国道382号線
382号線
 
起点 長崎県対馬市
終点 佐賀県唐津市
総延長 125.2 km
 
対馬スタート 2013年05月02日 8:15 頃
対馬ゴール 2013年05月02日 13:30 頃

壱岐スタート 2013年05月03日 9:00 頃
壱岐ゴール 2013年05月03日 11:15 頃

唐津スタート 2013年05月03日 16:00 頃
唐津ゴール 2013年05月03日 16:45 頃

総時間 約 8.25 時間(順走)
平均速度 約 15.2 km/h

 

次は382号線です。
382号線は長崎県対馬市北端近くの上対馬町西泊(A)から始まり、対馬島内を南下し、まず対馬島南部の対馬市厳原(いずはら、(B)まで行きます。これが対馬区間。そして壱岐に渡り、北端の壱岐市勝本町勝本浦(C)から南下して壱岐市郷ノ浦まで行き、東へ折れて、印通寺(いんどうじ)まで行きます。ここまでが壱岐区間で、続いて佐賀県に渡ります。佐賀県区間は佐賀県唐津市呼子町呼子(E)から同じく和多田西山(D)で202号線に合流して終了するまです。
総延長は 125.2 km です。順走します。

対馬の厳原からはフェリーで壱岐に渡ります。しかし壱岐の港は郷ノ浦で、壱岐島区間の始点の勝本町ではありません。(1974年まで(!)は厳原から勝本の区間にフェリーが走っていたようです。)

また壱岐から九州に戻る区間も、印通寺→呼子町の区間はフェリーがありません。そのため一度唐津東港に着いた後、382号線終点の和田多(D)に先に行き、呼子町(E)に向かう、というルートをとることにします。ここだけ逆走です。
(ちなみに、九州側の港は 2007年に呼子から唐津東に変更されています。)

     
 

というわけで382号線ですが、この国道はなんだか色々ありました。長いのでパート1、2の2ページ構成で行きます。

それではまず対馬区間です。

起点の上対馬町西泊までフェリーで向います。 フェリーは 九州郵船 で、博多港から出ています。22:30 博多発、04:20 比田勝着です。博多発、比田勝着の便はこれしか選択肢が有りません。

前の国道、322号線 を終了し、博多港に向います。
382号線は5月2日スタートですが、このフェリーに乗っているのは5月1日の夜です。

     
 

フェリーに乗り込み、時間通りに出発します。

この便を使う人はやはり少ないのでしょう。車両甲板はガラガラです。写真の奥の方にフェアレディZが見えていますが、乗用車は私のクルマとこのZの2台でした。

この日はどうも風が強かったようで、かなり揺れました。消灯が 23:00 だったので、貸し毛布を借りて(50円)出航後すぐに寝たんですが、揺れて揺れて酔いそうで、ゆっくり寝られませんでした。泣

車両甲板1
車両甲板1
     
  早朝に比田勝港に到着です。駐車場にクルマを止めて仮眠。フェリーではあまり寝られなかったので、貴重な睡眠です。
起きた後、ちょっとその辺をうろうろ。乗ってきたフェリーがあったので撮ってみました。
 
フェリーげんかい
フェリーげんかい
     
  一緒にやってきたZも止まっていました。
でもこのZって、ナンバーが付いてません。
どういったZなんでしょうね。
Z
     
  フェリーターミナル前の駐車場には観光案内マップがありました。こういうの見ると、対馬に着いた〜という気がします。
観光案内マップ
観光案内マップ
     
  駐車場から見た様子です。向こうにフェリーターミナル。その後ろにフェリー。フェリーターミナルのこちら側には観光案内マップの背中が見えています。
 
フェリーターミナル
フェリーターミナル
     
  ターミナル内のトイレに入ってみました。するとハングルで説明が。全然読めませんが、このあたりは何となく国境の島を感じさせます。
トイレ
トイレ
     
  それでは382号線の起点に向います。Google Maps で見ると、起点はフェリーターミナルから 450 m ほど北東に進んだ位置にあります。フェリーターミナルのところから始まるんじゃないんですよね。
次の写真はその場所付近の様子です。どこからスタートか判然としないのですが、道路をよく見ると舗装の色が変わっている所があります。管轄が変わるので、工事業者も違ってて、そのため道路も色が違う。ここから向こうは国道で、手前側が県道でしょう。
 
     
  ここが舗装が変わる場所です。
 
舗装が変わる
舗装が変わる
     
  さぁ、やっとスタートです。
スタートするとすぐにこういう標識を発見。
シール標識
シール標識
     
  そして通常のおにぎり標識も発見。
 
382号線標識
382号線標識
     
 

382号線は出発してすぐに北西に向かい、島の反対側に出たあと南西に向います。しかしこの近くに観光名所「韓国展望所」があるようなのでちょっと行ってみることにします。
少し北上します。

右の写真は国道から外れて北上をはじめた直後に撮ったもので、大浦湾の様子です。きれいな海です。

大浦湾
大浦湾
     
  韓国展望所の入口まで来ました。
右の写真の門が目印です。
韓国展望所入口
韓国展望所入口
     
  そしてこれが韓国展望所。やはりどことなく韓国っぽい建物ですね。
 
韓国展望所
韓国展望所
     
  ここから北側には、名前の通り韓国が見えるそうですが、残念ながらこの日は透明度がいまいちで見えませんでした。
手前側には下のように自衛隊の建物が見えます。これは 航空自衛隊海栗島分屯基地 です。やはり国境の島ですね。
 
海栗島分屯基地
海栗島分屯基地
     
  左を見ると、白い植物が見られます。これは ヒトツバタゴ という植物だそうです。
韓国展望所の駐車場で話した地元のタクシーの運ちゃんによると、もともとヒトツバタゴは対馬には自生していなかったが、何らかの方法で大陸から種がやってきて、いつの間にか自生するようになったんだとか。今では対馬の名物になっているんだそうです。白くてきれいです。
 
ヒトツバタゴ
ヒトツバタゴ
     
  もう少し左を見ると、民家が見えます。この民家は対馬の北端の集落なんだそうです。(先のタクシーの運ちゃん談)
 
北端の集落
北端の集落
     
  駐車場にはトイレがあります。
このトイレも、ちょっと韓国風?
トイレ
トイレ
     
  韓国展望所からの帰り道の坂の途中にやはり自衛隊の建物があります。
 
自衛隊1
自衛隊1
自衛隊2
自衛隊2
     
  これは何だ?と思ったんですが、看板が出ていました。
「航空自衛隊海栗島分屯基地車輌整備工場」とあります。
自衛隊3
自衛隊3
     
 

さらにもうちょっと寄り道。
韓国展望所からもうちょっと北に進んだ場所に、豊砲台跡(とよほうだいあと)があります。

細い道をくねくね走ると、入口の前までクルマで行けます。入口から入るのは後に回して、さらに奥の道に進んで砲台の上に出てみます。

上には柵が設けてあって、下に落ちないようになっていますが、柵の上から中が見られます。

こんな感じになっています。

豊砲台跡1
豊砲台跡1
     
 
豊砲台跡2
豊砲台跡2
豊砲台跡3
豊砲台跡3
     
  そして入口まで戻って、中に入ってみます。中は真っ暗ですがフラッシュ焚くとそれなりに写真に写ります。
肉眼ではまったくわかりませんが、こんな感じの内部です。真っ暗なんでかなり怖いです。(^_^;)

豊砲台跡4
豊砲台跡4
豊砲台跡5
豊砲台跡5
     
 

前方に見える明かりに向かって進むと砲台の中心に出られます。右上の写真(豊砲台跡3)の中心に出てきます。

下から見上げると右のような感じ。

幸いなことにこの砲台は使われたことは無いようですが、「砲台跡」なんて、やはり国境を感じさせる設備ですね。
ちなみに、右上の案内板には以下のように説明があります。

豊砲台跡
この砲台は戦略上重要な海峡であることから旧陸軍によって設置され、昭和4年5月に起工し、同9年3月に完成しました。40 cm 加農砲は、砲身 18.50 メートル、重量 103 トンもあり、戦艦長門の主砲と同一であったと言われています。砲を操縦する動力は水圧を利用したといわれ、そこに先進的な技術がうかがわれます。実戦に参加することなく「まぼろしの砲台」として今の姿になりましたが、兵舎、台座、地下室などは当時の面影がしのばれます。
環境庁・長崎県
豊砲台跡6
豊砲台跡6
     
  いろいろ寄り道しましたが、国道に復帰です。下の写真はちょうど戻るところです。
案内標識にもハングルが書いてありますね。珍しい。
 
382号線に復帰
382号線に復帰
     
  動物飛び出し注意の標識がありましたが、
 
飛び出し注意
飛び出し注意
     
  なんと ツシマヤマネコ 注意です。さすが対馬。
でもツシマヤマネコには遭遇しませんでした。
ツシマヤマネコ
ツシマヤマネコ
     
  どんどん先に進みます。
道はこのような森の中を通ります。
森の中
森の中
     
 

またちょっと寄り道します。対馬島の真ん中に深く喰い込む浅茅湾(あそうわん)の近くで、国道から外れ、和多都美神社(わだづみじんじゃ)に行ってみます。ちなみに、「ワダツミ」「ワダヅミ」または「ワタツミ」とは日本神話の海の神の名です。

この神社では、海の中から幾つも鳥居が一直線に並んでいます。壮観です。
下の写真は道路から少し入った場所で神社側を見た様子です。

 
和多都美神社1
和多都美神社1
     
  拝殿の前まで行き、振り返って海側を見た様子です。こちらから2番目の鳥居の向こうを道路が横切っています。
 
和多都美神社2
和多都美神社2
     
  道路の向こうの鳥居の下から見た、海の中の鳥居の様子です。いやぁ、ここは雰囲気満点の神社ですね。
 
和多都美神社3
和多都美神社3
     
  和多都美神社を後にしてもう少し先に進みます。すると烏帽子岳という山があり、展望台があります。
この展望台からは、入り組んだ浅茅湾や山々の様子が一望できます。美しい。iPhone でパノラマ写真撮ってみました。
 
烏帽子岳展望台1(南〜西)
烏帽子岳展望台1(南〜西)
     
 
烏帽子岳展望台2(西〜北)
烏帽子岳展望台2(西〜北)
     
 
烏帽子岳展望台3(北〜東)
烏帽子岳展望台3(北〜東)
     
 
烏帽子岳展望台4(東〜南)
烏帽子岳展望台4(東〜南)
     
 

寄り道ばかりですが、やっと(^_^;) 先に進みます。382号線に復帰して、南を目指します。

対馬の主島である対馬島は一塊の島のようですが、実は運河で3つに分かれています。右の地図の対馬万関と有るところの運河が 万関瀬戸 運河で、ここで対馬島は北側の上島と南側の下島に分かれています。

下島はさらに右の地図の真ん中付近の大船越瀬戸運河で2つに分かれています。

順番に通過します。

まずは万関瀬戸。運河の上に架かる万関橋を渡ります。
この橋は赤いです。

   
 
万関橋
万関橋
     
  これが万関瀬戸の様子。結構広い運河です。
 
万関瀬戸
万関瀬戸
     
  続いて大船越瀬戸に架かる大船越橋です。こっちも赤いですね。
 
大船越橋
大船越橋
     
  そしてこちらが大船渡瀬戸。こちらの運河はコンパクトです。
 
大船越瀬戸
大船越瀬戸
     
  続いて、対馬空港 の下をくぐります。何と、国道は空港の滑走路の下をくぐるのです。
見えていませんが、下の写真の上の方を左右に横切っているのが滑走路で、国道はこのトンネルで空港の向こうへ抜けます。
ちなみにこのトンネルは美津島トンネルと言います。また、対馬空港は「対馬やまねこ空港」とも言われるようです。
 
対馬空港
対馬空港
     
  空港を後にすると、対馬区間もあと少しです。対馬市厳原です。厳原中心部へ入るとすぐに左折します。
 
厳原
厳原
     
  と思ったらすぐに右折します。右折すると、こんな道になります。いきなり細い。しかも舗装がアスファルトではなく、タイル張り(?)になります。ここ、走って良いんだろうか?と思えるような道です。
 
細い道
細い道

   
  しかし細い区間はすぐに終了して、また普通の道になります。もうすぐ対馬区間の終点です。
ちょうど正面に建物(厳原合同庁舎)が見えてきます。
この写真の交差点で終わりか?と思うとそうではありません。もう少し進みます。
 
終点?
終点?

   
  厳原合同庁舎の横まで行きます。するとここでも舗装の色が変わる場所があります。ここが国道の終わる場所ではないでしょうか。
下の写真ではちょっとわかりづらいかもしれませんが、電柱と自転車があるところの道路がそれです。
 
合同庁舎横
合同庁舎横
     
  対馬区間がこれで終了です。約 86 km でした。続いて、フェリーに乗り込みます。
 
フェリーきずな
フェリーきずな
     
  左は車両甲板の様子です。対馬に渡るフェリーよりはクルマ多いですが、ガラガラと言って良いくらい。 こちらは船内。ちょっと立派なシートがあります。
でもこのシートは、いわゆる優先席です。
 
車両甲板
車両甲板
シート
シート
     
  予定通り厳原港を出港します。合同庁舎の裏がフェリーターミナルです。
厳原は 13:25 発。壱岐の郷ノ浦には 17:30 頃到着です。これで対馬ともお別れです。
 
厳原港出港
厳原港出港
  そしてまた予定通り壱岐に到着します。壱岐到着後はパート2で。
  次は、382号線パート2です。
 

 前の国道(322号線)へ
「国道301号から400号まで」へ戻る

トップへ