国道179号
179号
 
起点 兵庫県姫路市
終点 鳥取県東伯郡湯梨浜町
総延長 158.7 km
 
スタート 2013年08月14日 8:15 頃
ゴール 2013年08月14日 16:15 頃
総時間 約 8.0 時間(逆走)
平均速度 約 19.8 km/h

 

次は179号です。
179号は兵庫県姫路市が起点となっているようなのですが、実際には揖保郡太子町の 2号 付近から始まり、北西に進んで岡山県に入り、津山市を通過した後北上し、鳥取県倉吉市を通過し、東伯郡湯梨浜町で 9号 に突き当たって終了するまでの 158.7 km です。逆走します。

前の日に走った 313号 が、広島県福山市で2号を出発し、中国山地を横断して、やはり鳥取県東伯郡で9号に至って終了しています。そしてこの日は179号で、また瀬戸内海側に戻ってくる、と言うわけです。

さて、それでは179号のスタートです。
逆走なので、終点の長瀬東交差点に向います。

今回は北側からこの交差点に進入してスタートです。
下の写真で左右に横切っている高架は9号です。(高架下の信号を右折すると9号に乗ります。)この高架の下からスタートですね。

   
 
179号スタート
179号スタート
     
  この場所は鳥取県東伯郡湯梨浜町(ゆりはまちょう)ですが、近くに羽合温泉(はわい温泉)があるので、標識の地名には「はわい長瀬」とあります。はわい温泉は近くにある 東郷湖のほとり にある温泉のようですが、ちょっと前に、ソフトバンクのCMでも有名になりましたね。
 
ハワイ
ハワイ
     
 

そしてなんと「美容室ハワイ」を発見。
素晴らしいです。\(^_^)/

ちなみに、アメリカのハワイは「Hawaii」ですが、鳥取のはわいは通常ひらがな表記で、右の写真見てもわかるとおり、英語で書く場合は「Hawai」で、i が重ならないようですね。

美容室ハワイ
美容室ハワイ
     
  出発後すぐ倉吉市に入り、市内中心部を通過します。市街地を抜けると、天神川に沿って南下しますが、倉吉市円谷町付近で上りと下りが一旦分岐します。下の写真は分岐がまた合流する付近の様子です。写真で右が上りで川沿いを沿って南下、左が下りで円谷トンネルを通って北上、となっています。
 
円谷トンネル
円谷トンネル
     
  合流後の様子です。合流したと言っても片側2車線で真ん中には立派な分離帯があります。
 
合流後
合流後
     
  そしてこれが天神川と上り線の様子です。写真の奥に川の対岸を走る県道が見えていますが、昔はこの県道が国道だったんではなかろうか。なんだかそんな気がします。
 
天神川
天神川

   
  少し進むと、482号が合流してきます。案内標識でもわかるように、道なりに進むのが179号です。
 
482号が合流
482号が合流
     
 

482号と合流後、179号はどんどん勾配がきつくなり、山の中に入っていきます。勾配は 7% まで見ました。

そしてしばらく進むと岡山県との県境です。県境は下の写真の人形トンネルで越えます。

トンネルができる前は右の地図にもある峠道(人形峠)だったものと思われます。ちなみに下の人形トンネルの写真は鳥取県側のものです。岡山県側では木が邪魔で「人形トンネル」の文字が隠れてしまっていました。

人形峠ではかつてウラン鉱床が発見され、ウラン濃縮プラントも作られたそうですが、既に閉山され、現在は研究施設があるそうです。また、展示施設があるようなので、ちょっと寄ってみることにします。

ルート的には、一度人形トンネルを通過して岡山県に入り、峠道南端から人形峠を目指し、見学した後また鳥取県側に戻り、再度人形トンネルを通過して南下することにします。

   
 
人形トンネル
人形トンネル
     
  さて細い道をくねくね走って人形峠に到着です。まず アトムサイエンス館 なる建物に入ってみようと思ったところ、、、なんだか様子がおかしい。妙に静かなんです。よく見ると、なんと、水・木曜日は休館日ではありませんか。この日(8月14日)は紛う事なき水曜日。。。
 
アトムサイエンス館
アトムサイエンス館
休館日
休館日
     
  続いて隣の「人形峠かがくの森プラザ」と看板の立っている建物の様子をうかがうと、これも変。入口の上の建物の名前(人形峠展示館)が外されているようです。入口には「ご来館ありがとうございました。」との案内が。下の写真ではちょっと字が小さくて読みづらいかもしれませんが、平成24年3月31日をもって、人形峠展示館は「展示施設としての運営を停止」した。と書いてあります。つまり平たく言うと閉館したってことですね。(なんで「展示施設としての運営を停止」なんて意味不明な表現をするんでしょうか。役所独自の表現?)
 
人形峠展示館
人形峠展示館
閉館
閉館
     
  そしてさらにその隣には独立行政法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター(長い、、)があります。門に書いてある看板の文字が金色にきらきらしていて、隣の閉館した展示館とのコントラストが見事です。笑
ここ、奥はかなり広いみたいなのですが、これも税金で作られているのかと思うと、なんだかなぁという気がします。
 
人形峠環境技術センター
人形峠環境技術センター
日本原子力研究開発機構
日本原子力研究開発機構
     
  そしてこれらの建物の手前に、小さな屋根の付いた建物があります。
休憩所?かと思って近寄ってみると、「大山椒魚の館」とあるではありませんか!
 
大山椒魚の館
大山椒魚の館
大山椒魚の館全景
大山椒魚の館全景
     
 

屋根の下には大きな水槽があって、大きなオオサンショウウオがいました。デカいです!!

水槽の上は網になっていて、オオサンショウウオの超デカい体の全体が見られます。でも網が邪魔して写真は撮りづらい。

横はガラスになっていて、こちらからは右のように写真が撮れますが、ちょっとぼけた感じになってしまいますね。

いやそれにしても良いもの見せてもらいました。
素晴らしいです。

オオサンショウウオ
オオサンショウウオ
     
  大山椒魚の館を後にして先に進みます。すぐ隣に鳥取県との県境があります。
 
県境
県境
     
  その後、このような道をしばらく走って、179号に戻ります。人形トンネルの少し北に出てきます。
 
細い道
細い道
     
  岡山県に入ってしばらく進むと482号が分岐していきます。
 
482号が分岐
482号が分岐
     
  岡山県内をどんどん南下します。奥津温泉 を通り過ぎます。立派な看板が立っています。残念ながら温泉には入りません。笑
 
奥津温泉
奥津温泉
     
  さらに進むと、湖があります。苫田ダム によって作られた人造湖奥津湖です。
 
苫田ダム
苫田ダム
     
  この湖の水は何故かすごく緑でした。なんでこんな色してるんでしょうか。
 
緑
     
  奥津湖を後にします。するとこんな案内標識が。179号が3つも書いてあります。
 
中国道まで 8 km
中国道まで 8 km
     
  案内の通り 8 km 先で中国道の下をくぐります。
 
中国道
中国道
     
  中国道の下をくぐると院庄(いんのしょう)ICがあります。その先で181号の分岐があります。181号はこの交差点(院庄交差点)が起点です。179号は左折。
 
     
  どんどん津山市中心部に近づきます。吉井川を渡って、53号 に合流します。
案内標識に表示はありませんが、ここは左折します。
 
53号に合流
53号に合流
     
  しばらく、53号、429号 と重複します。この区間にはちょっと珍しい3連標識があります。
この標識は、53号を走ったときにも撮っていますが、やはり今回も撮ります。良いですねこういう見慣れない標識は。(^_^)/
 
3線重複
3線重複
     
  続いて、中国道津山ICの手前で53号と分岐します。下の写真で奥に見えているのが中国道です。
 
53号と分岐
53号と分岐
     
  53号と分岐した後、179号はしばらく中国自動車道とJR姫新線の双方と併走します。
次の写真はJR勝間田駅手前の様子です。中央少し右の奥が駅です。
 
JR勝間田駅
JR勝間田駅
     
 

少し進むと、こういう高架の下をくぐります。なんだこれ?
奥の表示を見ると「美作(みまさか)岡山道路」とあります。国道との表示はありません。2013年9月現在、Google Maps でも MapFan でもここから右へ 374号 が延びていますが、左側は何もありません。つまり、建設中の美作岡山道路=374号と言うことですね。

 
374号
374号
     
  また少し進むと374号後の分岐があります。374号は岡山県備前市と津山市を結ぶ国道で、3つ前の写真の新河辺交差点で179号が53号と分岐した場所からここまでの間、179号と重複しています。しかし一つ上の写真のように新しいバイパス区間が建設中のようなので、そのうちバイパスの方が374号になってしまうのでしょうね。
 
374号と分岐
374号と分岐
     
  374号と分岐した直後、歩道橋に貼ってあるシールおにぎりを発見。
 
美作市林野
美作市林野
     
  地名付きです。早速撮影。
地名付き
地名付き
     
  前日に続き、この日も暑かったのです。
この付近で外気温 38 度を記録。
たまりませんなぁ。汗
38度
38度
     
  このあとしばらく、JR姫新線ともつれ合いながら先に進みます。これは姫新線の高架の下をくぐるところです。
 
JR姫新線
JR姫新線
     
  続いて、373号と合流です。
 
373号と合流
373号と合流
     
  2連標識も発見。撮影です。
 
2連おむすび
2連おむすび
     
  そして373号とはすぐに分岐します。重複区間は、6 km 弱です。
 
373号と分岐
373号と分岐
     
  上の写真の案内標識の向こうに立っている街灯の支柱に、シールおにぎりが貼ってあります。こんな感じです。
「S」「20」とありますが、何の意味なんでしょうね。
 
小さな標識
小さな標識
     
  さらに姫新線に沿って南東に進みます。揖保川に突き当たる場所まで進みます。ここで右折して、揖保川に沿って南進です。
 
南へ
南へ
     
  しばらく揖保川に沿って進んだ後、揖保川を渡ります。
 
揖斐川を渡る
揖斐川を渡る
     
  振り返ってみるとこんな感じの道です。道路の右が揖保川。道路の川側は壁ですね。
そして壁の上には、、、これ、なんなんでしょう。
 
揖斐川沿い
揖斐川沿い
     
  川を渡るとすぐ、山陽自動車道と交差します。
 
山陽自動車道
山陽自動車道
     
  続いて林田川を渡ります。渡るとすぐに「赤とんぼ歩道橋」なる歩道橋がありました。歩道橋の上に木が植わっていますね。
 
赤とんぼ歩道橋
赤とんぼ歩道橋
     
  ちょっと登ってみました。入口から上から、ずっと木が植えられています。こういう歩道橋も珍しい。
 
赤とんぼ歩道橋入口
赤とんぼ歩道橋入口
赤とんぼ歩道橋上
赤とんぼ歩道橋上
     
  そしてすぐ向こうに2号の太子竜野バイパスです。ここを過ぎるとあと少しです。
 
太子竜野バイパス
太子竜野バイパス
     
 

このあと179号の始点に至って終了、となるはずなのですが、、、この国道、あろう事か、どこから始まるのかよくわからないのです。

上の写真の場所で一度太子竜野バイパスの南側へ出て、少し東へ進んだ後、南側からまた太子竜野バイパスの方へ戻って来て、ちょうどまたぶつかる付近で終わりのように思えます。右の地図の山田交差点のあたりかなぁ、と思ってました。

そこでとりあえず太子竜野バイパスのの北側まで進んで、太子東IC入口付近まで行ってみることにします。ここなら山田交差点を通り過ぎているので、充分でしょう。

次の写真がその太子東IC入口です。

   
 
太子東IC入口
太子東IC入口
     
  道路の反対側へ出てみました。すると街灯の支柱にシールおにぎりが。
ということはここまでは179号と言って良いでしょうか。
 
道路の反対側
道路の反対側
     
  ちなみに道路の下にはこういうトンネルがあり、反対側へ出られます。小さなトンネルでちょっと不気味。笑
「不審者を見たら 110 番」と書いてありますしね。
 
道路の下のトンネル
道路の下のトンネル
     
  上の場所で終了かと思っていたのですが、、、次の写真は太子東IC入口を通り過ぎたところから振り返ってみた様子です。右からセルシオが出てきていますが、そこが太子東ICの入口です。
 
もう一つ先
もう一つ先
     
 

この場所にある街灯の支柱にまたシールおにぎりが貼り付けてあります。あれれ、ということはここが179号の始点?なのでしょうか。

ちなみにここには「87」とあります。一つ前のシールおにぎりでは「90」で、3つ数字が減っています。これは一体どういう意味なのでしょうか。謎は深まる。(^_^;)

しかし本当にここが179号の始点で良いのかなぁ、、、、

さらにシールおにぎり
さらにシールおにぎり
     
  上の写真を撮った場所から反対側を見るとこんな感じです。左に2号の標識。右下にも小さなキロポスト。
 
2号
2号
     
  右下のキロポストの拡大が下の写真です。はっきりと2号であることがわかります。右の写真は裏側の様子ですが、「1」とあります。この「1」は何の数字なんでしょう。「1番目」ということでしょうか? それとも 1 km? これも謎ですね。
 
キロポスト
キロポスト
キロポスト反対側
キロポスト反対側
  これで179号は終了です。
このあと2号方面に直進して姫路市中心部に向っているので、ここより少々先までが179号だったとしても、完全に全線走っていることは間違いありません。しかし困った国道です。「始点」とか「終点」とかハッキリ書いといて欲しい。(^_^;)
それに、179号も暑かったです。ほんとに勘弁して欲しい。笑
  次は、312号です。
 

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