国道490号
490号
 
起点 山口県宇部市
終点 山口県萩市
総延長 62.4 km
 
スタート 2012年05月03日 7:45 頃
ゴール 2012年05月03日 12:00 頃
所要時間 約 3.25 時間(順走)
平均速度 約 19.2 km/h

 

次は490号です。
490号は、山口県宇部市の松山一丁目交差点から始まり、真っ直ぐ北上して中国山地を横断して、山口県萩市の木間入口交差点に至るまでの 62.4 km です。
順走します。

490号は、前半は至って普通の国道ですが、後半にかなりの酷道区間が現れます。途中からまったく道の性格が変わってしまう国道ですね。

   
  それでは490号のスタートです。
山口県宇部市内の松山一丁目交差点に西から進入です。この交差点を左折して490号がスタートです。
 
490号スタート
490号スタート
     
  この交差点の信号、よく見ると矢印信号が上に付いています。珍しいですね。
 
上付き矢印
上付き矢印
     
  スターとするとすぐに、山陽自動車道の下をくぐります。
 
山陽自動車道
山陽自動車道
     
  しばらく進むと川を渡ります。厚東川(ことうがわ)だそうです。そこにはJR山陽本線の橋が架かっています。
いい感じの鉄橋ですね。
 
山陽本線
山陽本線
     
  そのすぐそばには新幹線も。次の写真は新幹線の高架をくぐったところから振り返って南側を向いて撮っています。
 
新幹線
新幹線
     
  そして2号に合流します。少しだけ2号と重複です。右折して秋芳洞方面です。
 
2号に合流
2号に合流
     
  2号とはすぐに分岐してしまいます。重複区間は 2.5 km 程度でした。
 
2号と分岐
2号と分岐
     
  続いて中国自動車道の下をくぐります。
 
中国自動車道と交差
中国自動車道と交差
     
 

中国自動車道と交差した後が右の地図の場所です。真ん中下から出てきているのが490号です。

490号はこの場所で左折し、中国自動車道から分かれた道に合流するようなルートになっています。2012年5月の段階で既にそうなっているのですが、しかしほんのちょっと前まで、地図上の県道30号も国道490号だったようなのです。(だからはじめは両ルートを通る予定でいました。)

     
  南から来たとき、この交差点には国道的な標識が立っていないのです。中国自動車道と小郡萩道路の標識だけ。
小郡萩道路は490号なのでそっちへ進めばいいのですが、ちょっとわかりにくいです。
 
真名交差点
真名交差点
     
  小郡萩道路へ乗る直前には、小郡萩道路が490号であることを示す案内標識があります。
 
小郡萩道路へ
小郡萩道路へ
     
  ちなみに先の真名交差点ですが、小郡萩道路側からは下のような案内標識が確認できます。
 
真名交差点(反対側)
真名交差点(反対側)
     
  案内標識をよく見ると、左側の県道30号のマークはパッチで貼ってあります。やはり最近修正されたようですね。
案内標識拡大
案内標識拡大
     
  小郡萩道路が終了します。右折して萩方面を目指します。
 
小郡萩道路終了
小郡萩道路終了
     
  ちなみに先の真名交差点で分かれた県道30号は小郡萩道路と交差しながら番号を変えて32号となって北上し、この銭屋交差点でまた490号と合流します。
 
県道32号
県道32号

   
  しばらく進むとこのような案内標識が現れます。490号は左折なのですが、左折方向の道は極端に細く書いてあります。また、「普通車離合困難」ともあります。
 
普通車離合困難
普通車離合困難
     
 

先の交差点を曲がったところにこのような「お知らせ!!」が。「県道32号の通行を御勧めします。」とあります。つまりこの道は通るな、と。笑
Wikipedia の 490号 の記載によると、なんでもカーナビが県道32号経由よりこの離合困難な490号の方を指示することがあり、何も知らない観光客がここに侵入してしまうんだとか。490号の方が県道32号経由より距離的に短かったり、県道より国道を優先するようなプログラミングが為されていることが原因とのことです。

 
お知らせ!!
お知らせ!!
     
  私にはそんな事は関係無いので、かまわず進みます。すると同じお知らせ!!がまた出てきました。
 
お知らせ!!その2
お知らせ!!その2
     
  そして何と3つ目。よっぽどこの道路は通って欲しくないらしい。笑
確かにこの3つ目の警告のある場所まで来ると、道路がただならない雰囲気を醸し出しはじめます。
 
お知らせ!!その3
お知らせ!!その3
     
  かまわず進みます。すると池があります。二反田ため池の湿地植物群落とあります。天然記念物らしいです。
 
指定文化財
指定文化財
二反田溜池
二反田溜池
     
 
カキツバタ群落
カキツバタ群落
     
  ため池を跡にして先に進みます。すると笹目峠です。
 
萩市笹目
萩市笹目
     
  笹目峠で、美祢市から萩市に入ります。下の写真は萩市側から撮ったものです。ちょうど対向車が通り過ぎていますが、退避場所に逃げないと離合できません。
 
美祢市から萩市へ
美祢市から萩市へ
     
  萩市桑ノ木という場所です。
 
萩市桑ノ木1
萩市桑ノ木1
     
  上の写真の場所で反対方向(今来た方向)を撮ってみたものです。このような道が続きます。
 
萩市桑ノ木2
萩市桑ノ木2
     
  民家がありました。屋根の瓦の色が揃っていて美しいです。山口ではこの赤茶色っぽい色の屋根瓦をよく見ます。
 
萩市桑ノ木3
萩市桑ノ木3
     
  さらに進みます。三叉路がありました。進路としては左から進んできて橋を渡り、手前側へ進みます。
 
萩市殿河内
萩市殿河内
     
  振り返るとこれまで通ってきた道がこのように見えます。
ガードレールが黄色なので確認しやすいですね。しかしすごいところを通っている。
 
森の中
森の中
     
  さらに先へ進みます。天気が悪く霧っぽいのが雰囲気を盛り上げます。笑
 
さらに先へ
さらに先へ
     
  すると何と、バス停を発見!
 
バス停!
バス停!
     
 

このあたりは女屋敷という地名らしいです。
これはまたすごい名前ですね。

右の写真では字が小さくてわかり辛いですが、バスは1日3便あります。運行しているのは 防長バス です。

萩行きで言うと、7:42、13:52、18:22 の3便があります。7:42 と 18:22 は日祝運休、13:52 は月水金のみだそうです。

いやそれよりこんな細い道にバスを通すんですか。さすがはバスの運ちゃんです。

女屋敷
女屋敷
     
  そして程なく酷道区間が終了します。次の写真は道が広くなった直後の様子です。
やはり道が広くなると幾分ホッとします。笑
 
酷道区間終了
酷道区間終了
     
 

ところがこの場所にはもうちょっと490号があります。
右の地図で下から出てきているくねくねした道がこれまで走ってきた490号で、上から出てきて左へ延び、途中で止まっているのがもう一つの道です。

上の写真では 1.8 km 先通行不能、となっていますね。ここから 1.8 km 先まで、この2つ目の道が延びています。いずれこの道が490号本線となり、この日通った酷道区間は県道(険道?)になるのでしょう。

     
  その 1.8 km 先まで行ってみました。正に工事中で、ここから先は立ち入り禁止です。
 
1.8 km 先
1.8 km 先
     
  引き返してきて、先に進みます。もうじき490号も終了です。
するとまた天空を走る道路がありました。山陰道ですね。
 
山陰道
山陰道
     
  山陰道の高架の下をくぐるとすぐに木間入口交差点です。490号はこの交差点で191号に突き当たって終了です。
 
木間入口
木間入口
 

これで490号は終了です。
490号は途中から現れた酷道区間の印象が強すぎて、前半の印象がほとんどありません。
あれ、起点ってどこだっけかな?みたいな。笑

  次は、262号です。
 

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