国道219号
219号
 
起点 熊本県熊本市
終点 宮埼県宮埼市
総延長 207.4 km
 
スタート 2018年12月29日 8:00 頃
人吉市着 2018年12月29日 15:15 頃
所要時間 約 7.25 時間

人吉市発 2018年12月30日 8:00 頃
ゴール 2018年12月30日 12:15 頃
所要時間 約 4.25 時間

総所要時間 約 11.5 時間(逆走)
平均速度 約 18.0 km/h

 

次は219号です。
219号は熊本県熊本市で 3号 上の水道町交差点から始まり、熊本県内を南下した後、方向を東に変えて宮崎県へ進み、宮崎県宮崎市で 10号 に至るまでの 207.4 km です。
逆走します。

九州を横断する国道ですね。今回は逆走なので宮崎市→人吉市、人吉市→熊本市 の2日に分けて走っています。

     
  それではスタートです。10号を北上して宮崎市新名爪(にいなづめ)です。この交差点を左折してスタートです。
 
219号スタート
219号スタート
     
  スタート直後、支柱型キロポストを発見。日が当たってちょっと見づらいですが、「西都まで 17 km」となっています。
ここでは始点や終点までではなく、「西都市まで」なのですね。
 
支柱型キロポスト
支柱型キロポスト
     
 

さて、スタートして少し進むとルートが2つに分かれているところにやってきます。右の地図で219号は下の A から出てきて、D へと進むのが通常ルート(西ルート、春田バイパス)です。(正確には D は西ルート上ではないので D 方向と言うことですが。)

そして A 地点から右へ分岐し、→ B → C → D と進むのが2つ目のルートです(東ルート、旧ルート)。C → D の区間は西ルートに沿って進みます。道路は D 地点の先にさらに続いているのですが、国道は D 地点までです。

どうやら D 地点以南は宮崎市、以北は西都市のようで、宮崎市区間のみが219号のようですね。

ここでは A → B → C → D と東ルート進んだ後引き返し、A 地点から西ルートを進むことにします。

     
  まずは A 地点です。ここに来ると正面を横切る工事中の高架が見えます。これは春田バイパスがここからさらに南へ延伸するための工事です。高架の手前を道なりに左へ進むと、、、
 
A 地点
A 地点
     
  交差点があり、ここを右折すると旧ルートです。真っ直ぐ進むと春田バイパスに進みます。直進方向は上りと下りが別車線になっており、いかにも「バイパスから下りてきた道」という風情ですね。
 
春田バイパスとの分岐
春田バイパスとの分岐
     
  B 地点で左折し、C 地点へ進みます。
正面を横切るのは春田バイパスです。手前の信号のない交差点を右折すると D 地点方向です。
 
C 地点
C 地点
     
  そして D 地点です。D 地点の手前で川(三財川)を渡るのですが、この川が宮崎市と西都市の境界のようです。そして219号は三財川を渡る橋(濁川橋)を渡りきった時点で終了します。下の写真では路面のアスファルトの色が変わっているところがありますが、あそこまでが橋で、ということは219号です。
 
D 地点
D 地点
     
  A 地点まで戻り春田バイパスを進みます。するとすぐに東九州自動車道と交差です。
 
東九州自動車道
東九州自動車道
     
  次は川沿いのルートになります。一ツ瀬川です。219号は一ツ瀬川の東側に出て、道沿いに進みます。
少し進むとダムがあります。杉安ダム です。
 
杉安ダム
杉安ダム
     
  杉安ダムを上流側から見るとこんな感じです。左の道路(トンネル)が219号なので、このダムは国道隣接です。ガードレールがトンネルの手前で右側へ外れていますが、ガードレールに沿って川沿いを進む道があって、トンネルの向こうまで続いています。トンネルができる前は川沿いの道が国道だった雰囲気です。
 
杉安ダム 上流側
杉安ダム 上流側
     
  ちょっと珍しい標柱(?)を発見。ひむか神話街道 とあります。
 
ひむか神話街道
ひむか神話街道
     
 

そういえば宮崎と言えば神話のふるさと。時間があればゆっくり観光してみたいものです。(^_^;)

上の写真の標柱の「ひむか神話街道」と書いてある少し上に四角い切り欠きがあって、何か嵌まっていたように見えます。近づいてみると、右のようなプレートが下に落ちていました。これが切り欠き部に嵌まっていたんでしょう。

南郷村まで 40 km
南郷村まで 40 km
     
  一ツ瀬川沿いのルートは随分な山の中を進みます。川が見えるところがあったので写真撮ってみましたが、こんな感じで何ともすごい峡谷です。(@_@) ちなみに写真の奥に白いガードレールが横切っているのがチラッと見えていますが、あれが国道です。
 
一ツ瀬川
一ツ瀬川
     
  手前を見ると澄んだ川の様子が良く見えます。奇麗な色してますね〜。
 
一ツ瀬川2
一ツ瀬川2
     
  さらに進むとまた国道に隣接してダムがあります。こっちはかなり大きいダムで、一ツ瀬ダム です。
 
一ツ瀬ダム
一ツ瀬ダム
     
  残念ながら天端は立入禁止でした。
立入禁止
立入禁止
     
  そしてこれがダム湖の米良湖。写真の右端のガードレールが219号です。219号はしばらく米良湖沿いを進みます。
 
米良湖
米良湖
     
 

米良湖沿いに少し進むとルートが2つに分かれている場所にやってきます。右の地図で A → B とトンネルを3つ抜けて進むルートが現ルートですが、その他に C 地点経由で湖沿いを進むルートがあるようなのです。(2019年1月現在、MapFan では C 地点経由のルートは国道ではなくなっていますが、Google Maps ほかいくつかの地図ではまだ国道です。)

両方通ってみるつもりでしたが、、、

     
  次の写真が A 地点の様子です。C 地点へと進むルートは工事中で閉鎖されています。あれれ、、、
 
A 地点
A 地点
     
  B 地点まで進みます。出てきたトンネルを振り返って撮ったのが下の写真ですが、こちら側には湖沿いの道へ進むルートには通行止めの表示はありません。そこで行けるところまで進んでみます。
 
B 地点
B 地点
     
  すると途中でこんな土砂の山が。左の山から崩れてきたものでもなさそうです。正面奥には反対車線側に積んであるので、人為的に積み上げたもののようですね。こっちには来るな、と言うことか。(^_^;)
 
C 地点へ
C 地点へ
     
  さらに路面全体に土砂がある場所も。右側車線側が通れそうなのでそっちから先へ進むと、、、
 
C 地点へ2
C 地点へ2
     
  ほどなく C 地点に到達します。ここから先はもう進めません。
A 地点での工事の内容がちょっと不明ですが、この川沿いルートはもう廃止されるのかもしれませんね。
 
C 地点
C 地点
     
 

米良湖沿いを少し進んだ後、ルートは一ツ瀬川沿いを進みます。どこまで米良湖でどこから一ツ瀬川が分かりませんが、米良湖(一ツ瀬川)の南側に出て進みます。するとまたルートが2つに分かれているところが出てきます。

右の地図の A → B とトンネルをくぐって進むのが現ルートですが、C 地点経由で川沿いを進むルートがあるように見えます。そこでこのルートも通っておくことにしたのですが、、、

     
  次の写真が A 地点のものです。右奥にトンネル(内之畑トンネル)があり、その手前で左折するルートがあります。
 
A 地点
A 地点
     
  ところが左折した先ではすぐに道が無くなってしまいます。
 
左折した先
左折した先
     
  トンネルの入口方向を見ると橋脚の残骸が見えます。また、トンネル入口の向こうにも道があるようです。ということは、かつてはこの先は真っ直ぐ進んでトンネルの入口付近を通過し、向こうまで繋がっていたようですね。
 
トンネル方向
トンネル方向
     
  A 地点まで戻り、トンネルを通過します。振り返ると左へ進む道があります。進んでみることにします。
 
B 地点
B 地点
     
  C 地点です。正面のルートが国道ルートですが、車両通行禁止となっています。と言うことでクルマはここまで。
 
C 地点
C 地点
     
  「車両通行禁止」だったので、歩いて先に進んでみます。するとすぐに内之畑トンネルの入口に出てきます。トンネルの入口が良く見えます。そういえば、Google Maps などをよく見ると、このルートはトンネル入口のところで交差するのではなく、道が途絶えているように見えます。つまりそれはこういう感じで繋がっていないことを示していると言うわけですね。なるほど。
 
トンネル入口
トンネル入口
     
  先に進みます。265号が合流してきます。
 
265号が合流
265号が合流
     
  実際の合流地点は下の場所で、ここには案内標識がなかったので、上の 300 m 手前のものを撮っています。
 
ここで合流
ここで合流
     
  265号とは 4 km ちょっと重複して分岐します。265号が左へ外れていきます。
 
265号が分岐
265号が分岐
     
  しばらく進むと熊本県との県境にやってきます。
 
熊本県へ
熊本県へ
     
  県境は横谷トンネルで越えます。
 
横谷トンネル
横谷トンネル
     
  トンネルを抜けると熊本県です。ここからグングン坂を下ります。
 
熊本県
熊本県
     
  坂を下って平地に下りてきます。湯前町中里です。ここで388号が右へ分岐します。388号はここが終点。
 
388号が分岐
388号が分岐
     
 

続いて 221号 が合流します。と言ってもここはちょっと複雑なのです。

この場所は全体を見ると右の地図のように丁字路になっていて、219号は左上から出てきておおまかには直進(道なり)して左上へ進みます。さらに逆に西側から221号がやってきて下(南)方向へ進むのです。

道なり直進とは言え、東側からやってくると、219/221号方向は一度左側へ外れるのです。対して221号の南方向は直進です。文字で書くと複雑に感じられますね〜。(^_^;)

 
221号が合流
221号が合流
     
  これが実際の分岐点です。219号なので左(「人吉」と矢印のある方向)へ進みます。小さいですが左方向には219号のおにぎり標識が見えますね。
 
分岐
分岐
     
  続いてその先で九州自動車道と交差します。
ちなみに九州自動車道のすぐ向こうでJR肥薩線とも交差しますが、そっちは跨線橋で超えます。
 
九州自動車道
九州自動車道
     
  次に 267号 が分岐します。267号はここが起点。
 
267号が分岐
267号が分岐
     
  続いて445号と交差します。445号はここが終点。そして第1日目はここまでです。この後人吉で宿泊です。
 
445号と交差
445号と交差
     
  2018 年の年末は「最強寒波」が襲来とのことで、日本海側を中心に大雪となりました。しかしここは熊本県、雪は降りません。とはいえやはり朝はかなり寒く、クルマが真っ白に凍っていました。(@_@)
 
朝1
朝1
朝2朝2
     
  そしてとても寒い中、2日目のスタートです。前日の終了地点、人吉市下城本町交差点からスタートです。
 
2日目スタート
2日目スタート
     
  人吉を出発するとまた山の中へ入っていきます。しばらく進むと、球形のなんだか変な建物がありました。これは、国道沿いに 球泉洞 という洞窟があるのですが、それに隣接する 森林館 という施設のようです。(森林館は現在休館中のようです。)
球泉洞は総延長 4,800 m もある九州最長の洞窟だそうで、時間があれば見学してみたかったですが、今回は素通りです。道路の右側に駐車場があり、入口もすぐ側にあります。
 
球泉洞
球泉洞
     
  球泉洞付近からルートは北に向きを変えます。しばらく進むとまたダムがありました。今度は 瀬戸石ダム です。場所は このあたり。このダムも国道に隣接していて、しかも天端はクルマで渡れるようです。(4 t 以下限定)このダムは球磨川にかかるダムで、一応上流側(写真左側)は瀬戸石ダム湖となっているのですが、川幅もほとんど変わらず、あまり湖っぽくないですね。
 
瀬戸石ダム
瀬戸石ダム
     
  さらに北上します。
219号は球磨川に沿って進みます。球磨川が蛇行しているところはその形に添って219号も蛇行します。一方九州自動車道は川の形などお構いなしに真っ直ぐ進みます。そのため右の地図の場所では2回九州自動車道と交差します。
(そのうち蛇行部分をショートカットするトンネルができそうですね。)
     
  これがまず1回目。
 
九州自動車道1回目
九州自動車道1回目
     
  そしてぐるっと回り込んでこっちが2回目です。
 
九州自動車道2回目
九州自動車道2回目
     
  そしてそのすぐ先で今度は九州新幹線と交差します。
 
九州新幹線
九州新幹線
     
  だんだん忙しくなってきました。次は南九州西回り自動車道と交差です。
 
南九州西回り自動車道
南九州西回り自動車道
     
  そしてそのすぐ向こうで 肥薩おれんじ鉄道 と交差します。
 
肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道
     
  続いて球磨川を渡って 3号 に突き当たります。この交差点を右折して、ゴールまで3号と重複です。
 
3号に合流
3号に合流
     
  3号は走行済みなのでざっくり行きます。
3/219号は重複しながら宇土市まで進みます。続いて この交差点 を右折するのですが、さらに向こうから57号がやってきて右方向へ進んで合流します。つまりここから右方は3/57/219号の重複となります。
ちなみに正面を左右に横切っている高架は九州新幹線です。
 
57号が合流
57号が合流
     
  続いて熊本市の中心部へ進みます。
市内を流れる白川を渡り、266号 との分岐点、代継橋交差点を通過します。266号はこの交差点が終点です。
 
266号が分岐
266号が分岐
     
  そしてゴール地点の水道町交差点に到達してゴールです。
 
219号ゴール
219号ゴール
 

これで219号は終了です。
219号は熊本市と宮崎市を結ぶ重要路線だけあって、山の中の道が多かったわりに、とても順調に走れました。そして美しい川沿いを走ったので気持ちよかったですね。でもちょっと寒かった。(^_^;)
地図上では旧道が残っていながら実は通れない、というところが何箇所かありましたが、こういうところは早く何とか処理しておいてほしいものです。(こんなこと言うのは私だけか?笑)

  次は、501号です。  

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