国道36号
36号
 
起点 北海道札幌市中央区
終点 北海道室蘭市
総延長 133.2 km
 
スタート 2022年05月03日 8:45 頃
ゴール 2022年05月03日 17:00 頃
所要時間 約 8.25 時間(順走)
平均速度 約 16.1 km/h

 

次は36号です。
36号は北海道札幌市中央区の北1西3交差点から始まり、南下して苫小牧市で太平洋側に出た後、海沿いをさらに南下して、北海道室蘭市に至るまでの 133.2 km です。
順走します。

     
  36号の起点は札幌市の真ん中付近にあります。札幌と言えば時計台です。36号の起点のすぐ側にあります。
 
時計台
時計台
     
  時計台の場所から西へ通り一つ進んだ交差点が36号のスタート地点です。距離にして約 130 m です。
 
36号スタート
36号スタート
     
  この交差点の北側にはこういう矢印いっぱいの標識が立っています。南向きが36号、東向きが 12号、西向きが230号、北向きが道道18号となっています。ここはとても重要な交差点ですね。
 
矢印
矢印
     
  そして交差点南側の中央分離帯には36号の起点を示す標識が立っています。「起点」が撮れたので満足。(^_^;)
起点
起点
     
  スタート直後、公園の横を通ります。大通公園です。そしてその奥には有名なテレビ塔も見えます。
 
大通公園とテレビ塔
大通公園とテレビ塔
     
  札幌市内は路面電車が走っています。札幌市電 です。市電とは少しだけ併走します。
 
札幌市電
札幌市電
     
  スタートして 750 m ほど南下した後、36号は左折します。ここからどんどん札幌市の中心部から離れていきます。ちなみにこの交差点の右斜め前あたりが、有名な繁華街すすきのです。
 
すすきの
すすきの
     
  少し進んで、豊平川を越えた先で453号が分岐します。453号はここが起点です。
 
453号が分岐
453号が分岐
     
  右側になんだか丸いものが見えてきました。札幌ドーム です。道路からはこの程度しか見えませんが。(^_^;)
 
札幌ドーム
札幌ドーム
     
  市街地を離れて北海道っぽい広い景色の中を進みます。北国特有の下向き矢印標識の支柱を見ると、
 
支柱貼り付けキロポスト
支柱貼り付けキロポスト
     
  おにぎり標識付きのキロポストが貼り付けてあります。
キロポスト拡大
キロポスト拡大
     
  続いて道央自動車道と交差です。
 
道央自動車道
道央自動車道
     
  さらに進んで、今度は道東自動車道と交差します。
 
道東自動車道
道東自動車道
     
  千歳市の中心近くへ進みます。前日に走った 337号 との分岐を通過します。
 
337号が分岐
337号が分岐
     
  千歳市内を通過すると正面に自衛隊があります。千歳基地です。千歳基地は新千歳空港に隣接しており、基地のすぐ左が空港です。36号は千歳基地の正面で左折します。左折する交差点の名前は「平和」となっています。面白い、さすが自衛隊前の信号。
 
千歳基地
千歳基地
     
  新千歳空港の縁を沿うように南東へ進みます。しばらく進むと、また337号の分岐があります。こちらは337号の道央圏連結道路ルートの方の分岐です。
 
337号が分岐
337号が分岐
     
  ちょうどJR千歳線の南千歳駅付近で337号が分岐します。
 
JR南千歳駅
JR南千歳駅
     
  この分岐点はちょっと複雑なジャンクションで、36号はこういう高架をいくつかくぐります。
 
複雑なジャンクション
複雑なジャンクション
     
  さらに進んで苫小牧市に入ります。苫小牧市ではまず、235号の分岐があります。235号の通常ルートはここから左へ進みます。正面を横切る高架は日高自動車道ですが、日高自動車道も235号です。36号はこのまま直進。
 
235号が分岐
235号が分岐
     
  235号の分岐の約 1.2 km ほど先で、今度は 234号 が分岐します。
 
234号が分岐
234号が分岐
     
  苫小牧の中心部へ進みます。すっかり街っぽくなりました。次は276号が分岐します。
 
276号が分岐
276号が分岐
     
  苫小牧の市街地を抜けて、太平洋岸に出ます。海沿いに今度は南西に進みます。
ちなみに道路の右側にはJR室蘭本線が併走しています。下の写真でも架線が見えていますね。
 
海沿いへ
海沿いへ
     
  ここにはこういう標識があったので撮影しました。あまり見ない形の標識ですね。
苫小牧市樽前
苫小牧市樽前
     
  この日は結構風が強く、海も荒れ模様でした。写真ではいまいち伝わらないかもしれませんが、かなり波が高いです。
 
太平洋
太平洋
     
  さらに進んで、登別市に入ります。ここには有名な 登別温泉 があります。また、登別地獄谷 というちょっと面白いところがあります。時間に余裕があるので寄ってみました。
寄ったと言っても、温泉には入らず、地獄谷を見てきました。
登別地獄谷
登別地獄谷
     
  地獄谷の全景を見るとこんな感じです。昔の人がこれを見て「地獄だ」と思ったのも分かる気がします。なかなか凄いです。
 
地獄谷全景
地獄谷全景
     
  上の写真の左端に通路が写っています。そのあたりを拡大したのが下の写真です。迫力ありますね〜。
 
谷沿いを進む
谷沿いを進む
     
  地獄谷の奥まで進むと、鉄泉池 があります。鉄泉池までは下の写真のように木製の遊歩道が設けてあります。遊歩道の先の四角いところの真ん中に鉄泉池があります。しかし周囲の様子を冷静に見ると、凄い場所まで行ってますね。
 
地獄谷の奥
地獄谷の奥
 
 
  そしてこれが鉄泉池の様子です。案外小さい。(^_^;)
鉄泉池は間欠泉です。間欠泉と言っても大きく吹き上がるような間欠泉ではないとのこと。時間が経てばボコボコ湯が噴き出してくるんでしょうか。
 
鉄泉池
鉄泉池
     
  登別温泉を後にして先へ進みます。すぐに室蘭市に入ります。
室蘭市に入るとすぐにトンネル(汐見トンネル)があり、トンネルを抜けた直後に37号の分岐があります。
 
37号が分岐
37号が分岐
     
  ゴールまであと少しです。
ゴールの手前で、何故か右折します。右の地図の A 地点です。A → B と進んで、B 地点がゴール地点です。ここで右折せず、A → C → D と進むのが自然なルートに見えるのですが、何故か A 地点で右折します。
  これが A 地点の様子ですが、普通はどう見ても道なりに直進するのが素直なルートに見えます。
 
ゴール手前で右折
ゴール手前で右折
     
  右折後、JR室蘭本線を超えて、少し進んだこの場所がゴール地点です。終点の標識が立っているので、わかりやすいですね。36号は起点だけでなく、終点の標識も撮れました。いや〜、満足。\(^_^)/
 
36号ゴール
36号ゴール
     
  ゴール地点のすぐ隣に、「室蘭市道路元標」があります。ゴール地点曲がってすぐ左です。下の写真の左下の四角い塊がそれです。
 
室蘭市道路元標
室蘭市道路元標
     
  何故この場所が国道の終点に設定されたのかは分かりませんが、ここに室蘭市の道路元標があると言うことは、この場所は室蘭市にとって重要な場所だということなのでしょう。それが終点の理由かもしれませんね。
 
道路側から
道路側から
反対側から
反対側から
     

これで36号は終了です。
36号は、時計台に始まり、テレビ塔、市電、自衛隊、荒れる海、地獄谷、道路元標と、盛り沢山でした。

あと余談ですが、、、36号走行後、宿泊するホテルの駐車場にクルマを止めて、チェックインすべくフロントに向かおうとすると、クルマから「しゅーっっ」といった音が聞こえてくるのです。左前輪付近から。何だこれ、と思ってよく調べると、どうも空気が抜けているっぽい。つまり、パンクしてるっぽいのです。何と。マジか。見てるとどんどんタイヤのハイトが低くなっていきます。これはパンク確定のようです。
困ったなぁ、と思って JAF に連絡すると、すぐに修理に来てくれました。タイヤ外して調べると、やはり何か踏んだっぽい。トレッド面に何か刺さって抜けた跡がありました。幸いサイドウォールは無傷だったので、その場で修理してもらいました。パンクが発覚したときはどうなるかと思いましたが、完璧に修理してくれて、とても助かりました。(^_^)/ ありがとう JAF!(というか提携工場の人!)

ということで、最後にパンクのオマケまで付いて、36号はホント盛り沢山の国道でした。

  次は、235号です。  

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