国道39号
39号
 
起点 北海道旭川市
終点 北海道網走市
総延長 213.6 km
 
スタート 2012年09月17日 7:30 頃
ゴール 2012年09月17日 17:30 頃
所要時間 約 10.0 時間(順走)
平均速度 約 21.4 km/h

 

次は39号です。
39号は、北海道旭川市から始まり、東進して北海道網走市で244号に接続して終了するまでの 213.6 km です。
順走します。

     
  それでは39号のスタートです。JR旭川駅近くの国道12号側から39号へ進入です。
 
39号スタート
39号スタート
     
 

起点は、4条通8丁目交差点です。
上の写真でも、タクシーのすぐ左上に写っていますが、右のような起点を示す標識が立っています。

雨の中、スタートします。

39号起点
39号起点
     
  スタート直後は南東方向へ進みますが、すぐに左折して北東に向かいます。
 
すぐに左折
すぐに左折
     
  39号はこの交差点を左折します。
左折標識
左折標識
     
  左折するとすぐ、このような中央分離帯が続きます。この黒と黄色の柱がず〜っと向こうまで続いています。
 
中央分離帯
中央分離帯
     
  しばらく進むと、次のような案内標識が出てきます。
 
道道1122号
道道1122号
     
  なんと北海道には4桁の道道があるのです。
ここを左折すると、道道1122号なのです。
すごいですね。さすが北海道。
左折は1122号
左折は1122号
     
  旭川市街地を抜けると、下のようなのどかな道を走ります。
この写真は、上川郡当麻町の、JR石北本線伊香牛駅近くで撮っています。
 
     
  キロポストには小さいおにぎりが書いてありますね。
距離は 18.31 km を示しています。
18.31 km
18.31 km
     
  39号は、少し距離は離れていますが、スタート直後からおよそ石狩川と併走しています。このあたりで石狩川を渡って川の北側に出ます。このあとも石狩川とは併走します。
 
     
  進行方向右側に石狩川が流れています。
 
石狩川
石狩川
     
  そしてすぐ先に、450号が走っています。この下をくぐって先に進みます。
 
450号
450号
     
  路肩にバス停があったのですが、停留所の名前が「24線」となっています。珍しい名前ですね。
こういう地名なんでしょうか???
24線
24線
     
  そしてまた450号の下をくぐります。450号とはこんな感じで何度か交差しますが、450号は高規格道路なので常に高架で、39号は常にその下をくぐります。
 
また450号
また450号
     
  そして273号が合流してきます。しばらく重複です。
ちなみに、奥に見えている高架はやはり450号で、あれが39号とは最後の交差です。
 
273号が合流
273号が合流
     
  重複区間に入ってすぐ、2連おにぎりがあったので撮影です。この標識は、駐車禁止標識と合わせて3連。さらに上にある小さな39号標識と合わせて4連です。
2連おにぎり
2連おにぎり
     
  先に進むと、だんだん周囲が崖っぽくなってきます。
 
崖
     
  このあたりは 層雲峡 で、断崖絶壁が 24 km に渡って続くのだそうです。すごい景観ですね〜。迫力あります。
 
壁
     
 

層雲峡には幾つも滝があるそうですが、「銀河の滝」と「流星の滝」という2つの滝が並んで見られる場所があります。

ここは39号のすぐそばなので、あまり時間をロスすること無く見に行けます。

右の地図で39号の真ん中から右がトンネルになっていますが、このトンネルは「銀河トンネル」と言うそうです。格好いい名前ですね。「銀河の滝」からとられているそうです。

銀河トンネル直前で側道に外れ、しばらく行くと駐車場があります。駐車場のすぐそばで滝を望めます。

   
 
銀河の滝と流星の滝
銀河の滝と流星の滝
     
 

駐車場の奥から、展望台へ登れるようなので、登ってみました。展望台は「双瀑台」といいます。20 分ほどで上に登れます。

双瀑台から撮ったのが上の写真です。
左が銀河の滝、右が流星の滝です。

双瀑台からの眺めは素晴らしいです。20 分の登りなので、ちょっとしんどいですが、登るだけの価値はあります。

双瀑台
双瀑台
     
  滝を後にして先に進みます。銀河トンネルを抜けてしばらく行った場所で、273号と分岐します。
 
273号と分岐
273号と分岐
     
  273号と分岐してしばらく走ると、石北(せきほく)峠 です。
クマの看板が出迎えてくれます。
 

石北峠
石北峠

     
  ここは標高 1,050 m だそうです。
スタート時に降っていた雨はもうだいぶ前に止んでいますが、空は曇りです。しかも霧が出て真っ白です。たぶん晴れていれば向こう側にきれいな景色が見えるんでしょうね〜。
標高 1,050 m
標高 1,050 m
     
  ここにはこのような売店があり、クマの剥製が出迎えてくれます。
上の 石北峠 の Wikipedia の説明(リンク)にもあるように、ここには昔5軒の売店があったのですが、 2007年に火災で一度全焼したそうです。なんと。。。でもとりあえず復活したようなので良かったですね。
 
売店
売店
     
  売店と道路を挟んで反対側にトイレがあります。左の女子トイレ側を見ると、右のような看板が。
そりゃ「周辺で」はマズいでしょ。(^_^;)
 
トイレ
トイレ
周辺では禁止
周辺では禁止
     
  石北峠は、頂上にクマの看板がありましたが、下りるに従って色々な動物の看板が出てきます。2合目はこれは、シカでしょうか?
 
2合目
2合目
     
  相変わらず天気は良くないのですが、それはそれで悪くありません。
 
林
     
  市街地まで下りてきました。ここでは左から242号が合流してきます。
 
242号と合流
242号と合流
     
  そして242号との重複区間になります。しかしこの区間はごく短く、すぐに242号は離れていきます。
 
重複区間
重複区間
     
 

北海道には見慣れない「ホクレン」というガソリンスタンドが良く見られます。ホクレンホクレン農業協同組合連合会 が運営しているガソリンスタンドのようです。

ホクレン農業協同組合連合会とホクレンSSは、本州で言うところの JA と JA-SS のようなものでしょうか。

ホクレン
ホクレン
     
  242号が分岐します。重複区間は約 1.5 km 程でした。
 
242号と分岐
242号と分岐
     
  242号が分岐した後しばらく進むと、今度は333号が分岐します。333号はここが終点です。
 
333号が分岐
333号が分岐
     
  しばらく走ると美幌バイパスの入口が見えてきます。
 
美幌バイパス
美幌バイパス
     
 

39号は右の地図の A → B → C → D のように走るのが本線です。左から出てきて、ぐるっと回って上へ進みます。
一方、A から分かれる美幌バイパスも39号です。

そこで、始めに美幌バイパスを終点の女満別空港まで往復し、その後本線を進むことにします。

     
  というわけで、まず美幌バイパスです。
 
美幌バイパス
美幌バイパス
     
  そして美幌バイパスの出口です。そのまま直進すると女満別空港です。
 
美幌バイパス出口
美幌バイパス出口
     
  女満別空港にちょっとだけタッチして引き返します。
 
女満別空港
女満別空港
     
  そして美幌バイパスの入口まで戻って来ます。今度はここを左折して先に進みます。
 
美幌バイパス入口へ
美幌バイパス入口へ
     
  左折するとすぐにこういう標識が出てきました。
 
左折直後
左折直後
     
  ちょと珍しいキロポストですね。
183.5 km
183.5 km
     
  少し進むと240号が合流してきます。道なりに直進すると240号。39号は左折です。
240号は釧路市から始まり、網走まで行きます。ということは240号もここをカクンと左折して39号と重複して網走まで向います。
 
240号が合流
240号が合流
     
  続いて334号が分岐します。334号はここが終点です。
 
334号
334号
     
  続いて美幌バイパスの下をくぐります。
 
美幌バイパスと交差
美幌バイパスと交差
     
 

しばらく進むと、めまんべつメルヘンの丘 です。
ここは有名なビューポイントのようで、丘の上に7本のカラマツが立っているのが目印だそうです。

手前の畑はジャガイモ畑らしいです。

メルヘンの丘
メルヘンの丘
     
 
メルヘンの丘から
メルヘンの丘から
     
 

美幌バイパス/女満別空港の場所からはずっと北上してきましたが、道はこの交差点で右に折れて網走市内に向かいます。

 
大曲1交差点
大曲1交差点
     
  網走市中心部に入ってきました。JR網走駅前です。右奥にローソンが見えていますが、その手前の交差点で39号は左折です。
 
網走駅前
網走駅前
     
  網走駅にちょっと寄ってみました。
 
網走駅
網走駅
     
  駅前にはモヨロ人の像が立っています。モヨロ人はこの近くにある モヨロ貝塚 を作った人たちです。何でも、サハリンなどの北方から渡ってきた、「オホーツク文化」の人たちで、彼らは海洋狩猟民だったようです。モヨロ人はアイヌ民族とも違うようで、ということは、北海道の第3の民族なんでしょうか。
 
モヨロ人
モヨロ人
駅看板
駅看板
     
  駅入り口の階段を上ると、改札の前にこのようなパネルを発見。観光地でよく見る顔を出して記念写真撮るアレです。ここでは何と監獄になっていますね。それから駅前には右のような電話ボックスがありました。上に流氷が乗っています。
 
網走監獄
網走監獄
電話ボックス
電話ボックス
     
 

網走駅前を左折せずそのまま直進すると終点まで近いのですが、何故か39号は駅前で左折し、一度網走川を渡ります。

そして突き当たりを右折して、また網走川を渡って終点に向います。

下の写真はちょうど右折する直前の様子で、突き当たりにある三菱自動車の販売店のところを曲がります。

   
 
最後の右折
最後の右折
     
  再び網走川を渡って、少し行った場所が終点の南4東1交差点です。
 
終点
終点
 

これで39号は終了です。
39号は旭川と網走を結ぶ重要な路線です。しかし単に重要な路線というだけで無く、景観的には層雲峡が素晴らしいです。その他山あり川あり峠あり畑あり駅ありと、いろいろ楽しめましたね。

  次は、242号です。
 

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