国道347号
347号
 
起点 山形県寒河江市
終点 宮城県大崎市
総延長 90.1 km
 
スタート 2019年09月15日 7:30 頃
ゴール 2019年09月15日 12:15 頃
所要時間 約 4.75 時間(逆走)
平均速度 約 19.0 km/h

 

次は347号です。
347号は山形県寒河江市の高松交差点で 112号 から始まり、山形県内を尾花沢市まで北上し、その後東進して宮城県大崎市の城西交差点で 4号 に到達するまでの 90.1 km です。逆走します。

逆走なので、終点の大崎市からスタートします。ところが、、、

 

現在の終点は右の地図の A 地点です。そして 2019 年 10 月現在の Google Maps では B → C の区間は県道158号になっているのですが、Yahoo 地図、Bing 地図などは347号になっているです。

その他調べると、Mapfan、Mapion、Apple Map など、Increment P ベースの地図は県道、ZENRIN ベースの地図は国道のような印象です。う〜ん、どうしたものか。

ま、困ったときは両方通ればOKです。ちょうど、大崎市に到着した日に時間的に少し余裕があるので、C → B 区間を走っておきます。

     
  と言うことで、4号を南下して C 地点です。案内標識を見ると右は県道158号となっていますね、、、
 
C 地点
C 地点
     
  C → B 区間は約 2 km です。B 地点の手前で東北自動車道と交差します。
 
東北自動車道と交差
東北自動車道と交差
     
  東北自動車道をくぐった先が B 地点です。どう見ても B → C の方向が道なりですね。ちなみに、C → B 区間で、国道を表すものは見つかりませんでした。このルートは県道が正解なのだろうか。。。
 
B 地点
B 地点
     
  さて、日付が変わって 9 月 15 日です。この日が本番。やはり4号を南下して、A 地点です。ここを右折してスタート。
 
347号スタート
347号スタート
     
  こちらのルートも、やはり B 地点の手前で東北自動車道と交差します。
 
再び東北自動車道
再び東北自動車道
     
  そして B 地点。右折して先へ進みます。
ここ、道路の形状的には左右を走る県道158号/国道347号に突き当たる形ですが、かつては右折した先へ真っ直ぐ進む道路になっていたようです。その後県道158号方向の道が整備され、そっちが主ルートになっている感じ。そのうち、県道158号方向が国道になるのかもしれません。
 
B 地点
B 地点
     
  やはり宮城県は米どころ。田んぼの中を進みます。
 
田圃
田圃
     
  少し進むと 457号 に合流します。左右に走る457号に、右折して合流です。
 
457号に合流
457号に合流
     
  457号とは約 350 m 重複して分岐します。457号は直進、347号は左折です。
 
457号から分岐
457号から分岐
     
  457号から離れると、徐々に高度を上げていきます。
現在の道路はよく整備されて走りやすい道路ですが、そこここに整備前の旧道の残骸が見られます。
 
旧道
旧道
     
  347号はしばらく鳴瀬川に沿って西進しますが、途中から筒砂子川に変わります。筒砂子川のそばをこんな感じで進みます。向こうからこちらへ進んでいます。なんとこんな崖の途中に道路を通しているんですね。橋脚の立て方がすごい。
 
川沿い
川沿い
     
  どんどん高度を上げて山形県との県境に至ります。県境は鍋越峠でトンネルで超えます。県境に近づくとまず覆道が出てきて、
 
覆道
覆道
     
  抜けた先に旧道への分岐点があります。案内標識では右折方向です。そして奥にはトンネルが見えています。
 
旧道への分岐
旧道への分岐
     
  旧道へ進むと鍋越峠を越える道へ進みます。こっちは酷道の雰囲気がしますね。(^_^;)
 
旧道へ
旧道へ
     
  旧道へは進まず、素直にトンネルに進みます。この鍋越トンネル(387 m)を抜けると、
 
鍋越トンネル
鍋越トンネル
     
  山形県に入ります。山形に入るとどんどん高度を下げます。
 
山形県へ
山形県へ
     
  尾花沢市を西進します。このあたりでは道路の左右にこういう小さな白い花の咲いた植物の畑がたくさん出てきます。
 
白い花
白い花
     
  拡大するとこういう花なのですが、これは一体何の花なんでしょうか???
何の花?
何の花?
     
  尾花沢市の中心部へ進みます。347号は中心部の北側を西進します。ここで 13号 と交差します。
 
13号と交差
13号と交差
     
  そしてそのすぐ先で東北中央自動車道と交差します。交差した後、緩やかに左へカーブし、進路を南向きに変更します。
 
東北中央自動車道と交差
東北中央自動車道と交差
     
  東北にはいわゆるポール標識がたくさんあるのですが、この347号ではまったく見ないのです。無いんだろうか、と思っていたところ、何と一つ発見。場所は このあたり です。ちょうど347号と県道299号との交差点の場所です。でもこの標識よく見ると歩道側を向いていて、車道からはほとんど見えません。。。
 
ポール標識
ポール標識
     
  標識の正面から撮ってみました。ちゃんとした(?)ヤツですね。この他には同様の標識は発見できなかったのですが、本当に347号にはここにしかないのでしょうか。。。
ポール標識拡大
ポール標識拡大
     
  どんどん南下して、287号に到達します。右折します。ここからゴール地点までは287号との重複です。と言うことは、347号は実質この交差点までのようなものですね。
 
287号に合流
287号に合流
     
  287号とは約 6 km 重複します。重複したままゴール地点を迎えます。
寒河江市を南下して寒河江川を渡った先に 112号 が東西に走っています。重複している287号はそのまま112号と交差して南下しますが、347号は112号に到達して終了です。287号と112号は立体交差になっているので、ここで347号は側道へ外れます。次の写真の左へ外れる道が側道への道です。ちょっとわかりづらいです。
 
ゴール地点手前
ゴール地点手前
     
  ちなみに寒河江川はこの慈恩寺大橋で渡ります。写真は寒河江川を渡った後で撮っています。ここで右を見ると、
 
慈恩寺大橋
慈恩寺大橋
     
  もう一つ橋があります。こっちは歩行者用の橋のようです。
 
歩行者用の端
歩行者用の端
     
  287号の側道を進むとすぐ先に112号があり、そこへ到達してゴールです。こんな所が?と思うような場所ですね。(^_^;)
 
347号ゴール
347号ゴール
     
  ちなみに慈恩寺大橋の名前は近くにある 慈恩寺 から来ています。この日はちょっと時間があるので行ってみました。場所は このあたり です。近くに駐車場もあるので、クルマでもOKです。
 
慈恩寺山門
慈恩寺山門
     
  建物は結構歴史を感じさせるもので、中にはいろいろ仏像(重要文化財)などがあります。素晴らしいです。中では説明員の人が説明してくれました。ここはお寺ですが、ちょっと特別で、いわゆる檀家さんがいなくて維持管理はすべて入場料(500 円)だけで賄っているんだとか。そのせいかいろいろくたびれているところもあります。壁に掛かっている絵がけっこうボロボロになっていたりとか。この日は特別拝観とのことで、普段公開されていない阿弥陀堂が +300 円で見られました。これもなかなか。
 
慈恩寺本堂
慈恩寺本堂
 

これで347号は終了です。
347号は約 90 km と長さ的には中堅どころの国道で、余裕を持って走れましたね。県境の山越えがありますが、現在はトンネル(鍋越トンネル)をはじめよく整備されているので、何の問題もありませんでした。鍋越峠越えの旧道もちょっと行ってみたい気がしますね。(^_^)/

これで、宮城県はあと349号を残すのみとなりました。

  次は、287号です。  

 前の国道(12号)へ
「国道301号から400号まで」へ戻る

トップへ