国道53号
53号
 
起点 岡山県岡山市
終点 鳥取県鳥取市
総延長 138.5 km
 
スタート 2012年08月13日 10:30 頃
ゴール 2012年08月13日 17:30 頃
所要時間 約 7.0 時間(順走)
平均速度 約 19.8 km/h

 

次は53号です。
53号は、岡山県岡山市の大雲寺交差点から始まり、岡山県内を北上し、鳥取県鳥取市の市街地の外れ、秋里交差点で 9号 に突き当たって終了するまでの 138.5 km です。

岡山県内は津山市まではほぼ真っ直ぐ北上。津山を過ぎると少し東へ進みますが、すぐにまた北上です。中国地方で瀬戸内海側と日本海側を結ぶ国道はいくつかありますが、この53号はその代表的な国道と言えます。
順走します。

 

     
  さてそれでは53号のスタートです。スタートは、岡山市内中心部の大雲寺交差点です。この交差点に南から進入します。
 
53号スタート
53号スタート
     
  岡山市内は路面電車が走っています。運行しているのは、岡山電軌軌道株式会社 です。
ちょうど電車が通りかかったので撮ってみました。桃太郎伝説の岡山らしく、鬼の顔が描いてあります。
 
路面電車
路面電車
     
  スタートしてすぐに左折します。
 
すぐに左折
すぐに左折
     
  左折するとJR山陽本線を跨いで、今度はすぐに右折です。くねくねと走ります。
 
すぐに右折
すぐに右折
     
  ちょっと渋滞しましたが、岡山市内中心部を抜けて、ここから北上を始めます。
 
そして市外へ
そして市外へ
     
  岡山市市街地を抜けると、すぐに山陽自動車道と交差します。そしてさらに北上して中国山地に分け入っていきます。
53号の標識とキロポストとがあったので、早速撮影。ちなみに「栢谷」は「かいだに」と読むそうです。
 
岡山市北区栢谷
岡山市北区栢谷
     
  もうちょっと進みます。岡山市北区辛香(からこう)です。この地名も読みにくいですね。
小型キロポストがあったので、撮っておきます。とりあえず撮っておけば安心です。笑
 
岡山市北区辛香
岡山市北区辛香
     
  少し走ると、旭川沿いに出ます。しばらく旭川に沿って北上します。
 
旭川
旭川
     
  続いて今度は旭川から外れて、JR津山線に沿って北上します。
しばらくは旭川の支流の誕生寺川にそって走りますが、これもまたすぐに離れ、別の川沿いを走ることになります。この川は皿と言って、吉井川の支流です。
 
JR津山線と皿川
JR津山線と皿川
     
  この川は地図上では「皿川」となっていますが、JRの橋梁には「佐良川」と書いてありますね。
昔は「佐良」だったんでしょうか?
 
第1佐良川橋梁
第1佐良川橋梁
     
 

またしばらく走ると津山市です。
津山市内では、53号にはバイパスがあります。

右の地図で、国道の番号は書いてありませんが、下から出てきて右に向かうのが53号です。そして左下で分岐してそのまま上に向かう「津山バイパス」も53号です。

まず津山バイパスを走ります。

     
  下の写真はバイパスへの分岐点の様子です。  
 
津山バイパス入口
津山バイパス入口
     
  バイパス方向へ左折してすぐ川を渡ります。これはやはり「皿川」です。
 
皿川
皿川
     
  そして川を渡った直後の様子です。
 
津山バイパス
津山バイパス
     
  津山バイパスは 1.8 km とごく短いので、すぐに終点に着きます。県道338号に突き当たったあと折り返します。
 
津山バイパス終点
津山バイパス終点
     
  そして津山バイパスの入口まで戻ります。今度は左折して鳥取方面に向かいます。
 
津山バイパス入口に戻る
津山バイパス入口に戻る
     
  左折直後ですが、2連おにぎり発見。ここは 429号 との重複区間です。
 
左折直後
左折直後
     
  忘れずに2連おにぎりを採取します。
2連おにぎり
2連おにぎり
     
  この場所は下の写真のようになっていて、JR津山線と53号と皿川が併走しています。
 
JR津山線と併走
JR津山線と併走
     
  そして179号が合流してきます。また、この場所は181号の起点でもあります。
 
179号が合流
179号が合流
     
  ということはこのあたりは、53号、179号、429号の3線が重複しています。
こんな珍しい3連標識も発見しました。
いやこれは珍しい。絶対撮り逃せないぞ。と思って早速撮影したんですが、実はこの3連標識はこのあとたくさん設置してあって、撮影する機会はたくさんあったのでした。笑
 
3線重複
3線重複
     
 

しかし珍しい。
こういうの撮れて満足です。笑
撮った場所は標識にある通り津山市昭和町です。下の地図では、県道68号が北から53号にぶつかる場所のすぐ東です。

 

津山市昭和町
津山市昭和町

珍しい
珍しい
     
  国道と併走していた皿川はこのあたりでは吉井川に合流しています。53号はここで吉井川の向こう側(北側)に渡り、吉井川から離れていきます。次の写真は吉井川を渡る橋の手前(南町交差点)の様子です。橋を渡るとすぐ右折します。
 
吉井川を渡る
吉井川を渡る
     
  そして429号が分岐していきます。撮影していませんが、この前に既に179号とも分岐しているので、この先は53号の単独区間となります。
 
429号と分岐
429号と分岐
     
 

しばらく進むと、地図上で右のようにくるっと一回転している場所に来ます。

この場所は次の写真のような天空を走る赤い橋があります。
これがぐるっと回っている部分の南端の部分です。

立派な橋ですが高所恐怖症の私としては、なんでこんな橋作るのか、まったく理解できない橋です。笑

     
 
1回転
1回転
     
  この場所は土石流危険渓流だそうです。
 
土石流危険渓流
土石流危険渓流
     
  これがその危険な渓流です。
奇麗な川で危険そうには見えませんが、、、
ちなみにこの川は「馬桑川」と言うようです。
渓流
渓流
     
  先に進みます。するとすぐに鳥取県に入ります。
 
鳥取県
鳥取県
     
  岡山県との県境は山の中で、この黒尾トンネルの中にあります。
写真はトンネルを後に掲載していますが、順番的には黒尾トンネルから出てきて、次に上の写真の標識が見つかります。
 
黒尾トンネル
黒尾トンネル
     
  そしてこの場所には「ドライブパーク Cico」があり、休憩できます。ちょっと休憩しました。
 
ドライブパーク Cico
ドライブパーク Cico
     
  鳥取県に入ると雨が降り出しました。これがまたすごい雨で、ワイパー最速にしても前が見づらいような雨です。
しばらく進んで、373号が合流してくる位置まで来ました。ちょっと雨の勢いが弱まったので車内から撮影です。
 
373号と合流
373号と合流
     
  すぐそばにまたこんな高いところを走る橋が。これは、志戸坂峠道路(しとさかとうげどうろ)で、373号のバイパスです。
まだ雨は降り続けていますが、意を決して車外に出て撮影です。
ここでしかし、持ってきていたはずの折りたたみの傘が見つからないことが判明。あれれ、、、
この傘は実は自宅に帰ったあとカバンのポケットに入っていたことが判明するのですが、この時点では慌てていたこともあり、すっかり持ってきてなかったのか?と思ってしまい、ここでは傘無しで車外に出て、手でカメラをかばいながらの撮影です。
 
志戸坂峠道路
志戸坂峠道路
     
  先に進みます。すると今度は、482号が合流してきます。
 
482号が合流
482号が合流
     
  そしてしばらく428号と重複です。
 
482号と重複
482号と重複
     
 

482号との重複を示す2連おにぎりも撮影します。

このあたりでは雨は止み、一安心。と思っていたのですが、、、

2連おにぎり
2連おにぎり
     
  482号は分岐して離れていきます。
 
482号が分岐
482号が分岐
     
  向こうに鳥取自動車道が見えてきました。あの下をくぐって進みます。
また雲行きが怪しくなってきました。雨もまた降り出しました。
 
鳥取自動車道
鳥取自動車道
     
  と思ったらかなり激しくなりました。土砂降りです。困ったなぁ、、、
しょうがないので、ポプラに寄って 500 円でビニール傘を購入。
 
ポプラ
ポプラ
     
  53号は先に下をくぐった鳥取自動車道と千代川に沿って北上していくのですが、その間ものすごい雨になってしまいました。もうクルマで走れる状態じゃないんじゃないかと思えるほどの雨です。おいおい、まいったなぁ、と思いながらゆっくり進みます。
鳥取市内中心部に近づくと少し雨の勢いが弱まりました。
そして29号の下をくぐります。(29号は次の日に走ります。)
 
29号
29号
     
  鳥取市内では、JR鳥取駅の横を通り過ぎ、鳥取県庁前まで進みます。県庁前では左折し、国道 9号 を目指します。
 
鳥取県庁前
鳥取県庁前
     
  この日は県庁前は素通りしたのですが、次の日、29号スタート地点に向うときに県庁前の様子を少し撮っておきました。
 
県庁前
県庁前
     
  ここには 135 km のキロポストがあります。
これも撮影。
県庁前のキロポスト
県庁前のキロポスト
     
  そして53号のゴール地点です。左右に走る高架は9号で、ここで終了です。
雨はまた激しくなってきました。
 
終点
終点
     
  終点には、ここが終点であることを示す標識が立っています。わかりやすい。
 
終点の印
終点の印
     
  この標識を撮ったときには、雨がすごかったこともあって、まったく気がつかなかったのですが、あとからよく見ると、「終点」の文字の真ん中に小さな標識が貼ってあります。国土交通省が貼ったとは思えないので、誰か有志(?)が貼ったものと思われますが、ちょっと可愛い。笑
 
拡大
拡大
 

これで53号は終了です。
53号自体は主要国道だけあってよく整備されていて走りやすい道路です。しかし今回は雨にまいりました。もうすごかった。生涯で1、2を争うようなすごい雨の中を走りました。岡山市を出るときの天気からして、こんなになるとはとても想像できませんでした。笑

  次は、29号です。
 

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