国道272号
272号
 
起点 北海道釧路市
終点 北海道標津郡標津町
総延長 113.1 km
 
スタート 2015年09月24日 11:30 頃
ゴール 2015年09月24日 16:15 頃
総時間 約 4.75 時間(逆走)
平均速度 約 23.8 km/h

 

次は272号です。
272号は、北海道釧路市の幣舞ロータリーから始まり、北東に進んで、北海道標津郡標津町で根室海峡(244号)に突き当たって終了するまでの 113.1 km です。起点からしばらくは、44号と重複しています。
逆走します。

     
 

272号を走行する前に、終点の近くにある「野付半島」に行きました。

野付半島は日本最大の砂嘴(さし)だそうです。なんでこんな形の土地ができるのか。(@_@) すごいですよね〜。

野付半島は一部で「この世の果て」と呼ばれているそうなのですが、確かに最果て感満点。日本で一番好きな場所かもしれません。(といっても来るのは2回目ですが。)

野付半島は道道950号が途中まで走っているので、クルマで行けます。950号は右の地図の左上で、国道244号から分岐します。(ちなみに道道950号は別名「野付風蓮公園線」と言うようですね。)

     
  それでは道道950号に進みます。国道244号から分岐です。
 
道道950号
道道950号
     
  道道950号の途中には何箇所か駐車場があります。下の写真はそのうちの1つで、950号スタート直後の野付半島の根室海峡と野付湾にはさまれた細い部分にある駐車場です。海は根室海峡で、その向こうに国後島が見えています。
 
駐車場
駐車場
     
  そして下の写真はもう少し進んだ場所の駐車場です。これは野付湾側を見ています。
野付半島が「この世の果て」と呼ばれるのは、トドマツが立ち枯れた「トドワラ」、ミズナラが立ち枯れた「ナラワラ」の風景を指してのことと思います。この写真の奥に映っているのは、そのうちの「ナラワラ」の様子です。ナラワラはこの白い木の様子から「骸骨が並んでいる」と例えられるそうで、そう思って見ると確かに「この世の果て」っぽいかも。
ちなみに「トドワラ」は、少し先にある「野付半島ネイチャーセンター」から歩いて行けるそうですが、この日は時間的にムリなので、また次の機会です。(いつだそれ??(^_^;)
 
ナラワラ
ナラワラ
     
  さらに進むと道道950号が終わります。(「終わる」と書きましたが950号はこちら側が起点です。)
ここには駐車場があります。そして奥に灯台が見えていますね。
 
道道950号おわり
道道950号おわり
     
  道道950号のさらに先は未舗装路になります。そして「関係者以外車両進入禁止」。奥の看板は「一般車両乗り入れ禁止」とあります。クルマはダメ。それじゃ人は??? う〜む。しばし悩んで、灯台まで行ってみることにします。(人も入っちゃダメなんだったらゴメンなさい。)
 
     
  「別海十景 竜神崎」とあります。そして奥には灯台。(野付埼灯台
この場所から灯台までは、一応まっすぐ踏み跡のようなものがありますが、水浸しで沼みたいになっているので、写真の左側から回り込みます。(道があります。)
 
竜神崎
竜神崎
     
  海側から見た野付埼灯台です。コンパクトな灯台です。
灯台から先にはさらに道が続いていて、地図で見る限り、野付半島の本当に突端まで行けるようです。2つ上の写真に電柱が映っていますが、その最突端まで電線がずっと引いてあるようです。しかしちょっと(かなり)距離があるので、引き返します。(^_^;)
 
野付埼灯台
野付埼灯台
     
  駐車場まで戻ってきました。道道950号の起点の印があります。そして遠くに見えるは知床連山でしょうか。
 
駐車場に戻る
駐車場に戻る
     
  そして再び950号を走り、国道244号まで戻ってきました。ここを右折して272号のスタート地点に向かいます。
 
950号終点
950号終点
     
  というわけで、ずいぶん寄り道しましたが、やっと272号のスタートです。
道道950号と国道244号の交点から272号のスタート地点(南7西1交差点)までは約 2.6 km です。244号を北上してきて一度交差点を通り過ぎ、すぐの場所のセイコーマート(標津まるよし店)で休憩したので、この交差点には下の写真のように北から進入です。
 
272号スタート
272号スタート
     
  スタートするとすぐに一つ目のおにぎり標識。「すべる注意」とありますね。珍しい。
 
すべる注意
すべる注意
     
  スタート地点の南7西1交差点を272号側から見たのが下の写真です。正面の信号の上にある標識には「南7東1」とあります。例によってこの交差点は、見る方向によって名前が変わる交差点のようです。分かりづらい、、、、
 
南7西1交差点
南7西1交差点
     
  ここは272号の終点なので終点の印がありますね。
こういうハッキリした印があるのはわかりやすいです。
終点の印
終点の印
     
  終点の印がついているポールを別方向から見ると、また違う標識がついています。
 
「終点」の裏
「終点」の裏
     
  「99 R-3」とあります。
これは一体どういう意味???
99 R-3
99 R-3
     
  さて、やっと (^_^;) スタートしました。
しばらく進むと、少し開けた場所から遠くに山が望める場所に来ました。山は知床連山?でしょうか。ちなみに手前は畑です。北海道のその他の国道の例に漏れず、272号でも畑多いです。
 
山
     
  中標津町市街地を通過します。(前日は中標津町で宿泊でした。)
市街地を過ぎると、少し先で国道は左折します。
 
左折
左折
     
  左折した先はこんな感じで、やはりまっすぐが道が続いています。ここでも「すべる注意」。この辺はよほど滑るのか。(^_^)
 
左折した先
左折した先
     
  そしてやはり牧場もたくさん見られます。牛がたくさん。走っていると「牧場の臭い」もかなりします。
 
牧場
牧場
     
  このあたりでは「牛横断注意」の標識がよく見られます。
 
牛横断注意
牛横断注意
     
  ちょっと拡大。
牛横断注意拡大
牛横断注意拡大
     
  そうこうしているうちに、243号と交差です。正面奥に遠く見える高架が243号で、ここは立体交差ですね。
 
234号と交差
234号と交差
     
  272号でも黄色と黒の例のヤツ(クッションポスト)を発見。しかしこのクッションポストはガードレールの向こう側に設置してあり、本来の役目を果たせそうにないですね。(T_T)
 
黄色と黒
黄色と黒
     
  このクッションポストは、国道の番号は文字で記載する方式でした。
クッションポスト
クッションポスト
     
  ちなみにこのあたりは、国道が陸上自衛隊別海駐屯地矢臼別演習場の西端を横断しています。
もちろん演習場には立入禁止。
 
自衛隊演習場
自衛隊演習場
     
  牛横断注意の標識には違うパターンのものもありました。
 
牛横断注意その2
牛横断注意その2
     
  この標識は黒の他に白も使われています。2色刷。
牛横断注意その2拡大
牛横断注意その2拡大
     
  さらに先に進みます。後半は結構同じような景色が続き、ちょっと単調です。
44号との合流地点が近づいてきました。「三日月橋」という橋です。
 
三日月橋
三日月橋
     
  ここにもキロポストが設置してありますが、1 km となっていますね。44号に合流するまでの距離でしょう。。。
 
1.01 km
1.01 km
1 km
1 km
     
  そして44号に合流です。この交差点で右折して釧路まで44号と重複です。
 
44号に合流
44号に合流
     
  逆側から見たのが次の写真です。よく見ると交差点の角に起点の印があります。
 
逆側から
逆側から
     
  272号の起点は釧路市内のはずですが、ここに起点の印があるのです。確かに272号の単独区間の始まりはこの交差点なのですが。。。
起点拡大
起点拡大
     
  この交差点の手前は跨線橋になっていて、下をJR根室本線が走っています。ちょうど列車がやってきました。1両編成ですが。
ちなみに左奥に青い案内標識が見えていますが、あそこが44号です。
 
根室本線
根室本線
     
  44号に合流後、釧路市内に向かいます。44号とはゴール地点まで約 13.5 km 重複します。
釧路市内に入り、くねくねと走った後、北大通5交差点を左折します。
 
釧路市内
釧路市内
     
  すると正面にロータリーが見えてきます。
 
ロータリー前
ロータリー前
     
  そしてついにロータリーに至ります。ここが本日のゴール地点です。
 
ロータリー
ロータリー
     
  ロータリーの中央に38号の終点の印が立っています。ここに272号の何かを示すものは何もありませんが、その代わりにコイツを撮影です。
272号ゴール
272号ゴール
 

これで272号は終了です。
今回は何と言っても野付半島が素晴らしかったです。\(^_^)/ また行きたいなぁ。
272号は北海道らしい、畑と牧場の間を走る道路でした。その他にはあまり特徴が無い。(^_^;)

  次は、240号です。  

  ●追補1  
 

今年 2019 年のゴールデンウィークに、新しくできた 44号 の釧路外環状道路を走行しているのですが、その東端は272号に到達しています。でもこの時、なんだかちょっと違和感があったのです。

 

よく調べてみると、やはりここ、新しい道ができています。2015 年に272号を走行したときは、右の地図の右上から出てきて、A → B → C と進んでいるのですが、2019 年現在、A → C と真っ直ぐに結ぶルートができており、釧路外環状道路はこのルートの途中(E 地点)で272号に到達しているのです。

B 地点経由のルートは、Google Maps 以外の地図ではまだ国道272号と表示されているので、ここでは現在ルートが2つに分かれていると言うことですね。

ちなみに 2015 年は C 地点を経由していたのですが、現在実道では C 地点へ向かう道は通れず、釧路外環状道路の下をくぐったすぐ先の D 地点で272号本線に合流するようになっています。

     
  とうわけで今年はゴールデンウィークに続いて2回目の北海道です。道東自動車道から 240号、釧路外環状道路経由で上の地図の E 地点まで来ます。そして新しい272号を A 地点へ進みます。しかしなんだか様子がおかしい、、、ちょうど A 地点の丁字路で事故があったようです。救急車とパトカーが見えます。。。あれれ、、、
 
A 地点
     
  とりあえず A 地点から B 地点経由でぐるっと回って釧路外環状道路の下をくぐります。その先で道なりに進むと D 地点へ至りますが、その少し手前で右に外れます。旧道方面です。下の写真の真ん中付近に私のレガシィが見えますが、その右の道が旧道です。一応まだ舗装がありますが、案内標識等はもう外されていて、正面奥に見える272号に合流する C 地点は、もう道が無くなっています。ここはもう廃止直前といった雰囲気です。
 
C 地点
C 地点
     
  旧道側から振り返ってみてみました。左奥に舗装のない上り坂が見えていますが、あそこから降りてきました。かつてはこの上り坂の左へ道が続いていたような感じです。左の高架は釧路外環状道路ですね。
 
旧道
旧道
     
  そしてここが D 地点。左折して E 地点に戻り、釧路外環状道路経由で釧路市内に戻ります。
 
D 地点
D 地点
  と言うわけで新しいルートをぐるっと一回りしてみました。ちょっと(かなり)事故が予想外でしたが、乗ってた人は大丈夫だったんでしょうかね。(@_@)
   
走行日:2019年8月14日

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