国道410号
410号
 
起点 千葉県館山市
終点 千葉県木更津市
総延長 100.8 km
 
スタート 2012年03月18日 12:00 頃
ゴール 2012年03月18日 17:15 頃
所要時間 約 5.25 時間(順走)
平均速度 約 19.2 km/h

 

次は410号です。
410号は、千葉県館山市の南総文化ホール前交差点から始まり、いったん南下して房総半島南端付近を通過し、その後房総半島中央部を北上し、千葉県木更津市の16号長須賀交差点で、16号 に突き当たって終了するまでの 100.8 km です。

しかし410号はいろいろ複雑で、起点の館山市内に短い区間があったり、途中にも本線を外れた区間があったり、また、終点付近も簡単に終わらなかったりしています。
いろいろ楽しめます。笑

順走します。

   
 

それでは410号のスタートです。

スタートは館山市内ですが、右の地図にA−Bで示した場所に短い区間があります。長さはおよそ 1 km ほどです。
しかしなんでこんな区間があるんでしょうね。

昔のことは知りませんが、JR館山駅前を通る県道302号が昔の410号だったのではないでしょうか。そして現在の410号(館山バイパス)ができ、国道はそちらへ付け変わったように思えます。(しかしなぜこの 1 km だけ410号が残っているかは依然不明です。)

     
  さてそれではまず短い区間のスタートです。128号を西進し、スタート地点の北条交差点に進入します。
 
410号スタートその1
410号スタートその1
     
  この区間は、1 km 程なので、すぐに終わってしまいます。下の写真で見えている下町交差点で終了です。
 
短い区間の終了
短い区間の終了
     
  そしてスタートその2へ進みます。ここからが本格的なスタートですね。南総文化ホール前交差点に北側から進入です。
 
410号スタートその2
410号スタートその2
     
  スターとするとすぐに南下し、程なく海沿いに出てきます。この日は天気が悪かったので、景色はちょっといまいちです。
 
海沿い
海沿い
     
  海沿いを走りますが、道の左右は結構砂っぽいです。と思ったらこんな標識が。やはり風が吹くと砂が飛ぶようです。
 
飛砂注意
飛砂注意
     
 

そして房総半島最南端の 野島埼灯台 の横を通り過ぎます。
ここはちょっと寄ってみました。

 

 

 

 

看板 看板

野島埼灯台
野島埼灯台
     
  この灯台には登れるので登ってみました。下の写真は灯台の上から南方向の太平洋を見た様子です。
天気が悪かったのでやっぱりしゃんとしない写真ですね。。。灯台の南側は公園のようになっていて突端まで行けます。
 
灯台の上から
灯台の上から
     
  灯台の上から西側を望みます。これまで走ってきた道路が見えます。
 
西を望む
西を望む
     
 

走っているときも気になったんですが、ピンクの建物があります。ひときわ異彩を放っていますね。

どうやらこれは「エスカール白浜」というリゾートマンションのようです。

ピンクの建物
ピンクの建物
     
  灯台の北側は公園と言うほどではありませんが、ちょっとした広場になっています。そこにはこんなものが。
ここは白浜野島崎園地と言うらしいです。右の男三人は格好いいですね。笑
 
南房総白浜野島崎公園
南房総白浜野島崎園地
白浜野島崎園地
白浜野島崎園地
     
  灯台を後にします。今度は北上です。
館山市から東進している128号にぶつかり、少し西進してすぐに分岐します。下の写真は分岐の場所の様子です。
ここで分岐して、房総半島核心部(笑)へ進んでいきます。
 
128号と分岐
128号と分岐
     
  走っているとこういう感じの白い風車(?)がそこここに見られます。
 
風車
風車
     
 

少し横から見るとこんな感じ。

これは果たしてどんな役目があるんでしょう?
この風車で何かの作業が行われているようにも見えません。
謎です。

風車(横)
風車(横)
     
 

さらに先に進んでいると、川の向こうの道におにぎりがちらっと見えました。川の向こう?

右の地図で、下から上へ抜けていくのが410号ですが、2012年6月現在、川の左側にも国道が通っています。川の左側が昔の道で、右側がバイパス的な新しい道のように思えます。そのうち川の左は国道ではなくなってしまうのかもしれませんが、今日の時点ではまだ国道であるようです。

早速川の向こうの道も通ってみることにします。

     
  これが川の向こうの道です。左側に見えているのが「川」です。しっかりおにぎりもあったので、撮っておきます。
 
川の向こうの道
川の向こうの道
     
 

先に進みます。

JR久留里線の上総松丘駅近くにやってきます。
410号は、2012年6月現在、右の地図では左(地点A)から出てきて右上(地点B)に向かう道と、横に向かう道との2つのルートに分かれています。地点AからBまではちょっとだけですぐに終わっていますが、いずれこの道が正式な410号になるのでしょう。

横に向かう道はその後、すごいところを通ります。笑

     
  次の写真は地点Bから振り返って撮ったものです。地点A-B間は立派な歩道もあって、しっかりした道です。
 

新しい410号
新しい410号

     
  しかし立派な道は途中で終わっているので、少し引き返して410号本線に戻ります。
そして少し進むと、こんな場所に来ます。地点D付近。
上の地図で松丘局(郵便局)がありますが、その場所です。左のポストが見えている場所が郵便局です。
奥にちょっと標識が見えていますね。
 
410号本線
410号本線
     
  標識の場所まで進みます(地点D)。標識には410号は、左折と出ています。とりあえず左折します。
ちなみに右折は線が細くなっていますね。右折は道が細いことを物語っています。
 
突き当たる
突き当たる
     
  左折して進むと、踏切があり、太い道に突き当たります。(地点C)標識を見ると410号です。
しかし右も左も410号です。ん? 右も左も?
そうです。この後は千葉方面(左)へ進むのですが、右にも410号区間があるのです。
さっきは上の地図の地点Dを左折しましたが、右折方面の細い道も標識には書いていませんが実は410号なのです。
そこで踏切を渡って一度太い420号に出た後引き返します。
 
410号に突き当たる?
410号に突き当たる?
     
  下の写真は引き返すときに撮ったものです。こんな道を戻ります。
 
引き返す
引き返す
     
  そして「細い方」の道へ進みます。すぐに410号の標識を発見。
やはりこちらも確実に国道であるようです。
 
こちらも410号
こちらも410号
     
  と、すぐにこんな道になってしまい下。何とも細い道です。酷道現る。笑
 
細い
細い
     
  そして何とトンネル出現。
 
トンネル
トンネル
     
  そしてこれがトンネル内部です。
この区間は、実は410号だけでなく、次の日走行の465号との重複区間なのです。トンネル内部の写真は、465号通過時に撮ったものです。
しかしこんなところでこんな細い酷道区間が複数の国道に共有されているとは。。。早くバイパスを作って欲しいものです。
トンネルを抜けるとすぐに太い410号に戻ります。(地点E)
 
トンネル内部
トンネル内部
     
 

そして先に進みます。

JR久留里線の久留里駅前を通過します。ちかくにお城(久留里城)があるようです。

駅前には次の写真のような看板(?)があります。

そして410号は少し外れに作りかけのバイパスがあるようです。そちらにも行ってみます。

     
 
久留里駅
久留里駅
     
  これがバイパスのスタート地点(北側)の様子。
 
バイパススタート
バイパススタート
     
  そしてこちらが終点(南側)の様子です。
バイパス区間は山中に突然こんな道があるだけなので、通過車両もありませんでした。
 
バイパス終了
バイパス終了
     
 

本線に戻って先に進みます。

JR久留里線小櫃(おびつ)駅の横を通り過ぎたところで410号はぐるりと左折し、そしてすぐに右折して北上します。しかし北上方向と反対側にもちょっとだけ延びているようです。

次の写真は、右折(北上)する場所のものです。(A)
左折方向には410号との表示はありません。しかし一応ここも左折して通っておきます。

     
 
小櫃駅北側
小櫃駅北側
     
  この区間もちょっとだけなのですぐに終わります。突き当たりから向こうにはまだ道は無いようです。
しかし酷道区間の前にあった短いバイパスがそのうち延伸してきて、久留里駅の西を通っているバイパスと繋がり、さらにここまで繋がるのではないかなぁ、という気がしています。
 
短い区間終了
短い区間終了
     
  そして程なく、410号は409号とぶつかり、重複しながら西進しはじめます。
次の写真は、西進し始めてすぐにJR久留里線の踏切を渡るところで、東横田駅の近くです。
 
409号と重複
409号と重複
     
 

ここには409号との重複を示す2連おにぎりが。
早速採取します。

そして410号は、409号と重複しながら終点に向うのですが、終点は一筋縄ではいきません。

2連おにぎり
2連おにぎり
     
 

右の地図で右下から出てきているのが410号です。そして終点は16号長須賀交差点なのですが、これは右の地図上では地点Cです。しかし道なりに右から進んでくると地点AからBへと進んでしまい、地点Cの方向へは向かえないのです。410号と同じ位置を走っている道は「東京湾アクアライン連絡道」ですが410号はそれと併走する道になってしまい、C→Dの道へは下りられないのです。

しょうがないので、いったん地点Bまで進み(A→B区間も410号で、これは地点Bで終了しています)、その後16号で地点Cまで進み、C→Dと走行することにします。

   
  次の写真は地点Bのものです。
上を走っているのが「東京湾アクアライン連絡道」です。
 
B地点
B地点
     
  410号区間はここまでであることを示す標識があります。
この交差点から向こうは409号の単独区間です。
410号はここまで410号はここまで
410号はここまで
     
  そして16号を南下し、410号の終点である16号長須賀交差点へ向います。16号はこの区間高架ですが、高架から下りて410号に乗ります。下の写真がちょうど高架から下りている時の様子です。
 
16号長須賀交差点
16号長須賀交差点
     
  そして410号を「地点D」へ向います。
 
地点Dへ
地点Dへ
     
 

そしてこれが問題の地点Dです。
正面を横切っている高架が409/410号で、今進んできたこの道は高架の下をくぐっています。高架を右からやってくるとこの道には下りられません。左から来ると下りられるようですね。またこの道から左折して高架へは乗れるようです。

 
D地点
D地点
 

これで410号は終了です。
410号は海あり灯台あり、山あり酷道区間あり、そして終点まで素直には行けない、と、いろいろ大変な国道でした。
こういうのを満喫したって言うんでしょうか。笑

  次の国道は465号です。  

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