●国道224号 | |||||||||
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次は224号です。 224号は鹿児島県垂水市の220号との交点から始まり、桜島 の南岸を西進し、桜島港フェリーターミナルからフェリーで鹿児島市に渡り、鹿児島市の中央公民館交差点に到るまでの 14.2 km です。ちなみに鹿児島市内区間は短いので、上の表には記載していません。表内の数値はすべて桜島区間のものです。 桜島は大正3年(1914年)の噴火で、大隅半島と地続きになり、島で無くなってしまいました。224号はその大正噴火によって大隅半島と繋がった場所がスタート地点です。また、鹿児島市内のルートは、完全に58号と重複しています。 |
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今回224号は逆走なので、終点からスタートです。 下の写真は終点の中央公民館交差点から見た様子です。左に58号の標識が見えていますね。 |
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224号スタート |
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この場所には、西郷隆盛さんの像があります。ちょうど224号(58号)を向こうからやってきて、西郷さんの像に突き当たって終了、という感じになっています。 | 西郷さん |
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それではスタートします。しかし鹿児島市内の224号は 700 m ほどで、すぐ終わってしまいます。下の写真は、鹿児島市内ルートの終わる直前の様子です。この交差点は泉町交差点で、そのもう一つ奥に見えている交差点までが、224号です。ここからはこれから渡る桜島が奥に望めます。 | |||||||||
泉町交差点 |
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そしてフェリーに乗り込み出港です。 チケットはどこで買うんだ?と思いながら乗り込み口を探していると、こっちこっち、と係員の人が手招きしています。進んでいくとそのままフェリー内に誘導され、乗り込んでしまいました。鹿児島側ではチケット購入は不要で、降りてからお金を払うようです。ちなみに乗り込んだフェリーは下の写真のように10台ちょっとのクルマを載せただけですぐに出てしまいました。 鹿児島と桜島を結ぶフェリーは 桜島フェリー によって運行されていますが、昼間は10分おきくらいのペースで出ていて、やってきたクルマを飲み込んですぐに出港します。なんとこのフェリー24時間就航しているのですね。ちなみに鹿児島〜桜島間はおよそ15分で結ばれてて、すぐに着いてしまいます。 |
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フェリー |
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出港です。 | |||||||||
出港 |
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ブリッジの写真です。このフェリー、前後2箇所にブリッジがあります。こちらは後ろ側の、今回は操縦に使われていない方のブリッジです。 | |||||||||
ブリッジ |
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向かう先には桜島が見えます。ぐんぐん近づきます。 | |||||||||
桜島 |
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そして桜島に到着です。 | |||||||||
到着 |
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フェリーを降りた先に、下のようなゲートが有ります。料金所ですね。まるで高速道路の料金所です。 | |||||||||
料金所 |
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フェリーターミナルのすぐ裏に神社がありました。月読神社 だそうです。 | |||||||||
月読神社1 |
月読神社2 |
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224号の桜島区間終点は、フェリーの着いた場所のすぐ裏手にあります。下の地図で見る点線がフェリーの航路で、到着したすぐ後ろからオレンジ色の国道が始まっている様子が見えます。 しかしフェリーから降りたクルマは袴腰交差点に出てきて224号に乗ることになります。そこでちょっとだけ224号を戻り、桜島区間の終点を確認です。 |
桜島区間終点 |
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袴腰交差点から終点までは少し下っています。途中にこのような 13.6 キロのキロポストがあります。 | |||||||||
13.6 キロポスト |
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歩道を見ると妙に砂っぽいです。火山灰? | 灰? |
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桜島区間をスタートしてすぐにローソンがありました。しかし何故かこのローソン、青くありません。茶色ですね。どういうローソンなんでしょうか?火山灰のイメージ? | |||||||||
茶色のローソン1 |
茶色のローソン2 |
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路肩ポール型のキロポストです。さっそく撮影。 | |||||||||
13 キロポスト |
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この224号は、別名「溶岩道路」と言うそうです。いかつい。 路肩(右)に植えられている木が南国の雰囲気です。なんという木なんでしょうね。 |
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溶岩道路 |
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路肩にはこのような退避壕がいくつも設置されています。活火山桜島を感じさせます。 | |||||||||
退避壕 |
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滑りやすい路面を示す警戒標識がありましたが、なんと「降灰」注意ですよ。さすがは桜島。これも活火山桜島を感じさせる標識ですね。 | 降灰! |
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少し進むと別の形の退避壕がありました。何種類か違う形のものがあるようです。ここにはお知らせの標識がありますが、「桜島爆発の噴石が落下する恐れがあるので」なんて書いてあります。すごい。 | |||||||||
退避壕2 |
退避壕3 |
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しばらく進むと溶岩の展望所があります。ここは昭和噴火(1946年(昭和21年))で噴出した溶岩が見られるようです。 | |||||||||
昭和溶岩1 |
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こんな感じで、ごつい溶岩がそこここに見られます。 | |||||||||
昭和溶岩2 |
昭和溶岩3 |
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次の写真は展望台から海側を見た様子です。ちょうど日没近くでした。左下に見えている道路が224号です。 |
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有村溶岩展望所 |
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展望台を後にします。するとすぐに224号の始点です。ここが本日のゴールです。 下の写真では、向こうから来て右へ向かうのが220号で、この交差点が224号の始点ですね。やはり「降灰・噴石によるスリップ注意」の文字が。 |
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224号始点 |
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この場所から、南下する220号の様子が見られます。また、鹿児島湾と大隅半島の様子も伺えます。何かの養殖生簀が沢山見られます。この辺は漁船も多く、いい漁場なんでしょうね。 | |||||||||
220号 |
鹿児島湾と大隅半島 |
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これで224号は終了です! 224号は短いですが、桜島の迫力が満点で、なかなか素晴らしい国道ですね。 |
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次の国道は225号です。 |
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