●国道275号 | |||||||||
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次は275号です。 札幌から旭川までは12号、旭川から北には40号がありますが、275号はそれらと併走するように北上していきます。一部40号と重複している場所もありますね。 |
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出発に先立ち、北海道に上陸しなければなりません。 1日目はクルマで青森まで行き宿泊。2日目に青森からフェリーで函館に渡り、そのまま札幌まで行きます。そして3日目にやっと札幌からスタートです。やっぱり北海道は遠い。笑 青森〜函館間は、津軽海峡フェリー で渡ります。津軽海峡フェリーは、以前 279号 や 338号 を走ったときにも使っていますが、この時は大間〜函館間でした。今回は青森〜函館間です。青森のフェリーターミナルは今回が初めてですね。 青森のフェリーターミナルには函館と同じく、下のようなスマートチェックインゲートがあります。ここでは、(私の場合は)iPhone で受けた予約メールの2次元バーコードをかざしてチェックインします。簡単。 |
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スマートチェックインゲート |
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今回乗るのは右の船、「ナッチャン World」です。格好いい船ですね。このナッチャンWorld は常に就航しているわけではないようで、現在津軽海峡フェリーの船舶紹介のページには載っていません。 ちなみに右の写真は、338号を走行した際に撮影したものです。今回は船の全景を撮る時間がありませんでした。 |
ナッチャン World |
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さっそく客室に入ると、こんな感じに立派なシートが並んでいます。まるで飛行機のよう。フェリーと言ったらその辺に雑魚寝、という印象が強いですが、この船は違います。 | 立派なシート |
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しばらくして出港です。 | 出港 |
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ナッチャン World は双胴船のため、普通のフェリーと違って車両甲板が高い位置にあります。だから車両甲板は右のように明るいです。でもこれ、たくさんクルマを載せるのには不利な船体ですね。 そしてほどなく北海道に着きます。青森発は 8:45、函館着は 11:30 頃。3時間弱の航海でした。 そして函館から札幌まで移動します。 |
車両甲板 |
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さてそれでは275号です。札幌市内の12号を東進し、そのまま275号に進入です。 | |||||||||
275号スタート |
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出発するとすぐに高架の下をくぐります。274号です。これは、札幌自動車道でもあります。 | |||||||||
274号と交差 |
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札幌市内はそうでもなかったんですが、少し進むと霧が出てきました。けっこう濃い霧です。 | |||||||||
霧 |
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標識の写真を早速撮っておきます。左はポールに巻いてあるもの。右は一般的な小型のキロポスト標識です。 | |||||||||
ポールの標識 |
札幌から 10 km |
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札幌市街を抜け少し北上すると線路が見えてきます。これは、学園都市線 です。しばらくこの線路と併走します。 | |||||||||
学園都市線 |
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北海道というと畑でしょうか。こういった畑が道路の脇に見られます。 | |||||||||
畑 |
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札幌から 70 km の場所です。畑の真ん中をどんどん進みます。 | |||||||||
札幌から 70 km |
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滝川市に入ります。すると、451号と合流します。 | |||||||||
451号と合流 |
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少しの間ですが、451号と重複です。 | |||||||||
451号と重複 |
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上の写真の中央1交差点を曲がったところに、大きな標識があります。思わず撮影。 やっぱり北海道には大きめの標識が多いですね。 |
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大きな標識 |
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451号と分かれて北上します。しばらく進むと、233号と交差します。そのままどんどん進みます。 | |||||||||
233号と交差 |
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さすが北海道、道は大変走りやすいです。こんな真っ直ぐな道が続きます。(けっこうスピード出ます。笑) | |||||||||
真っ直ぐな道 |
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どんどん北上していると、道端に鉄橋が見えてきました。ちょっと寄ってみました。 この橋は「旧JR深名線第三雨竜川橋梁」だそうです。左の説明はちょっと字が小さいですが、この橋梁はここを通っていた深名線(平成7年廃線)での最難関工事だったことや、その後貴重な文化遺産として保存されることとなったことなどが書かれています。 |
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「旧JR深名線第三雨竜川橋梁」のあらまし |
鉄橋 |
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さらに北上すると、239号と合流します。 | |||||||||
239号と合流 |
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239号との重複区間はすぐに終わり、分岐します。次の角を左折です。 | |||||||||
239号と分岐 |
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少し進むと、見慣れない色の標識が。茶色っぽい背景の標識です。 | |||||||||
美深国道 |
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さらに北上すると、朱鞠内湖 のそばを通ります。これは「しゅまりない」と読みます。やはり北海道の地名は難しい。 | 朱鞠内湖 |
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朱鞠内湖は人造湖だそうで。人造湖というとコンクリート造りみたいな印象もありますが、この朱鞠内湖はそんな事はなく、全く自然な感じです。 湖の中を望める場所は275号沿いにはあまり無いのですが、ちょっと見える場所を見つけて写真を撮ってみました。下の写真がそれですが、何か見慣れないものがバラバラと散らばっている様子がうかがえます。どうやらこれ、木の根のようです。何でこんな事になっているんでしょうね。 |
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根っこ? |
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朱鞠内湖を後にしてさらに北上すると、40号と合流します。 | |||||||||
40号に合流 |
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そしてしばらく40号と重複です。 | |||||||||
40号と重複 |
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そして音威子府村で40号と分岐します。40号はこのまま稚内へ向かいます。 「おといねっぷ」とはいかにも北海道的な地名ですね〜。 |
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40号と分岐 |
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牛の横断注意1 |
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やはり北海道と言えば牧場なんですが、こういう標識を見つけました。「牛の横断注意」です。ということは、けっこう牛が横断してるんでしょうか。(私は遭遇しませんでしたが。。。) | 牛の横断注意2 |
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黄色と黒1 |
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第1回目の北海道上陸の際に発見した、黄色と黒の物体がやはり今回も発見されました!早速撮影。 こいつには写真のような国道の番号だけ書いてあるタイプや、三角の標識が書いてあるタイプなど、何種類かあるようです。でもこれ、本当は何て言うのでしょう。誰か正式な呼び名教えてください。笑 |
黄色と黒2 |
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しばらく走ると、牛を発見。こういった牛が道路を横断するんでしょうね。 写真撮ろうとして道路端をうろうろしていると、何頭かの牛と目が合ってしまいました。下の写真でも真ん中の牛がじっとこっちを見つめています。変なヤツが居る、とか思われたのかも知れません。笑 |
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牛 |
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手書きっぽい1 |
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また黄色と黒のヤツです。今度は手書きっぽい三角標識(おにぎり)が書いてあります。こいつも撮影。 | 手書きっぽい2 |
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札幌から 300 km |
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先に進みます。すると、ついに札幌から 300 km の表示が。ゴールまであと少しです。 | 札幌から 300 km 2 |
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275号終点 |
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そしてついに275号の終点です。 上の写真はその終点の様子。下の写真は、238号の稚内方面(北方向)から撮ったものです。 |
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238号側から |
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ここには275号最後の標識が見えています。標識の下の矢印がここから始まってますね。 | 最後の標識 |
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これで275号は終了です! この国道は長かったんですが、相当快調に走れました。さすが北海道。 |
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この日の国道は275号だけですが、次の日は238号を走ります。238号は稚内〜網走なので、この日のうちに稚内まで移動しておきます。浜頓別から稚内までは約 90 km です。 稚内までの移動の途中、猿払村を通ります。道の駅さるふつ公園 があるのでちょっと寄ってみました。というか、道の駅そのものじゃなく、海沿いの公園をうろうろしてみました。 |
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「ほたて化石群」は、新生代第3期(約4千万年前)のもの。やはりこんな昔から北海道はほたてだったんですね。 「碇」は、碇です。何で碇なんでしょう? 「インデギルカ号遭難者慰霊碑」は、昭和14年にこの近くで座礁転覆し700人の犠牲者を出した旧ソ連のインデギルカ号の慰霊碑だそうです。 |
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さるふつ村 |
ほたて化石群 |
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碇 |
インデギルカ号遭難者慰霊碑 |
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そして「いさりの碑」。何か幾何学的な形で、ちょっと場違いな感じもします。これは昭和56年に猿払村の漁業協同組合が先人(開拓民)の苦労と偉業を偲んで建立したものだそうです。 この道の駅、いろいろあってなかなか良かったです。 |
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いさりの碑 |
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猿払村を後にして稚内へ向かいます。途中でこんな風景に遭遇。風車がたくさん。なかなか壮観です。 | |||||||||
風車 |
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今回の走行から、走行のログを GSP ロガーで取ることにしました。使うソフトは iPhone のアプリで、iTrail というものです。このソフトで走行のログを取り、そのデータを元に撮った写真にジオタグを埋め込むことにしました。埋め込むソフトは、MyTracks です。これで撮影場所の特定がずいぶん簡単になりました。国道の始点、終点ほか、撮影場所が特徴的な場所だった場合はどこで撮ったか後から見てもすぐにわかるんですが、そういった特徴のない写真は撮影場所がどこかよくわからず、これまでは Google Maps 上であちこち探し回ったりしていました。でももうそんな無駄な行為ともお別れです。笑 | |||||||||
次の国道は238号です。 |
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