国道364号
364号
 
起点 福井県大野市
終点 石川県加賀市
総延長 62.8 km
 
スタート 2018年05月03日 7:45 頃
ゴール 2018年05月03日 11:30 頃
所要時間 約 3.75 時間(逆走)
平均速度 約 16.7 km/h

 

次は364号です。
364号は福井県大野市の158号上の明治交差点から始まり、北上して石川県加賀市の黒瀬交差点で 8号 に至るまでの 62.8 km です。

起点付近は158号と約 21 km 重複しています。つまり、実質的には 40 km ちょっとの国道と言うことですね。
逆走します。

   
  それではスタートです。逆走なので終点の石川県加賀市です。
前日に走行した 365号 のゴール地点が本日のスタート地点です。365号からそのまま連続して364号ですね。
 
364号スタート
364号スタート
     
  北側からスタート地点の黒瀬交差点を見た様子です。交差点の角におにぎり標識があります。
 
黒瀬交差点
黒瀬交差点
     
  矢印付きのおにぎり標識ですね。この印は「ここからスタート」という意味かと思いきや、この先にも同様の矢印のついたおにぎり標識が見られました。364号は「こっち方向」という意味ですかね。
矢印付き
矢印付き
     
  少し進むとダムがあります。「我谷(わがたに)ダム」です。
このダムは天端を364号が通っています。ちょっと珍しいですね。
 
我谷ダム
我谷ダム
     
  ダム湖は「富士写湖(ふじしゃのうみ)」という名前だそうです。これは近くにある 富士写ケ岳 から取られているんだとか。
 
ダム湖側
ダム湖側
     
  下流側はこんな感じ。とてもダムっぽい。
 
下流側
下流側
     
 

我谷ダム後にして少し南下すると、右のようなルートが2つに分かれているところが2箇所連続します。

分かれているとはいえたいした分岐では無く、これは、クネクネ走っていた旧道を無視して真っ直ぐ新道を通したが、旧道区間もまだ残っている、ということでしょうか。

     
  まずは A 地点。右を真っ直ぐ進むのが主要な方の道で、普通はここを道なりに通りすぎて終了でしょう。そして左側へ回り込んだ道がもう一つのルートです。でも地図で見ると P マークがあるので、ここは駐車場扱いなのかもしれません。(?_?)
 
A 地点
A 地点
     
  2ルートが合流する南端付近です。伏見清水とあります。そして、、
 
南端付近
南端付近
     
  立派なおにぎり標識と、その手前にポール標識も。
ポール標識
ポール標識
     
  駐車場側にはこんなものが。「伏見清水」、湧き水ですね。
 
伏見清水
伏見清水
     
  A 地点から 300 m ほど南下すると B 地点です。ここも左側に旧道の残骸らしき道が。
この日は見ての通り雨が降っていて、風もかなり吹いています。写真は傘さしながら撮っているので、風にあおられたせいか、下の写真はちょっとブレてしまっていますね。この写真は PowerShot で撮ったもので、撮った直後に液晶画面で見ると良さそうだったんですが、あとで拡大するとこんな感じで、ちょっと残念。(+_+)
 
B 地点
B 地点
     
  B 地点から 1.2 km ほど南下します。すると滝がありました。これは 簾滝(みすたき) と言うようです。国道のすぐそばです。そしてこの日は雨模様だったせいか、盛大に流れています。
 
簾滝
簾滝
     
  滝を後にすると、福井県との県境です。県境は大内峠で、丸岡・山中温泉トンネルで超えます。大内峠を越えるので大内トンネルかと思いきや、石川県加賀市「山中温泉」我谷町と福井県坂井市「丸岡町」山竹田とを結ぶトンネルなので「丸岡・山中温泉トンネル」と言うことらしいですね。下の写真はトンネルを福井県側から撮ったものです。
 
丸岡・山中温泉トンネル
丸岡・山中温泉トンネル
     
  そしてここで振り返ると福井県の標識が立っています。
 
福井県
福井県
     
 

さらに南下して九頭竜川を越えます。超えた先がちょっと複雑なことに。

364号は右の地図で A → B と進んでそのままさらに南下するのですが、なぜか B → C → D 区間も364号であるようなのです。

C 地点では東からやってきた416号とぶつかり、重複しながら D 地点まで進むのです。しかし364号は D 地点で終了。D → A 区間は416号の単独区間となるようでです。

     
  次の写真は A 地点の手前の様子。奥の交差点が A 地点です。
 
A 地点手前
A 地点手前
     
  A 地点で416号と交差するとすぐに えちぜん鉄道 を踏切で越えます。路線名は勝山永平寺線です。
 
えちぜん鉄道
えちぜん鉄道
     
  続いて B 地点。364号は正面を横切る中部縦貫道と交差してさらに南下するのですが、その他に左折方向も364号です。
 
中部縦貫道
中部縦貫道
     
  左折した先はこんな感じで、中部縦貫道と併走です。
 
左折した先
左折した先
     
  中部縦貫道と離れて少し進んだ先の C 地点です。正面からやってくるのは416号。ここを左折です。
 
C 地点
C 地点
     
  左折した先で再びえちぜん鉄道と交差します。そして踏切を越えた正面の信号(D 地点)を左折です。C → D 区間は約 250 m で、364号と416号が重複しています。364号は D 地点で終了。一方416号は引き続き左折して進みます。
 
再びえちぜん鉄道
再びえちぜん鉄道
     
  416号を進んで再び A 地点まで戻って来ます。正面奥の赤信号のところが A 地点です。左折して B 地点方面へ。
 
再び A 地点
再び A 地点
     
  さらに進むとこんなキロポスト(?)を発見。
 
おにぎりでない!
おにぎりでない!
     
 

赤白のポールは雪国に多い道路の範囲を示すポールかと思いきや、これ1本しか立っていなくて、ちょっと違う感じ。

そして数字は「1」です。キロポストとしても何の数字だ。

さらに364を囲むのは六角形ですよ。六角形の中に数字を書くのは県道を表しますが、ここはれっきとした「国道」364号です。一体これはナニモノなんでしょう???(?_?)

六角形
六角形
     
  雨が激しくなってきました。永平寺 の近くを通過します。写真の左端に橋の欄干が写っていますが、この橋で永平寺川を超え、そのまま直進(県道245号)すると正面が永平寺です。364号はここで右折。
 
永平寺
永平寺
     
  永平寺を後にして山を下ります。すると次はJR九頭竜線と交差します。ここも踏切。
 
JR九頭竜線
JR九頭竜線
     
  九頭竜線と交差したすぐ先で足羽川を超え、その先の丁字路で158号に合流します。この交差点を左折して大野市方面に向かいます。この先はゴール地点まで158号と重複するので、実質的ににはここがゴール地点とも言えます。
 
158号に合流
158号に合流
     
 

この後は158号と重複したまま大野市に進み、ゴール地点の明治交差点に至ります。右の地図では左下から出て来るのが364号で、J 地点がゴールです。しかしこの J 地点って、なんだか中途半端な位置に思えませんか?

J 地点が中途半端に思えるのは157号のせいです。つまり157号のルートが付け変わってことが原因なのです。このあたりの様子は 157号 のページでも少し書きました。

現在の157号は A → B → C → D → E と来てさらに北上します。しかしかつては、A → J → F → G → H → I と進み、さらに北上していたようなのです。すると J 地点は157号と158号の交点となり、これだと自然に見えますね。

     
  下の写真の奥に見えている青信号の交差点が364号のゴール地点の明治交差点です。このあたりには364号を示すものは何も無く、知らなければここが364号の起点であることは誰も気がつかないでしょうね。
 
364号ゴール
364号ゴール
 

これで364号は終了です。
364号は途中にある永平寺に向うための道という意味合いが強い感じの国道ですね。
しかしそれ以外にも、ダムとか滝とか湧き水とか、短い割にそれなりに色々あって楽しめた国道でした。

  次は、418号です。  

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