国道273号
273号
 
起点 北海道帯広市
終点 北海道紋別市
総延長 235.2 km
 
スタート 2012年09月19日 7:45 頃
ゴール 2012年09月19日 15:45 頃
所要時間 約 8.0 時間(順走)
平均速度 約 29.4 km/h

 

次は273号です。
273号は、北海道帯広市から始まり、北上して紋別市に至るまでの 235.2 km です。順走します。

起点からしばらくは241号と重複です。しかし何故か起点付近の241号は2つの路線に分かれています。下の地図で、241号の記号が表示されている路線と、その東側を南北にまっすぐ走る道の2つです。273号は、左の路線の方です。
241号も現在は2つに分かれていますが、そのうち左の路線になるのかもしれませんね。

帯広市
帯広市

     
  というわけで、273号のスタートです。38号を西進して、西17北1交差点を右折してスタートです。スタートしてしばらくは、241号と重複なので、案内標識には241号と表示され、273号らしきものは見当たりません。
 
273号スタート
273号スタート
     
  この交差点のすぐ南には、JR柏林台(はくりんだい)駅があります。
 

柏林台駅
柏林台駅

     
  少し進むと道東自動車道と交差します。高架の下をくぐった場所に、音更帯広ICがあります。
「音更」は「おとふけ」と読みます。難しい。
 
道東自動車道
道東自動車道
     
  もう少し進むと、241号が分岐します。道なりの241号と、右に折れる241号です。右に折れた241号はそのまま南下して、38号にぶつかるところ、ちょうど前の日に走った 242号 の終点の大通北1交差点まで行きます。
 
241号別ルート
241号別ルート
     
  また少し北上すると、274号が合流します。直線方向は241、274、273号3本の重複になります。(でも273号だけ案内標識には表示されていませんね。どうして???)
 
274号が合流
274号が合流
     
  そしてすぐに274号と分かれます。ここは3本の道路が交差して、六叉路になっています。
 
274号と分岐
274号と分岐
     
  ここには241、274、273号の三連おむすびがあります。矢印も並んでいるので、縦に長〜いですね。
三連おむすび
三連おむすび
     
  この交差点の角に、273号の起点の印があります。
 
273号の起点?
273号の起点?
     
 

こんな感じです。
でも273号の起点は帯広のはずですが???

しかしここからは273号の単独区間になるので、ここが起点と言っても不自然ではありません。というかこっちの方が自然かもしれません。

起点
起点
     
  分岐直後、真っ直ぐな道が現れます。北海道らしくて走りやすい。と思ったら、オービス発見。笑
 
真っ直ぐな道
真っ直ぐな道
     
 

真っ直ぐな道が終わってしばらく走ると、湖があります。糠平湖です。この湖は 糠平ダム によって作られた人造湖です。
ちょっと寄ってみることにします。

右の地図の糠平ダムに向かう細い道路を進んでダムに至ります。

   
  糠平湖はこんな感じです。
 
糠平湖
糠平湖
     
  そしてこれが糠平ダムです。
 
糠平ダム
糠平ダム
     
  ダムの上は立入禁止です。
 
立入禁止
立入禁止
     
  と思ったら関係者の人(たぶん)がやってきて、さっさと入っていきました。
 
関係者
関係者
     
  糠平湖を後にします。湖の西側で道路がぐるっと折れ曲がります。
写真はその折れ曲がった場所で、中央奥から出てきて、手前側に進みます。
よく見ると、右下に黄色と黒の縞模様が見えます。
 
折れ曲がる
折れ曲がる
     
  ここにも例によって黄色と黒のヤツがありました。教えてもらったのですが、これは「クッションポスト」というものだそうで、クルマなどが衝突した際の衝撃をやわらげるものだそうです。
奥に鳥居が見えますね。
 
黄色と黒のヤツ
黄色と黒のヤツ
     
  この神社は糠平神社というようです。コンパクトな神社ですね。
 
糠平神社
糠平神社
糠平神社2
糠平神社2
     
  少し進んだ位置に、クッションポストに貼られているシールおにぎり発見。早速採取します。
 
シールおにぎり
シールおにぎり
     
  そしてまた真っ直ぐな道が現れます。これもまた真っ直ぐですね。さすが北海道。
この道はまだ糠平湖のほとりです。木が茂っているので見えませんが、道の右の奥が湖です。
 
また真っ直ぐな道
また真っ直ぐな道
     
  そして糠平湖から離れます。すると「幌加除雪ステーション」があります。
 
幌加除雪ステーション
幌加除雪ステーション
     
  除雪ステーションの向こう側の林です。
この日はあまり天気が良くなく、雲が垂れ込めていますが、これはまたこれで良い感じです。
 
林
     
  そしてまた、このような林の中の真っ直ぐな道を走ります。う〜ん、北海道っぽい。
 
林の中の道
林の中の道
     
  また少し進むと、道はぐんぐん高度を上げていきます。三国山に向かいます。
ふと振り返ると、何とこんなところを走っています。しかし、よくこんなところに道通しましたね。(@_@)
 
森の上の道
森の上の道
     
  そして 三国峠 です。ここは北海道の国道では最高地点なんだそうです。
 
三国峠
三国峠
休憩所
休憩所
     
  三国峠休憩所のすぐそばにトンネルがあります。このトンネルで山の向こうに抜けます。
 
トンネル
トンネル
     
  トンネルを抜けてしばらく走ると、大雪湖があります。この湖は 大雪ダム によって作られている人造湖です。
湖が見える場所に近づいてみましたが、ほとんど水がありません。
 
大雪湖1
大雪湖1
     
  大雪湖の北端に大雪ダムがあります。ダムの場所から湖を見てみるとこんな感じです。やはり水が少なくてちょっとさみしい。
 
大雪湖2
大雪湖2
大雪湖3
大雪湖3
     
  ダムの湖側はこんな感じ(大雪ダム1)です。大雪ダム2は湖とは反対側。ちなみにこの川は石狩川です。
 
大雪ダム1
大雪ダム1
大雪ダム2
大雪ダム2
     
  そしてすぐに 39号 と合流します。左折して旭川方面です。
 
39号に合流
39号に合流
     
  39号と重複してしばらく走ると、層雲峡を通ります。層雲峡は、39号を通ったときにちょっと寄り道しています。この日天気が良かったらまた寄ってみても良かったのですが、これまでの写真を見てもわかる通り曇りだったのでそのまま素通りします。
と思ったら、なんだか黒っぽいセブンイレブンを層雲峡で発見。
 
黒いセブンイレブン
黒いセブンイレブン
     
 

何でこんな色してるんでしょうか。景観に配慮?

入口にはファンが設置してあります。
北海道のコンビニではよく見ます。
どうやら虫除けらしいです。

入口にファン
入口にファン
     
  39号との重複を示す2連おにぎりも発見。
 
重複区間
重複区間
     
  39号との重複区間は 30 km ほどあります。そろそろ重複区間も終わりですが、その直前に450号の高架の下をくぐります。その場所はこの写真のような感じなのですが、何と雨が降り出してしまいました。
 
450号の下をくぐる
450号の下をくぐる
     
  450号の下をくぐるとすぐに39号と分かれます。
 
39号と分岐
39号と分岐
     
  39号を別れた後、273号は450号、JR石北本線ともつれながら北東方向へ走ります。こんな感じでJRの高架をくぐります。雨はますます激しくなってきました。ものすごい土砂降りです。
 
上二段シェルター
上二段シェルター
     
  この上二段シェルターの場所から反対側を振り返ると、上の方を450号が走っています。
 
450号
450号
     
  そしてまた450号の高架をくぐると、、、
 
また450号の高架
また450号の高架
     
  333号との分岐があります。
 
333号と分岐
333号と分岐
     
  333号と分岐したと思うと今度は、450号への入口があります。でも450号を示すものは何もありません。
詳しくは450号のところで書きますが、450号はこの旭川紋別道だけで、一般道路の区間はありません。だから450号を示す印もないようです。
 
450号への入口
450号への入口
     
  333号と分かれて273号は北上します。しばらく走るとあれれ、ここは273号なのに、何故か「238号」と書いたクッションポストが。しかもガムテープで補修してある。笑
238号のものが使い回されているんでしょうか。正しく273号となっているものももちろんあります。
 
238号?
238号?
正しい273号
正しい273号
     
  右上の「正しい273号」のポストは、次のような場所にありました。山の中の道です。
雨はすっかり止みました。何だったんだあの土砂降りは。
 
山間の道
山間の道
     
  植物はまったく詳しくないので何の種類かは不明ですが、道路脇はこういう美しい林です。
 
美しい林
美しい林
     
  どんどん北上し、ゴール地点の紋別に近づきます。
牧場がありました。牛がいます。近寄ってみると、牛も寄ってきました。可愛い。
 
牛
     
  そして紋別、終点です。奥に見える渚滑町5丁目交差点が273号の終点です。
 
273号終点
273号終点
     
  終点の直前にキロポストがありました。
 
終点直前
終点直前
     
 

このキロポストは 93 km となっていますね。あれれ、273号の長さは 235.2 km では?

この場所から 93 km というと、ちょうど39号と分岐した地点までの距離に相当します。キロポストは必ずしも起点からの距離を示しているのでもないようですね。

93 km
93 km
     
 

終点間近に、このような店がありました。ルノーのトラクターを売っています。

トラクター販売店なんて本州で見ることはあまりありませんが、これも北海道ならではかもしれません。

このようなトラクターが置いてあります。
格好いい。\(^_^)/

ルノートラクター1
ルノートラクター1
     
 
ルノートラクター2
ルノートラクター2
ルノートラクター3
ルノートラクター3
     
 

この日はこのあと網走のホテルで宿泊なので網走に向かいます。その途中で、何と驚異的な燃費を記録。平均燃費が 17.0 km/l になりました。

写真を撮らねば、と思ってクルマを止めると、ちょっと値が落ちて、16.9 km/l になってしまいましたが、それにしてもすごいですね。17 キロ台なんて初めて見ました。

16.9 km
16.9 km
 

これで273号は終了です。
273号は、美しい山間部を中心に走る国道で、糠平湖、大雪湖と、湖も2つありました。
北海道の国道最高地点もあり、なかなかバラエティに富んでいます。土砂降りにも遭ったし、楽しませてもらいました。笑

  次は、333号です。
 

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