国道276号
パート2

  276号の2日目です。
 

さて、日付変わって2日目です。2日目は、パート1の地図の C 地点からスタートします。
ここからゴール地点までは、全区間229号と重複しています。前のページでも書いた通り、B 地点にも C 地点にも起点のキロポストがあり、C 地点以南はなんだか276号ではないようにも見えます。実際、C 地点以南には276号を示すものは見当たりません。したがって、ザックリ省略して、229号を走るときにじっくりやっても良かったのですが、229号はちょっと予定があるのでその代わりここでしっかり記録することにします。

というわけでまず C 地点の栄3交差点です。この交差点に北から進入してそのまま直進でスタートです。

 
2日目スタート
2日目スタート
     
  スタートするとすぐ日本海沿いに出ます。そのまま海沿いを南下していきます。トンネルが続きます。
雷電トンネル
雷電トンネル
     
  寿都湾沿いを進みます。遠くに雪をかぶった山並みが見えます。よく見ると、向こう岸に風車が見えています。
 
寿都湾と山並み
寿都湾と山並み
     
  これは、寿都町にある 寿の都風力発電所 です。たくさん風車が並んでいて壮観ですね。風車は このあたり に並んでいますが、少し手前の このあたり から見ると全景が良く見えます。
 
寿の都風力発電所
寿の都風力発電所
     
  寿都湾をぐるっと回って、少し北上します。すると岬があります。弁慶岬です。駐車場もあってすぐに行けるので寄ってみました。駐車場のすぐ側に、これは弁慶の像ですかね。そしてちょっと先に灯台があります。
 
弁慶
弁慶
弁慶岬灯台
弁慶岬灯台
     
  岬を突端まで行ってその先の岩場を見るとこんな感じです。ちょっと小さくて見づらいかもしれませんが、岩場には釣り人が何人かいます。すごいところで釣りしてますね。
 
弁慶岬
弁慶岬
     
  弁慶岬をあとにしてどんどん南下します。島牧郡島牧村永豊町で、向こうに雪山が見えるところがありました。この山は狩場山でしょうか。いい感じですね。
 
狩場山
狩場山
     
  走っていると海上遠くになんだか立派な船が見えます。これは 飛鳥II のように見えますが、合ってる???
飛鳥II は 郵船クルーズ の船です。
 
飛鳥II?
飛鳥II ?
     
  またトンネルがありました。これは 白糸トンネル です。写真の左が白糸トンネルです。右の方にもトンネルが見えていますね。右のトンネルは旧道でもう廃止されています。この276号(229号)では、こんな感じで海沿いの旧道の痕跡がいろんなところでよく見られます。あと、旧道トンネルの手前に突き出た岩がありますよね。こういう岩もたくさん見られます。
 
白糸トンネル
白糸トンネル
     
  またトンネルです。このトンネルは 横滝トンネル です。トンネルの横に滝が見えています。
 
横滝トンネル
横滝トンネル
     
 

トンネルの横の滝だから? なのかは分かりませんが、この滝は「横滝」と言うようです。

滝は色々なところにたくさんあります。上の写真の白糸トンネルの上にも滝があって、白糸の滝と言うようです。

横滝
横滝
     
  どんどん順調に南下します。窓岩 がありました。
 
窓岩看板
窓岩看板
     
  名前の通り向こうが見えています。
 
窓岩
窓岩
     
  続いて、せたな町の中心部へ進みます。ここで230号が分岐します。230号はここが終点です。
 
230号が分岐
230号が分岐
     
  しばらく海沿いから離れて走りますが、また海沿いに出てきます。次は タヌキ岩
 
タヌキ岩
タヌキ岩
     
  そして マンモス岩。奇岩が続きます。
 
マンモス岩
マンモス岩
     
  さらに 夫婦岩
 
夫婦岩
夫婦岩
     
  夫婦岩の近くの海の様子です。道路沿いには写真を載せたもの以外にもたくさん奇岩が並んでいます。見応え有ります。
 
奇岩ばかり
奇岩ばかり
     
  二海(ふたみ)郡八雲町に入ります。次は左から227号が合流してきます。277号はこの先ゴール地点まで重複します。
 
227号が合流
227号が合流
     
  続いて 鮪(しび)の岬 という岬がありました。これは柱状節理だそうです。鮪(マグロ)のウロコのように見えることから名付けられたとのことです。柱状節理は見事ですが、マグロのウロコですか。ムヅカシィ。
 
鮪の岬
鮪の岬
     
 

さて、だいぶゴール地点に近づいてきました。
爾志(にし)郡乙部町の中心部へ進むのですが、、、

右の地図では左上から276/229/277号の重複路線が出てきます。A → B と真っ直ぐ進むのが通常ルートですが、何故か A → C → D → B と大きく迂回するルートもあるのです。どういうルートですかね、これは。

また、困ったことに、A → E 区間は土砂崩れのために通行止になっているのです。うむむ、、、

ちなみに右の Google Maps では C → D 区間は道が細すぎて見えていません。また、本当の A → B 区間は海沿いのルートと思われるのですが、Google Maps では内陸に入ったルート(通行止の迂回ルート)が国道と表示されています。そんな表示は Google Maps だけですよ。ホント、Google Maps コマッタモンダ、、、

     
  通行止の始まる A 地点です。左へ進みます。
ちなみにこの通行止は 2021 年 6 月から発生しているようです。このページ で、通行止に関する資料が見られます。動画の説明資料もあって、この状況だと、早期の通行止解除は望み薄のような雰囲気ですね。
 
A 地点
A 地点
     
  A 地点を左折するとすぐに右に、海沿いの山の中を通って通行止区間を迂回するルートがありますが、そちらへは進まず、直進して C 地点を目指します。A 地点から内陸へ 7 km ほど進むと C 地点です。曲がる場所は分かりづらいので、こんな感じで、たくさん案内標識が設置されています。これだけ置いとけば大丈夫だろう、という感じ。笑 ちなみに直進方向は道道1061号。北海道ならではの4桁道道ですね。
 
C 地点
C 地点
     
  そして D 地点です。右折します。
止まれの標識の手前に 11 km のキロポストが立っていますが、これはどうやら A 地点からの距離のようです。
 
D 地点
D 地点
     
  そして乙部町の中心部へ進み、B 地点の緑町交差点です。右折して E 地点を目指します。
 
B 地点
B 地点
     
  そして E 地点です。正面にすごい崖が見えていますね。そしてトンネルを出た先の崖が崩れたようです。
 
E 地点
E 地点
     
  この崖は 館の岬(たてのさき)と言います。地層の縞模様が見事な崖ですね。
また、ここでも現在のトンネルの左に閉鎖された昔のトンネルが見えています。旧トンネルは入口が塞がれてますが、中はいったいどうなっているんでしょうね。
 
館の岬
館の岬
     
  引き返してゴール地点へ向かいます。B 地点を通過し、さらに南下して、227号に到達してゴールです。
 
276号ゴール
276号ゴール
     
  上の写真では、287 km のキロポストが見えていますが、交差点まで行けば、終点のキロポスト(229号のもの)がありました。
 
終点のキロポスト
終点のキロポスト

これで276号は終了です。
276号は初日は湖と山、2日目は海沿いの岩と崖と、盛り沢山でしたね。どっちも良かったですが、特に後半の海沿いは素晴らしい。風車も見えたし、滝も見えたし、満足です。\(^_^)/

しかし、2日目の行程(岩内町〜江差町)の間に、276号を示すモノは発見できませんでした。本当にこの区間は、276号だったのか? みたいな疑惑が。笑 岩内町には起点のキロポストが2箇所もありましたよね。だからこの国道は岩内町〜苫小牧市の国道で良いように思うのですが。

  次は、229号です。  

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