●国道178号 | |||||||||
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次は178号です。 |
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さて、178号のスタートです。舞鶴市内の大手交差点です。東から進入します。 スタートしてしばらくは175号との重複なので、案内標識には175号が示されています。 |
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178号スタート |
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175号とは 6 km ほど重複した後分岐します。舞鶴市の西を由良川という川が流れていますが、その川を渡ったすぐ後です。 下の写真は由良川を渡る橋の上から撮ったものです。交差点(T字路)の名前は八田交差点です。 |
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175号と分岐 |
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175号と分岐直後です。下の写真のように小さな標識があるのを発見。 | |||||||||
小さな標識 |
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これには「178号の終点」とありますね。 現在の178号は舞鶴が起点で鳥取県岩美郡が終点ですが、昔は逆だったんでしょうか。しかも舞鶴市内まで行くのではなく、こんな中途半端な場所が終点だったんでしょうか? |
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178号は由良川に沿って北上して若狭湾沿いに出ます。由良川の反対側には 北近畿タンゴ鉄道 が走っていて、178号が若狭湾沿いに出る前に由良川を渡り、178号の前を横切っていきます。昨日から北近畿タンゴ鉄道とは良く一緒になりますね。北近畿タンゴ鉄道はいずれもちょっと古びた鉄橋が印象的です。 | |||||||||
北近畿タンゴ鉄道宮津線 |
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クルマを止めて写真を撮っていると汽車が来ました。2両編成です。KTR800 形気動車 のようです。Wikipedia によるとこれは富士重工製だそうで、レガシィに乗っている私としてはちょっと親近感。 | |||||||||
汽車1 |
汽車2 |
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少し進むとキロポストがありました。 | |||||||||
キロポスト |
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このキロポストには 12.5 km とあります。 ちょっと距離感に違和感があったので撮っておきました。後でよく調べてみると、この位置は起点の舞鶴市大手交差点からは 18.8 km の位置にあります。 じゃ 12.5 km はどこから測っているのか、と言うと、どうやら175号と分かれた場所(八田交差点)からのようです。 |
12.5 km |
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ま、それはともかく先に進みます。宮津市内を通過します。ここでは176号との重複となります。 | |||||||||
宮津市内 |
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宮津市街地を抜けるとすぐ近くに 天橋立 があります。ちょっと寄ってみました。 178号から外れて 1 km 程行くと北近畿タンゴ鉄道の天橋立駅がありますが、その手前を左に入るとリフト・モノレール乗り場があります。乗り場の正面に駐車場(600円)がありますが、小さいのですぐに一杯になってしまいそうです。この日は早く行ったので、この駐車場に止められました。(前日は近くの知恩寺の横の駐車場に止めています。ちなみにリフト・モノレールはこの時期 8:30 から動いています。) |
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リフト・モノレール乗り場 |
リフト |
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リフトを降りると、天橋立ビューランド があります。門を入ったすぐ左で「股のぞき」ができます。 | |||||||||
天橋立ビューランド |
股のそき展望公園 |
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この日も前の日も景色は白く霞んでいて、遠くの方の見え方はいまいちです。前日は来たのが夕方で、この日は朝でした。前日いまいちだったんで、この日は期待してきたのですが、、、、まぁ夏は透明度は期待できないのでしょうがないですね。 景色は上の股のぞき用の場所から見られる他、飛龍観回廊という展望台からも見られます。この展望台、ループ階段で上まで上がって簡単な手摺りの付いた空中の回廊を歩く、という高所恐怖症の私には勇気が要るものですが、でも上に登ると良く見えます。 |
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天橋立 |
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上り・下り共にリフトを使いました。下りは降り始めるところで正面に天橋立が見られて良い感じです。モノレールの最前列で見るのが良いかもしれません。リフトを降りていると、下から妙にちっちゃい人が。と思ってよく見るとガスボンベが登ってくるではありませんか。笑 | |||||||||
リフト(下り) |
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天橋立を後にして178号に戻ります。しばらく西進すると176号との分岐があります。 | |||||||||
176号と分岐 |
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176号と分かれた後、右手に若狭湾を見ながら丹後半島をぐんぐん北上します。 | |||||||||
海沿い |
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丹後半島の東端付近に伊根漁港が有り、ここは、伊根の舟屋 で有名です。こんな民家がたくさん並んでいます。すごいです。 |
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伊根の舟屋 |
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近くに 道の駅舟屋の里公園 があります。ここの裏にあるレストランのベランダからは伊根湾と舟屋の並ぶ様子の全景が上から見られます。また、舟屋のゆるキャラがいるのですね。その名も「ふなやん」。笑 | |||||||||
道の駅舟屋の里公園 |
ふなやん |
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伊根湾を後にします。このあとしばらくは海沿いを離れて山の中を走ります。 | |||||||||
山の中 |
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そして再び海沿いに出てきます。丹後半島の北端の経ヶ岬のすぐ近くまで来ました。奇麗な海です。 次の写真の右上の崖の上を走っているのが国道です。凄いところを走りますよね。よく道を作ったもんです。 |
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再び海沿い |
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経ヶ岬 に着きました。灯台があるので行ってみました。 白くて奇麗な灯台です。
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灯台 |
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駐車場から灯台までは 400 m だそうで、このような道を進みます。これは灯台からの帰りに撮った写真です。 | |||||||||
灯台までの道 |
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駐車場の奥から灯台が見えるとのことなので行ってみました。確かに見えますが、、、こんな感じ。(^_^;) | |||||||||
ちょっとだけ見える |
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経ヶ岬を後にして先に進みます。右手に日本海を見ながら海沿いを進みます。 下の写真では、真ん中左に見えている道路が国道です。 |
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海沿いの道 |
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しばらく進んでいると、なんと灯台があるではありませんか。経ヶ岬灯台そっくり。笑 これは 京丹後市丹後庁舎 だそうです。面白いです。 |
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灯台? |
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続いて482号と分岐します。482号は宮津市を起点として178号とここまで重複しています。 | |||||||||
482号と分岐 |
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どんどん先に進みます。京丹後市網野町でまた北近畿タンゴ鉄道と併走するようになります。 さらに進むと、312号 が合流してきます。178号的には正面の北近畿タンゴ鉄道の鉄橋をくぐった先の交差点を右折です。そこに左から来た312号が合流してくる、という形です。 |
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312号が合流 |
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道路の左側に巨大なカニを発見! これは、かに一番 の久美浜店だそうです。しかし凄いカニです。右端に見えている爪だけとってみてもデカいです。大阪道頓堀の かに道楽 も真っ青かもしれません。笑 | |||||||||
カニ! |
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兵庫県に入ります。豊岡市で312号が分岐していきます。 | |||||||||
312号が分岐 |
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そしてすぐ先に426号の起点があります。 | |||||||||
426号スタート |
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さらに進むと、いきなり曲がらされてしまいます。道なりだと県道256号。 |
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香住・余部道路 |
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香住・余部道路は自動車専用道路ですが178号なので、178号の標識が設置されています。通常のおにぎり標識もありましたが、ここでは小さいキロポストが撮れたのでそれを載せます。 | |||||||||
標識 |
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香住・余部道路は佐津ICから香住ICまでの区間が香住道路、香住ICから余部ICまでの区間が余部道路であるようです。 というわけで余部ICで香住・余部道路は終了します。しかし香住ICから余部ICの間は北側にもう一つ178号が併走しています。なんとなく、こちらは旧道でそのうち県道に降格されてしまうような予感がしています。 でも現時点では178号なのでそちらも走ります。 |
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余部道路終了 |
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北側の178号を東進してJR香住駅近くを通ります。 | |||||||||
香住駅近く |
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そして再び香住・余部道路に乗ります。今度は香住ICから余部ICまでなので、余部道路を通ることになりますね。 | |||||||||
再び香住・余部道路へ |
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再び余部ICを降りて今度は先に進みます。少し行くと 余部橋梁 が見えてきました。ここは昔は鉄橋が架かっていたのですが、2010 年に現在のコンクリート製の橋に掛け替えられています。左端に鉄橋の跡がちょっと見えています。この長さの鉄橋が架かっていたのかと思うと、驚きますね。 | |||||||||
余部橋梁 |
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橋の下には 道の駅あまるべ があります。ちょっとクルマを止めて上まで行ってみることにします。ただし駐車場は 16 台しか止められないそうなので注意。 | |||||||||
道の駅あまるべ |
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北側に回ると旧鉄橋が見られます。民家のすぐ上にこの鉄橋があったのかと思うと迫力満点です。 | |||||||||
旧鉄橋 |
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橋の上まで登ってみます。途中で旧鉄橋を見るとこんな感じです。やはりコンクリート製より迫力ある。 | |||||||||
旧鉄橋2 |
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上に上がると駅があります。JR餘部駅。このあたり、地名は「余部」ですが、駅名は「餘部」駅とするようです。姫新線余部駅(よべえき)と区別するためなんだとか。そして餘部駅のすぐ横に「空の駅」があります。駅といってもこれは旧鉄橋とその上の線路が残されているだけですが、歩いて突端まで行けます。 | |||||||||
空の駅 |
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橋の南側のちょっと高いところへ登れます。そこからは日本海を背景にした橋の様子が望めます。なかなか美しい。 ここは写真スポットであるようで、鉄ちゃんと思しきおっちゃんが陣取ってました。 ちなみにこのページの一番上の写真は汽車が来たので慌てて撮ったものです。こんな場所だからそんなに頻繁に汽車が来るわけも無かろう。私がいるうちには来ないんじゃないか、と高をくくっていたのが裏目に出てしまいました。笑 |
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余部橋梁上から |
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余部を後にして先に進みます。178号もあと少しになりました。 美方郡新温泉町居組で、東浜居組道路に乗ります。ここも道なりだと県道128号で、県道128号はやはりかつては国道178号だったんじゃないか、と思います。 |
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東浜居組道路 |
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東浜居組道路に入ります。入口にキロポストがあります。0 km となっていますね。。。 | |||||||||
東浜居組道路入口 |
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東浜居組道路を終了してしばらくすると178号の終点に至ります。9号に西側から突き当たって、終了です。 | |||||||||
178号終了 |
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この標識には「終点」とハッキリ書いてあって、わかりやすくて大変よろしい。(^_^)/ しかしこの終点のT字路はちょっと変な交差点なのです。 下に写真を載せます。 京都方面は1車線です。右から来て左。問題ありません。 鳥取方面は2車線あるのです。一番向こう(トラックの走っている車線)はそのままで問題ありません。しかし真ん中の車線がちょっと変。この車線は基本的には右折レーンなので左から来て178号方面に曲がるようになっています。道路のど真ん中にコンクリートの大きなブロックが設置してあるので、強制的に曲がらされてしまいます。 178号から来て鳥取方面に向かうときは、一番手前の京都方面の車線を横切り、真ん中の青く塗られている車線(右折レーン跡地)に入って右方向へ進むのです。 さらに鳥取方向から来て178号方面に向かう人はこの交差点より少し右(手前)で左折することになっているのです。 実際の交差点の様子もわかりづらいので、文字で書いてもわかりにくいかもしれません。信号がないためにこういうことになっているような気もします。 |
終点の印 |
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終点の様子 |
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178号はこれで終わりで、この日は鳥取で宿泊です。 次の日に東京まで帰るわけですが、その前に鳥取と言えば 鳥取砂丘。ちょっと寄ってから帰ることにしました。 鳥取砂丘に来るのはずいぶん久しぶりで、どんなところだったかすっかり忘れてしまっていました。 鳥取砂丘は駐車場からすぐ行くことができてとてもお手軽です。 その割に下の写真のような、まるで日本ではないような風景も見らて素晴らしいです。入場料も無いのでとてもお得です。 ちなみに有料ですがらくだにも乗れるそうです。 |
鳥取砂丘1 |
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鳥取砂丘2 |
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砂丘の上から日本海が見られます。やはりこれはどう見ても日本じゃない。 | |||||||||
鳥取砂丘3 |
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これで178号は終了です。 178号は、天橋立に始まり、伊根の舟屋、経ヶ岬灯台、デカいカニ、余部橋梁、と色々ありました。178号沿いではありませんが、最後の鳥取砂丘も入れてもいいかもしれません。盛り沢山で、決して観光旅行に来てるつもりはないのですが、なんだか観光旅行みたいな感じでした。 |
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次は、282号です。 |
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