●国道416号
416号
 
起点 福井県福井市
終点 石川県小松市
総延長 86.3 km
 
スタート 2023年08月16日 8:00 頃
ゴール 2023年08月16日 12:15 頃

所要時間 約 4.25 時間(順走)
平均速度 約 20.3 km/h

 

次は416号です。
416号は福井県福井市の柳原交差点で 国道305号 から始まり、福井県を東進した後、方向を北に変えて石川県を北上し、石川県小松市の東山交差点で 国道8号 に至るまでの 86.3 km です。

この国道は 2023 年 10 月現在、福井県と石川県の県境の新俣峠付近が通行止です。(そのため、右の Google Maps の地図でも始点から終点までスムーズに繋げず、途中ちょっと変な具合になっています。)

しょうがないので、今回は行けるところまで行って引き返してくることにします。順走します。

     
 

それでは416号のスタートです。と行きたいところですが、、、
416号の走行日は 2023 年 8 月 16 日ですが、その前の日の 15 日に前の国道158号の残り区間(中部縦貫自動車道)や、416号の枝葉区間などを走っています。そして少し時間があったので、永平寺 にも寄ってみました。

永平寺は 364号 がすぐそばを通っており、364号走行時に行っても良かったのですが、364号のときには素通りしていて、今回が初めての訪問です。この日は台風が接近していることもあり雨模様でした。しかもとても暑い! 湿度が高く、ジメジメしていて、もう汗だくです。永平寺はさすがに大きなお寺ですが、中を見て回れます。写真も修行僧の人さえ写らなければ、そこら中で撮って良いようです。

 
永平寺
永平寺
     
  次の写真は一番奥の大光明蔵の中の様子です。金色で結構派手です。この日は 8 月 15 日、つまりお盆なので、法要(?)が行われていて、焼香してきました。一般人も焼香できます。そして法要はこの金色の下にお坊さんがずらっと並んでお経を唱えるのですが、ちょっと厳粛な感じです。
 
永平寺 大光明蔵
永平寺 大光明蔵
     
  さて 8 月 16 日です。416号のスタートです。305号を北からやってきて、柳原交差点です。左折してスタートです。
(以後掲載する写真は前日に撮ったものと当日に撮ったものが混じっています。)
 
416号スタート
416号スタート
     
  スタート直後におにぎり標識を発見!早速撮ります。
 
おにぎり標識
おにぎり標識
     
 

スタートして少し進むと分岐があります。右の地図では A 地点が始点で、先に進むには右下へ行きますが、B 地点から C 地点まで進むルートがあります。

右下(逆向き)から来ると、道なりに進むのが B → C で、A 地点へのルートは左折して横に外れる形になっています。ということはいずれ B → C 区間が本線になり、さらに北へ延伸するのでしょうか。

     
  B 地点の剣大谷町交差点です。案内標識からも B → C ルートが道なりルートであることがわかります。まずは左折。
 
B 地点
B 地点
     
  C 地点までやってきました。県道156号に到達して、この区間終了です。B 地点からは約 4 km でした。そして、この先はさらに道路が建設されているようですね。延伸間近か。引き返して先へ進みます。
 
C 地点
C 地点
     
  福井市の市街地へ進みます。416号は市街地中心部の北部を左右に横切ります。
踏切がありました。えちぜん鉄道 三国芦原線です。
 
えちぜん鉄道
えちぜん鉄道
     
  その後、JR北陸本線を跨線橋で超えるのですが、そのすぐ先で、また鉄道の高架があります。しかしこの高架は地図にはありません。え、なんだこれ??? と思ったのですが、これは来年(2024 年)3月に開業予定の北陸新幹線の新しい区間(金沢〜敦賀)でしょうか。すぐ右側にJR福井駅があるので、そこへ向かうのですね。そうに違いない。
 
新幹線か?
新幹線か?
     
  謎の高架をくぐると、そのすぐ先で 国道8号 と交差します。写真の案内標識は交差点の 150 m 手前のものです。手前に見えている開発町東交差点は国道8号との交差点ではなく、さらに奥の新保交差点が国道8号です。
 
8号と交差
8号と交差
     
  続いて北陸自動車道の下をくぐります。
 
北陸自動車道
北陸自動車道
     
 

続いてちょとっと変な場所へ進みます。
北陸自動車道と交差したのは下の地図の D 地点です。その後 E 地点でルートは2つに分岐します。

先へ進むのは、E → F のルートです。しかしその他に、E → G → H のルートと、E → G → I のルートがあるのです。G → H のルートは、H の先はありません。(道はありますが、国道ではない。)
I へ進むルートはこの後158号と少し重複して分岐するルートになりたいルートだと理解できますが、G → H はナニモノですかね。G → H 区間は 200 m ほどしかありません。

 
     
  まずは E 地点の重立北交差点です。とりあえず直進。
 
E 地点
E 地点
     
  そしてそのすぐ先(400 m くらい先)の G 地点(福井北IC南)交差点です。ここも直進。正面遠くを左右に走っているのは中部縦貫自動車道(国道158号)です。
 
G 地点
G 地点
     
  中部縦貫道の下をくぐって向こう側に出た後の I 地点です。正面を直進して右の中部縦貫道に乗るのが416号です。手前で外れる道もあります。とりあえず直進して戻って来ます。
 
I 地点
I 地点
     
  G 地点まで戻って来ます。G 地点付近から H 地点を見た様子です。左右を横切る高架は中部縦貫自動車道で、すぐ手前に北陸北ICの入口が見えています。そして奥の一時停止標識があるところが H 地点です。これが謎の 200 m。(^_^;)
 
H 地点
H 地点
     
  続いて E 地点から F 地点へ進みます。ここでもまた中部縦貫自動車道の下をくぐり、
 
E → F
E → F
     
  F 地点(福井北IC北交差点)を右折します。この写真から突然雨が降っていますが、416号の実際の走行日の 8 月 16 日は雨(小雨)でした。雨の写真は走行当日のものです。上の曇りの写真は前日の 15 日に撮ったものです。
 
F 地点
F 地点
     
  F 地点以降はちょっと細い道になりますね。少し進むと、364号と交差します。
 
364号と交差
364号と交差
     
  しばらく進むと、花谷交差点で右折します。直進しても良い場所ですが、何故か右折してしまいます。この場所に案内標識の類はなく、どうしてここで右折してしまうのか不明です。何ででしょうね???
 
花谷交差点
花谷交差点
     
  右折してすぐえちぜん鉄道と踏切で交差し、その先で左折します。ちなみに、花谷交差点から下の写真の正面の交差点までの短い区間は364号と重複しています。364号は右から来て、正面の交差点からこちらへ向かい、花谷交差点まで進みます。364号のこの区間は花谷交差点で終了し、その先はありません。なんだか謎の区間です。364号との重複区間は約 250 m でした。
 
えちぜん鉄道
えちぜん鉄道
     
  少し進むと中部縦貫自動車道の上志比ICの出口までやってきます。ここで左折。
 
上志比IC
上志比IC
     
  続いて九頭竜川を渡ります。橋は 市荒川大橋 です。
 
市荒川大橋
市荒川大橋
     
 

九頭竜川の北側を進みます。駐車場がありました。北郷町無料駐車場 です。この駐車場には右のような恐竜がいます。福井はとことん恐竜推しですね。

下の写真はこの駐車場から見た九頭竜川です。
今年のこの期間中には 台風7号 が日本に上陸しています。当初の予想は福井に直撃しそうなルートで、どうなることかとドキドキしていましたが、だんだんルートが西に外れ、和歌山から兵庫、鳥取付近を通過して前日(15 日)には日本海に抜けました。福井直撃は免れました。そのせいか福井では思ったほど雨も降りませんでした。とはいえ、そこはやはり台風、九頭竜川の水量も増えています。

北郷町無料駐車場
北郷町無料駐車場
 
九頭竜川
九頭竜川
     
  少し進むと町っぽくなってきました。勝山市滝波町です。ここで416号は左折して山の中へ進みます。
 
山の中へ
山の中へ
     
  滝波町から北上します。約 6.5 km ほど進んだ この地点 で通行止です。残念ながら本日はこれ以上は進めません。
通行止の理由は「道路災害復旧工事」で、期間は令和 5 年(本年)12 月 27 日までだそうです。しかし 12 月は「冬期封鎖」になるのでは? ということは少なくとも来年春までは通行止と言うことですね。春以降は通れるようになるんだろうか、、、
 
通行止
通行止
     
 

通行止地点から引き返し、北陸自動車道、国道8号を経由して終点側へ回ります。

終点は一応東山町交差点となっているようで、東山町交差点は右の地図の J 地点なのです。しかしどの地図サービス見ても、国道8号の下の道まで416号としてあるのです。

右の Google Maps でも J 地点から左の8号の下の道まで国道色で書いてあり、もっと拡大すると、416の文字も見えるのです。むむむ、どういうことだ。(+_+) 終点は素直に J 地点で良いように思いますが、、、

     
  と言うわけで、いったん国道8号の北側に進み、8号の下の道も通ることにします。下の写真は8号の北側から見た様子です。案内標識は8号の情報しか書いてありません。
 
国道8号
国道8号
     
  次は8号の下をくぐったすぐ先の様子です。ここが東山交差点です。右折します。
 
東山町交差点
東山町交差点
     
  続いて郷谷川に沿って南下します。すると滝がありました。十二ヶ滝 です。駐車場もあるのですぐ見学できます。
 
十二ヶ滝
十二ヶ滝
     
  さらに進むと道幅がぐっと狭くなります。落石注意だけでなく高さ制限もありますね。。。
 
高さ制限あり
高さ制限あり
     
  そしてその先は酷道的な道になります。路面には落石だけでなく、台風が来た後のせいなのか、木の枝がたくさん落ちていて、いちいち避けて走らなければならず、とても走りにくいです。
 
酷道
酷道
     
  気になっていた高さ制限ですが、これはこのトンネル(五百峠隧道)のものです。なかなか風情のある(笑)トンネルですね。幅はクルマ1台分くらいしかありません。
 
五百峠隧道
五百峠隧道
     
  そして反対側の 通行止地点 までやってきました。終点から約 19 km の地点です。本日はここまでです。
 
通行止(反対側)
通行止(反対側)
     
  工事現場には色々な可愛い動物たちが居るのですが、この現場にはトキがいました。トキと言えば新潟かと思うんですが、ここ石川県でも見られましたね。(^_^)/ 工事してたのが新潟の業者さんなんでしょうか。
トキ
トキ
     
  行けるところまで行ったので、引き返してきます。またあの酷道を帰るのか、、、
五百峠隧道まで戻りました。トンネルの入口はこちら側の方が奇麗な感じです。クルマと共に撮ってみました。狭い。笑
 
五百峠隧道(反対側)
五百峠隧道(反対側)
     
  途中、こういうガードレールのない場所が出てきます。右は崖です。ちょっと 157号 みたいですね。
 
横は崖
横は崖
     
  どんどん下って、酷道区間が終了しました。さらに進むと、ポール型標識を発見。下の写真は南向きで撮っています。この標識は、本当は行きの行程中に気がついても良かったのですが、まったく気がつきませんでした。この標識はこの周辺にいくつか見られました。というかこの周辺にしかなかったですね。ここまで通常のおにぎり標識しか見てなかったので新鮮です。
 
ポール型標識
ポール型標識
     
 

これで416号は終了です。
416号は福井市内の変な区間、終点の変な区間、364号との重複の変な区間と、変な区間の多い印象でした。そして、例によって、酷道区間はなかなか楽しめましたね。(^_^;) 核心部とも言うべき新俣峠付近がかなり長距離に渡って通行止だったのが少し残念。ここはまたいつか走りに来なければならないでしょう。

そして、これで福井県の国道がすべて終了です。

  次は、360号です。  

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