国道242号
242号
 
起点 北海道網走市
終点 北海道帯広市
総延長 284.9 km
 
スタート 2012年09月18日 7:30 頃
ゴール 2012年09月18日 16:45 頃
所要時間 約 9.25 時間(順走)
平均速度 約 30.8 km/h

 

次は242号です。
242号は、北海道網走市から始まり、西進してサロマ湖南岸を進んだ後南下して帯広市に至るまでの 284.9 km です。

網走から南下を始める紋別郡湧別町までは、オホーツク海、サロマ湖と海/湖沿いを走りますが、南下を始めてからはずっと山の中を走ります。
順走します。

     
  それではスタートです。スタート地点は下の南4西1交差点です。
北海道では見る方向によって交差点の名前が変わるところがたくさんあります。(北海道だけ??)
この写真でも北向きは南4西1交差点ですが、南向きは南4東1交差点なのです。不思議ですね〜。
 
242号スタート
242号スタート
     
  スタートしてしばらくは 39号 と重複です。ここが242号であることを示すものは見当たりません。そしてスタートするとすぐに網走川を渡ります。下の写真の橋は網走川を渡る網走橋ですが、よく見ると花が置いてありますね。
 
網走橋
網走橋
     
  この橋には手摺りのところにずっとこんな感じで花が置いてあります。ちょっと和みます。
 
花1
花1
花2
花2
     
  242号/39号は網走川を一度北に渡った後、また南側に渡ります。下の写真は2度目に網走川を渡る橋の様子ですが、この橋にもやはりこんな感じで花が置いてあります。ちなみにこの2枚は2日後に333号を走るとき、そのスタート地点に向う前に撮ったもので、242号走行日とは天気が少し違います。だから光線の感じも違いますね。
 
花3
花3
花4
花4
     
  網走市内を西進し、市街地から離れていきます。しばらく行くと 網走刑務所 の前を通過し、大曲1交差点に来ます。39号はここを左折して南進です。またこの交差点は 238号 の起点でもあります。ここからしばらくは238号との重複となります。また、標識などはありませんが、239号 との重複でもあります。
 
大曲1交差点
大曲1交差点
     
  大曲1交差点はT字路ですが、その真ん中にはこんな塔(?)があります。
 
塔?
塔?
     
  以前238号を走ったときには気がつきませんでしたが、こんな感じで起点を示す標識が立っています。
 
238号の起点
238号の起点
     
  しばらく進むと、こんな風景に遭遇。植物は詳しくないのでよくわかりませんが、白い木の幹が鮮やかです。
 
白い幹の木
白い幹の木
     
  そしてオホーツク海沿いに出ます。少し走るとこういう光景が。
以前239号を走ったときにも思いましたが、やはりこの場所の海岸線は見事です。また写真撮りました。
 
オホーツク海
オホーツク海
     
  紋別郡湧別町で、238号(&239号)と分岐します。ここから242号の単独区間です。
 
238号と分岐
238号と分岐
     
  このあたりでは、道端にしばしばこういった白い貝塚が見られます。ホタテ貝の殻でしょう。すごい量です。また、道路上にこんな感じで貝殻が散らかっている場所もあります。
 
貝塚
貝塚
ホタテ貝
ホタテ貝
     
  238号と分かれて242号単独区間になってすぐ、こういう標識がありました。
 
242号単独区間
242号単独区間
     
 

「上湧別から 1 km」とあります。
あれれ、上湧別からですか?
つまり、さっき曲がった場所からの距離のわけですね。

242号は網走市内が起点になっているのに、どうして上湧別から測るんでしょうか?? 網走の起点からここまでは約 80 km あります。この 80 km の立場は?(^_^;)

重複区間を走るときいつも思うことですが、この242号の場合も、湧別から帯広までの区間が242号で何ら問題無いと思うのですが、どうして網走まで結んでしまうんでしょうね?
(常人には決して計り知れない、役所的事情があるのかもしれませんね。笑)

上湧別から
上湧別から
     
  走っていて気がついたのですが、こんな感じのソーラーパネルが結構あちらこちらで見つかります。以前来たときにはこんなに沢山は無かった気がします。3.11 以降増えたのでしょうか?
太陽光発電は、確かに土地が広い北海道には向いている気がします。
 
ソーラーパネル
ソーラーパネル
     
  しばらく走ると333号に突き当たります。左折して合流します。
 
333号と合流
333号と合流
     
  333号との重複になります。
 
333号と重複
333号と重複
     
  しかし重複区間は 3 km 程で、すぐに分岐します。
 
333号と分岐
333号と分岐
     
  少し南下して金華峠です。ここで北見市に入ります。
 
金華峠
金華峠
     
  反対方向からも撮ってみました。追い越し禁止の標識が何か変です。
 
反対方向から
反対方向から
     
 

よく見ると、文字が転写されているような、、、

ひょっとして誰かぶつかったんでしょうか??

追い越し禁止
追い越し禁止
     
  峠を越えて市街地に下りてきます。すると39号に突き当たります。
 
39号と合流
39号と合流
     
  今度は39号と重複します。
 
39号と重複
39号と重複
     
  しかしこの重複区間も 1.5 km 程で、すぐにまた分岐します。
 
39号と分岐
39号と分岐
     
  39号との分岐のすぐ後に、こんな真っ直ぐな道があります。こういう道はやはり北海道を感じさせます。
 
真っ直ぐな道
真っ直ぐな道
     
  さらに南下して池北峠を通過します。
 
池北峠
池北峠
     
  ここから 陸別町 に入ります。町名の看板が寒そうですね。陸別町は「日本一寒い町」なんだそうです。何でも、マイナス40度になる日があったりするそうで。そりゃ寒い。
 
陸別町
陸別町
     
  ここに 81-2 という表示があります。
距離的には上湧別から 81.2 km を表していると思われますが、何で「-」なんでしょうね。81.2 と書くと見づらいから?
81-2
81-2
     
  少し進むと、シールおにぎり発見。北海道独自の黄色と黒の柱(?)に貼ってあるヤツです。
 
シールおにぎり
シールおにぎり
     
 

よくみると後ろの橋に「跨線橋」とあるではありませんか。跨線橋??と思って橋の下を見ると、確かに線路が走っています。しかし残念ながらこの路線は廃線になっているようですね。

跨線橋
跨線橋

 

この路線は、旧国鉄時代は池北線(ちほくせん)と呼ばれ、その後第3セクターの 北海道ちほく高原鉄道 に引き継がれ、ふるさと銀河線 と呼ばれますが、2006年4月21日についに廃線となったようです。

池北線
池北線
     
  先に発見した「黄色と黒の柱にシールおにぎり」と同様の「黄色と黒の柱に文字の標識」も発見。
 
文字標識
文字標識
     
  横から見るとこんな感じで、やはり文字で国道番号を書いてあります。
文字標識(横)
文字標識(横)
     
  足寄町の市街地に下りてきます。すると241号が合流してきます。
 
241号が合流
241号が合流
     
  ここには足寄駅がありました。やはり池北線の足寄駅ですが、この駅舎は旧足寄駅を模したもののようです。
 
足寄駅
足寄駅
足寄駅(裏)
足寄駅(裏)
     
  裏には線路が。また内部は食堂のようです。
 
線路
線路
うどん
うどん
     
  241号とはすぐに分岐します。重複区間は 1.4 km 程です。そして同時に274号との重複となります。
ちょっと複雑ですね。
 
241号と分岐&274号と合流
241号と分岐&274号と合流

   
  上の交差点(郊南1丁目)の向こう側に242号の標識があります。
 
交差点の向こう
交差点の向こう
     
 

よく見ると、大きな標識は242号ですが、その下の小さなキロポストは241号になっています。

241号はこの手前の郊南1丁目交差点で右折するのがそのルートです。そのため、厳密なことを言うと交差点を通り過ぎた場所は既に241号ではなく、そこに241号のキロポストを置くのはどういうこと?と思わないでも無いのですが、まぁ珍しい組み合わせの標識が見られたので良しとしましょうか。笑

242+241号
242+241号
     
  そして今度は274号との重複区間です。
 
274号と重複
274号と重複
     
 

しばらく走って本別(ほんべつ)町です。するとこんな案内標識を発見。
直進に国道マーク2つ、右折も左折も道道マーク2つずつです。よく見るとまっすぐ進む国道は242号と274号の重複で、左右に走る道道は499号と770号なわけです。よく見るとどうなっているのか理解できますが、クルマで走っている一瞬に見ると、あれ、どうなってるんだ?と思いそうです。

 
複雑な案内標識
複雑な案内標識
     
  続いて、274号と分岐します。また274号方向は392号でもあります。392号はこの交差点が終点です。
 
274号と分岐
274号と分岐
     
  そして道東自動車道と交差します。
 
道東自動車道と交差
道東自動車道と交差
     
  また少し進みます。すると、「勇足(ゆうたり)駅前SS」との看板を発見。ここにも駅が?
 

勇足駅前SS?
勇足駅前SS?

     
  交差点を曲がるとエネオスのSSがあります。これが勇足駅前SS。
そして道の突き当たりには駅が見えます。これが 勇足駅 ですね。この駅も旧池北線の駅のようです。
 
勇足駅前SS
勇足駅前SS
勇足駅
勇足駅
     
  駅まで行ってみました。
もう既に駅ではありませんが、現在はコミュニティセンターとして使われているようです。
コミュニティセンター
コミュニティセンター
     
  北海道というと牧場ですが、牧場にはこういった黒い塊がよく置いてあります。
これは丸められた干し草です。始め見たときは、なんだこれ?と思ったものです。
 
干し草ロール
干し草ロール
     
  再び道東自動車道と交差します。ちょうど池田ICのある場所ですね。
 
再び道東自動車道
再び道東自動車道
     
  ふと横を見ると畑です。トラクターが何か作業しています。こういった風景も北海道ならではでしょう。
 
畑
     
  そして242号は38号に合流します。このまま重複して終点の帯広に向かいます。右折です。
 
38号に合流
38号に合流
     
  38号をそのまま西進して帯広市内に入り、終点の大通北1交差点です。
38号はまだ直進ですが、242号はここが終点です。
 
242号終点
242号終点
     
  ちなみに、この大通北1交差点も、交差点の北側(下の写真の右側)は「大通北1」交差点ですが、南側は「大通南1」交差点なのです。同じ交差点なのに、なんでこんな事になるんでしょうね。紛らわしい。笑
 
大通北1交差点
大通北1交差点
 

これで242号は終了です。
242号は、一つ前に走った39号と並んで長めの国道です。網走からオホーツク海沿い、サロマ湖沿いを走り、山間部を抜けて帯広までと、長いだけあって、色々ある国道でした。山間部では少し北海道色が薄まりますが、それ以外は海だったり、畑だったり、真っ直ぐな道だったり、さすが北海道だ、という景色をたくさん見られます。この国道もいろいろ面白かったです。

  次は、273号です。
 

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