国道339号
339号
 
起点 青森県弘前市
終点 青森県東津軽郡外ヶ浜町
総延長 108.4 km
 
スタート 2009年8月12日 7:00 頃
ゴール 2009年8月12日 14:00 頃
所要時間 約 7.0 時間(順走)
平均速度 約 15.5 km/h

 

次は339号です。

399号は、青森県弘前市のJR弘前駅のちょっと東にある運動公園入口交差点から始まり、津軽半島の真ん中から西岸に沿って北進し、竜飛岬で折り返して、青森県東津軽郡外ヶ浜町三厨新町に至るまでの 108.4 km です。

339号には上の写真のような「階段国道」があります。階段なのに国道、というかなりぶっ飛んだ道です。何ともすばらしい。笑

この国道は、私が国道全線制覇に踏み出すための大きなきっかけとなった道でもあり、またこうやって来られたことは感慨深いものがあります。

順走します。

     
  さてそれではスタートです。下の写真はスタート地点の運動公園入口交差点です。左右に走っている高架が7号です。また、102号もこの交差点から始まり、まっすぐ進むと102号です。339号はここを左折です。スタートしてしばらくは、7号と重複です。
 
339号スタート
339号スタート
     
 

少し進んで、藤崎町です。
ここで339号は、右の地図のように2つのルートに分かれます。その後JR五能線とともに北上し、五所川原市で再び合流します。

今回は、まず右ルートで北上し、左ルートで戻ってきて、再度右ルートから先に進むことにします。

下の写真はその右ルートの入口です。
ここで7号とはいったんお別れです。

   
 
藤崎町
藤崎町
     
  五所川原市南部で、101号にぶつかります。真っ直ぐで339号と表示されています。しかしここは左折です。
確かにまっすぐ進むとこの先の建設中の339号バイパスまで行くのですが、現時点ではまだ直進ルートは339号にはなっていません。そのうち直進が339号に変わるのでしょうね。
 
101号
101号
     
 

右の地図では、右下から出てきているのが339号です。上の写真の左奥に Honda の看板が見えていますが、右の地図の Honda Cars がそれです。ここを左右に走っているのが101号です。

Honda Cars の手前を左折してすぐに、今度はJR五能線を跨ぐ跨線橋を渡ります。

下の写真がその跨線橋直前の様子で、先に進むには橋を渡って右折ですが、今回は左折して左ルートを通って戻ります。

   
 
五所川原市の跨線橋
五所川原市の跨線橋
     
  戻る道はリンゴ畑の中を通ります。339号右ルートもたくさんリンゴ畑が見られましたが、左ルートはさらに畑の中、という感じです。
そして遠くには岩木山が見えます。美しい山です。このあたりを走っていると、ずっと岩木山が見えていて、正に津軽地方のシンボルって感じがします。
ちなみに下の写真の手前の畑はやはりリンゴ畑。
 
岩木山
岩木山
     
  時期的にリンゴの実は青かったです。
 
リンゴ畑
リンゴ畑
     
  そして再び藤崎町まで戻ります。左ルートは右ルートに比べて細い道でした。やはり左ルートはそのうち県道に格下げになるのでしょう。
道の細い様子は下の写真でもわかると思います。ちょうどここは、また7号に戻る場所です。(上の写真「藤崎町」のちょっと南です。)
 
藤崎町(再)
藤崎町(再)
     
  そしてまた跨線橋まで戻ってきます。今度はこの先を右折です。
 
五所川原市の跨線橋(再)
五所川原市の跨線橋(再)
     
 

五所川原市北部に、五所川原北バイパスがあります。短いバイパスです。現時点ではあまり有用ではないですが、将来的にはこっちが本線になると思われます。

まずこのバイパスを通ります。
下の写真はその入口です。左折でバイパスです。

   
 
五所川原北バイパス入口
五所川原北バイパス入口
     
  この短いバイパスの真ん中あたりに、101号バイパスが交わっています。下の写真はその交差点付近です。左右を横切る高架が101号バイパスです。現時点ではこのバイパスは五所川原北バイパスに突き当たって終了していますが、将来的にさらに西へ延びるようですね。
 
浪岡五所川原道路
浪岡五所川原道路
     
  五所川原北バイパスも北端まで行って終了します。ここもこの先が工事中で、さらに北へ延びるようです。
 
五所川原北バイパス突き当たり
五所川原北バイパス突き当たり
     
  突き当たりを右折して、339号本線に戻ります。下の写真の交差点を右折して、五所川原北バイパスの南端まで戻ります。
 
339号へ戻る
339号へ戻る
     
  そして再び五所川原北バイパス南端の入口です。右折でバイパスです。
上の「五所川原北バイパス入口」の交差点のちょうど反対側の位置ですね。またこのバイパスを通って先に向かいます。
 
五所川原北バイパス入口(再)
五所川原北バイパス入口(再)
     
 

このあと道は津軽半島の真ん中付近を北上します。津軽半島の真ん中から西岸にかけては池や沼がたくさんあります。

下の写真はそのうちの藤枝溜池の横で撮ったものです。時期がら、クルマの後ろに自民党のポスターがありますね。今回の青森行きでは、そこここにこのようなポスターが見られました。

   
 
藤枝溜池
藤枝溜池
     
  走っていて気がついたんですが、道端にこういうものがたくさん見られます。田んぼの脇に良くあるようです。
これはいったい何なんでしょう。
どうも下に折りたたんである部分が上へ伸びるように見えます。ひょっとしてこれ、冬、雪が積もったとき、道路とそれ以外の部分の境目を示すものなんでしょうか。こいつは折りたたまれていますが、折りたたまれていないフェンス状のものも見られます。と言うことは、やっぱり冬、クルマが田んぼに落ちないようにするものなんでしょう。
 
何でしょうこれ
何でしょうこれ
     
 

そしてしばらく進み、十三湖のほとりに出ます。
けっこう大きな湖です。

湖は写真を撮るのが難しいですね。ここでも何枚か撮ってありますが、水と空があるだけ、みたいな感じ。見栄えがしないので、載せるのは次の1枚だけにします。

   
 
十三湖
十三湖
     
  十三湖を過ぎると、道は日本海沿いに出ます。しばらく海沿いの道を走ります。
 
海沿いの道1
海沿いの道1
     
  なかなか美しい道です。
レガシィのCMで、海沿いの道を走っているものを空撮しているヤツがありますが、何かそれを彷彿とさせるような道です。
 
海沿いの道2
海沿いの道2
     
 

かなり津軽半島の北部に来ました。竜飛崎まであと少しです。
道はそれまでの海沿いから一気に山の上に上がります。下の写真のようにつづれ折りの坂道をぐんぐんと上ります。

ぐんぐん上ったあと、しばらく北進して竜飛崎です。

   
 
山の上へ
山の上へ
     
 

そして 竜飛崎 に到着です。

竜飛崎の駐車場にクルマを止めて、ちょっとその辺をうろうろしてみます。

まず右のような立派な看板?石碑?(なんて言うんでしょ)が目に付きます。

 

竜飛崎
竜飛崎
     
  すぐ横には、石川さゆりの 津軽海峡冬景色 の歌碑が建っています。
真ん中手前に赤いボタンが見えますが、このボタンを押すと、何と、津軽海峡冬景色の歌が流れ始めます。しかも津軽海峡冬景色の中で竜飛崎が出てくるのは2番の歌詞なので、流れる歌も、イントロの後すぐに2番から始まります。そういやこの歌碑も2番の歌詞の部分が大きくなっていますね。
 
津軽海峡冬景色
津軽海峡冬景色
     
  この歌碑のすぐそばに階段国道があります。
階段国道はたくさん写真撮ったので、別ページにしました。こちら をクリックしてください。別ウィンドウで開きます。
 
階段国道!
階段国道!
     
  階段国道の向こう側に、灯台があります。
 
竜飛崎灯台1
竜飛崎灯台1
     
 
竜飛崎灯台2
竜飛崎灯台2
     
  灯台の先にまで行くと、北海道が見えます。
 
北海道
北海道
     
  さてそれでは399号の残りの部分を走ります。竜飛崎の上の駐車場から竜飛崎の東岸に降りて、また突端まで向かいます。
突端には港がありますが、港の先端には下のようなお店があります。
 
津軽海峡亭
津軽海峡亭
     
  次の写真はその港の様子です。
 
港
     
  港から階段国道を見るとこんな感じになります。
写真の真ん中に見えている階段が国道です。また写真の上には津軽海峡冬景色の歌碑と竜飛崎の石碑が見えます。階段国道はこの石碑の向こう側から始まって、写真では正面ちょっと左あたりへ降りていきます。
 
階段国道の様子
階段国道の様子
     
  というわけで残りの部分の走行スタートです。しばらく走ると、下のようなトンネルを通りました。
 
トンネル
トンネル
     
  その後、民家の間のちょっと細い道になります。もうすぐ終わりです。
 
民家の間
民家の間
     
  そしてついに終点です。三厨漁港です。ここまで339号で、この先は280号です。
しかしこの標識、おにぎりの形がちょっとおかしいですね。細長い。
 
339号終点
339号終点
     
 

上の写真の標識の反対側には、右のような標識があります。

やはりここまで339号、ここから280号を示しています。おにぎりの下の矢印が色褪せていて歴史を感じさせますね。

2つの標識
2つの標識
     
  終点直前の339号は、上の写真で示したとおり結構細い道です。下の写真の左の道がそうです。
 
細い339号
細い339号
     
 

上の写真の右に見えている看板を拡大したのが右の写真です。

道路の位置関係がよくわかります。

339号と280号
339号と280号
     
  振り返ってみて、280号です。こちらはちゃんとセンターラインのあるしっかりした道路です。
 
280号
280号
 

これで339号は終了です!

339号というと階段国道、階段国道というと339号、というくらい、この2者は切っても切れない関係にありますが、しかし階段国道以外の339号もなかなか良い道です。特に津軽半島西岸の海沿い、またその後の一気に山に駆け上がっていく所なんか、とっても良い感じです。見事ですね。

 

次の国道は103号です。



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