●国道240号 | |||||||||
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次は240号です。 |
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それでは240号のスタートです。38号を釧路市内から西進し、市内の外れの大楽毛西1交差点がスタート地点です。 しかし「大楽毛」は「おたのしけ」と読むのですね。読みはアイヌ語起源のようですが、難読ですねぇ。 写真では、ちょっと見づらいですが、信号の見えている奥を右折です。 |
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240号スタート |
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スタート地点はT字路です。38号側から240号方向を見るとこんな感じ。左に起点の印が見えています。 | |||||||||
スタート地点 |
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左の写真は起点の標識の拡大です。そして道路の反対側には植え込みがあり、右の写真のような石碑があります。「まりも国道」とあります。どこからどこまでをそう呼ぶのかは知りませんが、240号は起点側が「まりも国道」、終点側が「釧北(せんぽく)国道」と呼ばれているようです。 | |||||||||
起点 |
まりも国道 |
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スタート直後、38号バイパス(釧路新道)の下をくぐります。38号はJR根室本線に沿って釧路市内中心部へ向かうのが現在のルートですが、そのうちこちらのバイパスに付け変わるのでしょうね。 | |||||||||
釧路新道 |
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出ました「まりも国道」。おにぎり標識もしっかり見えますね。 | |||||||||
まりも国道 |
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雪国ならではの下向き赤白矢印ですが、その支柱にキロポストが貼り付けてあります。 | |||||||||
キロポスト |
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キロポストを拡大します。ここは 5.94 km。 |
5.94 km |
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この240号でもやはり発見しました。黄色と黒の例のヤツ(クッションポスト)。 これはちゃんとした(?)標識が貼り付けてあります。 |
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クッションポスト |
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しかしちょっと(かなり)色の褪せた標識のものもあります。 | |||||||||
クッションポスト2 |
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さらに白黒の標識。 | |||||||||
クッションポスト3 |
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そして手書き風の標識も。240号で見かけたのはこの四種類と思います。 | |||||||||
クッションポスト4 |
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クッションポストを続いて載せたのでちょっと前後するのですが、実は240号は274号と交差しています。 下の写真がその交差する場所の様子なのですが、しかし、左右に走る道が国道であることを示す表示が何もありません。えぇっ、ここが274号との交差点か??? と思って、思わず通り過ぎそうになってしまいました。 |
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274号と交差 |
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そしてここでも発見しました「シカ注意」! | |||||||||
シカ注意 |
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そしてこんな表示も。やはり野生動物の飛び出しは多いのでしょうね。 | |||||||||
飛び出し |
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そうこうしているうちに、241号が合流してきます。しばらく重複します。 | |||||||||
240号が合流 |
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二連標識があったので撮影。 | |||||||||
二連標識 |
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241号との重複区間の途中に、マリモ で有名な 阿寒湖 があります。国道からすぐ行けるので、ちょっと寄ってみることにします。 まず阿寒湖の湖畔に下りてみます。 |
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森の中 |
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すると「ボッケ」があります。 右の説明看板によると「ボッケ」とは、アイヌ語で「煮え立つ」という意味の、硫気ガスや水蒸気が熱い泥とともに吹き出している泥火山なんだそうです。 |
ボッケ |
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柵から下を覗くと、下のような小さなクレーターがいくつか見えます。中心部から泥が吹き出しています。面白いです。 | |||||||||
泥火山 |
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「ボッケ」のすぐ横から湖の畔に出られます。こんな感じで湖が見られます。 | |||||||||
阿寒湖パノラマ |
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阿寒湖はのすぐ近くにスキー場(国設阿寒湖畔スキー場)があり、同時に展望台にもなっています。雪があるときはスキー場ですが、無いときは展望台ということですね。 スキー場には240号から南へ外れます。信号があるのでそこを曲がるのかと思いきや、信号の手前の道を左折です。写真ではちょうど、「阿寒湖温泉除雪ステーション」の看板のあるところです。信号の場所かと思って通り過ぎてしまうところでした。 |
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スキー場へ |
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曲がった先にはこういう看板が設置してあります。ちょっと小さいですか? | |||||||||
ヒグマ |
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拡大するとこれです。 この辺、やはりヒグマが出るのですか〜。 |
ヒグマ出没注意 |
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展望台の上に上がります。こんな感じに阿寒湖と山(雄阿寒岳)が見えます。なかなか見事です。 | |||||||||
展望台 |
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阿寒湖を後にします。少し進むと241号が分岐です。240号との重複区間は 11 km ほどでした。 | |||||||||
241号が分岐 |
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阿寒湖の周辺はまだ釧路市でが、241号と分岐した直後あたりから、津別町になります。ちょうどこのあたりから「まりも国道」が「釧北国道」に変わるようですね。 そして「釧北国道」になって少し進むと道の駅があります。道の駅「あいおい」です。漢字で書くと「相生」。相生というと、兵庫県相生市 を思い出しますが、ここも相生なのですね。 そしてこの道の駅に隣接して「相生鉄道公園」があります。何でも、旧国鉄時代の北見相生駅を整備して公園にしたものだそうで、駅舎や車両が展示されています。 |
相生鉄道公園 |
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旧駅舎はこんな感じで、内部も当時のまま再現されています。 また、ホームには右の写真のような駅名看板が立っています。こっちはかなり錆びていて、年季を感じさせます。 |
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駅舎 |
北見相生駅 |
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線路も一部残っていて、車両が展示してあります。左は黒い「キ703」。ちょっと珍しい形です。「キ700」形は除雪車のようですね。その他にも何台か展示してあります。右はそのうちの一つで、「キハ22 69」とあります。「キハ20」は一般形気動車ということで、普通の車両です。普通の車両ですが、しかし「キハ22」形は酷寒地向けの耐寒仕様車だそうです。さすが北海道。 | |||||||||
キ703 |
キハ22 69 |
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道の駅を後にして先に進みます。するとこんな標識を発見。 | |||||||||
キロポスト付き標識 |
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おにぎり標識の上にキロポストが乗っています。 ちょっと珍しい。 |
標識拡大 |
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北海道の国道と言えば畑の中を通っていくというイメージです。でもこの240号はあまり畑っぽくないのです。 いや、畑がないわけではないのですが、畑はいわゆる普通の畑っぽく、ちょっと北海道らしくない?笑 |
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畑 |
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津別町北部の市街地です。この辺が津別町の中心部。ここで五叉路がありました。国道は右斜め前。 | |||||||||
五叉路 |
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そして美幌町に入ります。美幌町中心部で243号が合流してきます。右の地図では、左下から出てきているのが240号で、A 地点が243号との合流地点(大通南1交差点)です。 下の写真はその大通南1交差点の様子です。案内標識の支柱に設置してある2連のおにぎり標識を見ると、243号はここから右に矢印が出ていて、まるでここが始点のようにも見えますが、実は243号の始点は240号の終点と同じなのです。つまり243号はここから240号の終点まで重複です。 |
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243号が合流 |
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243号が合流した直後、今度は左斜め前へ折れて進みます。ここは上の地図の B 地点で、大通北3交差点です。 | |||||||||
すぐに左へ |
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続いて39号に合流です。ここは C 地点で、仲町2交差点。ここでは網走方面(右斜め手前)に向います。 ちなみに、正面の信号に小さく見えている交差点の名前表記は「新町1」となっています。下の写真では小さすぎて見えないと思いますが、この写真の原版を見れば分かります。あれれ、この交差点は「仲町2」交差点では? そうなのです。こっちから見ると「新町1」ですが、向こうから見ると「仲町2」なのです。ワカリヅライ、、、 |
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39号に合流 |
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そして 334号 が分岐する D 地点です。334号はここが終点です。 | |||||||||
334号が分岐 |
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39号と合流後は、終点まで重複です。そして網走市内の南4東1交差点に至ります。ここがゴールです。 | |||||||||
240号ゴール |
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この日はゴール地点の網走で宿泊。そして次の日に苫小牧まで行き、フェリーで戻ってきます。 フェリーは、北海道上陸時は 三井商船フェリー でしたが、帰りは 太平洋フェリー です。本当は、三井商船フェリーで大洗まで帰ってきたかったのですが、予約が取れず、しょうがないので次善の策で太平洋フェリーです。太平洋フェリーは、苫小牧から仙台を経由して名古屋まで行きます。そこで苫小牧〜仙台間だけ利用し、仙台からは東北道で東京まで帰ります。 |
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苫小牧フェリーターミナル |
車両甲板 |
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今回乗ったのは「きそ」という船です。三井商船フェリーに比べて、ちょっと高級な感じがする船です。でも三井商船フェリーよりも揺れたような気がします。波のせい? 左の写真はレストランの様子です。今回は寝台特急みたいな相部屋じゃなく1等客室(個室)をとったので、その様子が右の写真です。フェリーで個室なんて初めてでしたね。リラックスできて良い感じです。 | |||||||||
レストラン |
1等客室 |
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これで240号は終了です。 |
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次は、455号です。 | |||||||||
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