国道193号
193号
 
起点 香川県高松市
終点 徳島県海部郡海陽町
総延長 155.7 km
 
スタート 2008年 8月12日 10:00頃
ゴール 2008年 8月12日 16:15頃
所要時間 約 6.25 時間(順走)
平均速度 約 24.9 km/h

 

次は193号です。第2次四国ツアーの始まりです。

193号は、香川県高松市中新町交差点から始まり、ほぼ真南に南下し、吉野川を渡り、徳島の山中を抜けて徳島県海部郡海陽町で55号にぶつかって終了するまでの 155.7 km です。順走します。

193号は、その番号から「いくさ(戦)」国道と呼ばれているそうです。なかなか良いネーミングです。

また、いわゆる不通国道で、途中が徳島県道になっています。
しかし実際にはどこが県道区間なのかよくわかりませんでした。何か、全線国道になっているような感じです。

     
  さて、それではスタートです。ここもお馴染みになった感のある、高松市中新町交差点からスタートです。
 
中新町交差点
中新町交差点
     
  スタート直後、高松自動車道の下をくぐるところまでは、11号と重複です。11号はここを右折ですが、193号は直進です。
 
11号と分岐
11号と分岐
     
  ぐぐっと南下し、高松空港の横を通り過ぎ、377号としばらく重複します。そして徳島県に入る直前で、377号と分かれます。
 
377号と分岐
377号と分岐
     
  以前 377号 を通ったときにもこの場所で写真撮りましたね。
 
377号と分岐2
377号と分岐2
     
 

吉野川の手前、徳島自動車道をくぐるあたりで、193号は何故か2つのルートに分岐します。西ルートは、突端まで行って行き止まりです。

とりあえず西ルートの先端まで行ってみます。

すると下の写真のように突き当たります。

   
 
西ルート
西ルート
     
  折り返して北上します。
 
西ルート折り返し
西ルート折り返し
     
  東ルートとの合流部まで戻り、東ルートを南下します。
 
西ルートを北上
西ルートを北上
     
  吉野川を渡り、192号と合流します。少しの間192号とともに吉野川沿いを東進し、すぐにまた分岐します。
 
192号と分岐
192号と分岐
     
  192号と分かれて程なく細い道に代わります。ふと見ると、こんな印が。標識ではないんでしょうが、、、
 
標識?
標識?
     
 

吉野川市(美郷)と神山町の境目の経の坂峠を通ります。

経の坂峠
経の坂峠
     
  深い森の中という感じの場所ですね。
 
経の坂峠2
経の坂峠2
     
  ここには東に向かう細い道があります。
この道は、どこへ行くんでしょうか。
細い道
細い道
     
  下り坂がありました。
なんと、勾配16%だそうです。
16%
16%
     
  写真じゃよくわからないかもしれませんが、たしかにかなりの下りです。
 
16%その2
16%その2
     
  そして細い道になりました。こんな道ですよ。舗装も荒れてるし。ははは。
 
細い道
細い道
     
  そして193号は438号と少しだけ重複して、すぐに分かれます。右の写真はその分岐点です。ここからまた細い道が続きます。
438号との分岐
438号との分岐
     
  この分岐点を曲がるとすぐにこのような橋があります。幅はクルマ1台分ですね。その向こうの道も細い道です。
 
曲がったところ
曲がったところ
     
  橋の上から見るとこんな感じです。良い感じですね〜。
 
橋の上1
橋の上1
   
 
橋の上2
橋の上2
     
  しかし道はこんな道です。笑
 
また細い道
また細い道
     
 

193号は不通区間があり、途中は徳島県道で結ばれています。右の地図で色が変わっている部分が県道区間です。(2009年5月24日現在)

しかしその境目はよくわかりません。

一応境目と思われるヘアピンカーブの場所で、写真を撮ってみました。(実際には193号走行当日ではなく、438号走行中にちょっと寄り道して撮っています。)

   
 

国道/県道の境1
国道/県道の境1

     
  この180°ターンのあたりが境目の筈です。
 
国道/県道の境2
国道/県道の境2
     
  そして県道になります。
 
そして県道
そして県道
     
  県道をしばらく走るとトンネルがあります。雲早トンネルです。(下の写真はトンネルを出たところです。)
 
雲早トンネル
雲早トンネル
     
  このあたりは土須峠というようです。
 
土須峠
土須峠
     
  次の写真はトンネルを抜けたところの様子です。ここから左へ剣山スーパー林道が延びています。
しかしちょっと気になることが。この地点は県道区間の筈なのですが、何故か国道193号の標識があります。下の写真の右端に写っています。ということはこの区間は国道に昇格したのでしょうか?謎です。
 
木沢村
木沢村
     
  剣山スーパー林道は日本最長だそうで。
こんな事書かれたら、また走りに来なきゃならないかなぁ、、、
剣山スーパー林道
剣山スーパー林道
     
 
林道入り口
林道入り口
     
  細かいことは気にせず、どんどん南下します。
 
またまた細い道
またまた細い道
     
  滝が現れます。大釜の滝で、日本の滝100選だそうで。
 
大釜の滝
大釜の滝
     
  こういう滝です。奇麗です。
大釜の滝2
大釜の滝2
     
  そしてその先にはなんと手堀りのトンネルが。ワイルドですね〜。笑
 
手堀のトンネル
手堀のトンネル
     
 

そしてもう1つ滝が現れます。大轟の滝です。

大釜の滝と大轟の滝の位置関係は右の地図を見てください。大釜の滝は地図の上の方で、大轟の滝は地図の下の方のAと表示されている場所です。

ここは道が折り返しながら川底へ降りていく感じなのですが、その道の途中から下のような美しい滝が見られます。

   
 
大轟の滝
大轟の滝
     
 
大轟の滝2
大轟の滝2
     
  向こうから195号がやってきてぶつかります。ここで右折して、しばらく195号と重複します。
この場所は、7ヶ月前に 195号 を通ったときにも向こう側から撮っています。
 
195号と重複
195号と重複
     
  ここにはおむすびが3つ連なった標識があります。
三つ子の標識
三つ子の標識
     
  そして橋を渡り、トンネルを抜けます。
このトンネルはまたすばらしいトンネルなのですが、今回は写真を撮っていません。195号 を走ったときに撮ってありますので、そちらを見てください。
出合橋
出合橋
     
  そして195号と分岐します。道はこんな感じです。こんなとこばっかしですね。
 
また細い道
また細い道
     
 
まだまだ細い道
まだまだ細い道
     
 
まだまだ細い道2
まだまだ細い道2
     
 

そして最後の難関霧越峠を越えます。この頃は天気が悪くなり、小雨が降り出しました。雨だけでなく、霧越の名前の通り、霧も出てきてしまいました。

しかし霧の中も風情があって良いものです。特にこういう山の中は。

このあとすぐに193号は終わるのですが、天気が悪くなったのはこの峠を越えるところだけです。霧越の名前は伊達じゃない、のかもしれません。

霧越峠
霧越峠
     
  そして193号が終わります。正面を左右に走る55号に突き当たって終了です。
ちなみに道路の上を横切っている高架はJR阿波鳴門シーサイドラインです。
JRの路線名でも「シーサイドライン」なんてのもあるんですね。
 
193号終点
193号終点
     
  この場所には193号最後の標識があります。ここに工事中の標識もかかってるのですが、「暫くの間辛抱願います」とあります。「辛抱願います。」ですよ。何かちょっとかわいい。
 
最後の標識
最後の標識
 

これで193号は終了です!

439号と並び称される四国の酷道193号ですが、それに恥じないすばらしい道でした。「酷」感満点の細い道や、美しい滝、すばらしい霧など、感慨深いです。スタート直後の普通の国道の様子と核心部の酷区間との対比がまた良い感じですね。

 

次は、噂の439号です。



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