国道197号
197号
 
起点 高知県高知市
終点 大分県大分市
総延長 222.7 km
 
スタート 2007年12月30日 6:30頃
ゴール 2007年12月30日 19:15頃
所要時間 約 12.75 時間(順走)
平均速度 約 17.5 km/h

 

次は197号です。四国ツアーの16本目です。
197号はなかなか大変です。高知県高知市の高知県庁前交差点から始まって、四国西部の山中を横断し、八幡浜を通過し、佐多岬の先端近くの三崎港からフェリーで豊後水道を横断し、佐賀関港で九州に上陸し、大分市に至るまでの 222.7 km です。何で海渡って九州まで行くんですかね。謎です。
順走します。

     
 
     
 

197号は海上区間があるので、これを基準に走破スケジュールを立てました。
つまり三崎←→佐賀関区間のフェリーの時間が基準です。フェリーは 国道九四フェリー です。
しかし、事前に予約を取ろうとしたのですが、なんとこの日の 三崎→佐賀関 の予約が取れませんでした。実際には予約無しで当日いきなり行っても乗れると思うんですが、ちょっと不安だったので、別のルートを探すことに。

すると、八幡浜→臼杵 のフェリーがあるではないですか。九四オレンジフェリー です。そこで、八幡浜から臼杵に渡り、先に終点の大分市へ行って、そこから佐賀関に行き、三崎港に戻って、また八幡浜まで戻るというコースを採用することにします。このルートだと、フェリーの予約がすべて取れました。また、八幡浜で終了なので、次の日のスタートも楽です。(この日の宿泊は、道後温泉の予定。)

 
     
  さて、197号のスタートです。まず始点の高知県庁前交差点まで行きます。
 
197号スタート
197号スタート
     
 

ここからスタートです。

写真は西向いて撮ってますが、ここから反対に東へ向かいます。

高知県庁前交差点
高知県庁前交差点
     
 
   
  スタート直後は56号と重複です。
56号は、上の地図のように高知県庁前交差点から少し東へ向かい、知寄町1丁目交差点で南へ折れます。
下の写真は知寄町1丁目交差点の手前の交差点の様子です。(奥の信号が知寄町1丁目です。)
 
知寄町1丁目交差点の手前
知寄町1丁目交差点の手前
     
  56号をどんどん南下します。須崎市で56号と分岐します。
56号や381号を通ったときに立ち寄った「かわうその里すさき」が正面に見えています。
今回もちょとだけ立ち寄りました。そしてその後、この交差点を右折です。
 
56号と分岐
56号と分岐
     
  そして197号単独区間になります。
 
須崎市下分
須崎市下分
     
  56号と別れたあと、山岳ルートに入ります。
上の写真を撮った頃は曇りだったのですが、山の中に入るに従って天気が悪くなり、ついに吹雪です。
そういえば、昨晩の天気予報では昨日北海道は大雪で、今日は日本海側、九州北部、中国地方は雪と言ってました。
まぁ四国だし、大丈夫だろう、と根拠無く思ってましたが、雪ですよ雪。タイヤは当然ながらノーマルしかありません。
困ったなぁ。
 
梼原町
梼原町
     
  しかしそれでも少し山を下りると、小降りになりました。や、これなら大丈夫。
 
梼原町2
梼原町2
     
 

どんどん進んで、56号にぶつかります。

この交差点を左折して八幡浜へ向います。

   
 
肱川橋交差点
肱川橋交差点
     
  左折してすぐの橋からお城が見えました。大洲城 のようですね。
 
大洲城
大洲城
     
  そして八幡浜市です。
197号はここを右折ですが、今回はフェリーに乗るので、このまま直進して八幡浜港へ向います。
 
八幡浜
八幡浜
     
  八幡浜港のフェリー乗り場です。左奥に見えているフェリーに乗ります。
 
フェリー乗り場
フェリー乗り場
     
  ここから乗ります。この船は先端部が持ち上がるのですね。
 
フェリー乗り口
フェリー乗り口
     
  こいつに乗ります。
 
フェリー
フェリー
     
  この日はすごい風でした。甲板には危なくて出られない感じ。
佐田岬に設置されている風車が見えてきました。こういう日は発電しまくり?ですね。
 
風車
風車
     
  佐田岬の突端付近です。灯台が見えます。佐田岬灯台ですね。結構距離あります。
持っていたレンズで一番長いのが FA77mmF1.8 Limited なので、全然拡大できないんですが、とりあえず撮ってみました。
この写真は等倍で切り出してあります。
 
佐田岬灯台
佐田岬灯台
     
  そして臼杵に着きます。臼杵から大分市内までは東九州自動車道で一気に走ります。
大分市内に入って、この場所から再び197号です。
 
大分市内
大分市内
     
  大分市を東進して、佐賀関へ向かいます。
 
大分市本神崎
大分市本神崎
     
  佐賀関港に着きます。
 
佐賀関港
佐賀関港
     
  九州側の197号はここで終了です。左の道は217号。
 
九州側の終点
九州側の終点
     
 

佐賀関港の近くには2つトンネルがあります。新しい佐賀関トンネルと古い古宮トンネルです。

フェリーの時間までちょっと間があったので、両方のトンネルを通っておきました。

   
 
2つのトンネル
2つのトンネル
     
  古宮トンネルの方はかなりコンパクトなトンネルです。
 
古宮トンネル
古宮トンネル
     
  さてフェリーです。こいつに乗ります。やっぱり船の先端が開くのですね。
 
フェリー
フェリー
     
 

そして三崎港に着きます。18:30 頃です。

もう真っ暗です。

ここから八幡浜まで戻ります。

三崎港
三崎港
     
  今降りたフェリーはまた佐賀関に戻っていくようです。
 
夜のフェリー
夜のフェリー
     
 

佐田岬を東進して八幡浜に戻ります。
しかしまた雪が降り出してしまいました。佐田岬を走る197号はほとんど街灯が無く、道路は真っ暗です。そんな中で吹雪になり、しかも時間が押してきたのでちょっと焦りながらの走行です。かなりドキドキ。
ライトをハイビームにして遠くに左向き矢印の標識を発見し、そこまでは真っ直ぐ走っていいんだな、と認識する、という感じです。

そんなこんなでついに八幡浜市まで戻ってきました。ホッとしました。
八幡浜の近くでは、それまでの雪が雨になりました。

 
八幡浜市江戸岡交差点
八幡浜市江戸岡交差点
 

これで197号は終了です!

197号は吹雪あり、雨あり、しかもフェリーに2回も乗ったり、なかなか楽しめました。笑

この日はこの後松山まで戻り、道後温泉で宿泊です。温泉ですよ温泉。
松山に行くには、また197号で大洲まで進み、松山自動車道を使います。
ところが松山自動車道でまた雪になってしまいました。なかなか勘弁してもらえないようで。
(雪は好きですが、雪道は嫌いです。過去に悪い思い出が、、、、)

 
  ●追補1  
 

Google Maps で197号を見ると、佐田岬半島で2つのルートに分かれているように表示されています。goo map でも同様に表示されます。しかし、MapFan では2つ目(南側)のルートに国道表示はありません。また、スーパーマップルでも同様です。いったいどっちが正解なんでしょう?
このページの上の方で通ったのは、夜だったこともあって、北側ルートのみです。ということは、これはもう実際行って確認してみるしかありませんね。笑

 
  と言うことで、このルートの調査に行きました。そのついでにいろいろ周辺のものも見てきました。量が多いので別ページにしました。こちら から見てください。
しかし「ついで」が大変面白く、この南ルートの調査と言うより「ついで」の紹介みたいになってしまいましたね。
 
 

次は、317号です。



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