国道44号
44号
納沙布岬灯台
 
起点 北海道釧路市
終点 北海道根室市
総延長 124.8 km
 
スタート 2016年09月20日 8:15頃
ゴール 2016年09月20日 14:00頃
所要時間 約 5.75 時間(順走)
平均速度 約 21.7 km/h

 

次は44号です。
44号は、北海道釧路市の幣舞(ぬさまい)ロータリーから始まり、東進して根室市で弥栄(やさかえ)町1丁目交差点に至るまでの 124.8 km です。

言わずと知れた、日本で一番東の国道です。
順走します。

     
 

44号の起点付近は、釧路市内をくねくねと走ります。

右の地図の A が起点の幣舞ロータリー。
B の北大通6交差点を右折。
C の入江町13交差点を右折。
D の曙1交差点を右折。
E で 391号 が分岐。と進みます。391号とは、幣舞ロータリーからここまで重複しています。

  それではスタート地点の幣舞ロータリーです。
ここには何回か来ていますが、今回もロータリーのこちら側から進入、案内標識の38号方向へ進みます。
 
44号スタート
44号スタート
     
  幣舞ロータリーはこんな感じです。奥の丘の上にある「8」みたいなのは時計です。
 
幣舞ロータリー
幣舞ロータリー
     
  続いて北大通6交差点です。写真手前の青信号は北大通5交差点。奥の赤信号の交差点が北大通6交差点です。
ちなみに Google Maps や Mapion では手前は「北大通4・北大通5」交差点、奥は「北大通5・北大通6」交差点となっています。この表記は一体どういう意味なんでしょう??? 現道は手前が「北大通5」、奥が「北大通6」と標識に記載されています。
 
北大通6
北大通6
     
  続いてJR根室本線の下をくぐります。
 
根室本線
根室本線
     
  そして今度は C 地点の入江町13交差点です。ここを右折。案内標識を見ると、391号の他に 272号 も右折となっています。そう、272号も幣舞ロータリーが始点で、このあたり重複しています。
 
C 地点
C 地点
     
  さらに進んで D 地点。曙1交差点です。ここを右折して赤い歩道橋の下をくぐります。
 
D 地点
D 地点
     
  釧路川を渡った後、E 地点です。ここで391号が分岐します。
 
E 地点
E 地点
     
  スタート地点から 8 km 地点です。小さなキロポストが並んでいます。
 
キロポスト達
キロポスト達
     
  縦型の 7.99 km と、横向きの 8 km です。
 
縦
横
     
  272号の分岐点近くで標識付きクッションポスト発見。
クッションポスト、44号ではあまり見かけませんでしたが、やはりあります。北海道ですから。(^_^)/
 
クッションポスト
クッションポスト
     
  そして272号の分岐点です。よく見るとここでも道路の右に標識付きのクッションポストが見えていますね。
 
272号が分岐
272号が分岐
     
  しばらく進むと「昆布森」を発見。すごい地名だなぁ、と思っていると、、、
 
昆布森
昆布森
     
  何とそのすぐ横で昆布を干しているではありませんか。こんな感じで干すのですね。すごい、、、
 
天日干し
天日干し
     
  さらに先でまた「昆布森」を発見。これってひょっとして特定の地名じゃなく、「昆布を干す場所」を示しているのでしょうか。
 
昆布森再び
昆布森再び
     
  「昆布森」方向の道道142号とは反対側に小さな駅舎が見えたので寄ってみました。
なんと可愛い駅舎がありました。JR尾幌駅 です。
 
尾幌駅
尾幌駅
     
  ホームに入ってみました。もちろん単線。
 
尾幌駅ホーム
尾幌駅ホーム
     
 

尾幌駅を後にして少し進むと海沿い(厚岸(あっけし)湾)に出ます。海沿いになるあたりに展望台(望洋台)があります。

この展望台からは南側は厚岸湾がよく見えるのですが、ものすごい逆光で写真になりません。(^_^;)

     
  東方向の厚岸市街地を撮ってみました。目の前を横切るのが44号です。
 
厚岸
厚岸
     
  厚岸市街地を抜けると、一面湿原が広がる中を進みます。すると道路に「シカ注意」が! この「シカ」はエゾシカでしょうか。
 
シカ注意
シカ注意
     
  少し進むと243号の分岐がありました。ここは243号だけでなく、244号の終点でもあります。
案内標識を見ると243号方向の反対に少しだけ道があるような表記ですが、、、
 
243号起点
243号起点
     
  右折方向の先にはJR厚床(あっとこ)駅があります。ちょっとしゃれた感じの駅舎ですね。
 
厚床駅
厚床駅
     
  厚床駅のホームの様子です。右奥に小さな小屋のようなものが見えます。これはひょっとして昔の駅舎でしょうか。
 
厚床駅ホーム
厚床駅ホーム
     
  さらに進むと道の駅があります。スワン44ねむろ です。
 
道の駅 スワン44ねむろ
道の駅 スワン44ねむろ
     
  この道の駅の裏から、風蓮湖 と、その奥の 春国岱(しゅんくにたい)が見えます。
風連湖
風連湖
     
  春国岱もこれまたすごそうな場所ですね。時間があればゆっくり周ってみたいところです。
 
春国岱
春国岱
     
  道の駅 スワン44ねむろ のすぐ先に、こういうクッションポストを発見。
 
文字入りクッションポスト
文字入りクッションポスト
     
 

これは文字で国道番号が書いてあるものです。
ちょっと珍しいタイプですね。

ちなみにこの2枚は、路面が濡れていることからわかるとおり、44号走行日当日のものではありません。根室からの帰路、別の日(9月23日)に撮ったものです。

クッションポスト拡大
クッションポスト拡大
     
  道の駅を後にして少し進むと、橋が見えてきます。温根沼(おんねとう)大橋です。この橋を渡るとゴール地点まであと少しです。
ちなみに 温根沼 は根室半島の付け根にある湖のことで、写真では右方に見えています。
 
温根沼大橋
温根沼大橋
     
  根室市街地に近づきます。すると中央分離帯に丸いクッションポストがありました。
 
丸いクッションポスト
丸いクッションポスト
     
 

拡大したのが右の写真です。
これもあまり見ないタイプですね。

ちなみにこの2枚は44号走行終了後に根室市内をちょっとウロウロしたときに撮ったものです。時間がだいぶ後なので、他の写真に比べて少し夕方っぽい。

丸いクッションポスト拡大
丸いクッションポスト拡大
     
  根室市内の案内標識には日本語と英語(ローマ字)表記に加え、ロシア語の表記があります。根室ならでは。
 
ロシア語
ロシア語
     
  そしてゴール地点の弥栄町1丁目交差点です。
写真では手前の青信号が常盤町3丁目交差点で、奥の黄信号がゴール地点の弥栄町1丁目交差点です。
 
44号ゴール
44号ゴール
     
  ゴール地点のすぐそばにJR根室駅があります。寄ってみました。
 
JR根室駅
JR根室駅
     
  駅の看板を拡大してみます。「日本最東端(有人駅)」とありますね。「(有人駅)」??
 
看板拡大
看板拡大
     
 

そうなのです。根室駅は「有人駅では」日本最東端。
では無人駅も含んだ最東端は?

JR根室本線は東側からぐるっと回り込んで根室駅に到達します。その回り込む東側に「東根室駅」があり、この駅が最東端の駅なのです。

右の地図では A 地点が44号の終点。その左下に根室駅、右下に東根室駅です。

     
  根室駅に続いて東根室駅にも行ってみたのですが、、、東根室駅はちょっとわかりづらいのです。駅の東の通り(光洋町通)から駅に行きますが、どこで曲がれば良いのかよくわかりません。一応下のような標識が立っているのですが、よく見ないと見落としてしまいます。(私は発見できずに、このへんウロウロしました。(^_^;))
 
東根室駅へ
東根室駅へ
     
 

標識を拡大します。
しっかり「日本最東端の駅」と記載されています。

ちなみにこのあたり4枚の雨っぽい写真は、44号走行当日ではなく、上のクッションポストと同じく、根室からの帰路(9月23日)の朝に撮ったものです。

ひがしねむろ駅
ひがしねむろ駅
     
  通りから見ると東根室駅はこんな感じに見えます。ホームだけで駅舎はありません。
 
これが駅
これが駅
     
  近づくとこんな立派な看板(柱)があります。
 
東根室駅
東根室駅
     
  下の写真はホームから撮ったものです。(この写真は44号走行当日のものです。)
ちなみに根室駅と東根室駅は直線距離で 1.2 km ほどです。たった 1.2 km しか離れていないのに、ここにもう一つ駅を作る意味があるんでしょうか。しかもこんな無人駅を。謎ですね〜。(しかし謎なのは面白くてOKです。(^_^)/)
 
ホームから
ホームから
     
  根室に来たなら納沙布岬に行かなければなりません。と言うことで、東根室駅を後にして納沙布岬にやってきました。
44号の終点からは、根室半島の南岸沿いに走って約 22 km です。(北岸沿いだと約 24 km。)
 
納沙布岬
納沙布岬
     
  駐車場から灯台が見えます。さらに奥に島が見えています。
あれは歯舞群島の 萌茂尻島(もえもしりとう)秋勇留島(あきゆりとう)でしようか。
 
灯台
灯台
     
  灯台へ向かう道の途中に「鈴木食堂」があります。サンマ丼が有名だそうです。ここが元祖らしい。
残念ながら時間がなかったのでサンマ丼は食べませんでしたが、ここでは日本最東端証明書が買えます。100円。
 
鈴木食堂
鈴木食堂
最東端到達証明書
最東端到達証明書
     
  そして納沙布岬灯台です。
どうでも良いことですが鈴木食堂から納沙布岬灯台に至るまでの道すがら、とても昆布の匂いがするのです。(^_^;) この日は見られませんでしたが、やはりこのあたりでも昆布が干されているのでしょうか。
 
納沙布岬灯台
納沙布岬灯台
     
  灯台の向こうに行けます。ここが最東端。ちょっと写真が小さくてわかりづらいですが、正面に萌茂尻島、その右奥に秋勇留島、左奥に 勇留島(ゆりとう)、そしてさらに左に 貝殻島灯台水晶島 が見えているものと思われます。
 
最東端
最東端
 

これで44号は終了です。
国道も最果て感があってとても良かったですが、やはりここは納沙布岬でしょうか。何たって日本最東端(除北方領土)。
根室の中心部から納沙布岬までは、根室半島の南岸沿いに行きましたが、帰りは北岸沿いに帰ってきました。北岸沿いの道路もなかなか良い感じ。

  次は、244号です。  

  ●追補1  
  2019 年(平成 31 年)3 月 9 日に、釧路外環道の 釧路東ICから釧路別保IC が開通しています。右の地図の A → B の区間(約 7.5 km)です。この区間は国道44号のバイパスと言うことで、38号 走行後に走ってきました。
     
  38号のゴール地点の幣舞(ぬさまい)ロータリーから、釧路外環状道路の釧路東ICまでやってきます。
ここで右折してICへと進みます。
 
釧路東IC
釧路東IC
     
  ICでは帯広方面と根室方面に分岐します。ここでは直進して根室方面へ進みます。
 
E38/E44
E38/E44
     
  釧路東〜釧路別保間はできたばかりなので奇麗な道路です。
 
出口 1 km 前
出口 1 km 前
     
  距離も約 7.5 km なのですぐに終わりますね。今回は約 7 分で走行。
 
終点
終点
     
  終点の釧路別保ICでは 272号 に到達して終了です。
 
釧路別保IC
釧路別保IC
 
走行日:2019年5月3日

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