国道236号
236号
 
起点 北海道帯広市
終点 北海道浦河郡浦河町
総延長 139.1 km
 
スタート 2022年05月05日 8:00 頃
ゴール 2022年05月05日 14:00 頃
所要時間 約 6.0 時間(逆走)
平均速度 約 23.2 km/h

 

次は236号です。
236号は北海道帯広市の大通北1交差点から始まり、南下して日高山脈を越えた後、太平洋岸に達し、そのまま北海道浦河郡浦河町に至るまでの 139.1 km です。
逆走します。

帯広市と中川郡幕別町忠類共栄までを結ぶ自動車専用道(帯広広尾自動車道)も236号とのことなので、ここも走ります。

     
  それでは236号のスタートです。逆走なので、浦河郡浦河町です。前日の 235号 のゴール地点をそのまま進んでスタートです。交差点の左に235号の終点のキロポストが見えています。このキロポストは反対から見ると、、
 
236号スタート
236号スタート
     
  236号の終点となっています。ちなみにこの交差点は、他に 237号 の終点、336号 の起点でもあります。
 
236号終点
236号終点
     
  236号は336号と重複しながら東へ進みます。約 5.7 km 進むと分岐です。236号は左折して内陸部へ進みます。
 
336号から分岐
336号から分岐
     
  336号から分岐して少し進んだ場所です。このあたりには牧場がたくさんあります。牧場らしく「馬横断注意」の看板が!
 
馬横断注意
馬横断注意
     
  拡大してみました。あまり見ない形ですが、これは牧場独自の看板でしょうかね。牧場にはこんな感じで馬がいます。
 
看板拡大
看板拡大
馬
     
  そしてその少し先ですが、正面を見ると雪山が見えています。どの山が何の山かは分かりませんが、この方向には神威岳とかピリカヌプリなどがあるはずです。
 
雪山
雪山
     
  少し進むと、珍しいコンビニを発見。「セラーズ 天馬街道店」です。北海道のコンビニと言えば、セイコーマートですが、その他に、北海道にはこの「セラーズ」というコンビニチェーンがあるようです。
 
セラーズ
セラーズ
     
  セラーズを出てすぐに日高幌別川を渡ります。渡った少し先で、ポールに貼り付けてある黄色地の標識を発見。
 
黄色地
黄色地

   
  拡大してみました。
121 とあるのはどういう意味なんでしょうね。
標識拡大
標識拡大
     
  北海道と言えばクッションポストです。236号でもやはりありました。おにぎり標識を貼り付けてあるものの他、
 
クッションポスト
クッションポスト

   
  またちょっと違うヤツもあります。
 
クッションポスト2
クッションポスト2

   
  これは横に「ROUTE236」と書かれています。このタイプもよく見ますね。両方撮れて満足。
クッションポスト横から
クッションポスト横から
     
  ルートはどんどん山の中へ進みます。覆道をいくつか通過します。これは キバナ覆道
 
キバナ覆道キキバナ覆道

   
  覆道の横を見ると川が流れています。これはニオベツ川です。
 
ニオベツ川
ニオベツ川
     
  続いて 野塚峠 を野塚トンネルで越えます。野塚峠は日高山脈の中央付近の峠で、ここから先は山を下りていくルートになります。
写真はトンネルを抜けた直後にある駐車場から振り返って撮ったものです。
 
野塚トンネル
野塚トンネル
     
  トンネルを出てすぐのとこにある標識の支柱に小さなおにぎり標識がありました。
 
小さな標識
小さな標識

   
  拡大してみました。
「165 広尾」とあります。あまり見ないタイプですね。
165 広尾
165 広尾

   
  またさらに進んだ先で、おにぎり標識を発見。
 
大小標識
大小標識
     
  ここには小さい標識もあります。縦型ですね。
94.18 は、起点(帯広市)からの距離でしょうか。
標識拡大
標識拡大
     
  どんどん山を下ります。襟裳岬付近をぐるっと回ってきた336号に再び合流します。次の交差点を左折です。
 
336号に合流
336号に合流
     
  336号とは約 700 m 重複して分岐します。と言うか、236号が直進なので、336号が分岐の形ですね。
 
336号が分岐
336号が分岐
     
  しばらく進んで広尾郡大樹町です。大樹町の中心を流れる歴舟川(れきふなかわ)の上空に大量の鯉のぼりが泳いでいました。そういえばこの日は5月5日、こどもの日です。なかなか見事な鯉のぼりです。
 
鯉のぼり
鯉のぼり
     
  そしてその少し先で、帯広広尾道の忠類大樹ICです。236号の別ルート、帯広広尾道の南端がここです。
 
忠類大樹IC
忠類大樹IC
     
  しばらく進んで一度、帯広広尾道と交差します。
 
帯広広尾道と交差
帯広広尾道と交差
     
  さらに進むと、旧幸福駅 があります。ちょっと寄ってみました。場所は ここ です。
幸福駅は旧国鉄広尾線の駅ですが、広尾線は 1987 年 2 月 2 日に廃線になっており、それ以降観光駅となっています。小さな駅舎内には切符のようなピンクの紙や絵馬などがたくさん貼り付けてあります。駅舎の外にも貼ってありますね。ピンクの紙には願い事が書いてあるようです。
駅舎の前には売店があって、このピンクのヤツとか、切符とか買えます。切符はこの幸福駅で買っても「幸福駅行き」の切符です。つまり「幸福行き切符」と言うことですね。
 
幸福駅
幸福駅
駅舎内
駅舎内
     
 
ホーム
ホーム
駅名標
駅名標
     
  幸福駅の 少し北愛国駅 があります。愛国駅は幸福駅と対になっているようですね。幸福駅はずいぶん観光地化していますがこちらはそんな感じでもありません。こっちは「交通記念館」なんだそうです。
 
愛国駅
愛国駅
切符の石碑
切符の石碑
     
  ホームには蒸気機関車 19671 号が止まっていました。ちなみに駅手前の売店で切符を買えます。ここで買っても「幸福駅行き」です。愛国駅で買っても幸福駅で買っても切符自体は同じもののようですね。
 
駅名標
駅名標
19671
19671
     
  愛国駅を出て少し進むと、再び帯広広尾道と交差します。
 
帯広広尾道と交差
帯広広尾道と交差
     
  この写真を撮ったところにバス亭があったのですが、なんと「国道9号」らしいですよ。このバス亭は 拓殖バス のバス亭なのですが、拓殖バスの路線図見ても「国道9号」というバス亭は見つかりません。なんだこれ。ここは236号なのに。
 
バス亭
バス亭
国道9号
国道9号
     
  さて、帯広市の中心へ進みます。ゴールが近づいてきました。JR根室本線と交差します。
 
根室本線
根室本線
     
  上の写真の左端に写っている支柱に、右のような変な形の標識が貼ってありました。ちょっと痛んでいて見づらいですが、上におにぎり標識のような、違うような、ちょっと変な「236」の記載が見えます。
変な形
変な形
     
  そしてそのまま北上し、大通北1交差点に到着です。この交差点がゴール地点です。
 
236号ゴール
236号ゴール
     
  ゴール地点を反対側から見たのが下の写真です。左端に写っている電柱の向こうに、、、
 
236号起点反対側
236号起点反対側
     
  起点のキロポストがあります。車道側からは見やすいのですが、歩道側からは良く見えません。当たり前か。(^_^;)
 
起点のキロポスト
起点のキロポスト
     
 

さて、本線の走行は終了しましたが、オマケの帯広広尾道です。右の地図では、A → B 区間です。(現時点では B 地点までですが、帯広広尾道は今後さらに南へ延伸するものと思われます。)

帯広広尾道の北端は帯広JCTですが、帯広JCTには出入り口がないので、一度道東自動車道に乗り、帯広JCTに侵入することになります。

     
  と言うわけで、帯広JCTです。そしてJCTで帯広広尾道に入るとすぐに料金所があります。帯広広尾道は無料なので、ここで支払うのは道東自動車道分です。
 
帯広JCT料金所
帯広JCT料金所
     
  その後すぐに十勝川を渡ります。
 
十勝川を渡る
十勝川を渡る

   
  そして帯広広尾道をどんどん進んで忠類大樹ICに到達し、帯広広尾道ルートの終了です。約 58 km ありました。
 
忠類大樹IC
忠類大樹IC
     
 

これで全部終わりと思いきや、、、

忠類大樹ICの一つ北の忠類ICと236号本線を結ぶ短い区間(右の地図の A → B 区間。約 450 m。)も236号となっているようなのです。

この日は帯広市内で宿泊なので、帯広市内へ帰ります。そこで最後の区間は、その帰り道に走ります。

     
  忠類IC近くの 道の駅 忠類 で休憩したあと、忠類ICから再び帯広広尾道へ乗ります。
 
忠類ICへ
忠類ICへ
     
  236号本線側から奥を見るとこんな感じ。正面を左右に走るのが、帯広広尾道で、あそこまでの区間が残り区間です。
 
短い区間
短い区間
     
  上の写真の「出口」とある赤い看板付近でルートは緩やかに左へ向かいます。
次の写真はその先の様子です。写真は GoPro の動画からの切り出しで、しかもド逆光なので画質が悪いのですが、帯広方面は帯広広尾道の下をくぐって右折です。これで完了です!
 
再び帯広広尾道へ
再び帯広広尾道へ

これで236号は終了です。
236号は日高山脈を越える山越えルートがありましたが、案外サラッと超えられました。
また、予定になかったのですが、途中で立ち寄った幸福駅と愛国駅はなかなか良かったですね。

これで北海道中部に最後に残った帯広へのルートが終了です。今回の一連の北海道遠征では 231号 も 走ったので留萌ルートも終了し、北海道の残りは小樽〜札幌〜苫小牧よりこっち側(本州より)の国道だけになりました。北海道もだいぶ進捗しましたね。

  次は、393号です。  

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