
 
杉野川
杉野川
     
  続いてトンネルを越えて岐阜県に入ります。
 
岐阜県
岐阜県
     
  振り返ると、これがその八草(はっそう)トンネル。このトンネルで超える峠は 八草峠 です。かつてここは峠越えの国道で酷道であったらしいのですが、2001 年にこの八草トンネルができて以来、走行しやすい道になっているようです。
 
八草トンネル
八草トンネル
     
 

岐阜県内をさらに進みます。すると湖が出てきます。この湖は「奥いび湖」または「横山ダム湖」と言うようです。横山ダムが作る湖と言うことですね。でも「横山ダム湖」よりも「奥いび湖」のほうが趣があっていい感じ。

303号は横山ダム湖の南側に沿って走るのですが、ずっと洞門が続いて湖が見えるわけではありません。右の地図の A 地点から B 地点あたりまでずっと洞門。

  しかし B 地点付近で洞門から抜けたので洞門を撮ってみました。
 
洞門
洞門
     
  この場所からは湖が見えました。そして洞門も。洞門は崖の中腹をくり抜くように続いていますね。(@_@)
 
奥いび湖と洞門
奥いび湖と洞門
     
  上の地図の C 地点です。左折した先は橋で、湖を渡った先で右折です。左折方面は417号。実は右折方面も417号で、しばらく303号と重複しています。
 
C 地点
C 地点
     
  橋は「奥いび湖大橋」です。なかなか見事な斜張橋です。
 
奥いび湖大橋
奥いび湖大橋
     
  そしてこの場所からは横山ダムが良く見えます。
 
横山ダム
横山ダム
     
  奥いび湖大橋を渡った先のT字路です。303号は右折。
 
橋を渡った先のT字路
橋を渡った先のT字路
     
 

矢印標識がありました。ちょっと複雑ですが、左右に走るのが417号、ここまでとここから右が303号です。

ここは道路の作りからすると417号303号が合流するような感じですね。

矢印
矢印
     
  横山ダムは下流側からも良く見えます。
 
横山ダム全景
横山ダム全景
     
  横山ダムを後にしてしばらく進むと、また ダム がありました。今度は赤い構造物が目立つ久瀬ダムです。このダムは中部電力の発電専用ダムだそうです。
 
久瀬ダム
久瀬ダム
     
  ダムにもっと近づいてみようかと思ったのですが、ダムに向う道は「落石のため」通行止めでした。残念。
 
通行止め
通行止め
     
  さらに先に進みます。こんなものを発見。これは標柱?
 
標柱?
標柱?
     
  一体何なんでしょう。よくわかりません。ちなみにこれは このあたり にあります。
 
岐阜県303号
岐阜県303号
岐阜県9
岐阜県9
     
  続いて417号が分岐していきます。奥いび湖大橋からここまで、約 18 km の重複でした。
 
417号が分岐
417号が分岐
     
  303号単独区間になったのもつかの間、今度は157号に合流です。この交差点を右折して、ゴール地点まで重複です。
 
157号に合流
157号に合流
     
  もうゴールまでは157号の表記だけで303号は無視されるのかと思いきや、何箇所かにこういう2連標識があります。重複区間であることがしっかり主張されていますね。
 
2連標識発見
2連標識発見
     
  そしてゴール地点の神田町5交差点です。157号はここを右折して先へ進みます。ちなみに248号は向こうからやってきて、この交差点を右折(157号と重複)。256号はこの交差点が起点です。
 
303号ゴール
303号ゴール
 

これで303号は終了です。
琵琶湖の近く(161号との重複区間)を通っているときはものすごい雨で、どうなることかと思いましたが、すぐに止んだので良かったです。滋賀県から岐阜県にかけてはなかなかの山の中でしたが、でも道路自体は良く整備された道でした。八草峠の旧道はすごかったのではないかと想像されますね〜。トンネルが通ってて良かったような残念なような。(^_^;)

  次は、241号です。  

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