国道456号
456号
 
起点 岩手県盛岡市
終点 宮城県気仙沼市
総延長 154.5 km
 
スタート 2015年11月22日 7:45 頃
ゴール 2015年11月22日 15:30 頃
総時間 約 7.75 時間(順走)
平均速度 約 19.9 km/h

 

次は456号です。
456号は、岩手県盛岡市の南大橋交差点で 4号 から分岐してスタートし、岩手県を南下して宮城県に入った後、東向きに進行方向を変え、太平洋岸近くの宮城県気仙沼市で、45号 に到達するまでの 154.5 km です。

盛岡市からは4号が南下していますが、456号はその4号と併走するように南下します。併走するといっても456号はいろいろな国道を繋ぎながら、また、重複しながら南下していくので、あまり「併走」という感じでもないのですが。
順走します。

 

それでは456号のスタートです。
4号を北上して盛岡市街地の中心方向へ向います。そして北上川を南大橋で渡った次の角を右折してスタートです。しかし、スタート直後は396号と重複しているので、案内標識には396号のみ表示されています。

 
456号スタート
456号スタート
     
  スタート直後、2連標識を発見。
 
396号と重複
396号と重複
     
  スタート地点から北側を見ると、山が見えます。これは 岩手山 でしょうか。
 
岩手山
岩手山
     
  396号と重複しながら南下します。北上川を挟んで、4号が西、396/456号が東側を走ります。
396号とは、12 km ほど重複した後、分岐します。下の写真がその分岐点の様子で、道なりに左側へ進むのが396号、そこから外れていくのが456号です。
 
396号と分岐
396号と分岐
     
  13 km のキロポストを発見。上におにぎり標識のある縦型タイプです。
 
13 km
13 km
     
  続いて黄色のポール標識を発見。
 
ポール標識(黄)
ポール標識(黄)
     
  そして次は東北新幹線と交差します。このあとしばらく東北新幹線と、もつれるように走ります。
 
東北新幹線
東北新幹線
     
  このように東北新幹線の線路と併走しながら南下します。
 
東北新幹線と併走
東北新幹線と併走
     
 

すると突然工事中に突き当たってしまいました。何と車両通行止め。場所は右の地図の左を上下に走る456号とJR釜石線が交差する踏切の場所です。踏切の工事で、ここだけ通れません。あ、でも歩いては通れるので、歩いて踏切の向こうまで行って帰ってきました。(^_^;)

しょうがないのでここは手前を走る県道286号で釜石線沿いに東へ走り、迂回することにします。しかし釜石線の線路の南側に渡る踏切はしばらく無く、東北新幹線を遙かに超えてもっと東へ行った場所でやっとこちら側へ渡れました。

 
工事中!
工事中!
     
  次の写真は、JR釜石線の南側へ渡り、釜石線の線路に沿って戻ってくる途中の様子です。東北新幹線新花巻駅のこっち側まで戻ってきて、来た方向を振り返って撮っています。画面左端にちょっと見えている道路が県道286号、正面を左右に横切っている立派な建物が新幹線の新花巻駅、駅の下にホームが見えているのが釜石線の新花巻駅です。同じ新釜石駅でも新幹線と釜石線とではずいぶん違うものです。(@_@) ちなみに釜石線は単線です。
 
新花巻駅
新花巻駅
     
  そして踏切の向こう側まで戻ってきました。
 
通行止めの向こう側
通行止めの向こう側
     
  踏切のすぐ南には釜石自動車道が横たわっています。
 
釜石自動車道
釜石自動車道
     
  釜石自動車道の下をくぐると次は283号と合流です。この交差点を左折します。
 
283号に合流
283号に合流
     
  そしてしばらく283号と重複して、
 
283号と重複
283号と重複
     
  分岐していきます。重複区間は、6.3 km ほどです。
 
283号から分岐
283号から分岐
     
  そしてまた釜石自動車道の下をくぐります。
 
再び釜石自動車道
再び釜石自動車道
     
  続いて107号と交差します。
 
107号と交差
107号と交差
     
  するといきなりぐっと道が細くなります。大丈夫か?(^_^;)
 
細い道に
細い道に
     
  しばらく民家の間の道を走りますが、すぐにこういった普通の道に戻ります。そして今度は、青いポール標識を発見!
 
ポール標識(青)
ポール標識(青)
     
  しばらく進むと ローソン江刺根岸店 があって、そこで休憩したのですが、そのローソンの裏手に柿の木がありました。結構身がなっています。そういえばこの日は11月22日。もう秋ですなぁ。
 
柿
     
  今度はこういうキロポストを発見。立派な支柱タイプです。ちなみにすぐ前方は川なのですが、「人首川」という川です。北上川の支流ですが、人の首とはおどろおどろしい名前です。でもこれは「ひとくび」ではなく「ひとかべ」と読むようです。
 
距離標
距離標
     
  続いて397号に合流します。
 
397号に合流
397号に合流
     
  合流するとすぐに2連標識があります。一つ上の写真にも写っていますね。
 
2連標識
2連標識
     
  そしてすぐに397号から分岐です。重複区間は 900 m ほどです。
 
397号から分岐
397号から分岐
     
  さらに南下し、今度はこの交差点を左折して343号に合流です。
 
343号に合流
343号に合流
     
  この交差点には何と緑のポール標識がありました。何だかいろいろ出てきます。(^_^)/
 
ポール標識(緑)
ポール標識(緑)
     
  続いて343号から分岐です。というか直進方向が456号なので343号が分岐していくという感じですね。
重複区間は約 6.8 km でした。
 
343号と分岐
343号と分岐
     
 

どんどん南下して岩手県一宮市千厩です。
ここで456号はクランク状に曲がります。

下の写真が一つ目の曲がり角。右の地図の A 地点。
まずここを右折です。

 
千厩(A)
千厩(A)
     
  民家の間を抜けて、T字路に突き当たります。ここは B 地点で、この交差点を左折します。
 
千厩(B)
千厩(B)
     
  そして C 地点。ここは道路が緩やかに左にカーブしながら 284号 と交差します。でも正面を見ると道路が建設されているようです。そのうち直進方向が新しい456号になるのかもしれませんね。
 
千厩(C)
千厩(C)
     
 

さらに南下して、岩手県と宮城県の県境付近です。県境付近那ちょっと複雑なことになっています。

456号は、右の地図では、右側からやってきて、くねくねと走って県境を越えた後、また南下していきます。

一方456号から左に外れる道があり、その道はそのままトンネルになって地図の左上に抜けていきます。逆にトンネルから出てきた道がぐるっと一回りして国道に合流していきます。

下の写真では、左側がトンネルに繋がる道。右の道が国道です。トンネルから出てきた道は正面を横切って一度国道の上を越え、右の方から国道に合流します。

 
ループ
ループ
     
  これがそのトンネルで、「吉高トンネル」と言うようです。456号はトンネルの入口のすぐ上を通過しています。写真の左上にガードレールがちょっとだけ見えていますが、あそこが456号です。
 
トンネル
トンネル
     
  続いて県境です。ここから宮城県です。
 
県境
県境
     
  上の写真を撮った場所の少し手前に、「道路管理境界」があります。左に写っている小さな看板に書いてあります。この場所で、ちょうど路面の舗装が変わっていますね。手前側が岩手、奥が宮城の管理になるのでしょう。
 
道路管理境界
道路管理境界
     
  右側を見ると、ポールが立っていますが、その側に国道の看板がひっくり返っていました。
ダメじゃん、ひっくり返ってたら、と思って、裏返して写真撮っておきました。(^_^)
 
国道の看板
国道の看板
     
  宮城県に入って、さらに南下します。道端にこういう「チェーン着脱場」の看板がありました。
 
チェーン着脱場
チェーン着脱場
     
  この看板はちょっと珍しいですね。普通は右の写真のような看板です。一見、スノーシェッドがあるのかと思ってしまった。
 
見慣れないチェーン着脱場看板
見慣れないチェーン着脱場看板
よく見るチェーン着脱場看板
よく見るチェーン着脱場看板
     
  このあと、456号は346号に合流します。合流点の手前で、突然左折させられます。直進しても346号にそのまま合流するのですが、ここは逆方向に進んで合流するようです。
 
346号合流手前
346号合流手前
     
  そして346号に合流です。ぐるっと回り込んで、奥に見える346号に合流します。
 
346号に合流
346号に合流
     
  346号に合流した後は、終点まで重複です。この区間は、もう完全に346号になってしまって、重複している痕跡は見られないかも、と思っていたのですが、ちゃとこうして2連標識がありました。
 
346号と重複
346号と重複
     
  そして45号に到達して終了です。346号との重複は約 18 km でした。
 
456号ゴール
456号ゴール
 

これで456号は終了です。
456号は盛岡から346号に到達するまでず〜っと南下します。冒頭でも書きましたが、この間、東西に走る様々な国道と交差し、重複しながら進みます。しかもけっこうクネクネ走ります。ということはつまりこの国道は、はじめから「ここに道を通す」という意図で作られたものではなく、既存の道をつなぎ合わせて仕立てた国道なのでしょうね。

  次は、58号です。  

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