国道390号
390号沖縄本島
390号沖縄本島

宮古島
宮古島

石垣島
石垣島
 
起点 沖縄県石垣市美崎町
終点 沖縄県那覇市
総延長 58.2 km
 
石垣島区間
スタート 2017年11月24日 10:00 頃
ゴール 2017年11月24日 14:00 頃
距離 約 29.6 km
総時間 約 4.0 時間(約 7.4 km/h)
宮古島区間
スタート 2017年03月19日 8:00 頃
ゴール 2017年03月19日 9:45 頃
距離 約 27.5 km
総時間 約 1.75 時間(約 15.7 km/h)
沖縄本島区間
スタート 2015年12月29日 18:52 頃
ゴール 2015年12月29日 18:54 頃
距離 約 0.6 km
総時間 約 2.0 分(約 18.0 km/h)

 

次は390号です。
58号 に続き390号も大変な国道です。なんせこの国道は石垣島、宮古島、沖縄本島の三島を走る国道なのです。

起点は石垣島の美崎町の730記念碑交差点で、ここをスタート後、石垣島北部の伊原間(いばるま)まで進みます。

730記念碑交差点」とは珍しい名前ですね。
これは、沖縄が日本復帰後、右側通行だった道路を、1978年7月30日に、一斉に左側通行に変更したことを記念して建てられた石碑(記念碑)がここに設置してあるために、こういう名前になっているんだそうです。

ちなみにこの交差点は日本の国道の最西端。

 

次いで宮古島に渡り、宮古島では東部の城辺保良(ぐすくべぼら)から宮古島市街地の平良港交差点まで進みます。

何故か平良港は起点ではなく終点なのです。390号は石垣島からやってくるので、平良港が起点でも良さそうなんですが。

 

そして最後は沖縄本島で、那覇市通堂町(とんどうちょう)の那覇埠頭前交差点から始まり、那覇市東町旭橋交差点までの区間です。この区間は約 600 m と短いです。

390号は石垣島→宮古島→沖縄本島と進むので、沖縄本島区間は、埠頭前交差点→旭橋交差点 が自然な感じがするのですが、実際には旭橋交差点に起点、埠頭前交差点に終点のキロポストが設置してあります。方向反対ですね。どっちが正しいんでしょうか???

ちなみに右の地図は実際のキロポストに基づき、旭橋交差点を起点(A)、埠頭前交差点を終点(B)としています。

 

このように390号はかなり大変な国道なのですが、今回はその中から沖縄本島区間のみの走行です。宮古島と石垣島はまた次の機会です。この状態で390号を走行済みとカウントするのはちょっと気が引けるところもありますが、、、(^_^;)

ところで、各島の間はかつてはフェリー(有村産業)が運航していたのですが、有村産業は 2008 年 7 月に破産し、現在宮古島と石垣島へは、通常は飛行機で渡るしか方法がありません。と言うことは、390号の宮古島&石垣島区間のみ、自分のクルマで走れない区間となってしまいそうです。うむむむ、、、でもこればっかりはしょうがありませんね。
 

さて、それでは390号の沖縄本島区間のスタートです。
58号の終点でもある明治橋交差点のすぐ北に390号の沖縄本島区間の起点の旭橋交差点があります。下の写真は明治橋交差点を渡ってすぐの場所から撮ったものです。次の信号を左折してスタートです。

 
390号スタート
390号スタート
     
 

沖縄本島区間は短いのでまず全線歩いて写真を撮っています。

起点の交差点の角には右のような起点のキロポストが立っています。上でもちょっと書きましたが、390号全区間で見ると、起点は石垣島で、宮古島を経由して、沖縄本島で終了となるので、ここに起点があるのはどういうこと??と思います。(@_@)

起点のキロポスト
起点のキロポスト
     
  旭橋交差点からは西へ 450 m ほど進んで左折します。
左折するのは「西」交差点で、下の写真はその手前の案内標識の様子です。
 
西交差点手前
西交差点手前
     
  西交差点の手前にはまたキロポストが立っています。400 m です。
次の写真は西交差点の手前から、来た方向を振り返りながら撮っています。
 
400 m
400 m
     
  西交差点を左折するとすぐにおにぎり標識が立っています。
 
おにぎり標識
おにぎり標識
     
  そしてその先の交差点が沖縄本島区間の終点です。やはりここにもキロポストがあります。信号を渡った先はフェリー埠頭です。
 
終点
終点
     
 

これで390号の沖縄本島区間は終了です。やはり短い。(^_^)
この区間、実は、沖縄に上陸直後に逆方向に走っており、この日全線歩いた後、もう一度クルマで走行したので、都合3回通過していることになります。

 

この日はこれで終了で、次の日(12月30日)の朝、沖縄を後にします。那覇港出港は朝 7:00 です。

行程は来たときと反対で、本部港(沖縄本島)、与論港(与論島)、和泊港(沖永良部島)、亀徳港(徳之島)、名瀬港(奄美大島)を経由します。鹿児島新港に着くのはさらに次の日(31日)の朝 8:30 の予定です。

一旦ホテルに帰って寝た後、日付が変わって 30 日です。少し早起きして、乗船準備です。利用したのは マルエーフェリー で、船は フェリー波之上 です。6:00 頃からクルマの積み込みが始まります。

これ(右)が車両甲板の様子。
クルマ(自家用)は2台しかいません。(下船時には3台並んでいたので、この後どこかでもう1台乗り込んできたようです。)

車両甲板
車両甲板
 

那覇→鹿児島は丸一日かかるので、部屋は個室(シングル個室)をとりました。「2等寝台A(1名部屋)」というタイプです。

これは広さ2畳くらいの部屋で、入ると正面に机、右にベッドがあります。振り返って、ドアの左にはテレビがついています。狭いとは言え、なかなか良い部屋です。何と言ってもカプセルタイプの2等寝台と違って天井が高い(^_^;)。もちろん部屋に鍵もかかります。

この部屋はフェリー波之上では6室しか無いようなので、予約可能になる1ヶ月前にすぐ予約しないと、すぐに無くなってしまうように思います。

ちなみに料金は、乗用車 5 m 未満 86,900円(ドライバー2等料金含む)+2等と2等寝台Aの差額(20,780円 − 14,610円)6,170円 で、総額 93,070円。那覇港ではカードが使えないので現金で払います。

2等寝台A 1
2等寝台A 1

2等寝台A 2
2等寝台A 2
     
  出港を待っていると夜が明けてきました。
 
夜明け
夜明け
     
  フェリーの上部甲板から、390号の終点付近が見えます。中央の交差点が終点で、390号はその奥に進みます。信号のすぐ下におにぎり標識も見えていますね、奥の信号が「西」交差点です。こうして見ると、向こうからやってきてその正面にフェリーが泊まっていることになり、390号はフェリーと直結しているように感じられますね。
 
フェリーから
フェリーから
     
 

那覇港出港後、最初の寄港地本部港には 9:00 頃到着。
本部港の次は与論島で、12:00 頃到着です。

与論島を出ると、次のイベントは昼飯です。(^_^)/
この時はカレーを食べました。ビーフカレー 500 円。カツカレーにすると 700 円です。

ちなみに朝食の時間帯、食堂は営業していません。出港直後だからということでしょうか?? やっててくれれば良かったのに。

昼飯後、14:00 頃に沖永良部の和泊港に着きます。
続いて、16:30 頃に徳之島の亀徳港に着きます。

カレー
カレー
     
 

フェリー往路(58号パート2)でも触れましたが、フェリーから荷物を積み下ろしする際、フェリー後部の鉄製ハッチが開いて埠頭に展開しますが、埠頭側にも鉄製の「受け」が設置されることがあります。この「受け」は埠頭に固定されているのではなく、必要なときだけ設置されるようです。つまり用済み後は片付けられるのです。

フェリー復路で、その「受け」が片付けられている状態を撮影。下の写真です。これは徳之島亀徳港での様子です。
写真の中央の3段に積み上げられているのが、分割された「受け」部分です。そしてブルーのフォークリフトがこちらへ向かっていますが、あのフォークリフトが片付けていました。

 
片付け
片付け
     
  徳之島出航後、夕食です。今回はエビフライ定食 900 円。
エビは3尾。結構良かったです。
エビフライ定食
エビフライ定食
     
 

そして次に、奄美大島名瀬港に入港。20:30 頃です。

名瀬港には右のようなキラキラ輝いている船が泊まっています。この船、往路でも見かけた気がします。ナニモノ?

名瀬港
名瀬港
     
 

夜はそそくさと寝てしまい、早速朝がやってきます。
朝になると、朝食が食べられます。今回は、焼魚定食 800 円。

往路でもやはり焼魚を食べましたが、往路は魚、ご飯、味噌汁などを個別に注文するタイプでした。復路は定食になっていて、一括で注文です。やはり魚がちょっと小さい。(^_^;)

焼魚定食
焼魚定食
     
 

フェリーでご飯を食べるには、食堂で食べるほか、売店で弁当を買う、自販機で食べ物を買うという方法があります。

自販機は右のようなものがあり、ホットドッグ、たこ焼き、おにぎり、から揚げ、焼きそばなどが食べられます。

自販機
自販機
     
  朝食を食べたのが、6:30 頃。そして 8:00 頃になると、桜島が大きく見えてきます。
私は鹿児島出身ではありませんが、桜島が大きく見えてくると、何だか帰ってきたように感じられるのは不思議ですね。
ちなみに、鹿児島に上陸後はぐっと寒くなった感じがしました。別に平年より気温が低いというわけでもないと思いますが、それほど今回の沖縄は暖かかったのでしょう。
 
桜島
桜島
 

これで390号の沖縄本島区間が終了です。
沖縄本島区間は短いので、390号の様子より、フェリーの様子の方が長くなってしまう始末です。(^_^;)
残る宮古島区間と、石垣島区間は、また別の機会にチャレンジです。いつになるのだろうか、、、

  次は、390号パート2です。  

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