●国道391号 | |||||||||
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次は391号です。 起点付近は38号、44号と重複しています。そして起点付近はちょっと珍しいロータリーです。(こういう円形交差点は、「ロータリー」と言ってたと思うのですが、最近は「ラウンドアバウト」と言うようですね。)ロータリーはその他、やはり北海道の 40号 にもありました。ロータリー、北海道には多いのでしょうか? 順走します。 |
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というわけでスタートなのですが、なんせ北海道は遠いので、フェリーで向います。フェリーは 三井商船フェリー の「さんふらわあ ふらの」です。 茨城県の大洗港を 18:30 発。そして翌日の 13:30 に苫小牧港に着きます。 三井商船フェリーでは、さんふらわあ さっぽろ、ふらの、しれとこ、だいせつ の4隻で運行していたのですが、ご存じの通り、2015年7月31日に だいせつ が火災を起こして以来、現在3隻での運行となっています。私が乗る船は ふらの だったので、今回の北海道行きには問題なかったのですが、どうなることかとちょっとドキドキしました。(^_^;) だいせつ は、現在函館で修復中 で、2016年には復帰できるそうです。良かったですね。 右上の写真は、乗る前の さんふらわあ ふらの です。船体は白なのですが、もう夕方なので、それっぽい色になっていますね。 右下はフェリーに乗ったあとフェリーの上から撮った大洗港の様子です。手前から奥に延びているのが歩いて乗るときに使う橋です。(「橋」でいいんですかね?正式名称は知りません。。。) |
さんふらわあ ふらの |
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大洗 |
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そして出港です。この日は風呂に入って(サウナ付き大浴場があります。)そそくさと就寝。 |
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航行中 |
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今回の部屋は「カジュアルルーム」という、左下の写真のような部屋です。いわゆる相部屋で寝台特急みたいです。 例によって車両甲板も撮ってみました。満車です。 |
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カジュアルルーム |
車両甲板 |
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ほどなく苫小牧に上陸です。北海道と言えばセイコーマート。今回も何度もお世話になりました。 上陸後1つ目のセイコーマートは、道道259号沿いにある「苫小牧一本松店」です。 |
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セイコーマート |
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北海道上陸1日目はこのあと391号の起点のある釧路まで行きます。釧路で一泊して、次の日の22日に391号スタートです。 391号のスタート地点は上でもちょっと書きましたが、ロータリーになっています。右の地図でも分かりますね。 でもこのロータリー、慣れないと通るのちょっと難しいのです。例えば北からロータリーに進入するとして、左(外)側の車線を走っているとそのまま南まで直進してしまうのです。ロータリーをぐるっと回るには右(内)側の車線にいなければならないのです。まぁ分かれば何ということはないのですが、、、 |
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なぜ上であんなこと書いたかというと、私は間違えて直進してしまったからです。あれれ、回れないよ〜、って思った。(^_^;) 気を取り直して391号のスタートです。ロータリーの南西側の道からロータリに進入です。 |
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391号スタート |
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次の写真はロータリーを南側から見た様子です。ここからも左車線にいると直進してしまい、曲がれないことが分かります。 | |||||||||
ロータリー(南から) |
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ロータリーの南側壁面にはこういう感じで時計が埋まっています。ちょうど7時半を指しています。 | 時計 |
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スタート直後は38号、また、44号と重複です。そして釧路市内をくねくねと走って44号から分岐します。 ここから先は391号の単独区間です。 |
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単独区間へ |
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単独区間になってすぐ、一つ目の標識を発見。さっそく撮影です。 | |||||||||
一つ目の標識 |
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3.5 km です。ここの標識の支柱は黄色いですね。これも撮ります。 | |||||||||
黄色い支柱 |
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5.69 km です。ここには支柱に小さな標識が貼ってあります。 | |||||||||
小さな標識 |
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拡大するとこんな感じ。 | 小さな標識拡大 |
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そしてこの場所にはコイツもありました。北海道ならではの黄色と黒の例のヤツ(クッションポスト)です。 | |||||||||
黄色と黒の例のヤツ |
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さらにこういう標識(?)も発見。L005 73 とありますが、どういう意味なんでしょうね。 | |||||||||
L005 73 |
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少し進んで、6 km 地点です。よく見るタイプの標識ですね。これも撮ります。 まだ 6 km ですが、いろいろ撮れました。素晴らしいです。\(^_^)/ |
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6 km |
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この黄色と黒は、上のおにぎり貼り付けタイプの他に、右の写真のような、横に番号を記載するタイプのものも見られます。 | ROUTE391 |
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釧路と言えば湿原です。 そして391号からすぐに行ける場所に展望台があります。それが、サルボ展望台 と サルルン展望台 です。すぐ行けそうなので行ってみることにしました。 右の地図では右下に少し見えているのが391号で、道路のすぐ横に小さな駐車場があります。駐車場の奥にサルボ展望台へ上る道があるはずなのですが、、、 |
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なんと展望台への道は立入禁止になっています。なんでも階段の損傷が激しく、登れないんだそうで。 |
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立入禁止 |
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これが迂回路の入口です。サルボ展望台まで 490 m、サルルン展望台まで 1,260 m となっています。立入禁止だったルートだと、サルボ展望台まで 200 m ほどなので、500 m(往復で 1,000 m)ほど余分に歩くことになってしまいました。(^_^;) | |||||||||
迂回路 |
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そしてこれがサルボ展望台。木製です。 上に登ってみます。 |
サルボ展望台 |
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展望台の上からは、こんな感じです。いい景色。 | |||||||||
サルボ展望台から |
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正面を斜めに走るのが、391号。左の湖は塘路湖、右はエオルト沼と言うようです。 | |||||||||
国道 |
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続いてサルルン展望台へ向かいます。 右の写真は、サルルン展望台へ向う途中で、通行止めだったルートが下から登ってきて合流する場所です。こんな感じでいくつか案内標識が立っています。 |
サルルン展望台へ |
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サルルン展望台へ向う途中に鹿がいました。 写真は1頭だけですが、6〜7頭の群れでした。 |
シカ! |
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そしてサルルン展望台です。 展望台と言っても右のような木製通路(階段)の上から景色を見晴らせるだけで、サルボ展望台のような立派な「展望台」があるわけではありません。 |
サルルン展望台 |
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しかし展望はなかなか良かったです。こんな感じ。 | |||||||||
サルルン展望台から |
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何でも、サルルン展望台からさらに奥に行くことができ、そこからはまた別の景色が見られるようなのですが、奥に行く道は右の写真のような道になっており、一応道らしきものはあるようですが、ちょっと行くのが躊躇されます。 それに展望台へ来たのはオマケで、国道走行が主目的なので、今回はここで引き返すことにします。 |
さらに奥 |
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展望台から引き返そうとしたとき、向こうから列車が来るのが見えました。JR釧網本線です。「列車」とは言え1両です。 ちょうどこの場所は391号とJR釧網本線が併走しているのですが、その様子がよくわかります。 |
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釧網本線 |
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駐車場に帰ってきて再度出発したのは 10:15 頃でした。しかしその頃には小さな駐車場は一杯になっていました。早めに行っとかないとクルマが止められなくなってしまいますね。 さて、391号に戻って先に進みます。しかしまだ湿原の側を進みます。また奇麗な湖というか、沼の側を通ります。これは、シラルトロ沼というようです。右から正面に進んでいる道路が391号です。 |
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シラルトロ沼 |
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この黄色と黒にはこういうちゃんとした(?)標識が貼り付けてあるタイプもあります。 | |||||||||
黄色と黒その3 |
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路面を見ると「シカ注意」! やはりシカの飛び出しは多いのでしょうね。 | |||||||||
シカ注意 |
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標茶町に入ります。すると左から274号がやってきます。274号はこの交差点が終点です。 | |||||||||
274号 |
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北海道と言えば、畑と牧場。たしかにそこここにあります。 こんな感じで、牛が優雅に牧草を食べています。 牛はカワイイですね。(^_^)/ |
牛 |
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続いて弟子屈町。ここで243号に合流します。 | |||||||||
弟子屈町 |
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243号と合流直後の様子です。2連標識があったので撮影。しかし上の243号の標識はかなりくたびれていますね。 | |||||||||
2連標識 |
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そして391号は243号と重複したまま次の交差点を右折します。 直進方向は241号です。この交差点が241号の起点です。 |
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241号 |
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右折した後、さらに243号と重複して進みます。こんどはきちんとした(?)2連標識がありました。 | |||||||||
さらに重複 |
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そして243号から分岐します。重複区間は 6.5 km ほどでした。 | |||||||||
243号と分岐 |
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少し進むと 摩周湖 があります。 今回は後者のルートで第三展望台へ向います。 |
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というわけで道道52号への分岐点です。 | |||||||||
摩周湖へ |
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摩周湖は世界一の透明度を誇ったこともあり、また「霧の摩周湖」「摩周ブルー」などの様々な呼び名で有名です。 この日は結構天気も良かったので霧は出ておらず、「霧の摩周湖」にはお目にかかれませんでしたが、その代わり、美しい「摩周ブルー」を見ることができました。この「青」ですが、何とも言葉では言い表せない素晴らしい美しさです。一応写真を撮ったのですが、この写真ではその美しさがまったく表現されていません。是非これは実物を見ていただきたいです。 |
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摩周湖 |
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ちなみに第三展望台はこんな場所に作られています。少し飛び出しています。 それにしても壁面の勾配が急ですね。摩周湖は全周こんな感じの壁に囲まれていて、下まで降りるのは大変そうです。 |
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第三展望台 |
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摩周湖から戻ってきて、391号に復帰です。北上してオホーツク海を目指します。 途中は左右にこういう畑が広がっている場所を通ります。ここは334号と交差する少し手前です。 |
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畑 |
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斜里郡小清水町です。ここで391号は右折します。 | |||||||||
小清水町 |
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するとすぐに334号と交差します。 | |||||||||
334号と交差 |
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そしてすぐに244号に合流します。この交差点を左折して、終点の網走まで重複です。 | |||||||||
224号に合流 |
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224号に合流する直前の様子です。道路から東側を向いて撮っています。 畑の中に白い幹の木が並び、遠くには山が見えます。この山は知床連山? でしょうか? |
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224号合流前 |
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244号に合流した後はざっくり省略しようかとも思ったのですが、少しだけ。 244号はこのあとオホーツク海沿いに出て、釧網本線とともにオホーツク海と 濤沸(とうふつ)湖 に挟まれた細い部分を北西に進みます。 濤沸湖は「湖」とありますが、遠くに少し水面が見える程度であまり大きな湖には感じられません。(でも地図で見ると大きいですよね。) |
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途中で馬が放牧されていました。そして遠くには山が見えます。これも知床連山? | |||||||||
馬と山 |
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濤沸湖を通り過ぎると突然雨が降りました。と思ったらすぐに止みました。 雨が止んだら何ときれいな虹が。オホーツク海にこんな大きな虹が架かりました。かなりハッキリ見えます。 |
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虹 |
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そしてよく見ると副虹も出ていますね。ちょうど244号の標識とともに撮れる場所があったので、撮影。 | |||||||||
副虹 |
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そして網走市内です。 |
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391号ゴール |
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391号はこれで終了したのですが、ちょっと時間があったので、博物館網走監獄 に行ってみました。 ここ、なかなか面白いです。 |
博物館網走監獄 |
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こんな門から入ります。 入口には左右に人形が立っています。左は 五寸釘虎吉。右は看守です。係の人が人形と並んだ写真を撮ってくれます。 |
監獄正門 |
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この博物館では、色々な資料や昔の建物を再現したものなど、様々な興味深いものが見られます。面白い。 ハイライトは、五翼放射状舎房という昔の獄舎を移築復元した建物です。名前の通り、中央の建物から5方向へ建物(獄舎)が延び、それぞれに様々な部屋が設けてあります。雑居房、独居房合わせて226部屋あるそうです。 |
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ドア |
独居房 |
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これで391号は終了です。 |
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次は、334号です。 | |||||||||
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