●国道143号
143号
 
起点 長野県松本市
終点 長野県上田市
総延長 51.0 km
 
スタート 2024年10月13日 7:30 頃
ゴール 2024年10月13日 10:30 頃

所要時間 約 3.0 時間(逆走)
平均速度 約 17.0 km/h

 

次は143号です。
143号は長野県松本市の渚一丁目交差点から始まり、長野県内を北東へ進み、長野県上田市の上塩尻東交差点に至るまでの 51.0 km です。逆走します。

     
  逆走なので、長野県上田市です。国道18号を西進して、上塩尻東交差点へ向かいます。上塩尻東は写真では奥に見えている赤信号の交差点で、この交差点を左折してスタートです。スタート直前に北陸新幹線の高架の下をくぐっています。
ちなみに現在走っているのは18号ですが、上塩尻東交差点を左右に横切るのも18号です。交差点より北(右)は上田バイパス、南(左)は上田坂城バイパスです。つまりスタート直後は18号(上田坂城バイパス)との重複です。
 
143号スタート
143号スタート
     
  スタートしてすぐ跨線橋で しなの鉄道線 を越え、そのまま千曲川を越えます。続いてその先で18号から分岐します。スタートからここまで、約 1.7 km でした。
 
18号から分岐
18号から分岐
     
  その後、しばらく上田市内の市街地を進みます。
 
上田市小泉
上田市小泉
     
  続いてどんどん山の中へ進んでいきます。センターライン無くなりましたね。(離合は問題ありません。)
 
山の中へ
山の中へ
     
  道はけっこうクネクネしていますが、カーブには番号が付いているようです。これは第35カーブ。
いくつまであるんでしょうか???
第35カーブ
第35カーブ
     
  小県郡青木村から、東筑摩郡筑北村へ進みます。境目は青木峠で、ここはトンネル(明通トンネル)で超えます。「明通」は「あけどおし」と読みます。ムヅカシィ。ちなみにこのトンネルは現在使われている国道のトンネルの中で 最古のトンネル だそうです。開通は明治23年(1890年)なので、何と134年前! なお、青木峠は143号の最高地点で、標高 1,040 m です。
 
明通トンネル
明通トンネル
     
  さらに進むともう一つトンネルがあります。これは、東筑摩郡筑北村と松本市との境の地蔵峠を越える、会吉(あいよし)トンネルです。このトンネルには信号が設置してあります。ちょっと珍しいですね。このトンネルも明通トンネル同様明治23年開通だそうです。同じ明治23年ですが、こっちの方が後だったのかな。なお、写真はトンネルを抜けたあと、松本市側から撮っています。
 
会吉トンネル
会吉トンネル
     
  そして反対側には松本市の看板があります。ここから松本市です。
 
松本市
松本市
     
 

松本市に入るとどんどん高度を下げていきます。少し進むと、立派なバイパスが現れます。会吉バイパスです。

右の地図で143号は上から下へ進んでいます。そして A → B 区間に2つのルートがあります。真っ直ぐ進むのが会吉バイパスで、東側をクネクネ進むのが旧道です。

     
  これが A 地点の様子です。バイパスはこれまでとは打って変わって立派な道路です。そして正面から左奥へ進む道路が見えていますが、旧道です。まずは直進します。
 
A 地点
A 地点
     
  そして B 地点まで来ました。写真は B 地点を通り過ぎ、振り返って撮っています。丁字路の標識がある通り、正面右に進む道がありますが、旧道です。旧道へ進みます。
 
B 地点
B 地点
     
  旧道区間はバイパス区間と違ってまた酷道的です。。
 
旧道区間
旧道区間
     
  そして A 地点まで戻って来ました。バイパス経由で先へ進みます
 
再び A 地点
再び A 地点
     
 

B 地点を通り過ぎて少し進むと、またルートが分かれているところがあります。右の地図の C → D 区間です。道なりに最短距離で進むのが会吉バイパスで、南側をクネクネ進むのが旧道です。

ただし、この表示にはバラツキがあって、Google Maps、MapFan、Mapion では旧道区間はもう国道の表示ではありません。しかし Yahoo マップと bing 地図では国道の表示です。国道の表示は Google Maps はアテにならないので、ここは Yahoo マップ/bing 地図の表示を信用することにします。

なお、E 区間に両区間を繋ぐ短い道路があるのですが、そこも国道の表示になっています。

     
  と言うわけでまず C 地点に来ました。道なりに進めば D 地点へ行きます。左折して、そのまま左へ行くのではなく、すぐに右折してバイパスと平行に走る道へ進むのが旧道です。
 
C 地点
C 地点
     
  この曲がり角には、大きな木があります。銀杏の木で、横川の大いちょう と言います。なかなか見事な銀杏です。
 
横川の大いちょう
横川の大いちょう
     
  まずは道なりに D 地点へ向かいます。D 地点はこんな感じで、バス停の向こうを左折します。
 
D 地点
D 地点
     
  左折した先は、ここも道なりに左へ進むのではなく、右へ外れる細い道へ進みます。こちらが旧道です。
 
旧道へ
旧道へ
     
  細い旧道をしばらく進んで、E 地点です。ここからバイパス側へ進めます。今回はここでバイパスへ進み、C 地点まで行ったあと、旧道をここまで戻って来て、またバイパスへ進みます。
 
E 地点
E 地点
     
  再び D 地点を通り過ぎ、どんどん南下して松本市の中心へ向かいます。
途中で 254号 と交差します。交差すると言っても、ここは254号はトンネル(松本トンネル)になっていて、143号はその上を越えて行きます。この写真の六助池交差点で左折すると、トンネルに入る前の254号に進めます。
 
254号と交差
254号と交差
     
  交差点の名前になっている六助池は交差点のすぐ横にあります。こんな池です。143号は池の向こうに見えています。
 
六助池
六助池
     
  どんどん進んで松本市の中心部まで来ました。松本駅の前を通り過ぎます。(正面の交差点を右折です。)
 
松本駅
松本駅
     
  松本駅の前を通り過ぎてすぐに左折して、JR線の下をくぐります。(篠ノ井線、大糸線)
 
JR線
JR線
     
  そしてその少し先で、ゴール地点の渚一丁目交差点に到達します。
 
143号ゴール
143号ゴール
     
  よく見ると、交差点の名前を示す標識などに、英字だけのものがあるようです。日本語+英字表記のものもありますが、これは英字表記だけですね。これは観光客向けってこと???
英字標識
英字標識
     
 

これで143号は終了です。
143号は途中峠越えがありましたが、古いトンネルが見られたのが良かったですね。何と明治23年ですよ。
その他、大いちょうが結構見事でした。写真では大きさがいまいち伝わらないのですが、とても大きな銀杏の木で、見応え十分。

  次は、147号です。  

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