国道185号
185号
 
起点 広島県呉市
終点 広島県三原市
総延長 68.4 km
 
スタート 2016年05月01日 9:15頃
ゴール 2016年05月01日 12:30頃
所要時間 約 3.25 時間(逆走)
平均速度 約 21.0 km/h

 

次は185号です。
185号は、広島県呉市の本通二丁目交差点から始まり、瀬戸内海に沿って東進し、広島県三原市の糸崎八丁目交差点に至るまでの 68.4 km です。ほぼ全線に渡ってJR呉線と併走しています。
逆走します。

逆走なので終点の糸崎八丁目交差点(右下地図 A)に向かうのですが、、、

ここに来るまで、185号って確か、三原警察署入口交差点(右下地図 B)が終点とばっかり思っていたのです。しかし現地に来てみると、三原警察署入口交差点より東側もなんだか185号のようなのです。あらためて Wikipedia 見てみると糸崎八丁目交差点が終点になっているのです。あれれ、、、

三原市内は中心部を 2号 が走っていました。しかし最近、北部に2号のバイパスができているようなのです。そしてどうやら、2号は正式にバイパス側に付け変わり、三原市内の2号だった場所は185号を東に延ばして185号に付け換えられているような感じです。そのため終点が糸崎八丁目交差点に変わっているのかもしれません。

現在の終点の糸崎八丁目交差点はちょうど2号バイパスの東の終点で、185号との接続は、インターチェンジ状になっています。そして2号バイパスはさらに東へ延びるような様相です。つまりそれは、今後さらに2号バイパスが東へ延びる分だけ185号も東へ延びると言うことを意味しているのかもしれません。

   
 
 

と言うわけで、糸崎八丁目交差点です。2号バイパスから下りてきて、ぐるっと回り込んで南側から交差点に進入です。
下の写真の正面に見えている巨大な構造物が2号バイパスです。立派な道路ですね。

 
185号スタート
185号スタート
     
  ここはすぐ南が瀬戸内海で、向こうに橋が見えます。因島大橋 です。
 
因島大橋
因島大橋
     
  早速スタートして西進します。JRの線路と併走していますが、このあたりはまだ山陽本線です。
糸崎駅の近くで、歩道橋にかかるおにぎり標識を撮影。
 
三原市糸崎町
三原市糸崎町
     
  よく見ると、番号部分が張り替えられているようです。やはり最近までこの辺は2号だったような気がします。
おにぎり標識
おにぎり標識
     
  もう少し進んだ場所で、キロポストらしきもの(^_^;)を発見。
現在は番号表記はありませんが、これもかつては2号のキロポストだったように思われます。
 
キロポスト?
キロポスト?
     
  そして三原警察署入口交差点です。ここを左折です。よく見ると直進方向は県道75号となっていますね。
ちなみに 2016年5月現在の Google Maps や MapFan、Mapion などどの地図でもこの先はまだ2号となっています。
 
三原警察署入口交差点
三原警察署入口交差点
     
  そしてすぐに瀬戸内海沿いに出てきます。この日は天気も良く、気持ちいい景色です。
 
瀬戸内海沿い
瀬戸内海沿い
     
  ちょうど呉線を走る電車が来ました。黄色い電車ですね。ちなみにこれは後ろ姿です。
 
JR呉線
JR呉線
     
  一度線路から少し離れますが、すぐにまた併走です。
 
また呉線
また呉線
     
  この場で振り返ってみると、小さなキロポストがありました。
 
小さなキロポスト
小さなキロポスト
     
  こいつはスタンダードなタイプですね。
キロポスト拡大
キロポスト拡大
     
  踏切を渡って線路の反対側から撮ってみました。呉線は単線です。
 
線路の反対側から
線路の反対側から
     
  続いて竹原市街地です。新港橋東詰交差点で左折です。
右から来るのは県道75号です。県道75号は三原市内から内陸部を走ってここまで来ています。
 
新港橋東詰交差点
新港橋東詰交差点
     
  新港橋東詰交差点を左折するとすぐに432号の起点の竹原市役所南交差点です。
 
432号
432号
     
  竹原市役所南交差点の角にはキロポストがあります。今度は紛れもなく185号のキロポストです。
 
竹原市役所南交差点
竹原市役所南交差点
     
 

少し進むと本線と外れた場所にバイパスがあります。安芸津バイパスです。

安芸津バイパスは右の地図の B → C 区間で、185号本線からは A 地点から北へ向かいます。

 

下の写真は A 地点の様子です。ここを左折し、ぐるっと回って正面の高架に進み B 地点を目指します。
手前の看板に「この先大型車離合困難」とあります。奥に「大型車離合困難 安芸津BPへ迂回」とも。直進方向はそんなに道が細いのか。(^_^;)

 
安芸津バイパスへ
安芸津バイパスへ
     
  続いて B 地点です。ここは緩やかに左折しながらバイパスが始まります。明示的に「ここから国道」という印は無いのですが、道路をよく見ると舗装の色が変わる場所があります。恐らくバイパスはここから始まるのでしょう。
 
B 地点
B 地点
     
  バイパスが始まるとすぐにトンネルがあります。鎌倉トンネル。
 
鎌倉トンネル
鎌倉トンネル
     
  トンネルを抜けるとすぐに C 地点です。ここでバイパスは終了。引き返して A 地点から本線に復帰します。
本線に復帰後、どんなに道が細いのか、と期待して(?)進むのですが、、、まぁ確かに大きなトラックなどが離合するのは困難でしょうが、取り立ててどうこう言うほどの極端に細い道ではありませんでした。(細い道については、私は少し感覚が麻痺しているかもしれないので、一般的な感想とはまた違うかもしれません。(^_^;) )
 
C 地点
C 地点
     
  広島と言えば牡蠣です。海沿いには牡蠣の養殖イカダが見られます。そして道沿いには、こういった白い平べったいものをたくさん連ねたものがたくさん置いてあります。なんだこれ?と思ったのですが、これはホタテ貝の殻で、牡蠣の養殖に使われます。これをイカダにぶら下げて牡蠣を養殖するのです。ホタテで牡蠣を養殖。なるほど〜。
 
ホタテ貝
ホタテ貝
     
  そしてこれがイカダです。たくさんぶら下がっていますね。
 
養殖イカダ
養殖イカダ
     
  さらに進むと、また橋があります。これは、大芝島に渡る 大芝大橋 です。きれいな斜張橋です。
 
大芝大橋
大芝大橋
     
  大芝大橋の写真を撮った場所に下のような大きなおにぎり標識があります。かなり大きいですよ。クルマが少し奥に置いてありますが、標識からそんなに遠い場所ではありません。標識の大きさがわかるでしょうか。
 
大きなおにぎり
大きなおにぎり
     
 

日本一短い国道は、言わずと知れた 174号 ですが、日本一短い県道は、広島県にあります。JR呉線安登駅の駅前にある 広島県道204号 です。なんと長さ 10.5 m。しかも幅は 18.7 m あるので、長さの方が短いのです。笑

この県道は185号と安登駅前の広場とを結ぶ道路で、ほとんど横断歩道の部分だけみたいな道路です。なんでこんな短い県道が??? ウケ狙いとしか思えません。

 
日本一短い県道
日本一短い県道
     
  これがその県道204号の全景です。とてもこの区間に県道があるとは思えません。
ちなみに、長野県道162号 の方がさらに短く、全長 7 m とされています。しかし長野県道162号は、総延長は約 130 m あり、ほとんどの部分が県道77号との重複区間で、単独区間が 7 m だそうです。対して広島県道204号は総延長が 10.5 m です。私としては、広島県道204号の方を日本一短い県道としたいですね。
 
県道204号全景
県道204号全景
     
  どんどん先に進みます。JR広駅近くで、375号の分岐があります。375号はここ(広交差点)が起点。
 
375号その1
375号その1
     
  375号は実はもう一つルートがあります。185号は先の広交差点のすぐ先で広大橋で黒瀬川を渡ります。渡ったすぐ先に 東広島呉自動車道 への分岐があります。この東広島呉自動車道(自動車専用道路)も375号なのです。
今回は375号ではないので、ここはそのまま直進します。
 
東広島呉自動車道
東広島呉自動車道
     
  すると、もうゴール地点は間近です。休山(やすみやま)トンネルを過ぎ、トンネルを出てすぐ左折します。
すると呉市内中心部です。本通二丁目交差点まで進んで、ここがゴール地点です。
 
185号ゴール
185号ゴール
     
 

ここは、中央分離帯に2連標識があります。
ここまでが185号で、ここから先は 31号 です。
(とはいえ、31号は2つ先の本通一丁目交差点で右折してしまいます。その距離約 180 m。)

ところで本来、本通二丁目交差点は185号の起点なので、標識の表記は「終点」ではなく「起点」となってても良さそうなんですが、これは「ここまでが185号」という意味で「終点」なんでしょう。

2連標識
2連標識
     
  路肩を見ると、ちゃんと「起点」を示すキロポストも設置してあります。やはりここが起点。
 
起点のキロポスト
起点のキロポスト
 

これで185号は終了です。
185号は瀬戸内海沿いを走る国道で、天気が良かったこともあり、気持ちよく走れました。
しかし最も趣深いのは、国道ではなく、日本最短の県道、204号かもしれません。

  次は、487号です。  

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