国道355号
355号
 
起点 千葉県香取市
終点 茨城県笠間市
総延長 73.8 km
 
スタート 2018年12月08日 11:15 頃
石岡市着 2018年12月08日 15:45 頃
所要時間 約 4.5 時間

石岡市発 2018年12月09日 7:45 頃
ゴール 2018年12月09日 11:15 頃
所要時間 約 3.5 時間

総所要時間 約 8.0 時間(順走)
平均速度 約 9.2 km/h

 

次は355号です。
355号は千葉県香取市佐原ホで 51号 上から始まり、利根川を渡って茨城県に入った後、霞ヶ浦の東岸沿いに北上し、茨城県笠間市の寺崎交差点で50号に到達するまでの 73.8 km です。

総延長は 74 km くらいで、そんなに長い国道ではありませんが、国道までの行きと帰りの行程があるので、今回は2日に分けて走っています。
順走します。

ところで「佐原ホ」とは珍しい地名ですね。

  右の地図で上下に走る太い道路が51号ですが、355号のスタート地点は51号上の A 地点です。ここは左上から右下へ 356号 が走っていて、スタート地点は 51号と356号の交差点かと思いきや、この2者は立体交差で、直接的な交差点になっているわけではありません。
     
  スタートは51号を南から進んできてそのまま355号になってしまいます。しばらく51号との重複です。
スタート地点には印があるわけではないので、実際にはどこがスタート地点なのかよくわかりません。ちなみに356号へ分岐するにはこの 200 m 先で側道へ進むのですが、、、
 
355号スタート前
355号スタート前
     
  実はこのあたりでは356号はルートが2つに分かれていて、少し進んだ先でまた356号への分岐があります。ここもやはり立体交差なので、356号へ進むには側道へ外れます。
 
もう一つ356号
もう一つ356号
     
  そしてその先で利根川を渡り、茨城県(稲敷市)に入ります。スタートは千葉県でしたが千葉県区間はほんのちょっとでしたね。
 
茨城県へ
茨城県へ
     
  茨城県に入るとすぐに125号と交差します。
 
125号と交差
125号と交差
     
  そして霞ヶ浦の南端付近にやってきます。霞ヶ浦の南端からは常陸利根川が流れ出ています。355号はその常陸利根川を渡った先で51号から分岐します。次の写真はちょうど常陸利根川を渡る手前の様子です。
 
常陸利根川
常陸利根川
     
  常陸利根川は北利根橋で渡ります。
 
北利根橋
北利根橋
     
 

渡った先の A 地点(永山交差点)で355号は左へ分岐します。ここから先は355号の単独区間になるので、実質的にはここが始点のようなものですね。

ところがここにはもう一つ別区間があるのです。B → C 区間(牛堀麻生バイパス)です。この区間、C から北に延伸して、355号はそのうちこちらに付け変わるのでしょうか。

     
  ここはまず立体交差の A 地点を素通りして B 地点(山下交差点)へ進みます。
次の写真が B 地点の様子ですが、案内標識をみると、左折(C 地点)方向は県道185号となっていますね、、、
 
B 地点
B 地点
     
  次の写真が左折した先の様子ですが、左へ外れていくのが県道185号で、真っ直ぐ進むのが国道355号です。分岐点は交差点から 50 m くらいです。つまりたった 50 m ほどですが、左折した先は県道185号と国道355号が重複しているわけです。そのため先の案内標識も左折方向は県道185号と書いてあったようですが、でもちょっとわかりづらいですよね。
 
左折した先
左折した先
     
  そしてバイパスを進んで C 地点です。今回はここまで。この先は建設中のようなので、そのうちこの先へも進めるようになるのでしょう。引き返して B 地点経由で A 地点へ向かいます。
 
C 地点
C 地点
     
  A 地点へ向かいます。写真では正面にトラックが見えていますが、その少し先で左へ外れると A 地点です。
 
A 地点手前
A 地点手前
     
  側道へ進んでこの交差点を右折し、51号の下をくぐって355号単独区間になります。
 
A 地点
A 地点
     
  右折した先はこんな感じの道で、51号や牛堀麻生バイパスに比べればぐっと細くなります。
 
355号単独区間へ
355号単独区間へ
     
  そして霞ヶ浦の東側を北進します。といってもあまり霞ヶ関は見えません。そうこうしているうちに354号と交差です。
 
354号と交差
354号と交差
     
  ちょっと寄り道して、上の写真でも看板が見えている 道の駅たまつくり に寄ってみました。
道の駅たまつくり
道の駅たまつくり
     
  この道の駅の端からはこんな感じに霞ヶ浦が見えます。写真の左に写っている橋は354号の橋で、霞ヶ浦大橋です。
 
霞ヶ浦
霞ヶ浦
     
  355号まで戻って来て、再び北上します。そして石岡市の中心部へ進みます。ここはちょっと複雑です。
355号は下の地図では右から出てきて、A 地点で 6号 に合流します。そして6号と重複して少し西進し、分岐していきます。しかしここでルートが2つに分かれているのです。現在の主ルートは C 地点まで進み、6号から分岐するルートです(石岡岩間バイパス)。しかしその手前の B 地点からも北へ外れるルートがあるのです。
この日は石岡市で宿泊予定で、2日目は C 地点からスタートです。と言うことで、初日は B 地点から先をやっつけておきます。
 
     
  まずは A 地点。写真は A 地点手前の様子ですが、こちら側の道路はよく混んでいました。ここはいつも混むのでしょうか。
 
A 地点
A 地点
     
  そして B 地点です。ここは355号方面(右折)は鋭角に折れ曲がります。ここ曲がれるのか?って思ったんですが、
 
B 地点
B 地点
     
 

標識をみると、これ、平日は 7:30〜8:30 だけ右折可ってことですか。(標識小さくて見づらい。。。)

現在の355号は C 地点経由が主たるルートのようで、B 地点から北へ進むルートは旧ルートと思われます。と言うことは、新ルートができる前、355号を平日に起点→終点と進む場合は、この場所に到達する時間を良く考えておかないと、一旦通り過ぎたあとUターンして引き返して来るハメになっていたのですね。

右折
右折
     
  とりあえずここは C 地点まで進み、右にチラッと見えているセブン・イレブンに立ち寄った後引き返します。
 
C 地点
C 地点
     
  引き返して再び B 地点です。ここは左折して(というか直進とも言えますが)笠間方面へ向います。
 
B 地点(反対側から)
B 地点(反対側から)
     
  6号から分岐してしばらく進みます。常磐自動車道の石岡小美玉スマートICの近くに進みます。右の地図では下から出てきて、D 地点までやってきます。
     
  そのままIC前まで進むかと思いきや、何と D 地点で強制的に左折させられてしまいます。正面は工事中のようです。
 
左折
左折
     
  E 地点経由で F 地点までやってきます。左折するとICです。右折方向は通行止めのようですが、、、
 
F 地点
F 地点
     
  右折方向の向こうを見ると、なんだか巨大なものが建造されています。
 
右側
右側
     
  この巨大な建造物は道路みたいです。石岡小美玉ICからこちらへ道路が延伸するのでしょうか。
 
巨大建造物
巨大建造物
     
  ICの前を過ぎるとすぐに常磐自動車道と交差します。
 
常磐自動車道
常磐自動車道
     
 

さらに進むと、途中で国道が終了してしまいます。

355号は右の地図では右下から出てくるのですが、G 地点で一度国道が終了するのです。

もうちょっと進むと、もう一つの355号(石岡岩間バイパス)に到達するのに、何故かそのわずか手前で終了しているようなのです。

     
  次の写真が G 地点の様子です。おにぎり標識の先に左折する道が見えますが、あのあたりまでが国道のようです。そして手前には「石岡市」の標識もあります。つまりここから先は石岡市です。(ここまでは小美玉市。)
 
G 地点
G 地点
     
  そして H 地点まで進むのですが、その手前の案内標識には直進方向も355号と表示されています。あれれ、、、
 
H 地点
H 地点
     
  バイパスと交差してそのまま道なりに進んで I 地点までやってきます。ここから再び国道になります。次の写真では、正面に大きな木が見えていますが、あのあたりから先が国道のようです。そして手前には「笠間市」の標識があります。
バイパスと交差するこのルートは旧道のようですが、小美玉市〜石岡市〜笠間市と進みます。どうやら石岡市を走る区間だけが国道から外れているようですね。
 
I 地点
I 地点
     
  そしてそのまま道なりに北上するとバイパスへぶつかります。バイパスは右から出てきて正面の奥へ進みます。現在の道は右折してバイパスに突き当たります。現在の道の延長線上に355号の続きが見えており、かつてはここが直進だったのが伺えます。
第1日目はここで終了で、バイパス経由で石岡市まで戻って宿泊です。
 
バイパスへ
バイパスへ
     
  そして第2日目、再び C 地点です。右折して石岡岩間バイパスです。
 
再び C 地点
再び C 地点
     
  前日の B → D → E → F → G → H → I → のルートに比べて、この日のルートはバイパスだけあって走りやすいです。
しばらく進むと常磐自動車道と交差します。
 
常磐自動車道
常磐自動車道
     
  少し進むと並木道がありました。もう季節が終わってすっかり落葉していますが、これは銀杏並木ですね。紅葉の時期に来るとなかなか素晴らしいのではないかと思われます。
 
銀杏並木
銀杏並木
     
  続いて工業団地の中を進みます。周囲にはいろいろ工場があります。
 
Panasonic
Panasonic
     
  さらに北上して、再び H 地点にやってきます。ここでも左右に走るルートはどちらも355号と表示されていますね。
 
再び H 地点
再び H 地点
     
  さらに進むと常磐線を跨線橋で超えます。ちょうどその跨線橋のところにスリット発見。
 
スリット標識あり
スリット標識あり
     
  その先でもう一方のルートが合流してきます。ここは前日の終了地点です。
 
もう一方のルートが合流
もう一方のルートが合流
     
 

もう一つのルートが合流してきてルートが1つになったと思いきや、またルートが2つに分かれます。

この先は右の地図の A → C と進むのが現ルートですが、A 地点から B 地点まで進むのがもう一つのルートです。A 地点は上の写真の場所からほんの 500 m ほど先です。そして地図上では何故か国道は B 地点までで終了しています。

     
  次の写真が分岐点の A 地点の様子です。まず右へ進みます。
 
A 地点
A 地点
     
  しばらく進むと北関東自動車道と交差します。
 
北関東自動車道
北関東自動車道
     
  その後クネクネと進み、B 地点までやってきます。地図上ではここまでが国道です。A 地点まで引き返します。
 
B 地点
B 地点
     
  A 地点まで戻ったあと 、今度は C 地点へ向かいます。こちらのルートでも北関東自動車道と交差します。
 
北関東自動車道
北関東自動車道
     
  C 地点までやってきます。ここで案内標識を見ると、左に鋭角に折れる方向も355号となっていますね。あれれ、地図(Google Maps)上ではこの方向は県道105号のはずですが、、、とりあえず左折方向にも行ってみることにします。
 
C 地点
C 地点
     
  左折方向に進むとすぐに今走ってきた355号の下をくぐります。
 
355号と交差
355号と交差
     
  D 地点まで進みます。案内標識をみると右折方向が355号となっていますね。。。右折した先は B 地点方面です。
 
D 地点
D 地点
     
  少し進むとJR水戸線を踏切で越えます。
 
水戸線
水戸線
     
  踏切の手前には宍戸駅があります。コンパクトな駅ですね。
 
宍戸駅
宍戸駅
     
  踏切の先は何と通行止めです。なんだか祭りのようですね。調べてみるとこれは フェスティバル in 冬の陣 という祭りみたいです。しかもあろうことか、祭りはこの日だけ。(^_^;)
 
通行止め
通行止め
     
  いろいろ出店が出ています。一通り歩いて B 地点まで行ってみました。(B 地点の手前まで通行止めでした。)
 
フェスティバル in 冬の陣
フェスティバル in 冬の陣
     
  先の C → D → B のルートは案内標識ではまだ355号と表示されていましたが、Google Maps や MapFan など複数の地図ではすでに国道ではありません。このルートは旧道のようで、案内標識だけが古いままで更新されていないように思われます。
 

さて C 地点まで引き返して先へ進みます。
少し進むともう終点も間近です。ここでも色々あるので、記号を付け直しました。以下、右の地図の A 〜 から。

現在のルートは、A → B → C → D と進んでゴールです。しかしもう一つ、E → F の区間も355号なのです。ここはどうやら A と F が繋がり、その後そのまま E まで行くルートに付け変わるのではないかと思われます。

     
  まずは A 地点です。ここは工事中で、左側に道ができつつありますね。
 
A 地点
A 地点
     
  続いて B 地点。ここは左折します。案内標識をみると直進方向が修正されています。拡大してみると、どうも355号と書いてあるようです。ということはかつてここは直進が355号だったんでしょうか。
 
B 地点
B 地点
     
  次は C 地点。右折です。
 
C 地点
C 地点
     
  そして D 地点です。50号に到達して、ここが一応355号のゴールです。
 
355号ゴール
355号ゴール
     
  「一応」と書いたのは続きがあるからです。50号を左折して 1.4 km ほど西進すると E 地点に到達し、また355号です。ところが、案内標識をみると、左折方向は県道1号となっていて、国道ではありませんね、、、
 
E 地点
E 地点
     
  E 地点から 300 m ほど南下すると、県道1号が分岐します。つまり E 地点から 300 m だけは国道355号と県道1号が重複しているようですね。それじゃ案内標識にもそう書いときゃ良いと思いますが、、、紛らわしいです。(^_^;)
 
県道1号
県道1号
     
  そして F 地点に達します。今回はここで終了です。正面は丁字路ですが、その先には道路ができつつありますね。案内標識を見ると建設中のバイパスが既に県道42号を横切って先まで続いています。案内標識の上の方が隠されていますが、拡大してみてみると355号の文字が確認できます。道路ができたら剥がされるのでしょう。
 
F 地点
F 地点
 

これで355号は終了です。
355号は総延長約 74 km なのでたいしたことなかろう、と思っていましたが、実際は想像以上に複雑でした。1日目は約 67 km、2日目は約 48 km 走ったので、総走行距離は約 115 km にもなりました。このページのトップの表では平均速度が 9.2 km/h となっていて随分遅いのですが、総走行距離を 115 km にすれば 14.4 km/h になって、まあまあでしょうか。

  次は、219号です。  

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