国道235号
235号
 
起点 北海道室蘭市
終点 北海道浦河郡浦河町
総延長 195.8 km
 
スタート 2022年05月04日 7:45 頃
ゴール 2022年05月04日 16:00 頃
所要時間 約 8.25 時間(順走)
平均速度 約 23.7 km/h

 

次は235号です。
235号は北海道室蘭市海岸町から始まり、海沿いを北東に進んで苫小牧市を経由し、方向を南東に変えてさらに海沿いを進み、北海道浦河郡浦河町に至るまでの 195.8 km です。
順走します。

右の地図のルートが通常のルートですが、このルートの他に、日高自動車道の苫小牧東ICから日高厚賀IC区間も235号です。全部合わせると結構距離あります。

     
  前日走った 36号 の終点が235号の起点です。起点の反対側から見たのが次の写真です。何の変哲も無い田舎の交差点で、言われなければここが国道の起点とは分からないでしょう。交差点の右側に36号のおにぎり標識の裏側が見えていますが、あれが唯一、国道らしい印です。ちなみにこの日は雨の中でのスタートとなりました。
 
235号スタート
235号スタート
     
  スタートしてしばらくは36号との重複です。しばらくといっても苫小牧市まで、約 77 km も重複しています。しかし36号は前日走っているので、この区間はザックリ割愛です。そして苫小牧市の東部、ウトナイ北で、36号から分岐点します。
次の写真がその分岐点の様子です。正面を走る高架は日高自動車道で、日高自動車道も235号ですが、ここでは日高自動車道へ進むのではなく、右折して日高自動車道と併走する側道的な道へ進みます。
 

36号から分岐
     
  右折したすぐ先です。「鹿飛び出し注意!」の看板を発見。飛び出してくるのはエゾシカでしょうか。
 
鹿飛び出し注意!
鹿飛び出し注意!
     
  分岐して少し進むと、234号 と交差します。交差と言っても、ここは立体交差ですね。
 
234号と交差
234号と交差
     
  ここまで日高自動車道の北側を進んでいましたが、苫東中央IC付近で、日高自動車道の下をくぐって南側へ出ます。出た先で、235号は対面通行になります。
 
日高自動車道の南側へ
日高自動車道の南側へ
     
  日高自動車道の南側に出てすぐの場所に、7 km のキロポストがありました。苫小牧から 7 km となっています。これ、でも、36号から分岐した場所からここまで測ると、約 9.3 km なのです。234号との交差付近からだと 7 km になります。あれれ、、、
 
キロポスト
キロポスト
     
  そしてその奥の安平川を静川橋で越えます。
 
静川橋
静川橋
     
  橋を渡った先に「静川」と地名の付いたおにぎり標識がありました。この形も珍しい。
 
静川
静川
     
  そしてもうしばらく日高自動車道と併走したのち、厚真IC付近で日高自動車道から離れていきます。
 
日高自動車道と併走
日高自動車道と併走
     
  さらに進みます。周りに何も無くなってきました。北海道らしい。
 
18.5 km
18.5 km
     
  北海道ならではのクッションポスト発見。
 
クッションポスト
クッションポスト
     
  コイツは文字で「ROUTE235」のタイプですね。
ROUTE235
ROUTE235
     
  このあたりには牧場がたくさんあります。そこここでこういう馬が見られます。馬、可愛いです。
 
牧場
牧場
     
  続いて、左から 237号 がやってきて合流します。237号とはここから終点まで重複です。
 
237号が合流
237号が合流
     
 

235号は本線の他に、日高自動車道の苫小牧東ICから日高厚賀ICの区間もあります。右の地図の A → B 区間です。日高自動車道は恐らくこの先さらに南へ延伸するものと思われますが、現時点では B 地点(日高厚賀IC)までです。

この区間何と、約 60 km あります。長いです。(^_^;)
今回は B 地点から A 地点へ向かい、A 地点から引き返してきたいと思います。といっても、A 地点の苫小牧東ICでは自動車道から降りられず、引き返せません。そこでいったん、その先の道央自動車道を札幌方面へ進み、一つ先の新千歳空港ICでUターンすることにします。

  というわけで、厚賀町交差点を左折して、いったん235号から道道208号へ進みます。
 
道道208号へ
道道208号へ
     
  道道208号を 1.5 km ほど進むと、日高厚賀ICの入口です。
 
日高自動車道へ
日高自動車道へ
     
  日高自動車道はかなり路面が荒れています。ちょっとヒドい。。。
 
荒れた道路
荒れた道路
     
  そして日高自動車道の北端に達します。
 
日高自動車道北端
日高自動車道北端
     
  料金所を通過して、
 
苫小牧東本線料金所
苫小牧東本線料金所
     
  いったん札幌方面へ。
 
札幌方面へ
札幌方面へ
     
  そして新千歳空港ICで一旦降りて引き返します。
 
新千歳空港IC
新千歳空港IC

   
  再び苫小牧東本線料金所を通過して、元来た道を引き返します。
 
再び苫小牧東本線料金所
再び苫小牧東本線料金所
     
  そして B 地点の日高厚賀ICまで戻って来ます。現時点ではここが終点なので、左方向へ降りてしまいますが、直進方向へも道路が建設中のようです。延伸間近なのかも知れません。
 
日高厚賀IC
日高厚賀IC

   
  235号本線に戻って少し進むと、こんな所が。場所は このあたり です。
写真左の国道と線路が併走しているのですが、線路には「立入禁止」の看板が立っています。そしてその奥の線路が何か変です。
 
立入禁止
立入禁止
     
  拡大してみるとこんな感じ。線路の下の地面が無くなっていて、線路が宙ぶらりんです。何だこれ。
この線路はJR日高本線なのですが、日高本線は、2015 年 1 月の高潮被害 で土砂流出がおき、そのおかげで鵡川駅以南全線が廃線になっています。ここは被害のあった場所のようですね。
 
JR日高本線
JR日高本線
     
  ちょうどこの写真を撮った場所に立っている支柱を見ると、
 
黄色い標識
黄色い標識
     
  黄色い標識が貼り付けてあります。あまり見ない形です。
早速撮影。
新冠
新冠
     
  さらに進みます。すると横に新しげな高架が。
 
高架あり
高架あり
     
  そしてすぐ先で高架と交差します。正に今建設中ですね。この道路は南へ延伸した日高自動車道でしょうか。
 
建設中道路
建設中道路
     
  続いてまたクッションポストを発見。
 
クッションポスト再び
クッションポスト再び
     
  このクッションポストにはおにぎり標識を貼り付けてありました。これもよく見るタイプですね。
おにぎり標識付き
おにぎり標識付き
     
  クッションポストを撮った付近から海が見えます。この日は結構荒れていました。こんな感じ。と言っても、写真じゃいまいち雰囲気が伝わりませんね。実際はもっと迫力あります。
 
荒れる海
荒れる海
     
  そして浦河町に入り、その中心部へ進みます。浦河町総合文化会館の前の交差点が、ゴール地点です。
 
235号ゴール
235号ゴール
     
  ゴール地点には終点のキロポストが立っています。
こういうの撮れると満足。
終点
終点
     
 

そしてこの場所で、歩道の足下を見ると「道路元標」と書いたプレートがあるではないですか!

こう言っては失礼ですが、この交差点のある浦河郡浦河町は結構辺鄙なところなのです。しかしこの交差点は、235号、236号、237号 の終点、336号 の起点と、4つの国道の始終点になっているのです。つまりここは、辺鄙な割にとても重要な場所のようです。

道路元標
道路元標
     
  このプレートは、終点の交差点のすぐ側の歩道にあります。下の写真では左下に写っています。
 
元標の位置
元標の位置

これで235号は終了です。
235号は、スタート時点では雨でしたが、後半回復し、良い天気になりました。スタート地点は前の国道 36号 の終点でもありましたが、この場所には室蘭市道路元標がありました。そして235号の終点にも道路元標がありました。元標から元標へ、となかなか良い国道でしたね。

しかしこの日はずいぶん走りました。オドメーターは 346.6 km を示しています。この距離は235号のスタート地点からの距離で、ホテルの駐車場から235号のスタート地点までは約 9 km だったので、その分を加えると、この日は結局 355 km ほど走っています。1日で 355 km とは凄いです。自動車専用道(日高自動車道)があったとは言え、ほぼ一般道を走ってこれですよ。そして平均燃費は 13.1 km/l を示しています。これもまた良い値が出ましたね。さすが北海道!(ただし、私が憶えている限り、238号 で出した 15.2 km/l が燃費の最高値と思います。238号も北海道。いや〜北海道凄いです。)

 

346.6 km
13.1 km/l
13.1 km/l
  次は、236号です。  

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