●国道197号その2●  
 

197号南ルートの調査ですが、スタートは八幡浜からです。八幡浜で宿泊して朝からスタートします。しかしスタート前、クルマに乗ろうとすると、何かクルマがゴミまみれ? あれれ、なんだこれ?
そういや前の日、黄砂が降るって言ってたっけ?ということはこれは黄砂ですか。
実はこの日は3年ぶりの黄砂が大量にやってきた日で、よく見ると景色が全体にぼやっとしています。さらによく見ると、なんと太陽が肉眼で見えるではないですか。通常この高さまで上がればまぶしくて肉眼では見えませんが、この日はよく見えています。

 
太陽
太陽
     
  拡大してみました。デカい黒点があったら見えそうなくらいくっきり見えていますね。
 
太陽拡大
太陽拡大
     
  八幡浜市内はこんな感じです。白いです。
 
八幡浜市内
八幡浜市内
     
 

八幡浜市を後にして197号を西進します。15 km ほど進んだあたりから南ルートが始まります。

右の地図では、左右に走るのが主ルートで、そこから下へ分岐している細い道が南ルートです。ここからしばらく東へ向かい、その後超細い道をくねくね進んで下へ降りていきます。

197号、別名佐田岬メロディーラインは、佐田岬を背骨のように走る尾根に沿って走っています。この南ルートは、その尾根から谷底へ一気に降りていきます。

   
  次の写真が、南ルートスタート直後の様子です。
左のコンクリート壁の上を197号(佐田岬メロディーライン)が走っています。
 
南ルートスタート
南ルートスタート
     
 

この後、かなり狭い道をくねくねと走ります。ここは「197号の南ルート」の筈なので、どこかに必ず197号の標識が立っているはずだ。との信念の元、注意深く進んでいきますが、標識は見つかりません。むむむ。

宇和海が望める場所に出ました。南ルートのだいたい半分あたりです。「塩成」は「しおなし」と読むのですか。ムズカシィ。
案内標識の矢印に国道の表示がありません。また、道路情報の標識にも国道の表示はありません。むむむ。
しかし、道路情報「注意」ってのは何なんでしょう。何をどう注意なんだか。笑

 
塩成付近
塩成付近
     
  この場所から今走ってきた道路が見えます。下の写真で正面から左へ走っている道路です。なかなかすごいところ走ってます。写真はずいぶん白っぽいですが、黄砂の影響です。
 
塩成付近2
塩成付近2
     
  この後も、目を皿のようにして197号の標識を探すのですが、一向に出てきません。そのうち、南ルートが終了してしまいました。下の写真は終了直前の様子で、あと 300 m で佐田岬メロディーラインに出てしまいます。と言うことは、やはり南ルートは197号ではないのでしょうか。(こっちは旧道なんでしょうね。)
 
南ルート終了
南ルート終了
     
  というわけで南ルートが終了し、メロディーラインに合流です。この後、三崎港へ向かいます。
 
メロディーラインに合流
メロディーラインに合流
     
 

三崎港には別の目的があります。Wikipedia の 197号のページ を見ると、右のような看板の写真が掲載されています。

197号は高知県高知市の高知県庁前交差点をスタートし、大分県大分市の大道陸橋北交差点で終わる国道です。四国から九州に跨っています。ということは四国区間と九州区間の2区間があるのです。

197号の、197 km 地点が四国区間の最終地、三崎港にあって、しかもこんな看板まで立っているとは!なんとすばらしいことではありませんか。前来たときは夜だったので真っ暗で、こんな看板があるなんてことを気にしている余裕がありませんでした。したがって今回は是非ともこの目でこの看板を見なければなりません。

と言うわけでその三崎港です。

197 km 地点
197 km 地点
   
 
三崎港
三崎港
     
 
トイレと看板
トイレと看板
     
 
国道九四フェリー
国道九四フェリー
     
  ちょうどフェリーが到着したところです。続々クルマが降りてきます。
 
フェリー到着
フェリー到着
     
  乗船券売り場を見て回っていると、
 
乗船券売り場
乗船券売り場
     
 

197 キロのキロポストを発見!
やはりこの地点は 197 km なんですね。

いっそ197号はここまでにして、「197号は、197 km」にしてしまえばいいのに。笑

それはともかく、三崎港に来た目的の看板を探します。
どこだ?

197 km 地点
197 km 地点

しかし、かなり探しても見つかりません。三崎港を隅から隅まで行ったり来たりしてみたんですが、どこにもありません。あれぇ?こんなに大きな看板だし、下にはガードレールがあるから道沿いじゃないかと思うんだけど、、、

 

197 キロポスト
197 キロポスト
   
  ここでちょっと嫌な予感が。よく見ると道路沿いにはガードレールがありません。その代わり、下の写真のようなコンクリートの塀があります。けっこう新しく、最近作られたもののようです。ということはひょっとして、この看板はガードレールをコンクリートで作り替えたときに撤去されちゃったのでしょうか???
 
ガードレール?
ガードレール?
     
 

看板はちょっとおいといて、四国区間の終点まで行ってみることにしました。四国区間の終点は、フェリー乗り場より少し先に進んだあたりにあります。

どこが終点なんだろう?と思って、iPhone の Google Maps で確認です。すると、ばっちり国道と県道の切れ目がわかります。

 

四国区間の終点 by iPhone
四国区間の終点 by iPhone
     
  この場所で道路を見ると、舗装の変わり目があります。この変わり目がたぶん国道と県道の境目でしょう。
舗装の変わり目
舗装の変わり目
     
  舗装の変わり目を県道側から見てみました。ちょっとわかりにくい?タクシー待合所のちょっと手前が境目です。
 
県道側から
県道側から
     
  それでもやっぱり看板が気になるので、どこだ〜?と思って探してみたんですが、するとなんと、ありました!こんな所へ。
下の写真のキューブのずっと奥に見えるのが乗船券売り場、その手前がトイレ、そしてさらにこちら側に倉庫のようなものがあるのですが、その裏に立てかけてありました! やはり撤去されていたのか!
 
!
     
  右に自転車が倒れていますが、それと比べると大きさがわかります。けっこうデカいです。
 
看板
看板
     
  表を撮ってみました。斜めからなんで、よくわからないですね。
 
看板表面1
看板表面1
     
  反対側から。こっちからの方が少しよく見えます。
 
看板表面2
看板表面2
     
  上の写真を編集して、もうちょっとよく見えるようにしてみました。かなり強引に修正したので右の方がぼけてますが、まさにこれです、これ。間違いありません!
でもこの看板、「国道197号の三崎港まで 197 km 地点」と書いてあります。ここ三崎港なんですけど??
 
看板表面3
看板表面3
     
 

さてせっかくここまで来たので、ついでに佐田岬の先端(灯台)まで行ってみることにします。三崎港を後にして県道256号を佐田岬の先端に向かって走ります。細い細い佐田岬の先を尾根伝いに進んでいきます。
この日はすごい風でした。朝は黄砂ですごいことになっていたんですが、強烈な風のおかげで、時間が経つに従いどんどん見通し良くなってきています。
途中、面白い光景を発見。下の写真の真ん中少し右に白いぼやっとしたものがありますが、これが強風によって運ばれていきます。風は写真では右から左下に向かって吹いているので、この白いヤツが海面を徐々に移動していくのです。

 
波
     
  県道256号もなかなか細い道で、走り甲斐があります。こういった道がずっと続きます。
 
県道256号緯線
県道256号緯線
     
  そして駐車場に到着。ここから佐田岬先端までは、1.8 km 歩きです。
ここでも実はすごい風で、この写真も風に逆らいながらかろうじて撮っています。もうまともにカメラ構えられません。
 
佐田岬駐車場
佐田岬駐車場
     
  駐車場から先は、このような森の中の道を通るので、強風の影響はあまり受けません。
 
あと 250 m
あと 250 m
     
  「よう来たのう」。本当そうですね。こんな所までよく来たものです。
 
よう来たのう
よう来たのう
     
  灯台の手前に、三角屋根の妙な建物が。これはバンガローで、佐田岬灯台キャンプ場だそうです。
後ろの海は波がすごいことになっています。荒れてます。
 
佐田岬灯台キャンプ場
佐田岬灯台キャンプ場
     
  灯台の手前のみちを右側に降りていくと、佐田岬SEA があります。ここは、三崎漁港の出荷調整用畜養池でもあるそうです。
 
海人体験広場
海人体験広場
     
  この佐田岬 SEA のすぐ横から海を望んでみます。こんな感じです。この場所は海面よりそれなりに上ですが、あまりにも風が強いので、ここまで波が吹き上げられてきます。カメラごとずぶ濡れになってしまった。
荒れる海
荒れる海
     
  そして佐田岬灯台です。灯台の向こうまで行ってみます。
佐田岬灯台
佐田岬灯台
     
  そこには四国最西端の碑が。しかしここは、岬の先端だけあって、これまでにも増して強烈な風が吹いています。
どんな風って、まともに立っていられないくらい。この写真も、灯台の建物の影に隠れるようにして撮っています。
 
四国最西端
四国最西端
     
  意を決して柵の先端まで進み、案内板を撮影。
 
現在地の表示
現在地の表示
     
  そしてそこから九州方面を向いて撮影。奥に見えるのが大分県です。すぐ左に見えるのが高島ですね。
しかしあまりにも風が強すぎて、カメラを保持するのも一苦労。水平なんかも出していられません。Pentax K-7 は自動水平補正機能が付いていますが、それでもこんな感じで傾いています。いやそれでもよくこれだけ撮れたものです。(自画自賛)それほど風が強く、撮影は大変でした。
 
九州
九州
     
  佐田岬 SEA 方面も撮ってみました。何枚か撮った中で、まともなのを載せます。風は右から吹いているので、それに対抗するため、右手に力が入る影響でしょうか、右が下がってます。
 
佐田岬 SEA 方面
佐田岬 SEA 方面
     
  灯台を後にします。途中に展望台があるそうなので、登ってみました。
しかし展望台施設自体は制作中のようで、こういう工事中状態でした。
 
展望台(建設中)
展望台(建設中)
     
  しかしここから望める佐田岬灯台は美しいです。
 
展望台から1
展望台から1
     
  遠くに見える九州をバックに撮ってみました。
展望台から2
展望台から2
     
  そしてちょっと拡大。
展望台から3
展望台から3
     
  展望台を降りて帰路につきます。先のキャンプ場の横を通るのですが、その道はこんな感じになっています。左が北で、いつも北から風、しかもかなりの強風が吹いていることを思わせる光景ですね。
 
風の影響
風の影響
     
  ここで地面をよく見ると、何か黄色い四角いもの埋め込まれています。何でしょうか。
?
     
  なんとこれ、県道256号の起点の印ではありませんか。こんなところが起点なんですね。県道256号恐るべし。
 
県道256号の起点
県道256号の起点
     
  無事駐車場まで帰り着き、佐田岬を後にします。途中このような風車が並ぶ場所を通ります。ずっと向こうまで並んでいます。
なかなか壮観ですね。
 
風車
風車
 

これで197号その2は終了です!
予想以上に楽しめました。やはり四国の国道は外しません。

走行日:2010年3月21日